
「あっ!」 朝の忙しい時間に目についた白髪・・・あなたはどうしていますか?
思わず抜いてしまう方が多いのではないでしょうか?
それは今すぐ止めてください!抜くと毛根が傷付いてしまい、逆効果です!
気にはなっているけど、まだ白髪のケアをしたことがないという方はたくさんいらっしゃると思います。そういう方は、まずは白髪について知ることが大切です。
原因や対処法を理解したうえで、自分にはどんな白髪ケアが向いているのか、検討する参考にしてみてください。
Contents
1 「白髪」について知ろう
目につくと一気に気になる白髪。もうそういう年齢か…なんてあきらめている方!そればかりが原因ではないんです。
原因が分かれば対策も出来るのです!
出展:http://www.haircare-info.com
実はわたしたちの髪は生えてくる前は色素のない「白髪」なんです。
毛穴の奥にある、髪の毛をつくる〈毛母細胞〉と髪の毛を黒く染める〈色素細胞〉が協力して、黒い健康な髪の毛が生えてきます。
その健康な黒髪を生み出す〈毛母細胞〉と〈色素細胞〉の活動サイクルが乱れると白髪が生えてしてしまうのです。
白髪の原因として考えられているのが、活性酸素の増加や加齢、遺伝、ストレス、栄養不足、睡眠不足、血行不良、病気などです。
※活性化酸素・・・適量であれば細胞を保護してくれますが酸化力があまりにも強力なため量が増えすぎると、かえって細胞にダメージを与えてしまいます。
2 白髪対策
加齢は色素を作る細胞も老化させてしまうので、こればかりは自然現象ということで予防し難いです。
遺伝も不可抗力。ですが原因は他にも考えられます!予防できる原因については対策しちゃいましょう!
2-1 ストレス
規則正しい生活や適度な運動を行い、ストレスを溜め込まないような習慣をつけましょう!
溜まってしまったストレスは発散させましょう!
2-2 栄養不足
アミノ酸、ビタミン(特にA・C・E)、ミネラルを積極的に摂り、栄養バランスの整った食事を心がけましょう!
2-3 睡眠不足
成長ホルモンの分泌をうながすためには、1日6~8時間の睡眠時間を確保し、睡眠不足を防ぎましょう!
2-4 血行不良
シャンプーする際には頭皮を指の腹で優しく揉むようにマッサージを行い、頭皮の血行を促進させしましょう!
出典:PIXTA
2-5 白髪染めを利用する
上記のような対策でも改善されないのであれば、白髪染めを利用することも対策のひとつです。
ですが、白髪染めっていつから始めればいいの?と、なかなか自分では決められないですよね。かといって誰かに指摘されるのもちょっと恥ずかしい・・・。
一般的に髪の毛の全体に対して15〜20%程度が白髪になったら白髪染めをスタートさせる方が多いようです。
年齢やホルモンバランスの関係で35〜40歳ぐらいになると白髪の量は徐々に増え始めます。
このくらいのタイミングでという方も多いです。
3 白髪染めの種類
白髪染めといってもたくさんの種類があります。どれを使用したらいいのか迷ってしまいますよね。
自分の髪の状態や用途に応じて選ぶことがポイントです。
出典:http://www.lorealparisjapan.jp
3-1 ヘアカラー
ヘアカラー(酸化染毛剤)とは髪の内部に働きかけ、髪の色素を脱色し、その上で髪に色をつける方法です。
しっかりと綺麗な色をつけたい時や、色を長持ちさせたい方におすすめです。
色持ちは髪の傷みが少ない場合は2~3ヶ月ほどで、ダメージが大きい場合は1ヶ月ほどです。
出展:http://www.cielo.jp
3-2 ヘアマニキュア
ヘアマニュキュア(酸性染毛料)とはイオン結合によって髪の表面にだけ色を吸着させる方法です。
髪の内部の色素まで傷付けることはないため、ダメージはほとんどありません。
綺麗な色を保てるのは2~3週間とヘアカラーと比べると短めです。
出展:http://www.kao.co.jp
3-3 カラートリートメント
カラートリートメントは、ヘアマニキュアの仲間です。使い方は、とっても簡単!
シャンプー後に、タオルドライした髪へ塗布します。
しっかり染めたい方は、乾いた髪に使用した方が効果を感じられます。
放置時間は目安時間より少し長めに置いて、しっかり洗い流しましょう。
カラートリートメントは自宅でできてお手軽なので、ちらほら白髪や生え際白髪が気になってきた白髪初心者の方が始めるには、一番手っ取り早く気軽に始められる白髪染めです。
3-4 カラースプレー
ヘアカラースプレーとは髪の表面に色素を付着させることで、髪表面の色を変えることができます。
本当に染まっているわけではないので、シャンプーをするだけで元に戻すことができます。
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3-5 カラーシャンプー
白髪染めのカラーシャンプーとは、お風呂でシャンプーの代わりに使って染髪をするものです。
髪を洗うシャンプーそのものが白髪染めになっています。
染めている間の待ち時間もなく、使うたびに徐々に色が付いていきます。
出展:http://www.henna-shiraga.seesaa.net
4 まとめ
白髪が生えてくると、「そんな歳か・・・」と落ち込みがちですが、実は加齢以外にもさまざまな原因があることがお分かりいただけたでしょうか。
原因によっては生活習慣などを改善するだけで、白髪対策になるのです。
また、白髪染めといってもさまざまな種類があり、自分の白髪の具合やどうしたいかの要望によって使うものを選ぶことができます。
「白髪」=ネガティブに考えず、まずは原因を知り、それに合った対策をとり、市場にたくさんでている白髪染めを使ってみるのも“きれい”でいつづけるためには大切なことかもしれませんね。