
前から気になっていたけど、最近特に白髪が気になるなー。
どうにかして白髪の防止を継続的に行って、白髪の“数”を少なくしたい!!
そんなアナタに朗報です。
悩むべき“白髪防止”の14の解決策全てをご紹介します。
この記事を読んだ『すぐ後』から実践できる方法となっています。
Contents
1 メラニン色素不足を防止する方法
1-1 メラニン色素不足ってどうなるの?
出典:http://www.skincare-univ.com/t/1185-grayhair/
髪を黒くするという働きにおいて、とても重要な働きをする『メラニン色素』。
食物に含まれる『チロシン』というアミノ酸物質がチロシナーゼによって変化することで、メラニン色素が作られます。
メラノサイトは毛根の中にある組織内でメラニン色素を生成するという仕組みがあり、このメラノサイトが働かなくなるとメラニン色素を生成しなくなります。
よって『チロシン不足』と『メラノサイト機能の低下』が、メラニン色素を少なくする直接の原因となります。
1-2 解決策① チロシンが多い食品を食べる
チロシンが多い食品を積極的に食べることで、メラニン色素不足を解消することが出来ます。
ではチロシンの多い食品とはどんなものでしょうか?
以下を確認して、実際の食生活に活かしてみましょう。
- 大豆製品(豆腐、アーモンド、大豆)
- チーズ
- かつおぶし
- しらす干し
- 果物(バナナやリンゴ)
1-3 解決策② メラノサイトの活性化にはヨードを
主にメラノサイトを活発にする目的の食べ物はヨード(ヨウ素)です。
- 海藻類(昆布やひじき、ワカメやもずく)
- 魚類(イワシ・サバ・ブリ・サケ・カツオ)
- 牛乳
1-4 解決策③ チロシナーゼの活発化にはミネラルを
ミネラルとは銅を多く含んでいる食べ物です。
- 豆類(大豆、豆腐、納豆)
- 野菜(ニンニク、パセリ、ごぼう)
- 魚類(牡蠣、カニ、エビ)
- 玄米
2 過酸化水素の蓄積を防止する方
2-1 過酸化水素の蓄積とは
出典:http://www.kami-kuroguro.com/267
2009年のFASEBジャーナル(実験生物のためのアメリカ連合会)において、『過酸化水素の蓄積がメラニン色素不足と並んで大きな原因となる』という発表がされました。
活性酸素の一種である過酸化水素を人は知らず知らずの内に摂取しています。
この過酸化水素の蓄積によって、メラニン色素を産む酵素を破壊するので蓄積を防ぐ必要があります。
2-2 解決策④ 抗酸化作用の栄養素を摂取する
活性酸素の酸化によって髪の脱色を助長しているので、抗酸化作用のある栄養素の摂取が有効です。
一般的に抗酸化作用のある栄養素として挙げられるのが以下の通りです。
- ビタミンA:玉子、しそ、ほうれん草、にんじん
- ビタミンC:ピーマン、ゆず、アセロラジュース、レモン
- ビタミンE:いわし、たらこ、明太子、だいこん
こういった抗酸化作用により過酸化水素を適切に除去して、メラニン色素を作る機能を守ってくれます。
3 成長ホルモンによる
3-1 成長ホルモンの分泌量
出典:http://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=02237010557&GroupCD=0&no=
成長ホルモンは、白髪防止や改善に対して効果を発揮します。
こういった成長ホルモンは年齢と共に減少していきます。
一説には、30代後半で20代の1/4程度になり、50歳には1/8程度の分泌量になるそうです。
3-2 解決策⑤ 成長ホルモン注射を利用する
出典:http://hinahinahina178.blog24.fc2.com/blog-entry-877.html
単純に成長ホルモンを体外から摂取する場合、注射という手段よりほかはありません。
しかしながら美容目的等の成長ホルモン注射は健康保険の適応外のため多額の費用が発生します。
額面として月額20万程度。
この方法以外に成長ホルモンの分泌を促す方法はあるんでしょうか??
3-3 解決策⑥ 断食
個人差にもよりますが、断食が成長ホルモンの分泌を促すという事が証明されています。
その方法や時期時間等にもよりますが、方法の一つであることは間違いありません。
3-4 解決策⑦ 成長ホルモンを分泌させる運動
簡単な運動や効果的な体の動かし方で、成長ホルモンの分泌を促してくれます。
この原理は、『成長ホルモンの分泌を促す乳酸』が増えるからなんです。
一定の強い負荷がかかる運動、 いわゆる筋力トレーニングなどの無酸素運動が有効です。
負荷が小さく、短時間でも出来るスロートレーニングや加圧トレーニングがおすすめです。
勘違いしやすいのですが、有酸素運動では白髪染めの改善に必要な酵素は増えません。
しかしながら成長ホルモンの分泌に増える『一酸化窒素』は増えるので効果的ではあります。
4 栄養不足を改善する方法
4-1 栄養不足で何が起こるか?
出典:http://ameblo.jp/diet-joy/entry-12080133991.html
メラニン色素不足の章でも多くの食物のご紹介をさせて頂きましたが、根本の問題である栄養不足を改善しなければ白髪防止対策は完璧ではないですね。
これまで挙がっていない、栄養不足を解消し白髪防止につながるものをご紹介します。
4-2 解決策⑧ フェニルアラニンを摂取する
人間の体内で生成することの出来ない必須アミノ酸の一種です。
メラニン色素の元であるチロシンを作ることで白髪を防ぎます。
- 牛乳
- 肉
- チーズ
こういったものに多く含まれています。
4-3 解決策⑨ ビタミンB12、葉酸の欠乏
メラノサイトを活性化し、メラニン色素を増加させるビタミンB12。
そのビタミンB群の栄養素で、ビタミンB12とともに血液を作るのが葉酸です。
血液が必要な理由は明白で、チロシンを運用する重要な役割を持っているからです。
ビタミンB12と葉酸の摂取量を共に増加させていた場合に、髪へ再色素を促すことが研究にて明らかになっています。
ビタミンB12を多く含む食物は以下の通りです。
- 貝類(牡蠣、あさり、赤貝)
- 魚類(あんこうのキモ、すじこ、あゆ)
- 肉類(肝臓系)
葉酸を多く含む食物は以下の通りです。
- 魚貝類(うに、すじこ)
- 緑黄色野菜(パセリ、枝豆)
5 生活習慣の改善、ストレス、病気、ホルモンバランスの乱れの改善
5-1 老化以外の理由が実は大きな理由
不規則な生活習慣、過度なストレスや病気、ホルモンバランスの乱れは若白髪にもつながる重要な項目です。
5-2 解決策⑩ 白髪とストレスの関係を理解し、ストレスを溜めないよう心掛けよう
白髪とストレスには密接な関係があります。
ストレスによる「活性酸素」という要素が、次のような多くの原因を引き起こしています。
- メラノサイトの破壊
- 色素の漂白
こういった事を起こさせない為にも、除けるストレスはドンドン無くすことを心掛けましょう。
5-3 ストレスってどんなものがあるの??
ストレスは個人により大きく異なる点ではありますが、白髪の原因になりえる『副腎皮質刺激ホルモン』と『メラニン細胞刺激ホルモン』を刺激するストレスは以下のような事象が挙げられます。
5-3-1 副腎へのストレス
明白なストレス原因は以下の通りです。
- タバコ
- コーヒー
感覚的な原因は以下の通りです。
- 危険を感じる
- 不安になる
- 恐怖を感じる
- 怒りが込み上げてくる
5-3-2 メラニン細胞へのストレス
こちらは明白な理由が『紫外線』です。
直接太陽の紫外線から肌を守ろうとするタイミングで分泌されます。
ですので以下の行動は避けた方が良いと言えます。
- 頭皮を太陽にさらす
- 日焼け
紫外線の強い時間や場所に行く時には、防止やマスクを常備しておくと良いと思います。
5-4 解決策⑪ 喫煙は控えましょう
出典:http://college2ch.blomaga.jp/articles/137562.html
喫煙という行為自体が白髪にとっては良くないと断言できます。
アメリカサイエンスという科学雑誌によると、
喫煙者は非喫煙者と比較して、4倍以上白髪の発生率が高い
という研究結果を発表しています。
その理由は、
- メラノサイト活性化を助けるビタミン12を破壊
- 過酸化水素を分解するビタミンCも破壊
5-5 解決策⑫睡眠不足は絶対にNG
睡眠量が不足すると、髪の毛に必要な成長を確実に邪魔をします。
最近では睡眠時間の重要性は低いのではないか、という話もありますが絶対不可欠であることは変わりません。
5-6 解決策⑬ 病気も改善できる
白髪に関連した病気もいくつかありますが、きちんとした理解があれば改善出来るので確認しておきましょう。
5-6-1 白斑
出典:http://blog.livedoor.jp/ohtani_kanpou/archives/2012-10-28.html
髪のみでなく、肌や皮膚にも色素が定着しにくくなる状態。
原因はチロシンの減少、メラノサイトの異常であることが分かっています。
遺伝として発症する可能性と、後天的に化粧品などに含まれる成分が原因で発症する例もあるので注意しましょう。
5-6-2 甲状腺機能低下症
男性の10倍近い割合で40歳以上の女性に発症する病気。
甲状腺ホルモンの分泌量が少なくなると以下のような症状が表れます。
- 白髪
- 便秘
- 皮膚の乾燥
- 体重増加
- 無気力感
お医者さんでも他の病気と勘違いされやすいので、注意が必要です。
6 解決策⑭ ヘアケア製品には様々な害が含まれているので適切な製品を選ぶ
出典:http://jp.loccitane.com/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0,123,2,66348,0.htm
6-1 脱色するブリーチ
ブリーチには過酸化水素が多く含まれています。
それは髪の色を『抜く』ことが目的の製品だからです。
6-2 シャンプーやコンディショナー、ヘアスプレーなどのヘアケア製品も!?
こちらも過酸化水素が含まれている事を意識してください。
6-3 意外にも歯のホワイトニング剤にも
とても意外だとは思いますが、歯のホワイトニング剤には強力な過酸化水素が含まれています。
実際にイギリスでは実験が行われており、使用した人とそうでない人の女性の白髪率が200%増加したという研究発表もされています。
通常通り使用しても経口摂取によって髪に影響が少なからずあると考えられます。
7 まとめ
今日からできる!白髪防止する魔法の14の解決策、いかがでしたでしょうか??
白髪になるメカニズムと、それに対応する解決策を理解頂けたのではないでしょうか。
本当に重要なのは、この記事を見た後の行動です。
白髪の原因となるものは全て排除し、より健康的で若々しい髪の毛を目指して行動していきましょう。
アナタにあったヘアケアと行動改善のヒントが見つければ幸いです。