【プロが教える】簡単!綺麗に仕上がるセルフネイルのコツ

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ネイルサロンでのジェルネイルは綺麗で丈夫だけど時間や費用もかかる、頻繁にネイルのカラーを変えたいなどの理由でセルフネイルをしている方は多いですよね。
ですが、セルフネイルでは塗りムラができてしまったり、持ちが悪かったり、乾いたと思っても実際には完全に乾いておらず、塗った直後に剥げてしまったりしてストレスを感じることが多々あります。

今回はそんなセルフネイルのお悩みを解消すべく、爪のプロにセルフネイルを簡単綺麗に塗るコツを教えてもらいました。


ネイルを簡単キレイに塗るコツを教えてくれるのは・・・

BiBi international店
スタイリスト兼ネイリスト 佐藤新さん

佐藤新

美容師歴:5年
出身校 :国際文化理容美容専門学校 国分寺校
「スタイリストとしてだけではなく、ネイリストとしても活躍。また、直接的な髪や爪のケア知識だけでなく、日常生活や食事などライフスタイルからのアドバイスも得意としています。」


1 まずは下準備

マニキュアを塗る前は爪の状態を綺麗に整えることが大切です。

1-1 爪の形を整える

ファイル

出典:https://pixta.jp/

爪の形を整える場合は爪切りではなく、「ファイル」と呼ばれる道具を使います。
爪切りだと爪に負担がかかり、伸びてきたときに割れやすくなったり、二枚爪になりやすくなってしまいます。

1-2 爪の上の状態を整える

次に爪の上の油分やホコリを取り、状態を整えます。

コットンに消毒用エタノールを染み込ませ、爪の先、爪の際の部分までしっかり拭き取ります。
消毒用エタノールの代わりに除光液を使っても良いですが、油分をなくし、この後に塗るマニキュアののりを良くするためには、オイルや保湿成分が含まれていないものを選びましょう。
また、消毒用エタノールや除光液は揮発性の液体です。爪以外の皮膚や肌には極力つかないようにしましょう。
肌が弱い方はそれだけで荒れてしまうことがありますので気をつけてください。

消毒用エタノール(または除光液)で爪の上の状態を整えた後は、なるべく爪を触ったり、ぶつけたりしないようにしましょう。

 

2 ベースコートを塗る

爪の状態を整えたら、次にベースコートを塗っていきます。

ベースコート

出典:https://pixta.jp/

2-1 目的

ベースコートを塗る目的は2つあります。
1つはマニキュアを塗った時にマニキュアの色が爪に色素沈着するのを防ぐため。
もう1つはマニキュアをムラなく塗るためです。ベースコートには爪表面の凸凹を整える効果があるので、ベースコートを塗るのと塗らないのとでは大きな差が出ます。

2-2 塗り方

最初に爪先を塗ってから、爪の中央 ⇒ 左サイド ⇒ 右サイド(サイドは左右の順番が逆でも良い。)という順番で塗っていくと良いです。ネイルは爪の先から剥がれていくことが多いので、爪先を最初に塗るのがポイントです。
また、手の甲ではなく、手のひらを上に向けて指を内側に向けると綺麗に塗ることができます。

 

3 マニキュアを塗る

ベースコートを塗って乾かしたら、いよいよマニキュアを塗っていきます。

ハケに取る量の目安は、ハケの先がぷっくりするくらい。(以下の写真参考。)

ぷっくり

マニキュアをハケに取ったらボトルの口でしごいて広げます。ハケを広げた方が爪の際の部分が塗りやすくなります。

ハケ

マニキュアもベースコート同様に最初に爪先を塗ってから、爪の中央 ⇒ 左サイド ⇒ 右サイド(サイドは左右の順番が逆でも良い。)という順番で塗っていきます。
マニキュアは塗った瞬間から乾いて固まっていくので、時間をかけずになるべく一回でサッと塗るようにしましょう。

綺麗に塗るコツとして、最初は利き手の爪から塗ると良いです。なぜなら先に利き手の爪が乾いた方がその後の作業がやりやすいからです。
利き手の爪にマニキュアを塗るためには、テーブルなど平らな場所に手の甲をつけ、指を内側に向けて、反対の手の手首を利き手の手首につけるように固定すると塗りやすくなります。

利き手

通常、マニキュアは乾くのに時間がかかりますが、ドライヤーの冷風を当てれば、5~10分で乾かすことができます。(マニキュアの種類にもよります。)

また、最初に塗った色が乾いた後に上からもう一度塗ると、発色やツヤ、持ちが良くなりおすすめです。このとき、2回目も同じ手順で塗ります。
2回目はなるべく薄めに塗った方が見た目も良く、乾きやすいです。

爪の形や大きさで塗るマニキュアの適量は変わってきます。何度か量を変えてみたりして、自分の爪の適量を見つけると良いでしょう。

 

4 トップコート

トップコート

出典:https://pixta.jp/

4-1 目的

トップコートには、塗ったマニキュアをコーティングして保護し、剥がれにくくする効果と、ツヤを与える効果があります。

4-2 塗り方

トップコートは特性上、マニキュアよりも水っぽく、流れ落ちやすいので、ベースコートやマニキュアよりも素早く塗る必要があります。
塗る順番は、ベースコートやマニキュア同様に、爪の中央 ⇒ 左サイド ⇒ 右サイド(サイドは左右の順番が逆でも良い。)です。
塗る際はマニキュアよりも少し多めの量をハケにとり、ムラにならないように気を付けて塗ります。光が当たった時、爪に対して歪まずに綺麗にツヤが出るときちんと塗れている証拠です。

 

5 乾かす

せっかく綺麗に塗れても、乾く前に触ってしまったり、なにかにぶつけたりしてヨレてしまうとショックですよね。
マニキュアを塗った後はしっかり乾かすようにしましょう。

5-1 ネイルが乾く時間

時間

出典:https://pixta.jp/

トップコートは比較的早く乾きますが、それでも最低1時間は刺激を与えない方が良いでしょう。

ですが、1時間も手が使えなくなるとなかなか不便ですよね?
そんなときは片方の手を仕上げたら、ドライヤーの冷たい弱風を5~10分ほど当てるとある程度乾かすことができます。
風を当てた後、指の先で仕上げた方の爪先に軽く触り、まだ乾いていないようであれば、塗ったマニキュアが厚かった可能性もあります。その場合は乾くまで風を当て続けます。

片方の手がしっかり仕上がってからもう片方の手に移ると失敗が少なくなります。

5-2 ネイルが長持ちするコツ

ネイルが仕上がった後も、週に2~3回、トップコートだけを塗り直すとより長持ちさせることができます。

 

6 マニキュアの保管方法

冷蔵庫

出典:https://pixta.jp/

マニキュアは常温で放置していると、液がドロドロになっていき、塗りづらくなるだけでなく、乾きづらくなる原因にもなります。
マニキュアは冷蔵庫で保管すると長持ちさせることができるので、使い終わったマニキュアは冷蔵庫に入れると良いでしょう。

 

7 まとめ

セルフネイルの良いところは、ジェルネイルよりはるかに手軽でなおかつカラーチェンジやネイルオフがやりやすいところです。
セルフネイルをやっていくうちに塗りやすい方法や自分の爪に対してのマニキュアの適量がつかめていけるので、今回お教えした、ネイルを簡単キレイに塗るコツを実践しながらいろいろなカラーやデザインにチャレンジしてセルフネイルを楽しみましょう!

 


今回ご協力いただいたのは・・・
『BiBi international店』

BiBiinternational

◆ 住所 ◆
〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-11-11

◆ 電話番号 ◆
0422-44-0744

◆ 営業時間 ◆
10:00~20:00

◆ 定休日 ◆
火曜日

◆ HP ◆
http://www.bibi-i.com/

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