白髪は遺伝性!?白髪のメカニズムと3つの予防方法

白髪を無くしてすっきりした毎日を過ごしましょう
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母親の髪は白髪が多いから、私も将来白髪になる!
小さい頃、親の姿をみて、思い込んでいませんか?年齢と共に気になる白髪のメカニズムをご紹介。
「白髪の仕組み」と「予防方法」もしっかり知って、白髪に悩まない毎日を過ごしましょう。

 

1 ニクい白髪のメカニズムについて

毎回、処理しても生えてくる白髪は、悩みのタネですよね。
白髪のメカニズムを知って改善・予防を行い、上手に白髪と付き合いましょう。

 

1-1 白髪ができる原因

白髪が生える原因は、下記の2つが上げられます。
●髪を黒く着色するメラニン色素不足
●加齢による過酸化水素の蓄積

生まれたばかりの髪の毛には色はついていません。
全ての髪の毛は伸びるに従って、メラニン色素で色付けが行われます。このメラニン色素は、メラノサイトで作られます。このメラノサイトが上手く働かず黒く色づけされない事で、白い毛のまま生えてきます。過酸化水素は、分解に必要な酵素の分泌が加齢により減少し、メラノサイトとメラニン色素をつくる酵素の形成を破壊するため、髪を黒くするのに必要な機能や酵素が失われ、白髪が生えやすくなります。

 

白髪のメカニズム
出典:http://www.kao.com/jp/haircare/structure_04.html

 

1-2 ヘアサイクルと白髪のメカニズム

髪は1度生えたらずっと伸び続けるものではく、寿命があります。髪の寿命は、男性で3~5年、女性の場合は4~6年のサイクル。頭皮には、10~15万本の毛髪が生えているといわれているので、1日に約50本程度は、寿命を迎えて抜けていく髪の毛となります。問題となるのは、この脱毛の際に、髪に色をつけるメラノサイトが失われることです。健康な頭皮内であれば、こうしてメラノサイトが激減しても、次の毛髪が生えるときに再配置され、メラニン色素がつくられます。しかし、何らかの原因で再配置が起こらないと、白髪になってしまうのです。メラノサイトを活性化し、新しい髪のために再配置をしっかりできれば、白髪は生えなくなります。

 

1-3 メラニン色素と髪色の関係

メラノサイトでつくられるメラニン色素は、2種類あります。
●ユーメラニン(黒色メラニン)
●フェオメラニン(肌色メラニン)
日本人に黒髪が多いのは、ユーメラニンという色素が髪に多く含まれるから。メラニン色素の量が多い順から髪色は「黒→ブラウン→赤→ブロンド→白」となります。メラニン色素の量が同じでも、ひとつひとつの色素の大きさでも髪色は変わります。これも大きい順に「黒→ブラウン→赤→ブロンド」となります。日本人の髪は、多くのユーメラニンと少量のフェオメラニン、両方を含んでいます。そのために、「黄赤味を帯びた黒髪」に見えるのです。欧米の方などは、ユーメラニンをほとんど含まず、フェオメラニンを多く含んでいる為に、黄赤系の髪になります。もともと黒髪の人に白髪が生えてくる場合は、ユーメラニンの量が少なく、白く見えてしまうのです。

 

様々な髪色がある理由は、メラニン色素の違い

 

1-4 加齢による過酸化水素の蓄積とは

私達は呼吸により酸素を取り入れますが、この酸素の一部は活性酸素になります。この活性酸素の一つが過酸化水素です。過酸化水素は、メラノサイトとメラニン色素の産生をもたらす酵素(チロシナーゼ)の形成を破壊するため、髪を黒くするのに必要な機能や酵素が失われ、白髪になります。過酸化水素は人間がもともと持つ酵素(カタラーゼ・グルタチオンペルオキシダーゼ)によって日々分解されています。そのため、この酵素を十分に持つ若い頃は何もしなくても過酸化水素が分解されるため、白髪にはなりません。しかし、年齢が上がるにつれて、過酸化水素の分解に必要なこの酵素の産出が少なくなります。
その結果、発生した過酸化水素を十分に分解できず、毛包あるいは毛幹に過酸化水素が蓄積していき、 白髪になってしまうのです。

 

1-5 白髪のメカニズム攻略のカギは、血液にあり

いろいろご紹介しましたが、白髪が生えるメカニズムを攻略するには、『メラノサイトの活性化』と『血液』が大切です。 メラノサイトの働きが弱くなる原因が、血液にあります。血液に乗せて栄養を運ぶので、血液が足りなくなれば、その分栄養も足りなくなります。身体は命に問題のない部分へ、栄養を届けることを後回しと判断するので、メラノサイトの働きは低下し、メラニン色素がつくられず、髪に黒色をつけられなくなるのです。

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出典:http://zi-gen.com
また、白髪の原因となる過酸化水素は上記の酵素以外に、「白金ナノコロイド」、「ビタミンC」によって分解されます。正常な血液循環で栄養を運ぶことにより、白髪を生えにくくなるので、白髪のメカニズムを攻略するには、血液の循環を大切です。

 

2 白髪を防ぐ3つの方法

メカニズムをご紹介してきましたが、ここでは具体的な予防法をご紹介していきます。メラノサイトを活性化させ、白髪を予防するため、普段の生活を3つの視点から見直してみませんか。

 

2-1 基本は睡眠から、生活習慣を見直す

白髪の予防には規則正しい生活と、適度な運動が大切です。子供の予定に合わせたりすると、なかなか規則正しい生活は厳しくなりますよね。そんな時はまず、睡眠時間を確保しましょう。

 

睡眠は大切

入眠してから3~4時間に、脳下垂体から成長ホルモンが分泌されることが分かっており、お肌にももちろん髪にも大切な時間となります。この3~4時間に深い眠りにつけるよう、寝る前にパソコンや携帯など画面を見ないよう心掛けしましょう。 ただ、生活習慣のなかで1番の問題は、ストレスを抱える事です。ストレスを溜めることで血管を狭めてしまします。しっかりと睡眠がとる生活を心掛け、ストレスも解消しましょう。

 

2-2 1日の栄養バランスを考え、食生活を見直す

バランスを考えた食生活が大切

食生活は、生活習慣と共に大切です。忙しい場合は、1食毎に栄養バランスを考えるのではなく、1日3食の栄養バランスをトータルで考え食事をしましょう。また、『リンゴダイエット』などの偏ったダイエットは、オススメできません。栄養バランスが偏り、血液の循環が悪くなります。頭皮・髪まで栄養が行き届くように、しっかり食べることをオススメします。もし、毎日の食事に少し食材をプラス出来るなら、メラニン色素の原料のチロシンが含まれる食材、チーズ類・バナナ・アボガド・かつお・まぐろなどを取り入れましょう。また、銅が含まれる食材も食べると、相乗効果が得られるでしょう。銅は、大豆・ごぼう・にんにく・えび・かになどに含まれます。

 

2-3 ヘアケア習慣を見直して、艶やかな髪へ

まずは、自分の頭皮状態をチェックしてみましょう。

頭皮状態をチェック
軽く頭を両手でつかんでみてください。両手でつかめる感覚はありますか。コリでかたまっている人の頭皮はなかなかつかめません。
他に頭皮の固さの特徴として「手を使わないで頭皮を動かすことができない」「突っ張った感じ」があげられます。頭皮の固さは血行不良を招き、メラノサイトへ栄養が届かず、白髪の原因になります。頭皮の固まりをほぐす為、シャンプーの際、下記のマッサージを行ってみてください。

<シャンプーのときに出来る、簡単頭皮マッサージ>
① やさしく指の腹でシャンプーしながら、まずは耳周りをゆっくり揉みほぐし、それから頭皮を頭頂部に引き上げる。この辺りがほぐれると血液やリンパの流れが良くなります。
② 髪の生え際から頭のてっぺんを、指で少し強めに押してマッサージしてあげると頭皮の血行が活性化し、頭皮が柔らかくなります。
③“やさしく引き上げる”ことと、“ゆっくりと押す”ことを心がけてマッサージしてあげれば、小顔効果も期待できます。

頭皮マッサージの方法

 

また、ブラッシングも効果的です。
頭皮の血行が良くなります。いきなり頭皮をとかすのではなく、毛先から少しずつほぐし、とかしていきます。
ポニーテールするように、全体をブラッシングしましょう。
シャンプー前に行うと、髪の絡まりをほどき、小さなほこりを落とすだけでなく、頭皮の汚れも浮かせて落ちやすくなります。ブラシは、細かすぎるとキューティクルを傷めますので、荒い目の物を使ってください。

 

ブラッシングも効果的です

出典:http://www.seventeen.com

 

3 白髪のメカニズムから見る、『白髪の噂』を徹底解剖

ちまたでよく聞く 『白髪の噂』5つを、白髪のメカニズム5つを基に、
○=本当、△=微妙、×=信じ難い でジャッジしていきましょう。

 

3-1 白髪は遺伝する?

白髪は遺伝する

⇒答えは△。『遺伝性要因も無視できないが、生活習慣も大きく影響』
昔から、一般に白髪は遺伝による影響が大きいものだと考えられています。たしかに遺伝も無視はできません。しかし、白髪には複数の原因が相互に絡んでいることも多く、「遺伝だけ」を白髪の原因だと断言することはできません。白髪はいつか必ず生えてきます。家族との食事など生活習慣は似ている人も多いと思います。家族の白髪事情を参考に、先手で白髪対策することをオススメします。

 

3-2 苦労すると白髪が増える?

苦労すると白髪は増える

⇒答えは△。『今すぐ増えないが、今後増える可能性も』
メラノサイトはとても繊細で、ストレスに弱い部分です。その時一瞬の苦労により今ある黒髪が一瞬で白髪になることはありませんが、ストレスを受けた時に作られた髪は白髪になることも。髪1本の中でも、一部だけ白髪になる場合もあります。日本人の髪は、1日約0.3から0.4ミリメートル伸びます。平均すると、3日で1ミリ、1ヶ月で1センチ、1年で12センチ伸びる計算になります。もし、一部だけ白髪になっている髪を発見したら、いつ頃のストレスが髪に影響しているのか、思い返してもいいですね。

 

3-3 マリーアントワネットは、一晩で白髪になった?

マリーアントワネット

出典:http://ism.excite.co.jp
⇒答えは×。『一晩で白髪には…脱色しない限りなりません。』
どんな偉人でも、一晩で白髪にはなりません。マリーアントワネットは、それまでの豊かな宮廷生活から一変し、牢獄での生活に大きなストレスを感じていたことでしょう。
処刑前までの牢獄生活で白髪が増え、一夜で白髪に!と言い伝えられたのかもしれません。

 

3-4 白髪は抜くと増える?

 

白髪を抜くのは厳禁

出典:http://www.inspirationsyouth.com
⇒答えは、×。『抜いても増えないが、減ることもない。』
1で記載の通り白髪は、メラニン色素をつくる働きが衰えることで発生するものです。色素が供給されなくなれば髪の毛に色がつかないため、自然と白いまま生えてくるということになります。抜こうが抜くまいが、その毛穴からはすでにメラニン色素が充分に供給されなくなっています。何らかの対策をしないかぎりは、同じ毛穴からはずっと白髪が生えることになります。白髪を抜くことで、毛穴周辺の皮膚や毛細血管に傷がつき、頭皮の炎症を起こす場合も。目立った白髪は、根本からカットすることをオススメします。

 

3-5 ダイエットが原因で、白髪が増えるの?

ダイエットは白髪を増やす

⇒答えは○。『栄養バランスが大切』
毛髪が生えてくるためには最低限の栄養が必要です。栄養バランスを考えつつ、身体にとって最低限必要のエネルギーが不足しないよう、管理された食事を摂取していくことが理想的なダイエットです。また極端なダイエットは、白髪を発生させるだけでなく、髪質を悪化させてしまいます。髪の毛はたんぱく質でできていますので、たんぱく質やたんぱく質をつくるアミノ酸が不足すると、水分が失われたパサパサの髪になってしまいます。さらに、栄養が不足すると、生命維持に関係のない髪の毛には、栄養が送られにくくなり、薄毛・抜け毛の原因となりますので、しっかりバランスを考えましょう。

4 まとめ

白髪ができる原因は、

  • 髪を黒く着色するメラニン色素不足
  • 加齢による、過酸化水素の蓄積

があげられます。しかし、今回紹介しました3つの予防法を実践することで、白髪を生えにくくすることができます。白髪と上手に付き合い、ストレスのない毎日を過ごしましょう。

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