素肌美人はやっている!綺麗な肌を作る10の習慣

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あなたは素肌に自信がありますか?肌がボロボロだと暗く疲れた印象を与え、せっかくの美しさが陰ってしまいます。一方、肌が綺麗だと明るく健康的で好印象を与えます。また、メイクノリも良くなるのでより美しさに磨きがかかります。素肌が綺麗な人たちはみんな美しく輝いているのです。今回はそんな素肌美人の女性たちが行っている美習慣についてお話ししていきます。

1 綺麗な肌とは?

綺麗な肌出典:123RF

美肌という言葉をよく耳にします。シミやシワ、ニキビなどの肌トラブルがないことはもちろん想像がつきますが、具体的にはどのような状態の肌を指すのでしょうか。

1-1 みずみずしくうるおいがある

まず、水分と油分のバランスが取れていて、うるおいがあることが挙げられます。キメが整っていて、手で触るとしっとりと柔らかい肌です。

1-2 血色が良い

血液循環が良好で、肌のターンオーバーがしっかり行われていることも大切です。余分な角質層が適切に排出されるので、肌に透明感が生まれ、くすみのない健康的な肌になります。

1-3 ハリと弾力がある

肌内部の働きが良好でコラーゲンなどの弾力繊維が十分に生みだされていることも欠かせません。シワやたるみがなく、手で触ると押し返すような弾力感がある若々しい肌です。

 

2 基本のスキンケア

スキンケア出典:123RF

肌を綺麗にするためにはスキンケアが重要です。1日メイクを落とし忘れて眠ってしまった、それだけでも肌へ与えるダメージは非常に大きいのです。美肌は1日にしてならず。肌が綺麗になりたいと思ったらまずは正しい方法で毎日ケアを行いましょう。

2-1 習慣①:クレンジング

クレンジング出典:123RF

密着性の高い油分を含んだメイクは落とさずに寝てしまうと毛穴詰まりなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。メイクをした日は必ずクレンジングを行いましょう

2-1-1 ポイントメイクを落とす

目元やリップなどのポイントメイクをする箇所は皮膚が柔らかくとても繊細です。ゴシゴシと力を入れてこすって洗うと傷ついてしまうので、専用のリムーバーで落とすようにしましょう。

2-1-2 全体のメイクを落とす

適量を手に取り、薬指、中指、人差し指の3本を使ってやさしく洗いましょう。皮脂の多いTゾーンからスタートし、頬、目や口周りの順に洗っていきます。

2-1-3 すすぐ

すすぎは冷たい水だと毛穴が閉じて汚れをしっかりと洗い流すことができず、また熱いお湯だと肌が乾燥する原因になります。そのため、毛穴から余分な皮脂などが浮き出す約30~32℃程度のぬるま湯ですすぎましょう。すすぎ残しがあるとクレンジングで浮かせた汚れが蓄積されてしまいます。こめかみや生え際、フェイスラインなど流しにくい箇所も丁寧にすすぐようにしましょう。

2-2 習慣②:洗顔

洗顔出典:123RF

クレンジングが油分の多いメイクを落とすのに対し、洗顔は皮脂やほこり、古い角層細胞など水溶性の汚れを洗い流します。メイクをしていない時でも顔には目に見えない汚れが付着しているので、洗顔は必ず行いましょう

2-2-1 予洗い

ぬるま湯のみで顔の汚れを洗い流す予洗いを行います。シャワーをそのまま顔に当ててしまうと水圧が強すぎるため、繊細な顔の肌にダメージを与えてしまいます。洗面器に溜めたお湯やシャワーから手にすくったお湯を使いましょう

2-2-2 しっかり泡立てる

洗顔料はしっかり泡立てます。泡が多いほど肌に触れる表面積が増え、毛穴の汚れを吸着することができます。理想は角が立つほどの固く密度の高い泡です。泡立てるのが苦手という方は泡立てネットを使用したり、泡タイプの洗顔料を選ぶとよいでしょう。

【関連記事】
>>タイプ別紹介!泡で出るおすすめの洗顔料15選

2-2-3 やさしく洗う

しっかり汚れを落とそうとしてゴシゴシと力を入れて洗ってしまうと肌を傷つけてしまいます。手のひらと肌の間で泡を転がすようなイメージでやさしく洗いましょう。

2-2-4 しっかりすすぐ

洗顔料の成分が肌に残ってしまうとトラブルの原因になります。すすぎ残しがないように丁寧に行いましょう。この時も温度はぬるま湯程度にし、シャワーのお湯を直接顔に当てないように注意しましょう。

2-3 習慣③:保湿

保湿出典:123RF

肌の水分と油分のバランスを適切に保つためには保湿が欠かせません。洗顔後すぐから肌の水分は失われていくため、なるべく早く保湿ケアを行うようにしましょう。

2-3-1 化粧水

洗顔後はまず化粧水で角質を柔軟にして失われた水分を補います。化粧水には保湿成分や水溶性の美容成分が含まれているので、水分とともにこれらの有効成分を浸透させて肌を整えます。

2-3-2 美容液

美容液とは保湿成分や美容成分などの有効成分を濃縮して配合したものです。必ず必要な工程ではありませんが、肌の調子が悪い時や美白、エイジングケアなどプラスアルファのケアを行いたい場合には、スキンケアの工程に美容液を取り入れるとよいでしょう。

2-3-3 乳液

乳液は化粧水や美容液で補給した成分を肌に閉じ込めてうるおいを保つ働きがあります。べたつくから乳液は苦手という方もいますが、この工程を省いてしまうとせっかく補給した成分が蒸発してしまいます。脂性肌やべたつきが苦手な方はさっぱりとした使い心地のものを選ぶとよいでしょう。

2-4 習慣④:紫外線対策

紫外線対策出典:123RF

紫外線は大量に浴びるとシワやたるみ、シミ、そばかす、乾燥などさまざまな肌トラブルを引き起こします。夏場の日差しが強い時期だけでなく、冬場も曇りの日も紫外線は降り注いでいます。年中気を緩めることなく紫外線対策を行いましょう。

2-4-1 日焼け止めの選び方

日焼け止めは選び方を誤ると十分に役割を果たすことができません。その時々のシーンに合ったものを使いましょう。

2-4-1-1 強さ

パッケージに記載されているPAやSPFは日焼け止めの強さを示しています。紫外線のA波に対する防御力がPA(Protection grade of UV-A)で+~++++の4段階、B波に対する防御力がSPF(Sun Protection Factor)で最大50+まであります。日常生活であればPA+~++、SPF20程度屋外での軽いスポーツやレジャーではPA+++SPF30~40程度日差しの強い中での活動やマリンスポーツを行う際にはPA++++、SPF50以上を選ぶとよいでしょう。

2-4-1-2 肌へのやさしさ

日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤は人によってはアレルギーを起こす場合があります。そのため、肌の弱い方は紫外線吸収剤不使用のものやノンケミカルと表記されているものがおすすめです。また、エタノールやシリコン、パラベンなどの防腐剤のような肌の刺激になりやすい成分が配合されていないもの、無香料、無着色、低刺激と表記されているものを選びましょう。

2-4-2 日焼け止めの塗り方

日焼け止め出典:123RF

紫外線をできるだけカットするためには、正しく塗ることも大切です。ここではそのポイントをご紹介します。

2-4-2-1 塗るタイミング

メイクをする際にはスキンケアの後、下地の前に塗ると日焼け止めの効果を発揮し、メイクもよれることなく仕上げることができます。なお、日焼け止めは肌に馴染むまで15分程かかるので、家を出る直前ではなく15~30分前には塗るようにしましょう。

2-4-2-2 やさしく叩くように塗る

日焼け止めは、先に手のひらで伸ばしてから顔につけると、塗りムラができてしまいます。まずは手のひらに500円玉大の量を出して、額、鼻筋、両頬、あごの5か所に分けて乗せます。そこから中指と薬指の腹を使ってやさしく叩き込むように広げていきましょう。額や鼻筋、頬は特に焼けやすい箇所なので、重ね塗りをしておくとよいでしょう。

2-4-2-3 塗り直し

1度塗った日焼け止めは1日中効果が持続するわけではありません。2~3時間おきに塗り直しをしましょう。顔の汗や脂をティッシュで軽くオフし、気になる部分に日焼け止めを塗り直します。その後、下地やファンデーションでメイク直しをします。時間がない時はスプレータイプやUV効果のあるフェイパウダーを使用するとよいでしょう。

【関連記事】
>>日焼け止めと化粧下地の順番って?おすすめ夏のメイク方法

 

3 綺麗な肌を作る生活習慣

綺麗な肌に必要なのは外からの直接的なケアだけではありません。普段の生活習慣を見直して体の調子を整えると肌も変わってきます。特別なアイテムなどは必要なく、お金をかけずに肌を綺麗にする方法ともいえます。美習慣を身につけて内側から肌のポテンシャルをアップさせましょう。

3-1 習慣⑤:食生活

食生活出典:123RF

コンビニ食やファストフードばかりで栄養の偏った食生活を続けていたり、欠食したりすると健康を害するだけでなく、肌も荒れやすくなります。食生活で大切なのは1日3食をしっかり食べることです。その上で、肌を綺麗にする食べ物を積極的に取り入れていきましょう。

3-1-1 たんぱく質

爪、骨、筋肉、血液、ホルモンなど体を作るのに必要不可欠なたんぱく質は肌細胞の生成にも欠かせません。また、たんぱく質はうるおい成分であるコラーゲンの元にもなっています。肉や魚、大豆製品をバランスよく食べるようにしましょう。

3-1-2 ビタミンA

ビタミンAには新陳代謝を促して粘膜を守ったり、皮膚の健康を保ったりする働きがあり、不足するとニキビや肌荒れが起こりやすくなります。ほうれん草やにんじん、かぼちゃ、乳製品、レバーなどに多く含まれています。

3-1-3 ビタミンC

活性酸素を抑えて免疫効果を高める働きがあるビタミンCはパプリカやブロッコリー、レモン、キウイフルーツなどに多く含まれています。

3-1-4 ビタミンE

抗ストレス作用や抗酸化作用があり、女性ホルモンの分泌を正常に保つ働きがあるビタミンEはアーモンドやヘーゼルナッツ、ヒマワリ油、アボカドなどに多く含まれています。

3-1-5 水分

水分をしっかり摂ることも美肌作りには欠かせません。血流が良くなり、酸素や栄養が体中に届きやすくなるほか、体に溜まった老廃物も排出されやすくなります。1日1.5~2Lを目安にこまめに摂取しましょう。また、冷たい水は吸収されにくく、内臓を冷やしてしまいます。常温の水か冷ました白湯を飲むようにしましょう。

3-2 習慣⑥:睡眠の質

睡眠出典:123RF

睡眠は肌の調子を整えるためには欠かせません。肌は細胞分裂やターンオーバーすることによって修復したり生まれ変わったりしますが、これを促進するのに必要な成長ホルモンは睡眠中に分泌されるのです。睡眠直後3時間が最も分泌が高まるので、この時の睡眠の質を上げることが大切です。また、肌の修復には6時間かかると言われているので、毎日6~7時間の睡眠は確保できるようにしましょう

3-2-1 湯船につかる

質の良い睡眠をとるためには、湯船につかって体を温めてリラックスすることがおすすめです。熱いお湯は体への負担も多く、体を覚醒させてしまいます。38℃程度のぬるま湯に5~30分ほど浸かりましょう。就寝の2時間前までに入浴を済ませると、ベッドに入る頃には深部体温が下がるので入眠しやすくなります。

3-2-2 ホットドリンク

寝る前に温かい飲み物を飲むと体が温まり安眠効果があります脳を覚醒させる作用があるカフェインは避け、コップ1杯程度を飲みましょう。安眠効果のあるトリプトファンやカルシウムが入っている牛乳を使ったホットミルク、カモミールやローズウッドなどリラックス効果のあるハーブティー、胃腸に負担をかけずに体を温めることができる白湯などがおすすめです。温まった体温が少しずつ下がってくる頃が眠りやすくなるので、飲むタイミングとしては睡眠前30分前頃がよいでしょう。

3-2-3 目や脳を休める

パソコンや携帯電話のブルーライトは眠気を誘うホルモンであるメラトニンの分泌を崩し、安眠の妨げとなります。就寝前2時間程度は使用を控え、目や脳を休めて眠る準備をしましょう。

3-3 習慣⑦:運動

運動出典:123RF

適度な運動も綺麗な肌を作るためには欠かせません。ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動は血液の流れを良くして毛細血管の隅々にまで十分な酸素と栄養を届けることができます。また、汗をかくことで肌に水分が増して角質が柔らかくなります。毛穴に詰まった余分な皮脂を排出したり、酸化して黒ずむことを防いだりする効果もあります。ただ、急に無理な運動を取り入れても長続きはしません。最初はストレッチや軽い筋トレなど軽いものから取り入れてみましょう。

 

4 デトックスで美肌に

しっかりとケアをしているのになかなか肌が綺麗にならないということもあります。そんな時には、体内の老廃物や毒素を出すデトックスで体をリセットしてみましょう。

4-1 習慣⑧:プチ断食(ファスティング)

ファスティング出典:123RF

食事を消化吸収するためには膨大なエネルギーが必要です。1日3食しっかり食べた場合にはフルマラソンと同じくらいのエネルギーを使っているのです。断食では固形物の食事を絶つことで、その分のエネルギーを体の本来の機能を回復させることに使います。何日も続ける本格的な断食は軽い覚悟でできるものではありませんが、半日~2日程度行うプチ断食ならそのハードルはグッと下がります。週末だけ取り入れてみたり、GWや夏休みなどのまとまった休日にトライしたりするとよいでしょう。プチ断食をする際のポイントを簡単にご紹介します。

4-1-1 夕食後から始める

空腹を感じる時間は短い方が気持ちは楽ですよね。夕食後から半日の断食をする場合だと、その大半は睡眠時間に充てることができ、朝食を絶つだけで済むことになります。

4-1-2 水分と塩分はきちんと摂る

断食中は何も口にしてはいけないわけではありません。体を維持するのに最低限必要な水分と塩分は必ず摂取しましょう。難しく考えるのではなく、固形物を食べないようにすると考えるとよいでしょう。普段の食事をコールドプレスジュースに置き換えたりすると必要な栄養を摂取しながら行うことができます。

4-1-3 断食明けは胃にやさしい食事をとる

断食明けにいきなり普段と同じ食事をとると胃腸がびっくりしてしまいます。消化に負担のかかる肉や油を含むものは避け、胃腸にやさしいおかゆや具のない味噌汁などを食べましょう。

4-2 習慣⑨:白湯を飲む

白湯出典:123RF

簡単に取り入れることができるデトックス習慣が朝起きて白湯を飲むことです。朝1番の水分補給を白湯にすることで胃腸を内側から温め、整腸作用に効果が出ます。ただの白湯でももちろん効果はありますが、体内の解毒を担ってくれている肝臓の働きにアプローチするには、七味唐辛子やクミン、コリアンダーなどのスパイスを少量加えるのがおすすめです。

4-3 習慣⑩:リンパマッサージ

リンパマッサージ出典:123RF

リンパマッサージを行うことでリンパ液の流れを良くし、老廃物を排出するようにしましょう。サロンに行かなくても自宅でできるセルフマッサージでも効果は期待できます。肌の摩擦を避けるためにオイルを使いながら行うと保湿もできるのでおすすめです。

4-3-1 鎖骨

鎖骨はリンパの出口となるところです。まずはここをほぐしましょう。2本の指で鎖骨をはさみ、左右に動かします。次に耳の後ろから鎖骨にかけて流します。最後にワキの下に手を入れて円を描くように流しましょう。むやみに力を入れる必要はありません。筋肉は動かさず筋肉の上にある皮膚だけをずらしてあげるような感覚で流しましょう。

4-3-2 脚

脚の付け根に手を置き、小刻みに動かします。次に両手で太ももを挟み、やさしく円を描くように流します。心臓に近い太ももから足先にかけて順番に行いましょう。

4-3-3 顔

人差し指と中指であごを挟み、あご下中央から耳の後ろのリンパ節までフェイスラインの骨に沿って動かし、最後に耳の後ろをグイっと押します。次に手のひらを開き、親指の付け根を口角のやや下あたりにつけます。そこから親指の腹部分を使って小鼻の脇まで頬肉を持ち上げていきます。同じように小鼻の脇から頬骨の下を通ってこめかみまで動かします。最後に人差し指と中指で眉毛の上下を挟み、眉頭から眉尻に向かって動かします。

 

5 まとめ

美肌を手に入れるためにはエステに行くなど特別なケアが必要というわけではありません。大切なのは普段のお手入れや生活習慣です。すぐに効果を感じることはできないかもしれませんが、毎日の積み重ねることで肌が綺麗になったと実感する日が必ず来ます。あなたも今日から美習慣を始めてみませんか?

 

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