薄毛に悩む女性が増加!原因と対策、簡単にできる育毛を活性化させる方法

薄毛
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「最近髪が薄くなってきて、うまくスタイリングができない」「育毛のことについてもっと詳しく知りたい」

最近、薄毛に悩む女性が急増しています。そこで今回は女性の育毛に関する情報をご紹介します。薄毛のメカニズムを知り、対策を行うための情報が満載です。

◆ 最終更新日:2018年8月22日

1 薄毛の実情

薄毛出典:https://unsplash.com/

「薄毛」と聞くと男性をイメージする方が多いかもしれませんが、最近では薄毛で悩んでいる女性が増えてきています。

1-1 薄毛で悩んでいる女性の割合は驚くほど多い

薄毛の悩みを抱える女性は約600万人とも言われています。

日本人女性は約6400万人いるため、約10%の女性が薄毛に悩んでいるということになります。特に高年齢層になるともっと割合が増えることは言うまでもないですね。

1-2 女性の薄毛は男性とは若干異なる

薄毛は男性だけの悩みではありません。多くの女性が共感できる悩みなのです。特に女性の場合は「頭頂部が薄くなり、ヘアスタイルが決まらない」というような悩みを持つ方が多いそうです。

女性と男性では薄毛になるメカニズムが若干異なる、とも言われています。それにより育毛へのアプローチも異なってきます。次の章からは薄毛になるメカニズムを見ていきましょう。

 

2 薄毛のメカニズムを知る

2-1 女性と男性の違い

女性と男性出典:https://unsplash.com/

2-1-1 女性の特徴

女性の薄毛の特徴としては「生活習慣」の影響を受けやすいという点があります。また、女性の場合は髪の毛が細くなっていくことで全体的に薄く見えてしまいます。

2-1-2 男性の特徴

男性の薄毛の特徴としては「遺伝的要因」が強く影響します。また、男性の場合は髪の毛が抜けることで薄毛が目立つようになります。

2-2 ホルモンによる違いがある

女性は男性ホルモンの分泌量が少ないので、脱毛遺伝子があっても影響はそれほど強くありません。頭皮ケアを適切に行うことで薄毛を防ぐことができます。

しかし、男性は男性ホルモンの分泌量が多いので遺伝的な影響を強く受けるのです。

2-3 大きな原因を占める生活習慣について考えよう

生活習慣出典:https://unsplash.com/

では、薄毛に影響する生活習慣にはどのようなことが挙げられるのでしょうか?

2-3-1 ストレス

生活を送るにあたっては避けては通れないストレス。特に意識せずともストレスというのは発生してしまいます。常に意識して、可能な限りストレスを軽減するという考え方を持っておきたいですね。

2-3-2 過度なダイエット

過度なダイエットは生活習慣に悪影響を及ぼします。無理な食事制限やこれまでの生活を一変させるようなダイエットは非常に危険です。

2-3-3 過度なヘアケア

おしゃれを追及したくて、髪へのダメージを考えずに負担をかけ過ぎてしまったり、過度なヘアケアは髪に悪影響しか与えません。

2-3-4 加齢

人は歳を重ねることで髪が細くなっていきます。

しかし、男性とは違い、女性は年齢を重ねても薄毛を改善しやすいので早めの対策を取ることが大切です。

2-4 髪が細くなるのはヘアサイクルや抜け毛が原因?

ヘアサイクル出典:https://pixta.jp/

通常、健康な人でも1日50本以上の髪が抜けています。ヘアサイクルというのは、髪が生え変わる周期のことを指します。髪は約3~6年で生まれ変わることを繰り返しています。この周期が乱れると髪の寿命自体も短くなり、髪が細くなったり抜け毛が増えていきます。

2-5 季節によって髪の量は違う?

季節出典:https://unsplash.com/

2-5-1 抜け毛が多くなる時期

9~11月の秋頃には通常の4倍近い抜け毛が発生します。これは夏バテなどの影響が秋になって表れるからです。

2-5-2 髪の量が多くなる時期

2~8月の間は髪の量が増えると言われています。

 

3 薄毛を防ぐ対策方法

3-1 育毛にはシャンプーが重要!その理由と方法

皮脂や汗などの汚れが髪の根元に溜まると皮脂膜を作ってしまい、その皮脂膜と空気の汚れが混じり、細菌が繁殖することでフケや脱毛症の原因となってしまいます。また、頭皮に炎症やかゆみが出る場合もあります。それを防ぐのがシャンプーなのです。

3-1-1 効果的なシャンプーの方法

シャンプー出典:https://pixta.jp/

頭皮をほぐすようにシャンプーをしていきましょう。

<シャンプー前>

根元から毛先にかけてブラッシングを行って絡んだ髪をほぐし、ほこりや汚れを取りましょう。その後、シャワーを当て、指の腹を使って頭皮を丁寧に揉み洗い(予洗い)していきます。
※髪を濡らすだけでは汚れは落ちません。この行程を行うことで汚れを取ることができます。

<シャンプーについて>

シャンプーを手のひらで泡立てます。そして1箇所だけでなく、2~3箇所に分けて髪に置きます。

<実際にシャンプーをする>

シャンプーを髪全体に馴染ませます。そして汚れや皮脂などを指の腹で揉み出すために、生え際からつむじにかけて頭皮を洗うようにシャンプーをします。
※このとき、ブラシを使うと頭皮が傷つく原因になるため避けましょう。また、頭皮マッサージを丁寧に行うことで血行が良くなり、毛穴に詰まっている汚れが取れやすくなります。

<すすぎ>

頭皮マッサージをするように丁寧にすすぎます。シャンプーよりも時間をかけて行いましょう。
※すすぎ不足は頭皮のかゆみにつながるので注意しましょう。

3-1-2 シャンプーは毎日行わなくても良い?

シャンプー出典:https://pixta.jp/

毎日シャンプーをすることで、健康的な頭皮を保つために必要な皮脂が洗い落とされ、頭皮トラブルの原因になってしまうことがあります。そのため、シャンプーは毎日行う必要がなく、3日に1回でも十分なのです。脂症の方でも2日に1回で十分です。シャンプーをしない時にはお湯だけで髪と頭皮を洗いましょう。お湯であれば毎日洗っても問題ありません。
また、シャンプーは朝ではなく、夜に行うようにしましょう。朝にシャンプーをすると、皮脂が洗い落とされた状態の頭皮が紫外線などの外的ダメージに直接さらされてしまいます。

【関連記事】
シャンプーは毎日しない方が髪や頭皮にいいって本当?

3-1-3 育毛に効果的なシャンプー3選

3-1-3-1 スカルプD ボーテ / 薬用スカルプシャンプー〔医薬部外品〕

スカルプD出典:Amazon

公式サイトはこちらamazonはこちら

頭皮トラブルの原因として女性ホルモンの低下に着目し、国産大豆3種類をブレンドしたソイセラムを配合。ほかにも、天然植物由来成分や頭皮ケア成分を贅沢に配合しています。アミノ酸系洗浄成分でも、濃密で弾力あるもっちり泡なので洗い上がりもすっきり。頭皮のタイプ「脂性」「乾燥」に合わせて、モイストタイプとボリュームタイプから選べます。

販売価格:¥3,900(税込) ※2018年8月 公式サイト調べ
内容量 :350ml

3-1-3-2 Jo-Ju / RED スカルプシャンプー〔医薬部外品〕

Jo-Ju出典:https://www.shop-advangen.com/i/SHSPJR0001

公式サイトはこちらamazonはこちら

育毛剤の研究開発型企業であるアドバンジェが開発したスカルプシャンプー。フケ・かゆみ、汗・臭いを防いで、頭皮や髪を洗浄してくれ、健やかな頭皮環境に導いてくれます。美容成分も配合されていて、洗い上がりもしっとりとうるおいある仕上がりになるのもポイントです。

販売価格:¥3,240(税込) ※2018年8月 公式サイト調べ
内容量 :300ml

3-1-3-3 ベネファージュ / 薬用ボリュームコントロールシャンプー〔医薬部外品〕

ベネファージュ出典:Amazon

公式サイトはこちらamazonはこちら

あの「アデランス」が開発したシャンプーで、15種類以上の天然由来成分を使い、ハリとコシのある美しい髪へと導いてくれます。ノンシリコンなのに、するっとなめらかな指通りに洗い上げてくれるのも嬉しい点。ローヤルゼリーやウメエキス配合で、髪の根元にまでうるおいを与えてくれます。

販売価格:¥3,888(税込) ※2018年8月 Amazon調べ
内容量 :370ml

3-1-4 ドライヤーを適切に使う

洗髪後はタオルで髪の水分をよくふき取ります。これは少しでもドライヤーの時間を短くするためです。

ドライヤーを当てる際は、1箇所に集中させず、頭皮から約15~20cmほど離して乾かすようにしましょう。

【関連記事】
ぺたんこの髪をドライヤーでボリュームアップ!美容師が実践する乾かし方テク

3-2 バランスの良い食事を心掛ける

食事出典:https://pixta.jp/

栄養バランスの取れた食事をとることで、髪や頭皮にしっかりと栄養が行き届くようになり、健康的な髪と頭皮環境を作ることができます。

3-2-1 髪に良い食べ物

多くの栄養をバランス良く摂取するのが理想ですが、そのなかでも特に髪に良いと呼ばれている栄養が髪のもとである『たんぱく質』です。日常的にたんぱく質を多く摂取することを心掛けることで薄毛対策につながります。

<たんぱく質が豊富に含まれる髪に良い食べ物>

・豆腐
・大豆
・チーズ
・卵
・しじみ
・さんま
・豚肉

<鉄分やビタミンCなどが豊富に含まれる髪に良い食べ物>

たんぱく質は薄毛を予防するためのものですが、パサつく髪を防ぐには鉄分やビタミンCが必要です。

・かぼちゃ
・ブロッコリー
・ゴマ
・ナッツ類
・レバー

3-3 適度な運動

運動出典:https://pixta.jp/

体を動かすことで血行が良くなり、栄養が髪や頭皮に行き届くようになります。
ウォーキングやストレッチなど軽めの運動でも良いので日々の生活に取り入れることをおすすめします。しかし、無理は厳禁です。毎日継続的に続けられるペースで行いましょう。

3-3-1 ウォーキング

腕を大きく振りながら歩くことを心掛けましょう。膝は伸ばし、歩幅も大きく歩きましょう。
20分以上の運動で脂肪燃焼が始まる、という説が有名ですが、最近の研究では20分以下でも効果があると言われています。自分の生活習慣や体調に合わせて無理のない程度に行いましょう。

3-3-2 ストレッチ・体操

本格的に行う必要はありません。テレビを見ながらでも構いませんので、じっくりと丁寧に体を癒してあげましょう。
例)首を伸ばす、横に伸びる、肩の上げ下げ、肩や首を曲げるなど

 

4 育毛を活性化させるために

育毛出典:https://pixta.jp/

薄毛になるメカニズムと対策法を理解した後は、育毛を活性化させるためにどうすれば良いかを考えてみましょう。

4-1 育毛剤を使用する

「生活習慣を改善すること」と「育毛剤を毎日使用すること」、これが薄毛対策と育毛活性化につながる最強の掛け合わせと言えます。
育毛剤は毎日朝晩2回使用しましょう。血液の循環が一番活発になる就寝時に、より効果を発揮すると言われています。

【関連記事】
【2018年版】女性育毛剤の選び方と市販のおすすめ商品9選!

4-2 頭皮マッサージをする

頭皮をマッサージをすることで柔らかくなり、血行が促進されて育毛効果がより高まります。

【関連記事】
頭皮マッサージは自宅で出来る!美容師が教える簡単なやり方やコツまとめ

 

5 まとめ

薄毛のメカニズムや対策法、また、育毛を活性化させる方法もご紹介しました。

薄毛の原因には男性と女性に違いがあり、それによって育毛へのアプローチ方法も変わります。今一度内容を理解し、悩んでいる薄毛問題の改善に向かって動き始めましょう。

 

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