テレビやCMでよく見かけ、雑誌でも評判のアミノ酸シャンプー。あなたの家では使っていますか？
最近では、ヘアケアアイテムと言えばアミノ酸シャンプーというほどに人気があります。
では、実際に使うと髪にどんな効果があるのか、普通のシャンプーとどう違うのか、あなたはご存知でしょうか？
今回はアミノ酸シャンプーとは何か、人気の秘密や正しい選び方など基本的なことをご紹介します。
アミノ酸シャンプーについて理解したら、さっそく使い、美しい髪になりましょう！
1 アミノ酸シャンプーとは？
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シャンプーの洗浄成分である界面活性剤に、アミノ酸の成分を配合して作られたシャンプーのことです。
筋肉や内臓、髪などの身体を構成している成分がアミノ酸です。
そんなアミノ酸由来のシャンプーですから、低刺激で優しく洗浄できる点も人気の要因のようです。
おすすめの人気市販アミノ酸シャンプーを知りたい方はこちら ＞＞＞ アミノ酸シャンプーが選ばれる理由とおすすめ市販シャンプー18選
2 洗浄成分で異なるシャンプー3種類
そもそもシャンプーにはどういった種類があるのでしょうか。
一般的には、成分の違いによって高級アルコール系、石けん系、アミノ酸系の3つに分けられます。それぞれ特徴を見てみましょう。
2-1 高級アルコール系シャンプー
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洗浄成分にラウリル硫酸やラウレス硫酸などの石油系の界面活性剤を使用したシャンプーで、洗浄力がとても強いのが特徴です。
洗浄力が強い代わりに、頭皮や髪へのダメージも強く、洗うほどに頭皮や髪が傷んでしまうこともあります。
2-2 石けん系シャンプー
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洗浄成分に脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウム、天然成分である石けんを使用しているものが多く、天然素材で頭皮を優しく洗い上げてくれます。
しかし洗浄力が強く、汚れだけでなく皮脂も落としすぎることがあるので、乾燥肌やアトピー肌などの皮脂が少ない人には向いていません。
2-3 アミノ酸系シャンプー
洗浄成分にメチルアラニンやグリシンなどのアミノ酸を使っているシャンプーで、高い保湿力があることが大きな特徴です。
それでいて適度で優しい洗浄力を持っているので、頭皮にも髪にもとても優しいシャンプーと言えます。
3 アミノ酸シャンプーのメリット＆デメリット
3-1 アミノ酸シャンプーのメリット
3-1-1 低刺激
何といっても、頭皮や髪に対して刺激が少ないことが大きなメリットとして挙げられます。
私たちの身体を作っている組織の一部であるたんぱく質は、アミノ酸からできています。身体と同じ成分であれば、髪にも刺激は少ないですよね。
3-1-2 適度な洗浄力
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洗浄力が強いということは、その分、頭皮や髪へのダメージも強いということになります。
その点、適度な洗浄力のアミノ酸シャンプーは、頭皮や髪にダメージを与えにくいということになります。
3-1-3 補修効果
アミノ酸シャンプーの中に入っているアミノ酸が髪に浸透し、傷んだ髪を修復してくれる効果があります。髪を強くしてくれるため、抜け毛の防止も期待できます。
3-2 アミノ酸シャンプーのデメリット
3-2-1 泡立ちにくい
高級アルコール系のシャンプーと比べると、泡立ちにくいと感じるでしょう。
泡立ちにくいと感じる場合には、シャンプーを手に取った後、手のひらでよく泡立ててから頭にのせるようにすれば、いくらか解消されます。あまり変わらないようであれば量を増やしてみてください。
3-2-2 洗浄力
洗浄力も高級アルコール系と比べると、弱く感じる方が多いようです。使い慣れるまでは洗い上がりのさっぱり感を得られず、気になる方もいます。
洗浄力が気になる場合は、お湯でしっかりと予洗いを行うと良いでしょう。さらに2度洗いすることも効果的です。
3-2-3 高価
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アミノ酸シャンプーは他のシャンプー類と比べると高価で、お手頃価格とは言い難いです。安くて1500円前後、高いと5000円前後のものもあります。
天然成分であるアミノ酸をたっぷり使っている場合は、どうしても高価になってしまうのです。
3-2-4 手軽に入手できない
アミノ酸シャンプーと言えば通販で買うものというイメージの方も多いと思います。
ドラッグストアに置いている商品数も、高級アルコール系シャンプーと比べるとまだまだ少ないですよね。
3-3 アミノ酸シャンプーが合っているのはどんな人？
低刺激で保湿性がすぐれているアミノ酸シャンプーは、以下のような悩みを持っている方には特におすすめです。
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・抜け毛、薄毛で悩んでいる人
・フケで悩んでいる人
・頭皮に傷やにきびがある人
・乾燥肌や敏感肌の人
・髪のパサつき、ハリやコシが気になる人
4 アミノ酸シャンプーの選び方
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せっかく買うなら、粗悪なものより、上質なアミノ酸がたくさん入ったアミノ酸シャンプーを使いたいですよね。
購入時にどういったところに注意したら良いのか、考えてみましょう。
4-1 内容成分を見てみよう
成分表は配合量の多い順番で書かれているので、すべてのシャンプーで、成分表の一番最初は水になっています。
ですから、その次に何が書いてあるかが重要になり、判断基準になってきます。
以下が主なアミノ酸成分です。成分表の2番目にこれらのアミノ酸成分が入っているか、確認しましょう。
・グルタミン酸
・ラウリルリン酸
・メチルタウリン
・メチルアラニン
・グリシン
・サルコシン
シャンプーの成分表にはたくさんの成分が書かれていることが多いですが、8番目くらいまでが主に入っている成分です。
また、配合されているアミノ酸は1種類とは限りません。3～8番目にもアミノ酸成分が入っているか見てみましょう。
アミノ酸成分の種類がたくさん入っているシャンプーは、その分価格も高くなっています。
4-2 レビューや口コミを見てみよう
アミノ酸シャンプーはある程度の価格がするので、失敗したくないですよね。購入時には必ずレビューや口コミを見てから買うのがおすすめです。
4-3 美容師さんに相談しよう
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頭皮と髪のプロである美容師さんに相談してみるのもひとつの手です。
信頼している美容師さんがいるならなおさら！通っている美容室でアミノ酸シャンプーを取り扱っているかもしれないので、どんなものを置いているのか、一度聞いてみましょう。
5 アミノ酸シャンプーの注意点
5-1 アミノ酸シャンプーとアミノ酸配合シャンプーは別物！
同じように感じますが、全く違うものなので、購入する際は気をつけましょう。
アミノ酸シャンプーには決められた定義はなく、アミノ酸が1滴しか入っていなくてもたくさん入っていても、どちらもアミノ酸シャンプーと名乗ることができます。
アミノ酸は天然の成分なので、大量生産ができません。大量生産ができないので、アミノ酸がたくさん配合されているアミノ酸シャンプーは、市場で出回る時にも高価になるのです。そのため、価格を抑えるために、アミノ酸成分を少なくしている商品もたくさんあります。
アミノ酸配合シャンプーは、パッケージの成分表の2番目にアミノ酸成分が書かれていない場合がとても多いです。アミノ酸よりも違うものの方が多い場合、2番目の成分でアミノ酸を薄めている可能性が高いです。
また、成分表にラウリス硫酸やラウレス硫酸が入っている製品は、石油系の界面活性剤も入っている製品ですので、アミノ酸シャンプーではありません。
アミノ酸成分が入っていたとしても、洗浄成分の100%でなければそれはアミノ酸配合シャンプーということになります。
5-2 シャンプーをする際のコツ
泡立ちにくいことがデメリットであるアミノ酸シャンプーですが、洗い方に気をつければ泡立ちにくさを改善することは可能です。
5-2-1 ブラッシングと予洗いを行う
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髪に汚れやほこりがたくさんついていると、泡立ちが悪くなります。
髪には1日分の汚れやほこりがついています。そのため、髪を洗う前には下準備としてブラッシングで汚れを落としましょう。ブラッシングをすることで、洗う際の摩擦も軽減することもできます。
その後、シャンプーの前にシャワーのお湯だけで予洗いをしっかり行いましょう。予洗いをしっかりすることで、髪の汚れのほとんどが落ちると言われています。
5-2-2 アミノ酸シャンプーはたっぷりと使用する
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シャンプーは少量ではなく、髪に合わせて必要な量をたっぷりと使いましょう。
シャンプーの量が少ないと泡立ちが少なく、摩擦を起こしてしまい、かえって髪が傷んでしまうこともあります。
5-2-3 しっかり流す
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アミノ酸シャンプーの一番のトラブルはすすぎ残しが原因のふけやかゆみです。すすぎ残しがないように意識してしっかりと流しましょう。
5-2-4 週に2回は2度洗いを行う
洗浄力の弱さを補うために、週に2回程度は2度洗いするようにしましょう。髪に優しいので2度シャンプーをしても、髪への負担はあまりありません。
2度目に洗う際には、アミノ酸を髪に浸透させるように意識して、優しく洗うように心掛けてみてください。
6 まとめ
今やどこでも見かけるアミノ酸シャンプー。
あなたやあなたの家族に合ったタイプのアミノ酸シャンプーを選んで、頭皮と髪の健康を促してあげましょう。余分な皮脂だけを落としてくれ、髪に潤いを与えることができるアミノ酸シャンプーでしっかりケアをし、いつまでもきれいな髪を目指しましょう！
