
モテる女子の秘訣をご存知ですか?それは「美肌」です。トラブルだらけでボロボロな肌よりも、つるつるしたきれいな肌の方が清潔で健康、そして明るく見えてとても魅力的です。今回は女性からも男性からも愛されるつるつる美肌を手に入れる方法をご紹介します。簡単にできることばかりなので、ぜひ日頃のお手入れに取り入れてみてください。
Contents
1 肌トラブルを引き起こす3つの要因
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毛穴やニキビ、シミ、しわ‥‥さまざまな肌トラブルがありますが、これらを引き起こす要因は大きく3つあります。1つ1つみていきましょう。
1-1 乾燥
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湿度の低下や紫外線、誤ったスキンケア、加齢などによって起こる肌の乾燥。この肌の乾燥はかさつきだけではなく、さまざまなトラブルの原因となります。
肌表面の角質を新しいものに生まれ変わらせるターンオーバーが乱れると保湿やバリア機能が低下します。水分量の減った角層が厚く重なると表面のキメやハリが失われ、小じわや毛穴が目立つようになります。また、角層が毛穴を塞ぐことでニキビの原因にもなります。
1-2 毛穴汚れ
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メイクの落とし残しや皮脂、空気中のちりやほこりなど肌にはさまざまなものが付着します。これらがきれいに洗い流されることなく蓄積されると毛穴が詰まってしまいます。ブツブツと毛穴が目立ってきたり、悪化すると酸化して黒ずんできたりするほか、肌そのものがくすんでくる原因にもなります。
1-3 女性ホルモンの低下
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女性ホルモンのエストロゲンには肌の弾力を保つコラーゲンや水分量を増やす働きがあります。エストロゲンが減少するとハリやツヤが失われ、シミやシワ、たるみができてしまうのです。分泌量は20代がピークで、30代後半から徐々に減少し始めるため、女性ホルモンが低下する大きな原因は加齢だと言えますが、睡眠不足など不規則な生活を続けたり、ストレスを溜め込んだりするとホルモンバランスが崩れ、若くても女性ホルモンが減少することがあるので注意しましょう。
2 愛されつるつる美肌になれる10の方法
美肌を作るためには、スキンケアから4つ、ベースメイクから2つ、インナーケアから4つの計10の方法があります。どれもすぐに生活の中に取り入れられるものなのでできるものから実践していきましょう。1つ意識するだけでも肌に変化が見えてくることもあります。
2-1 【スキンケア①】クレンジングはやさしくが基本
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肌をつるつるにするためには清潔に保つことが欠かせません。密着性の高い油分を含んだメイクは落とさずに眠ってしまうと毛穴詰まりの原因になります。メイクをした日には必ずクレンジングを行いましょう。
手順1:ポイントメイクを落とす
目元やリップなど、皮膚が柔らかく繊細な箇所はゴシゴシこすって洗うとダメージを受けて色素沈着の原因になることも。何度も重ねづけしているポイントメイクは専用のリムーバーを使用して先に落とすようにしましょう。
手順2:全体のメイクを落とす
皮脂の多いTゾーンからスタートし、頬、目や口周りの順に洗っていきます。こすり洗いは肌を傷つけて乾燥の原因となるので、薬指・中指・人差し指の3本を使ってやさしく洗いましょう。
なお、クレンジング剤の量が少ないときちんとメイクが落ちなかったり、摩擦による肌への負担が増えたりするので、パッケージに記載されている適量を使いましょう。
手順3:しっかりすすぐ
せっかくクレンジング剤で汚れを浮かせてもすすぎ残しがあると意味がありません。こめかみや生え際、フェイスラインなどもすすぎ残しがないように丁寧に行いましょう。
また、冷たい水だと毛穴が閉じて汚れをきれいに洗い流すことができず、逆に熱いお湯だと皮脂まで落ちすぎてしまい、肌が乾燥する原因となります。毛穴から余分な皮脂などが浮き出す約30~32℃程度のぬるま湯を使用しましょう。
2-2 【スキンケア②】洗顔は必ず泡立てて行う
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クレンジングでメイクを落とした後は、洗顔は皮脂やほこり、古い角層細胞など水溶性の汚れを洗い流します。
手順1:予洗い
お湯のみで顔の汚れを落とす予洗いを行います。クレンジングと同じく約30~32℃程度のぬるま湯を使用します。
入浴時などは手軽に洗い流すことができるシャワーを使いがちですが、繊細な顔の肌にとってシャワーの水圧は刺激が強すぎます。洗面器に溜めたお湯やシャワーから一度手にすくったお湯を使いましょう。
手順2:しっかり泡立てる
泡が多いほど肌に触れる表面積が増えて毛穴の汚れを吸着することができ、洗浄力がアップします。また、肌への刺激も軽くなるので洗顔料は手の平でしっかり泡立てましょう。角が立つほどの固く密度の高い泡が目安となります。泡立てるのが苦手という方は泡立てネットを使用したり、泡タイプの洗顔料を選んだりすると良いでしょう。
手順3:やさしく洗う
洗顔をする際には刺激を与えないように手の平と肌の間で泡を転がすようなイメージでやさしく洗いましょう。汚れが気になるからと時間をかけすぎるのもよくありません。洗う時間は1分程度を目安としましょう。
手順4:しっかりすすぐ
洗顔料の成分が残ってしまうと肌トラブルの原因となります。すすぎ残しがないように丁寧に行います。この時も温度はぬるま湯程度にし、シャワーのお湯を直接あてないように注意しましょう。
2-3 【スキンケア③】保湿ケアは最後の閉じ込めが重要
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スキンケアを行う上でポイントとなるのが保湿です。基礎化粧品を正しく使い、肌のうるおいをキープさせましょう。
手順1:水分を補給する
最初に化粧水で角質を柔軟にし、クレジングや洗顔によって失われた水分を補います。化粧水には保湿成分や水溶性の美容成分が含まれており、水分とともにそれらの有効成分を浸透させて肌を整えることができます。
洗顔後の肌は水分が蒸発するのが想像以上に早いです。洗顔後は時間をおかず、なるべく早く化粧水をつけるようにしましょう。
手順2:美容成分を補給する
保湿成分や美容成分などの有効成分を濃縮して配合されたものが美容液です。保湿ケアという点だけでみると必ず必要な工程ではありませんが、より集中的なケアをしたい、美白やエイジングケアなどプラスアルファのケアを取り入れたい場合には美容液を取り入れると良いでしょう。
手順3:うるおいを閉じ込める
保湿ケアの最後には乳液やクリームを使って化粧水や美容液で補給した成分を肌に閉じ込めてうるおいを保ちましょう。化粧水や美容液には肌に水分を保持させる働きはありません。そのため、べたつくからとこの工程を省いてしまうとせっかく補給した成分が蒸発してしまいます。脂性肌やべたつきが苦手な方はさっぱりした使い心地の乳液を、乾燥が気になる方はより油分量が多くこってりしていて肌に残るクリームを使用すると良いでしょう。
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>>【お悩み別】乾燥肌に効く保湿クリームランキング25選
2-4 【スキンケア④】紫外線対策を行う
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夜寝る前のスキンケアでは不要ですが、朝や外出前のケアでは最後に紫外線対策として日焼け止めを使用しましょう。化粧下地と日焼け止めがひとつになっている商品を選ぶと、朝の忙しい時間でも簡単にケアをすることができます。
2-5 【ベースメイク①】化粧下地はコントロールカラーがおすすめ
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透明感のある美肌メイクの最大のポイントはベースメイクです。くすみなどのない白い肌にしようとファンデーションを厚く重ねると透明感からほど遠くなってしまいます。しかし、ただ薄く塗るだけではくすみや色ムラなどをカバーすることはできませんよね。そんな時にはコントロールカラーを使用して肌色を補正しましょう。
2-5-1 カバーしたい部分につける
コントロールカラーは、目の下のクマや口角、小鼻のきわなどカバーしたい箇所にピンポイントでつけます。伸ばす時にこすってしまうと肌を傷つけてしまうので、指の腹で小刻みにトントンと軽く叩くようにしてなじませましょう。
2-5-2 悩みに合ったカラーを選ぶ
コントロールカラーは肌の赤みやくすみといった色の悩みに対して補色を重ねることで、もともとの色を打ち消してカバーします。肌の悩みによって使うべき色が違いますので、自分に合ったものを選びましょう。
●イエロー
口角や小鼻のきわのグレーがかったくすみやクマ、肌の赤みを抑えたい方におすすめです。また、顔全体に色ムラがある方はファンデーションに近い色味のイエローで肌のトーンを均一化すると良いでしょう。
●オレンジ
疲れや寝不足、血行不良、加齢によって目の下のくぼみやたるみにできてしまうクマを消すのに効果的なのがオレンジです。イエローにもクマ消し効果はありますが、オレンジの方がその効果は高く、健康的な仕上がりになります。
●グリーン
赤の補色にあたるグリーンは赤みを抑える効果があります。赤いニキビやニキビ跡、顔が赤くなりやすい方におすすめです。
●ブルー
黄色の対照色相にあたるブルーは黄みを抑えて透明感を引き出す効果があります。
●ピンク
ピンクは顔色に血色をプラスして健康的に見せてくれます。普段から血色が悪い方や色白の方は顔色が良く見えるほか、柔らかく優しい女性らしい印象を与えます。
●パープル
ブルーとピンクの要素を持っているパープルは透明感とほどよい血色感を引き出してくれます。色白な肌に近づけつつ、女性らしいエレガントな印象を作り出すことができます。
2-5-3 おすすめのコントロールカラー3選
●ナチュラグラッセ / カラーコントロールベース
肌の色ムラ・くすみを払拭し、美しい肌色に補正する化粧下地です。美肌効果が高いといわれる「大豆」と、ポリフェノールを豊富に含む「アルペンローゼ」を配合。肌表面のキメを整え、みずみずしい印象でくすみを払拭します。
販売価格:¥3,520(税込)
内容量 :25mL
カラー :全3色(バイオレット、ピンク、イエロー)
※2020年1月 公式サイト調べ
●ケイト / スキンカラーコントロールベース
下地として毛穴の凹凸を密着カバーしながら、気になる肌の色味を補正します。さらにファンデーションの上からも塗ることができ、肌ニュアンスを上盛りすることも。皮脂吸着パウダー配合で、トーンアップ効果が持続します。ホワイトは立体感・ツヤ、ラベンダーは透明感、ピンクは血色感、グリーンは自然に明るく。
販売価格:¥1,650(税込)
内容量 :24g
カラー :全4色(ラベンダー、ピンク、グリーン、ホワイト)
※2020年1月 Amazon調べ
●エチュードハウス / フィックス&フィックス トーンアッププライマー
トーンアップ効果で素肌っぽいメイクや立体感あるメイクに仕上げる化粧下地です。ファンデーションを厚塗りすることなく、肌を補正し、透明感を引き立てます。少量でもみずみずしく伸びるなめらかなテクスチャー。キメを整えて、ヨレずにつけたての美肌を長時間保ちます。
販売価格:¥1,485(税込)
内容量 :30mL
カラー :全3色(ラベンダー、ローズ、ミント)
※2020年1月 公式サイト調べ
2-6 【ベースメイク②】ファンデーションは薄く塗る
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コントロールカラーで色ムラやくすみをなくし土台を整えたら、ファンデーションをこってり厚く塗る必要はありません。小豆粒大程度を取り、顔の中心から外側に向けて伸ばしていきましょう。フェイスラインと首筋の境目はよくぼかして、顔だけが白く浮かないようになじませましょう。
2-7 【インナーケア①】バランスの良い食生活を行う
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体は食べたものの栄養によって作られています。そのため、偏った食事や暴飲暴食を続けていると調子を崩してしまいます。1日3食バランスの良い食事を摂ることを意識し、肌に良い食べ物を積極的に取り入れましょう。
2-7-1 ビタミンA
皮膚や粘膜を健康に保つために必要なビタミンAは肌の基礎体力をあげるために欠かせません。ほうれん草やにんじん、かぼちゃ、レバー、うなぎ、乳製品に多く含まれています。肌のカサつきやシワに悩んでいる方はしっかり摂取しましょう。
2-7-2 ビタミンC
ビタミンCにはシミの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。レモンなどの柑橘類やパプリカ、ブロッコリー、カリフラワー、海苔などに多く含まれています。ビタミンCは一度にたくさんの量を吸収することはできないので、一気に摂取するのではなく、こまめに摂るようにしましょう。
2-7-3 たんぱく質
たんぱく質は肌だけでなく爪、骨、筋肉、血液、ホルモンなど体を作るのに必要不可欠な栄養素です。また、うるおい成分であるコラーゲンの元にもなっています。たんぱく質には肉類、魚介類、乳製品、卵などの動物性と大豆などの植物性がありますので、それぞれバランス良く摂取しましょう。
2-8 【インナーケア②】睡眠時間はしっかり確保する
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睡眠不足は自律神経を乱し、ホルモンバランスが崩れる原因となります。睡眠時間はしっかり確保しましょう。夜22時から2時頃は細胞やホルモンの働きが活発になり、肌のターンオーバーも行われます。この時間帯に睡眠がとれるように心がけましょう。
また、パソコンやスマートフォンなどのブルーライトは眠気を誘うホルモンであるメラトニンの分泌を崩し、安眠の妨げとなります。就寝前2時間程度は使用を控え、質の良い睡眠をとれるようにしましょう。
2-9 【インナーケア③】適度な運動を行う
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血行や代謝を良くすることは女性ホルモンの分泌に良い効果をもたらします。ヨガやストレッチなどゆっくり体を動かして無理なく行えるものやウォーキングなど手軽に行えるものを取り入れてみましょう。
2-10 【インナーケア④】ストレスを溜めないようにする
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ストレスが溜まると自律神経が乱れて血行が悪くなります。そうすると新陳代謝が悪くなり、水分バランスを保つことができずに肌が乾燥してしまいます。
また、女性ホルモンを分泌するように命令を出す視床下部と下垂体は強いストレスを受けると分泌量を減少させてしまいます。アロマなどを焚いてリラックスしたり、適度な運動や趣味の時間を持ったりして、心と体をリフレッシュさせましょう。
3 まとめ
ツヤやハリのある肌だと見た目年齢はグッと若返ります。年齢を重ねるにつれて悩みやトラブルは増えていきますが、つるつるな美肌をいつまでも保っていたいですよね。また、最近ではメンズ化粧品も増え、女性だけでなく男性もスキンケアへの意識が高くなっているので、今まで以上に肌の状態はしっかり見られています。スキンケアで外部から、インナーケアで体の内部からしっかりケアして誰からも愛される魅力的な美肌を手に入れましょう。