髪がごわごわしてしまうと、スタイリングも一苦労ですし憂鬱ですよね。
原因を突き止め改善しないと、いつまでもごわごわしたまま。それだけでなく切れ毛や枝毛ができたり、余計に悪化させてしまう事だってあるのです。
今日はあなたの髪を悩ますごわごわになってしまうその原因と手軽で継続できるヘアケアに重点的にお話ししましょう。
Contents
1 髪の毛の仕組み
1-1 髪の構造
髪の毛は主にキューティクル、コルテックス、メデュラの3つから構成されています。
1-1-1 キューティクル
一番外側で髪をコーティングし、守っているうろこ状の保護膜がキューティクルです。
1-1-2 コルテックス
髪の8割以上を構成するコルテックスは、髪の栄養や水分を保持し、髪の強度やコルテックス内にあるメラニン色素によって、髪色を決定しています。
1-1-3 メデュラ
髪のハリやコシの強さとなる部分で痩せた毛や産毛の段階では存在しない事もあります。
1-2 ごわごわ髪の原因
キューティクルが、さまざまな原因でダメージを受けて傷んでしまったり、うろこ状の膜がちゃんと重なり合わないと、その隙間から大切な水分やたんぱく質が流れ出てしまい、髪が痩せたり、枝毛になってしまって、ごわごわした手触りや潤いなく広がってしまうのです。
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2 キューティクルにダメージを与えてしまう6つの原因
2-1 紫外線
女性にとって紫外線は目に見えない美容の敵ですよね。
紫外線を多く浴びると髪の毛や頭皮だって、同じく日焼けしてしまいます。日焼けにはキューティクルを剥がすだけでなく、うろこ状の膜の重なりが悪くなります。
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2-2 シャンプー
洗浄力の強いシャンプーばかり使っていると、髪を健康に美しくする上で必要な油分まで洗い流してしまったり、それが原因で髪が乾燥して、髪を傷め、水分が流れ出すという悪循環になってしまう事もあります。
市販のシャンプーには洗浄力に重きをおいて作られているものもあるので、注意しましょう。
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2-3 ドライヤー
髪の毛は濡れたままだと髪の毛同士が絡まり、キューティクルを剥がしてしまったり、擦れて表面を傷つけてしまいます。また、頭皮に雑菌が繁殖し、痒みや炎症を引き起こしてしまいますので、早めにしっかりとドライヤーを使い乾かさなければいけません。
でもドライヤーを長時間使用したり、あまり近づけて使用すると熱によるダメージを受け、髪を傷めてしまう事もあります。
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2-4 ブラッシング
ブラッシングだって原因になる事があります。塩化ビニールやプラスティック素材のブラシや乾燥した髪をそのままブラッシングすると、摩擦によって静電気を起こしてしまいます。静電気が原因でキューティクルを剥がしてしまう事もあります。
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2-5 パーマ、カラー
パーマやカラーは薬剤によってキューティクルを開き、髪の内部へ薬剤を浸透させます。これを繰り返したり、過度に行うと結果的に髪はダメージを受け、ゴワつきやパサつきます。
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2-6 乾燥
空気が乾燥すると同時に髪の毛や肌にも影響が大きく、乾燥によって静電気が発生してしまい、その摩擦によってキューティクルが余計に傷んでしまうという悪循環になってしまう事も多いようです。
乾燥=冬というイメージありませんか?確かに冬は乾燥しやすい季節ではありますが、実は外気が乾燥する冬だけじゃなく、お部屋の冷暖房によってお部屋の空気乾燥が影響する事も多いので、夏場も注意しましょう。
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3 髪の毛ごわごわ対策7つの方法
3-1 紫外線対策
外出しない訳にいきませんから、外出の際は帽子や日傘、UV対策スプレーなどで紫外線を予防をしたり、予防し忘れた日や紫外線が強かった日には、トリートメントやヘアオイルで入念にケアし、ダメージを蓄積させないようにしましょう。
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3-2 シャンプー対策
適度な洗浄力がありながらも髪や頭皮に優しく、潤いを保つと話題のアミノ酸系シャンプーを使用したり、「やさしさ」「洗浄力」「ブランド」「価格」「香り」など自分なりの優先順位をつけて選び、毎日使うものですから自身に合った 良いシャンプーを選びましょう。
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3-3 ドライヤー対策
ドライヤーを頭にあまり近づけると熱によるダメージを受けやすくなりますので、吹き出し口から約15~20cm離して使用し、1箇所ずつ重点的に乾かそうとはせずにヘッドを振って温風を分散させるように乾かしましょう。
それでも乾燥が気になる場合は、ドライヤーする前にヘアオイルをつけたり、マイナスイオンドライヤーなどを使用して潤いを加えたり、ケアするのもおすすめです。
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3-4 ブラッシング対策
木や豚毛ブラシを使用したり、ブラッシング前にヘアオイルなどで潤わせてからブラッシングするようにしましょう。
髪の静電気の原因は乾燥!すぐにできる19の対策方法で髪を守ろう!
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3-5 パーマやカラーによるダメージ対策
髪や頭皮にとっては大ダメージですが、やはりファッションには欠かせませんから、毎日 パーマやカラーする訳でもないので、3ヶ月に一度など、しっかりペースを見ながら行ったり、ヘアパックやトリートメントなどのアフターケアを怠らずにしっかり行いましょう。
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3-6 乾燥対策
冷暖房をかける時には、同時に加湿器を併用したり、近くに濡らしたタオルをハンガーなどで吊るすなど、乾燥しないようにしましょう。
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3-7 アウトバストリートメントで対策
洗い流さないトリートメントというと、ヘアオイルやクリーム、ミストなど多様ですが、ごわごわ感、パサパサ感がある人には、テクスチャが重めのヘアオイルをおすすめします。お風呂からあがってドライヤーするまでの間や、乾燥が気になるタイミングで、毛先を中心にしっかりケアしましょう。
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4 まとめ
髪の毛をごわごわにしている原因とそれらの対策方法をお教えしましたが、いかがでしょうか?対策方法だって案外簡単なものばかりですよね。
ここで挙げた方法を実践して、いち早く ごわごわヘアと決別しましょう。