カラーシャンプーで髪色長持ち!使い方とおすすめ商品12選

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きれいに染めたヘアカラーは1日でも長く色持ちさせたいですよね。そんなときに使ってほしいのが「カラーシャンプー」です。洗髪するだけでヘアカラーの色持ちを良くすることができるカラーシャンプーは、手軽で簡単に使うことができるのでヘアカラー初心者にもおすすめです。

今回はそんなカラーシャンプーの使い方やカラーバリエーション、おすすめの商品をご紹介します。

◆ 最終更新日:2019年11月1日

1 カラーシャンプーとは?

カラー出典:Unsplash

シャンプーの中に染料が配合されていて、洗髪のたびにその染料が髪に入り、ヘアカラーの色持ちを良くするのがカラーシャンプーです。

パープルやピンク、シルバー、ブラウンなどさまざまな色のカラーシャンプーがあり、自分の髪色に合ったものを使用することできれいな色味が持続します。また、いつものシャンプーと同じように髪を洗うだけで良いので、誰でも簡単手軽に使うことができます。

 

2 ヘアカラーが色落ちする原因

美容室でヘアカラーをしても1週間もしないうちに色が落ちてくる・・・とお悩みの方にカラーシャンプーをおすすめしたいのですが、まずはヘアカラーが色落ちしてしまう原因にはどのようなものがあるのかをご説明します。

2-1 髪がダメージを受けて傷んでいる

ダメージ出典:Unsplash

ダメージを受けて傷んでいる髪は、表面を覆っているキューティクルが剥がれた状態になっています。そのため、ヘアカラーの染料が入りやすいのですが、その反面、抜けやすい状態であるとも言え、染料が定着しないため、色落ちしやすくなってしまいます。

2-2 紫外線

紫外線出典:Unsplash

紫外線を受けることで髪はダメージを受け、キューティクルが剥がれます。そしてその剥がれたキューティクルから紫外線が入り込み、髪内部にある髪を黒くするもとであるメラニン色素を壊してしまいます
ヘアカラーをしていない黒髪の人はメラニン色素が多いので紫外線の影響を吸収してダメージが小さいのですが、ヘアカラーをしている人は黒髪の人に比べてメラニン色素が少ないため紫外線の影響を吸収しきれずに、ダメージが大きくなってしまいます。それによってさらにメラニン色素が少なくなって髪色が褪せてしまい、色落ちにつながってしまうのです。

2-3 ヘアアイロンやコテ、ドライヤーなどの熱

ヘアアイロン出典:PIXTA

髪に高温のヘアアイロンやコテを使うと、髪内部にある水分が蒸発し、ダメージを受けます。ヘアカラーをした髪ではその水分と一緒に染料も蒸発してしまうため、色落ちしやすくなってしまいます。さらにドライヤーも同様で、乾かす際に熱風を髪に近付けすぎたり、乾かし過ぎることも色落ちの原因になります。
また、人気のアッシュやマット系のカラーは特に熱に弱いのでより注意が必要です。

2-4 洗浄力の強いシャンプー

シャンプー出典:PIXTA

シャンプーには洗浄力の強いものから弱いものまでさまざまな種類があります。洗浄力の強いシャンプーを使い続けていると、髪や頭皮にダメージを与える可能性があり、キューティクルが剥がれて染料まで一緒に洗い流してしまう、ということになりかねません。

洗浄力の強いシャンプーは「高級アルコール系シャンプー」と呼ばれ、配合成分にはラウレス硫酸~、ラウリル硫酸~、オレフィンスルホン酸といったものが挙げられますのでシャンプーを選ぶ際には成分表示を確認してみましょう。

 

3 カラーシャンプーのメリットとデメリット

カラーシャンプー出典:Unsplash

ヘアカラーの色持ちを良くするためにおすすめのカラーシャンプーですが、デメリットもあります。

3-1 メリット

文頭でも挙げましたが、カラーシャンプーの最大のメリットは洗髪するだけでヘアカラーの色持ちを良くすることができる点です。また、ブリーチをした明るい髪の場合は、徐々に髪を染めていくこともできます。即効性には欠けますが、手軽に雰囲気を変えたい場合にもおすすめです。

3-2 デメリット

3-2-1 ダメージケア効果があまりない

カラーシャンプーはヘアカラーの色持ちを良くすることに特化しているため、ダメージケア効果があまりありません。なかには補修成分や美髪成分を配合しているカラーシャンプーもありますが、カラーシャンプーはやはりカラーケアがメインです。また、泡立ちが良くなかったり、きしみやすいものも多いので、すでに髪のダメージが大きい方は注意が必要です。

3-2-2 お風呂場の壁や床、洋服に色がつく

洗髪をすると、シャンプーや泡がお風呂場の床や壁につきます。通常のシャンプーであればなんの問題もありませんが、カラーシャンプーは染料が配合されているため、そのまま放置してしまうと床や壁に色が定着し、簡単には落とせなくなってしまいます。

また、爪のすき間などにカラーシャンプーが残っていて、それが洋服についてしまい、色が落ちなくなることも。カラーシャンプーで洗髪をした後は、お風呂や体にシャンプーや泡が残っていないかを確認し、残っていた場合はシャワーでしっかり洗いましょう。

3-2-3 肌の弱い方は注意

カラーシャンプーは低刺激にこだわっているものが少なく、肌の弱い方はかゆみが出たり、皮膚が赤くなったりなどの肌トラブルが起きてしまう可能性があります。肌がひどく乾燥していたり、アトピー体質の方はまずパッチテストをしてみることをおすすめします。

 

4 カラーシャンプーの使い方とポイント

ポイント出典:Unsplash

カラーシャンプーはいつも使用しているシャンプーと同じ使い方で問題ありませんが、より色持ちを良くするためにこれからご紹介するポイントを意識してみてください。

4-1 洗髪後、数分放置する

カラーシャンプーで洗髪をしたらすぐに洗い流さず、泡パックをした状態のまま3~5分放置することでカラーシャンプーの染料が髪に入り込み、より色持ちが良くなります。

4-2 ぬるま湯ですすぐ

熱いお湯ですすいでしまうとキューティクルが大きく剥がれてしまい、そこから染料が流れ出てしまいます。カラーシャンプーは38℃くらいのぬるま湯ですすぐようにしましょう。

4-3 使用頻度は毎日~3日に1回

カラーシャンプーの使用頻度は商品によっても異なりますし、髪の状態によっても変わってくるため個人差があります。
髪のダメージがあまりない方や色が抜けやすい方は毎日使っても良いですし、そうでない方は3日に1回だけカラーシャンプーを使用し、他の日はカラーケア以外のシャンプーを使うなど、自分の髪の状態に合わせて使用頻度を調整すると良いでしょう。

 

5 カラーシャンプーのバリエーション

カラー出典:Unsplash

商品によっても異なりますが、カラーシャンプーには何色かのカラーバリエーションがあります。そのため、「ヘアカラーの色持ちを良くしたいけどどの色を選べばいいかわからない・・・」という疑問を持つ方も多いと思います。

そこでカラーシャンプーに多い、パープル/シルバー/ピンク/ブラウン/ブラックの5色がそれぞれどういった髪色の維持に向いているのかをご説明します。

5-1 パープル

パープルはアッシュやマット系のカラーを長持ちさせる効果があります。髪の黄ばみを抑えてくれるので、ミルクティーのような色を維持したり、また、ブリーチをしていて髪を白くさせたい方にもおすすめです。

5-2 シルバー

シルバーはグレーアッシュにしたい方におすすめの色です。パープルよりさらにアッシュ系のカラーを長持ちさせる効果があります。

5-3 ピンク

ピンクやレッド系のカラーを長持ちさせる効果があります。アッシュ系のカラーに使うとピンクアッシュにすることも可能です。また、日本人の髪には赤色の色素が多く入っているため、ピンクは発色しやすい色です。使用の際は放置時間に注意しましょう。

5-4 ブラウン

ブラウンは髪に茶色を補給して、ツヤ感をアップさせるような効果があります。使う機会の少ない色ですが、あまり明るい髪色にできない方にはおすすめの色です。

5-5 ブラック

ブラックは黒染めを長持ちさせたい場合におすすめの色です。黒染めとして使えないこともないですが、きれいに染めることが難しいのでおすすめできません。また、気になり始めた白髪カバーにも使うことができます。

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