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3 暑い季節にもおすすめ!夏のお弁当メニュー8選
3-1 殺菌効果のある『クエン酸』を使ったメニューを考えてみましょう
昔懐かしい『日の丸弁当』を知っていますか?白いご飯の上に、赤くていかにも酸っぱそうな梅干しがひとつ乗ったお弁当を昔はそう呼びました。この酸っぱさこそ、細菌からお弁当を守ってくれる大切なアイテムなのです。
3-1-1 梅干し炊き込みご飯
出典:PIXTA
お米を梅干しと一緒に炊くと、傷みやすいお米を酸が守って美味しいご飯が出来上がります。炊くときから梅干しを入れることで、強い酸味はまろやかに、ほんのり甘酸っぱい美味しいご飯に炊き上がります。
3-1-2 野菜のピクルス
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ニンジンやセロリ、パプリカなどをさっと火を通して(レンジでチンでもOK)温めたピクルス液に漬け込みます。味は温度が冷めるときに染み込むため、ピクルス液も温めます。子供向きには、ピクルス液を一度沸かすと酸味が飛んで甘さも出てくるので食べやすくなります。彩りも加わるので、お弁当が華やかになりますよ。
また、お弁当に詰めるときは汁気をよく切って、シリコンカップなどで小分けにすると味移りもなく良いでしょう。
3-2 しっかりと火を通して美味しいきんぴらを
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細菌は水分を介して増殖しやすいので、煮物などのおかずはよく煮含めて汁気を飛ばして仕上げましょう。煮物の中でもきんぴらは、野菜を炒めてしょうゆとお砂糖で味を付けて炒め煮にする料理なので、さまざまな食材で作ることができます。
3-2-1 きのこのきんぴら
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数種類のきのこを使ってきんぴらを作っても美味しいです。
3-2-2 こんにゃくのきんぴら
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こんにゃくのきんぴらは、お腹まわりが気になってきたパパのお弁当にもぴったりです。
3-3 味が染み込みやすい揚げ物は夏におすすめ
揚げ物は中までしっかりと火が通るので、お弁当に向いています。冷ました揚げ物は、味がよく染みて美味しいです。ケチャップやソースは容器に入れて、別添えにしましょう。
ただし、傷みやすいジャガイモやかぼちゃを使ったコロッケは避けた方が良いでしょう。
3-3-1 ソーセージやちくわも揚げるとさらに美味しくなります
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ハム・ソーセージ・かまぼこ・ちくわなどは、そのまま使えて便利な食材ですが、食中毒を引き起こす細菌がついている場合も少なくありません。パン粉や衣をつけて揚げ調理すると美味しく食べることができます。
3-3-2 お弁当の定番からあげもおすすめ
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お弁当の定番であるからあげも夏のお弁当におすすめです。揚げムラがないよう中心まで火が通っているか、調理の際に確認しましょう。
3-4 冷凍商品を利用して保冷効果を高めましょう
3-4-1 自然解凍OKの冷凍食品は便利です
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時間のないときは、凍ったまま詰めるだけでお昼には食べ頃に解凍される、お弁当用の冷凍食品がとても便利です。自分で作ったおかずを冷凍したものとは違って業務用の急速冷凍の商品は解けたときにも水分が出過ぎないようにできているので傷みにくいのです。
3-4-2 子供も喜ぶ、ひとくちゼリーを凍らせて入れるのもおすすめ
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一口サイズのゼリーやフルーツなどを凍らせたものは、保冷剤の役目も果たして、お子さんにも喜ばれる美味しいデザートになります。
4 まとめ
いかがでしたか?食中毒は甘く見ると本当に怖いものですが、きちんと守ることを把握していれば、難しくなく回避できることです。しかし、ちょっとした油断で起きてしまうことでもあるので、食べる人のことを思って丁寧なお弁当を作りましょう。
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