子供が乱暴な言動をとる原因と4つの対処法

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幼児期は、言葉や物事をスポンジのように吸収し、日々成長していきます。ただ、吸収するのはいいことばかりではなく、親としては覚えてほしくはない乱暴な言動も覚えてしまいます。

そんなとき、親はどんな対処をすれば良いのでしょうか?

今回は、子供の乱暴な言動の原因と対策について、一緒に考えましょう。

1 原因

他人のことを叩いたり、相手を傷付けるような言葉を使ったり、あなたは我が子の言動に悩んでいませんか?

乱暴な言動が増えると他人とのコミュニケーションがうまく取れなくなる恐れがあるため、子供の将来まで心配になってしまいますよね。まずは、なぜそのような言動をとってしまうのか、子供の心理状態から原因を探っていきましょう。

乱暴

出典:PIXTA

1-1 善悪の判断がつかない

子供は自分がとる言動に対する反応を見て相手がどのような気持ちになるのか、実体験を通して少しずつ学んでいきます。

そのため、最初のうちは自分本位に相手をコントロールしようとしてしまい、それが悪意のない乱暴な言動となってしまうのです。幼児期は善悪の分別がつかないことが多いですが、幼稚園など集団に身を置き、生活を送ることで、他人との接し方を学び、少しずつ改善すると言われています。

幼稚園

出典:PIXTA

1-2 心理状態が不安定なことが原因かも?

他人との距離感がつかめるようになる4~5歳になって、わざと「バカ」「あっちに行け」といった乱暴な言葉、叩く、つねるなど乱暴な言動が増えてしまう場合があります。

相手を傷付けることを分かっていながら、意地悪でそういった言動をしてしまうのです。その背景には、自分を認めてほしい、受け止めてほしいという、自己顕示欲や愛情不足などによる不安定な心理状態が関係していると言われています。

心理

出典:PIXTA

 

2 どこで乱暴な言動を覚えている?

幼児期の子供は日々、物凄いスピードで成長しています。悪気のない乱暴な言動や意地悪など、発端は身近な人の真似から始まっていることが多いのです。では幼児期の子供は、一体どこで乱暴な言動を覚えてしまうのでしょうか?

幼児期

出典:PIXTA

2-1 家族

幼児期の子供が1番身近で影響を受けているとすると、まずはパパやママといった家族を疑いましょう。子供の前で乱暴な言動をとっていませんか?叱るときに叩いたりしていませんか?または子供の前で頻繁に夫婦喧嘩をしている場合、それを真似ている可能性も十分にあります。まだ善悪の分別がつかない幼児期の子供は、側にいるママやパパ、家族が習慣的に乱暴な言動をとっていると、当人も悪いことだと意識せず、友達や親に同じような言動をとってしまうのです。

夫婦喧嘩

出典:PIXTA

2-2 友達

幼稚園や保育園には必ず、暴力的な子や意地悪な子もいるはずです。入園後に乱暴になったという場合は、周りの友達の影響を受けている可能性が高いです。幼児期は自分の周囲を取り巻く人の言動を見て、触れることで学び、さまざまなことを習得していく時期です。それは親にとって真似してほしくないことであっても、お友達がやって「面白そう」「強そう」と思ってしまえば、それを真似し、体得するのです。

新しい環境で成長しているからこそ、言動にも変化が出てきたということを念頭に置いたうえで、適切に対処していく必要があります。

乱暴

出典:PIXTA

2-3 テレビの影響

バラエティ番組などが子供の言動に悪影響を与えると言われますが、案外、アニメや戦隊ものなども悪影響を及ぼす可能性を秘めていることがあります。逆に最近はバラエティ番組の方が規制によって配慮されていることも多いですが、世界的に有名なアニメなどをみるとフライパンで相手の頭を叩いたり、口にダイナマイトを放り込んだり、過激で暴力的な描写があり、ビックリすることもあります。また戦隊ヒーローなどは登場人物が汚い言葉を使っていることもあります。それを特別な意識をせずに真似し、同じような言動をとってしてしまうこともあります。

テレビ

出典:PIXTA

 

3 4つの対処法

幼児期の子供が行う乱暴な言動は、必ずしも悪気があって行っているわけではありません。しかし、そのまま放っておくと、気に入らないことがあったときに乱暴な言動で解決しようとする子供になってしまう恐れがあります。もし子供の言動が気になるときは、以下を参考に早めに対処していきましょう。

言動

出典:PIXTA

3-1 親が日頃の言動に気をつける

子供の乱暴な言動が気になったら、まずは親が日頃どんな言動をとっているか見直してみましょう。乱暴な言動に限らず、子供は身近にいる親や友達の行動を真似することで成長していくものです。自分の言動が子供の将来を左右するという意識をしっかり持って、良い手本になれるよう努力しましょう。

親

出典:PIXTA

3-1-1 既に親の言動を真似しているとき

既に親の言動を真似してしまっている場合は、その言動をとったことを認め、子供にきちんと謝りましょう。その上で、なぜその言動がいけないことなのかを伝えましょう。

いけないこと

出典:PIXTA

3-2 子供との信頼関係を深めよう

母親に認めてもらいたい、自分の不安な気持ちを受け止めて欲しいという思いで、母親や友達に対して乱暴な言動をとってしまう子供もいます。私たち親は、子供の行為自体に目が行きがちです。しかし、そこに至るまでの背景をくみ取り、子供との信頼関係を深めることで乱暴な言動を予防、解決していきましょう。

行為

出典:PIXTA

3-3 子供に伝わる叱り方

子供が使ってほしくない言葉を使ったときや、他人を叩いたり蹴ったりしてしまったとき、あなたはどのように叱りますか?実際に子供が乱暴な言動をとってしまったときは、こんな叱り方を参考に冷静に対応しましょう。

冷静

出典:PIXTA

3-3-1 理由を聞く

乱暴な言動をとってしまったときは、感情的にならず、冷静になぜそのような言動をしたのか理由を問いましょう。そして、その理由に対して一度「そうだったんだね」と理解を示してあげてから、どうするべきだったのか指導してあげることを忘れないでください。親が自分の意見や気持ちを受け入れてくれたことが分かると子供は安心して、そのあとに続く注意にも耳を傾けてくれます。また、乱暴な言動をとった理由が分かれば、より的確に対処することができます。

安心

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3-3-1-1 真似だった場合

テレビ番組や友達からの影響で、乱暴な言動をとっていることが分かった場合、その原因を遠ざけたくなってしまいますよね。しかし、何がいけないのか子供自身に考えさせることなく原因だけを取り除いても、子供が成長する機会を奪ってしまうだけです。まずは、友達などの影響で言動に変化が出てきたことを成長の証として受け止め、そのうえで親がサポートしていく方が、子供の将来のためになるのではないでしょうか。

友達

出典:PIXTA

3-3-2 きちんと説明する

厳しく叱ったり、反対に優しく言ったりするだけでは、子供の乱暴な言動をなくすことはできません。注意する際は、その言動がいけないことだという理由を分かりやすく説明しましょう。ただ、このときの理由は子供が想像できるものでなければ伝わりません。「そんなことを言うと、いつか自分も同じことを言われちゃうよ」、「叩いたら痛いからだめなのよ」と、子供が納得できるように説明しましょう。

乱暴

出典:PIXTA

3-4 表現方法を提案する

表現方法がまだ少ない幼児期の子供は、うまく表せない気持ちや言葉を、乱暴な言動で表現してしまうことがあります。子供がなぜそのような言動をしてしまったのか分かったら、「そんなときはこうすれば相手に伝わるよ」、「嫌だったときはこんな風に伝えてごらん」と別の表現方法を教えてあげましょう。

表現方法

出典:PIXTA

 

4 注意点

我が子が乱暴な言動をしてしまうと、感情的になることもあるでしょう。ただ、そんなときこそ冷静に対処しなければ、大切なことを見落としてしまう恐れがあります。子供が乱暴な言動をとってしまったら、以下の点にも注意してください。

子供

出典:PIXTA

4-1 頭ごなしに叱らない

幼児期の子供は、誰かをお手本にしてその言動をとっているはずです。それにも関わらずあなたが頭ごなしに叱ってしまうと、他の人がしていたから自分も真似したのに、自分だけ怒られたと思わせてしまいますよね。ましてやその言動があなたの真似だったとしたら、子供にとっては理不尽でしかありません。子供が汚い言葉や態度をとっていたら、すぐにでもやめさせたくなりますが、まずは一呼吸おいて、冷静になってから子供と向き合う必要があります。

子供と向き合う

出典:PIXTA

4-1-1 言動によっては強く叱ることも必要

相手の存在を否定するような言葉や、相手を怪我させかねない乱暴な行為をした場合には、強く叱ることも必要です。感情を込めて叱ってから、なぜいけないのかじっくり理解してもらえるまで伝えましょう。また、何度注意してもなかなか改善しない場合も、根気強く言って聞かせることが大切です。

感情

出典:PIXTA

4-2 子供自体を否定しない

「なんでそんなに乱暴な子になったの?」や「そんな子はいらない」など、子供の存在自体を否定するようなセリフで叱らないようにしましょう。いけなかったのは、あくまでもその瞬間の子供の言動です。もし子供の乱暴な言動を叱るときは、愛しているからこそ注意しているということも合わせて伝えるのが大切です。

瞬間

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5 まとめ

子供が一度覚えてしまった乱暴な言動をやめさせるには、長い時間を要することもあります。しかし、親がサポートすることはもちろん、幼稚園などで他人との接し方を子供自身が学んでいくことで、乱暴な言動は少しずつ改善していくはずです。子供の言動に変化がみられることは成長の証だと捉え、私たち親は、子供がさまざまな経験を通して心身ともに成長できるよう、手助けしていきましょう。

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