
美容室でしっかりトリートメントをしたのに、気がつけば毛先がパサパサに・・・。そんな経験はありませんか?パサついた髪はボサボサに見えたり、毛先がはねたりしてまとまりがないだけでなく、切れ毛など髪のトラブルにもつながります。ツヤツヤでうるおいのある美髪を手に入れるためには、やはり日頃のお手入れが大切です。
今回は、今日からできるパサパサ毛先への対策方法をご紹介します。ぜひ試してまとまりのあるツヤ美髪を手に入れましょう。
Contents
1 なぜ毛先ほどパサパサになりやすいの?
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他の部分と同じようにケアをしているのに、毛先になるほどパサつきがひどくなると思いませんか?
髪は1ヶ月に約1cm伸びています。ボブくらいの長さでも毛先は2~3年前に生え始めたもので、ロングヘアになると4年以上前にもなります。つまり、毛先になればなるほど古い髪であり、たくさんのダメージを受けてきているのです。
また、髪は死滅細胞とも言われ、自己治癒能力がありません。そのため、皮膚のように傷が自然に治るということがないのです。受けたダメージは回復することがなく、蓄積されていくので毛先になるほど傷みが激しいのです。
2 ダメージの種類
毛先がパサパサになるのは、2種類のダメージによるものです。まずはパサパサ髪になる仕組みを知りましょう。
2-1 キューティクルの傷み
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髪は内側からメデュラ、コルテックス、キューティクルという3層構造になっており、1番外側にあるのがキューティクルです。根元から毛先に向かってウロコ状に重なり合って髪を覆っています。
通常、キューティクルは閉じた状態で髪内部の水分や栄養分をキープする働きがありますが、髪が濡れたり、摩擦や熱といった外的ダメージを受けると開いてしまいます。そしてケアをせず、開きっぱなしの状態になると自然には元に戻ることがなく、髪内部の水分や栄養分がどんどん流出し、パサパサになってしまいます。
2-2 コルテックスのダメージホール
髪の2層目であるコルテックスには水分や栄養分が蓄えられています。髪は8割がたんぱく質でできており、コルテックスも例外ではありません。たんぱく質は熱を与えると固まる熱変性という性質があります。髪内部のたんぱく質が固まってしまうと、コルテックス内に空洞(ダメージホール)ができてしまいます。そうすると、内部がスカスカになり水分や栄養分が流出しやすくなってしまうのです。
3 毛先がパサパサになる原因
毛先がパサパサになる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。それは日頃の生活の中にも隠れています。自分にどれが当てはまるのかチェックしてみましょう。
3-1 髪を自然乾燥させる
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髪が濡れている時は、キューティクルが開いています。そのため、お風呂上がりに髪をしっかり乾かさずに自然乾燥していると、髪内部の水分はどんどん蒸発してパサパサとうるおいのない髪になってしまいます。
3-2 熱の与えすぎ
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髪を乾かしたり、スタイリングする時にはドライヤーやヘアアイロンを使いますよね。その際、使い方を誤って必要以上に髪を熱しすぎるとキューティクルを傷め、コルテックスのダメージホールを作ってしまいます。ドライヤーもヘアアイロンも使う時のポイントは手早くです。何度も同じ箇所を熱しすぎないように注意しましょう。
3-3 空気の乾燥
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周りの空気が乾燥していると、髪の水分を蒸発させてしまいます。冬場の冷たい乾いた空気はもちろんですが、室内や夏場でもエアコンの使用で空気が乾燥していることがあるので注意しましょう。
3-4 摩擦
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髪が摩擦による刺激を受けるとキューティクルが傷つき、開いたり剥がれたりします。ブラッシングやシャンプー、タオルドライなど日常的に行っているヘアケアも乱暴に行うと髪同士が摩擦を起こします。また、睡眠時も髪同士や寝具との摩擦が起こっています。
3-5 ケミカルダメージ
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ケミカルダメージとはヘアカラーやパーマなどの施術に使用する薬剤による髪へのダメージのことです。ヘアカラーやパーマは強い薬剤を使用しています。キューティクルを開いて内部に薬剤を浸透させるなど、髪への負担が非常に大きいのです。
3-6 紫外線
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髪は紫外線をたくさん浴びるとたんぱく質が壊されてしまいます。
髪内部にはメラニンがあり、紫外線をある程度は吸収することができます。しかし、髪の表面を覆っているキューティクルにはメラニンが存在しないため、紫外線によるダメージを受けやすいのです。なお、プールや海など髪が濡れた状態で紫外線を浴びると、キューティクルが傷つくだけでなく、髪内部でも酸化が起こりダメージはより大きくなります。
3-7 ホルモンバランスの乱れ
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ホルモンバランスが不安定になると、頭皮環境が悪化して髪のパサつきを引き起こします。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類があります。この2つのバランスが変化するとき、皮膚のバリア機能が低下し、髪がパサパサしやすくなります。また、エストロゲンは健康な髪の成長を促す働きもあります。そのため、分泌量が減ると髪に元気がなくなり、パサつきやすくなります。ホルモンバランスの乱れは、生理前後や更年期を迎える年代に多くみられますが、ストレスや偏食などさまざまな要因でも起こってしまいます。
4 毛先のパサパサを改善する10の方法
髪は死滅細胞で自己治癒能力がないので、受けてしまったダメージを元に戻すのは難しいです。しかし、パサパサになった毛先をそのままにしておくと、髪は広がりボサボサになってしまいます。パサパサした毛先を改善するために大切なことは、さらなるダメージを予防することとダメージを目立ちにくくすることです。ここからは毛先のパサパサを改善してツヤ髪を手に入れるために行いたい10の方法をご紹介します。
4-1 シャンプーを見直す
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毎日使うシャンプーやコンディショナーは、髪をやさしくいたわりながら洗髪、ケアができるものを選びましょう。
4-1-1 洗浄力が強すぎないものを選ぶ
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洗浄力が強すぎると髪や頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。また、髪への刺激も強いので避けた方がよいでしょう。特に注意したいのが、高級アルコール系のシャンプーです。ラウリル硫酸、ラウレス硫酸、オレフィン酸は洗浄力が強い成分です。成分表示を確認してこれらが上位に記載されていないものを選びましょう。
髪をやさしくケアすることができるのがアミノ酸シャンプーです。髪を作っている成分と同じアミノ酸系の界面活性剤が使用されているので髪や頭皮への刺激が少ないのです。アミノ酸系の界面活性剤にはココイルグルタミン酸、ココイルメチルタウリン、ラウリルベタイン、コミカドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンなどがあります。
4-1-2 シリコンの有無で選ぶ
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シリコンはキューティクルに付着し、コーティングすることでシャンプーの使用感をアップさせる働きがあります。髪のダメージがひどい場合には、シリコン入りのアイテムを使うのも良いでしょう。
シリコンと聞くと髪に良くないというイメージを持たれている方も多いかもしれません。髪のダメージが少ない場合はノンシリコンでも問題ありませんが、傷みがひどい場合にはノンシリコンだとキシんだり、よりパサパサになってしまいます。ケアしつつ髪のパサパサを抑えるためには、シャンプーはノンシリコン、コンディショナーはシリコン入りにするなどしてみましょう。
4-1-3 おすすめのシャンプー&コンディショナー5選
髪のパサつきが気になる方におすすめのシャンプー&コンディショナーをご紹介します。
■ ハーブガーデン / さくらの森 シャンプー&コンディショナー
天然成分100%の原料を用い、髪と頭皮のことを考えた独自処方で作られています。髪や皮膚と同じアミノ酸成分の洗浄成分で、髪と頭皮にダメージを与えず、毛穴の皮脂や汚れをしっかり洗い落とします。ノンシリコン処方でありながら、指通りがよく髪本来のサラサラの仕上がりをサポートします。
販売価格:各¥3,190(税込)
内容量 :各300mL
※編集部調べ
■ モーガンズ / ヘアシャンプー&コンディショナー(モイスト&フォレスト)
きめ細かい泡がシャンプー時の摩擦から髪を守り、20種類の天然アミノ酸で髪にうるおいを与えます。濃厚なコンディショナーは、傷んだ髪を守り、20種類の天然アミノ酸と天然植物由来成分が傷んだダメージヘアを内側からしっかり補修します。オリーブ種子油やバオバブ種子油など保湿成分を豊富に配合し、しっとりまとまりのある質感へ整えます。
販売価格:各¥2,090(税込)
内容量 :各300mL
※編集部調べ
■ ボタニスト / ボタニカルシャンプー&トリートメントセット ダメージケア
傷んだ髪の補修に加え、ダメージから髪を守ってくれるシャンプー&トリートメントです。自然の恵みにこだわったボタニカル処方。ノンシリコンのシャンプーは植物由来成分とせっけん系成分で汚れを浮かせてしっかり洗い落とします。
販売価格:各¥1,540(税込)
内容量 :490mL/490g
※編集部調べ
■ ダイアン パーフェクトビューティ / エクストラダメージリペアシリーズ
傷みが進んだ髪の補修に着目した「エクストラダメージリペア」シリーズ。オーガニックアルガンオイルと独自のビューティーケラチン処方でダメージを補修。アミノケラチンが特に傷んだ毛先やパサつきも集中ダメージ補修し、しっとりまとまる髪へ導きます。
販売価格:各¥814(税込)
内容量 :各450mL
※編集部調べ
■ ネイチャーラボトーキョー / パーフェクトリペアシリーズ
傷んだ髪にうるおいを与えて補修し、毛先までまとまりやすい髪へ。竹幹細胞を配合し、健やかな頭皮・しなやかな髪に導きます。
販売価格:各¥2,178(税込)
内容量 :各340mL
※編集部調べ
4-2 シャンプーのやり方を見直す
シャンプーもやり方によっては、摩擦や乾燥などのダメージを髪に与えてしまいます。髪にやさしい洗い方で行いましょう。
4-2-1 シャンプー前にブラッシングをする
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髪を洗う前には、まずブラッシングをします。髪や頭皮に付着したほこりや汚れを事前に落とすことができるほか、絡まりをほぐすことで泡立ちが良くなり洗いやすくなります。また、絡まった髪を無理矢理に梳かすとダメージの原因になってしまうため、根元から一気に梳かすのではなく、毛先から徐々にほぐしていきましょう。
4-2-2 予洗いをする
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シャンプー剤を使用する前には予洗いをしましょう。ただお湯で髪を濡らすだけではなく、頭皮をマッサージするようにして行います。こうすることで毛穴の皮脂や汚れを浮かして洗いやすくなります。また、熱いお湯だと必要な皮脂まで洗われてしまい、頭皮が乾燥してしまいます。38℃程度のぬるま湯を使用しましょう。
4-2-3 泡でやさしく洗う
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シャンプー剤はしっかり泡立てることで、汚れが吸着して落ちやすくなります。また、泡がクッションになることで髪同士の摩擦を軽減することができます。
洗うときのポイントはやさしく洗うこと。このとき爪を立て洗うと頭皮が傷つくので、指の腹を使って揉み込むように洗いましょう。
4-2-4 しっかりとすすぐ
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シャンプー剤の成分が髪や頭皮に残らないようにしっかりとすすぎましょう。泡が流れただけでは、目に見えない洗浄成分が髪に残っています。洗った時の3倍程度の時間が目安です。生え際やこめかみ、襟足などは特に流し残しが多い箇所ですので注意しましょう。
4-3 乾かし方を見直す
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乾かし方も重要なポイントです。自然乾燥させることは髪の水分をどんどん蒸発させてしまうのでよくありません。しかし、ドライヤーで乾かしすぎると髪の水分を必要以上に奪い取ってしまうオーバードライを起こしてしまいます。髪をパサパサにしない適切な乾かし方をマスターしましょう。
4-3-1 タオルドライ
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まずはタオルで拭いていきます。ここでしっかり水気を取り除くことで、ドライヤーをかける時間を短縮させることができます。また、力を入れて荒々しく拭くと摩擦で髪を傷めてしまいます。タオルで髪を包み込み、揉み込むようにしてやさしく拭きます。毛先はタオルに挟んでポンポンと軽く叩くようにすると良いでしょう。
4-3-2 根元から乾かす
毛先は髪の中でも水分量が少ない部分です。そのため、毛先ばかりに風を当てていると必要以上に水分が奪われてしまいます。ドライヤーは髪が密集していて乾きにくく、水分量が多い根元から乾かしましょう。さらにドライヤーを近距離で使用したり、同じ場所ばかりに風を当てたりしていると髪や頭皮を熱しすぎてしまいます。20cm程度離して、左右に振りながら行いましょう。
4-3-3 冷風で仕上げる
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髪が9割ほど乾いたら、冷風に切り替えましょう。冷風を使って仕上げることで髪の熱しすぎを避けることができる上に、髪を冷やすことでキューティクルを引き締めることができ、ツヤがでます。また、髪は温めている時よりも冷める時に形が固定されます。冷風でクールダウンしている時に髪を整えることで、まとまりのあるきれいな髪をキープすることができます。ドライヤーの冷風機能は有効に活用しましょう。
4-4 トリートメントを行う
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パサパサした毛先を抑えるためには、トリートメントが有効です。トリートメントの役割は髪の毛の内部に栄養分を浸透させ、ダメージを補修すること。そして、疑似的にキューティクルを作りコーティングすることで、傷ついたり剥がれたりした部分を補填し、髪を保護することです。
4-4-1 インバストリートメント
出典:123RF
インバストリートメントはお風呂の中で使用するもので、いわゆる洗い流すトリートメントです。髪が濡れてキューティクルが開いている状態で使用するので、コンディション成分が髪内部の深くまで浸透することができます。髪内部に栄養分を補給し、ダメージを補修することが主な役割です。
4-4-1-1 おすすめのインバストリートメント 5選
おすすめのインバストリートメントをご紹介します。
■ ルシードエル / オイルトリートメント #EXヘアマスク
超高圧処理アルガンオイルが、枝毛・切れ毛・乾燥・広がり・ゴワつき等の髪の内部・外部のダメージを密着&浸透補修し、艶とうるおいのあるなめらかな髪を保ちます。髪に塗布した後は時間を置く必要がなく、すぐに洗い流せるのも人気のポイントです。
販売価格:¥1,320(税込)
内容量 :220g
※編集部調べ
■ ラサーナ / 海藻 海泥 トリートメント
海藻と海泥の力でダメージケアを行うトリートメントです。うるおい成分としてトチャカエキス、ハマナエキス、水溶性コラーゲンの海藻エキスを配合していて、毛先までしなやかな髪に整えます。また、ダブルモイストコートEXが枝毛の補修にも効果を発揮します。
販売価格:¥1,760(税込)
内容量 :170g
※編集部調べ
■ パンテーン / エクストラダメージケア デイリー補修トリートメント
サロンエキスパート監修の濃密補修プロビタミン処方で補修成分が髪内部に浸透してダメージ部位を選択的に補修します。また、保護成分が髪の外側に均一かつ層状に密着し、キューティクルを保護。傷んだ毛先までしっかりダメージを補修してくれます。
販売価格:¥774(税込)
内容量 :300g
※編集部調べ
■ フィーノ / プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク
6種類の美容液成分をギュッと凝縮した、ダメージケア用トリートメントです。傷みきった毛先までしっとりとなめらかでスルスルの指触りに仕上げます。枝毛・切れ毛でお悩みの方などにおすすめです。
販売価格:¥1,078(税込)
内容量 :230g
※編集部調べ
■ ラ・カスタ / アロマエステ ヘアマスク35
パーマやヘアカラーなどで特に傷んだ髪を、オーガニック植物成分やハーブエキス、アボカドオイル、シアバターなどが補修・保護し、しっとりうるおいのあるツヤやかな髪に仕上げます。心地よいフローラルハーブの香りで、心も髪も輝かせるヘアトリートメントです。
販売価格:¥2,200(税込)
内容量 :230g
※編集部調べ
4-4-2 アウトバストリートメント
出典:123RF
アウトバストリートメントはお風呂上がりに使う洗い流さないトリートメントのことです。髪をコーティングすることで剥がれたキューティクルに蓋をし、表面を整えることができます。さらに、髪内部の水分が蒸発することを防ぐ保湿効果もあるので、パサつきや広がりを改善する効果もあります。
また、ドライヤーの熱や紫外線、摩擦などの外部刺激から髪を守ることもできます。インバストリートメントが髪内部を補修するのに対して、アウトバストリートメントは外側のケアがメインになります。
4-4-2-1 おすすめのアウトバストリートメント 5選
おすすめのアウトバストリートメントをご紹介します。
■ ナプラ / エヌドット シアオイル
サラッと軽いテクスチャーが特徴のシアオイルです。保湿成分が浸透し、髪の芯からみずみずしくうるおいのあるハリ髪へと整えます。心地良い使用感でオイルのベタつきが苦手な人にもおすすめです。
販売価格:¥2,860(税込)
内容量 :150mL
※編集部調べ
■ ロレアルパリ / エクストラオーディナリー オイル エクストラ リッチ フィニッシュ
ロータス、ティアレフラワー、ローズ、フラックス、カモミール、サンフラワーの6種類のフラワーエキストラオイルで毛先までうるおってまとまる仕上がりに。パサつきが気になる髪をしっかり補修します。さらにドライヤーや乾燥などの外的ダメージから髪をしっかり守ります。
販売価格:¥2,090(税込)
内容量 :100mL
※編集部調べ
■ モンシャルーテ / アプリーナ オーガニック ヘアオイル
保湿に優れたアルガンオイルとアプリコットオイルをダブルで配合。ハイダメージで毛髪の傷み(枝毛や切れ毛など)が気になる方におすすめの奥深いツヤとなめらかな手触りを与える洗い流さないトリートメントオイルです。
販売価格:¥1,430(税込)
内容量 :130mL
※編集部調べ
■ ルシードエル / #EXヘアオイル
アルガンツリーの実から採取したオイルを使用し、美容成分を豊富に含んだ保湿力が高いオイルトリートメントです。髪のダメージの原因の1つであるドライヤーなどの熱から髪を保護し、乾燥やパサつきから髪を守ります。
販売価格:¥1,320(税込)
内容量 :60mL
※編集部調べ
■ いち髪 / 潤濃和草エッセンス
高濃度の純・和草プレミアムエキスを配合し、ダメージを補修&予防します。傷んだ髪も芯からうるおい、なめらかな髪へ導きます。紫外線から髪を守るUVカット処方もされています。
販売価格:¥566(税込)
内容量 :100mL
※編集部調べ
4-5 髪をまとめて寝る
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就寝時、髪は寝具との摩擦が起こりやすい状態になっています。特にロングヘアでは、寝返りのたびに髪がバラバラに乱れて絡まりやすくなります。髪をまとめて極力摩擦によるダメージを受けないようにしましょう。
4-5-1 結ぶ
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簡単にできる方法が結ぶことです。ツインテールやゆるい三つ編み、高い位置でのお団子ヘアにまとめることで寝る時に邪魔にならず髪を守ることができます。しっかり乾いていないうちに結ぶと、蒸れたり雑菌が繁殖しやすくなります。また、きつく結ぶと結び癖がついたり、強く引っ張られ続けることで頭皮がダメージを受けます。しっかり髪を乾かして、跡がつきにくいシュシュなどを使ってゆるく結びましょう。
4-5-2 ナイトキャップ
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ナイトキャップは摩擦を防止してくれるだけでなく、保湿効果もあるアイテムです。髪を束ねることができないボブやショートヘアの方におすすめです。汗を吸っても蒸れにくく、適度な湿度を保つことができるシルク製や、洗濯機で丸洗いすることができ、お手入れが手軽なコットン製などがあるので、自分に合うものを見つけてみましょう。
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4-6 紫外線対策をする
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顔や腕など日焼けがわかりやすい部分はしっかり日焼け止めで対策していても、髪は無防備ということはありませんか?外で過ごす時には帽子や日傘を使用すると良いでしょう。また、髪にも使用できるスプレータイプの日焼け止めもあります。
紫外線対策が必要なのは夏場の日差しが強い時だけではありません。曇りの日も冬場も降り注いでいます。1年を通してしっかり対策を行いましょう。
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4-7 食事を見直す
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生えてくる髪が健康で丈夫であることが髪のパサパサを予防、改善するためには大切です。そのためには、体の中からのケアにも気をつけましょう。しっかりと栄養が摂れていないと健康な髪は育ちません。偏った食事や欠食を避け、1日3食バランスの良い食事をとることを心がけましょう。その上で、髪に良い栄養素を積極的に取り入れましょう。
4-7-1 たんぱく質
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髪は主にケラチンというたんぱく質でできています。ケラチンは食事で摂取したたんぱく質をもとに、体内で分解後に再結合して生成されます。肉や魚、卵、乳製品、大豆などに多く含まれているので、食事からも積極的に摂取しましょう。
4-7-2 ミネラル
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髪を構成するケラチンを生成するにはミネラルが必要です。また、髪の毛を作り出す毛母細胞の増殖を促進させる働きもあります。ミネラル分には牡蠣や豚レバーに多く含まれる亜鉛、まぐろやほうれん草、ひじきに多く含まれる鉄分、生姜や日本茶、しそに多く含まれるマンガンなどがあります。亜鉛は何もしていなくても1日に15mgほど消費され、飲酒や喫煙、過度なストレスによっても減少します。意識して食事に取り入れるようにしましょう。
4-7-3 ビタミン類
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うなぎやレバー、卵、にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれるビタミンAは抗酸化作用や代謝をアップして血流を良くする働きがあり、豚肉やレバー、まぐろ、あさりやまいたけなどに多く含まれるビタミンB群は細胞の代謝を促す働きがあります。また、かぼちゃやサーモン、アーモンドなどに多く含まれるビタミンEは血行を促進させ、髪を育てるのに欠かせません。各種ビタミンをバランス良く摂取するようにしましょう。
4-8 質の良い睡眠をとる
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睡眠不足になると体中の血管が収縮し、髪に十分な栄養が行き渡らなくなります。また、就寝中には細胞を活発にさせる成長ホルモンが分泌されます。睡眠直後3時間が最も成長ホルモンの分泌が高まる大切な時間帯です。そのため、しっかり睡眠時間をとっていないと、健康な髪を育てることができません。
湯船に浸かったり、ホットドリンクを飲んだりして体を温める、就寝前2時間は眠気を誘うホルモンであるメラトニンの分泌を崩し安眠の妨げとなるブルーライトを発するパソコンやスマートフォンの使用を控えるなど、質の良い睡眠ができるように心がけましょう。
4-9 ストレスを溜めない
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ストレスが溜まるということは、心休まるときがなく始終緊張状態が続いています。緊張状態が続くと血管の収縮がうまくできず、血行が悪くなってしまいます。また、自律神経が乱れてホルモンバランスが崩れる原因にもなります。
ストレスを解消するには、脳の神経を休ませる副交感神経を活発化させましょう。ゆっくりと過ごせる時間をとり、本を読む、音楽を聴くなどの趣味の時間を作ったり、アロマなどの香りでリラックスする空間を作ったりすると良いでしょう。また、適度な運動を取り入れることも心身をリフレッシュすることができます。ウォーキングなど無理のない運動を取り入れてみましょう。
4-10 定期的にカットする
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定期的にカットすることも髪をメンテナンスする上で大切なことです。傷んだ髪は自然に治ることはありません。そのため、いつまでも伸ばし続けていると、ダメージが蓄積されて枝毛や切れ毛になってしまいます。髪を伸ばしている場合は切ることにためらいがあるかもしれませんが、傷んだ毛先はカットしてしまいましょう。そうすることで、ケアして丈夫に成長してきた部分が毛先になるので、パサつきがなくしっかりまとまりのある髪にすることができます。
5 まとめ
パサパサと傷んだ毛先はダメージヘアの代表格です。ツヤもなく見た目にもきれいではない上に、スタイリングも決まらないので困ってしまいますよね。毛先のパサパサを改善するためには日頃のケアがとても重要です。今回ご紹介した10の方法はどれも簡単に行えるものばかりです。ぜひ実践してパサパサ髪を卒業し、健康的な美髪を手に入れましょう。