
ドライヤ―はただ髪を乾かすためのものではなく、使い方や乾かし方次第で髪の悩みを解消させることができます。
今回は現役の美容師さんに、正しい髪の乾かし方を取材。【基本】と【お悩み別】の乾かし方を組み合わせてあなたに合った髪の乾かし方を実践してみましょう!
◆ 最終更新日:2018年7月23日
正しい髪の乾かし方を教えてくれたのは・・・
BiBi delight店
スタイリスト 外岡由麻さん
スタイリスト歴:1年目
「巻き髪スタイル、ハイトーンカラーが得意です。」
Contents
1 自然乾燥がNGな理由
出典:https://unsplash.com/
お風呂から上がり、髪や頭皮が濡れたまま乾かさないでいると、雑菌が繁殖してフケやかゆみ、またにおいの原因になります。
さらに濡れたまま寝てしまうと、枕との摩擦によってキューティクルが剥がれてしまい、髪のパサつきにつながったり、最悪の場合は修復不可能なレベルのダメージになってしまうこともあります。
お風呂から上がったら、なるべく早くドライヤーで髪を乾かすことが健康な美髪作りの基本になります。
2 ドライヤーをする前準備
出典:https://pixta.jp/
ドライヤーをする前にしっかりとタオルドライをして髪の水分をとることで、ドライヤーの時間が減り、髪を傷ませません。
また、アウトバストリートメントをつけることで摩擦やドライヤーの熱から髪が守られ、パサつきなどのダメージを抑えることができます。このとき、粗めのコームで全体をコーミングするとムラなくつけることができます。
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3 【基本】正しい髪の乾かし方
乾かす部分の順番は、① 前髪の根元 ⇒ ② 全体の根元 ⇒ ③ 毛先 が基本となります。
前髪は浮きぐせがあったりと1番くせが出やすいところなので、まず最初に乾かします。
次に全体の髪の根元を乾かすことでドライヤーの時間が短縮でき、オーバードライ(髪の乾かし過ぎ)になるのを防ぐことができます。このとき、根元をしっかり起こしたり、左右に振って乾かすことで髪が自由に動かしやすくなり、スタイリングもしやすくなります。
そして最後に毛先を乾かすときは、ドライヤーの熱をあてすぎないように手を使って内側に乾かすとブローをしたような自然な仕上がりになります。
4 【お悩み別】正しい髪の乾かし方
出典:https://pixta.jp/
4-1 お悩み① 髪がパサつく、まとまらない
まず、根元の髪をしっかり起こして乾かします。そうすることによって毛先が内側に入り、まとまりやすくなります。
また、ドライヤーの吹き出し口を下に向けた状態で上から下へ乾かすことで、髪のキューティクルが閉じ、パサつきを抑えることができます。
4-2 お悩み② トップのボリュームが出ない
トップの髪を左右にしっかり振り、根元を起こします。そして毛先が濡れている状態でトップの髪をつまみ上げ、その中にドライヤーの風を送り込むようなイメージで乾かすことでボリュームを出すことができます。
4-3 お悩み③ くせやうねりがある
まず、根元を乾かすときに左右によく振って乾かします。このように乾かすことで、根元のくせが和らぎます。
そして毛先を乾かすときには手で軽く引っ張るように乾かすことでくせを伸ばすことができます。また、このときにドライヤーの風が髪と平行になるように乾かすとツヤも出て仕上がりが綺麗になります。
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今回ご協力いただいたのは…
『BiBi delight店』
◆ 住所 ◆
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-22-5 サンウッド吉祥寺フラッツ102
◆ 電話番号 ◆
0422-27-6827
◆ 営業時間 ◆
10:00~20:00
◆ 定休日 ◆
火曜日
◆ HP ◆
http://www.bibi-i.com/