抜毛より危険?細毛に気付いた時に見直すべき7つのこと

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昔は髪が多いくらいだったのに、最近は鏡を見るたびに、「ボリュームがなくなってきた?」「髪が細くなった?」「ハリやコシがなくなってきた?」と不安になっているあなた。細毛は抜け毛よりも危険だって知っていますか?

今回は細毛の原因適切な対策法について解説しますので、あなたに一番合った方法で対策をし、しっかりした健康な髪を取り戻しましょう

1 自分で気づいた時には・・・

細毛

出典:https://pixta.jp/

誰でも日常生活の中で1日に何度も自分の姿を見ているはずです。あまりにも頻繁に見ているので毎日少しずつ髪が細くなっていても、その変化には気付きにくいものです。自分の姿を鏡で見て「あれ?」とその変化に気付いた時には髪はすっかり痩せてしまい、頭皮が見えている・・・そんな状態だったりもします。ここが、抜け毛以上に細毛の方が危険と言われる理由です。

 

2 一時的なもの?慢性的なもの?

慢性的

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細毛と一括りに言っても、解決しやすいものと解決に時間を要するものがあります。

2-1 一時的なもの

病気やストレスが原因である場合は症状も一時的で、原因が取り除かれることで再び健康な髪の毛が生えてくるケースも少なくありません。

2-2 慢性的なもの

自分が全く気付かないようなスローペースで徐々に細くなっているタイプ。この場合は、身体にじわじわとダメージが蓄積されてしまったり、いつの間にか薄毛体質になってしまっている可能性があるので改善も少々厄介になります。

 

3 原因を探ろう

細毛の原因は大きく分けて、以下の3つと言われています。

3-1 栄養不足

ベジタリアン

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原因の1つに挙げられるのが栄養不足です。栄養不足と言っても自己流のダイエットビーガン、ベジタリアン、外食ばかりといった偏食によって、健康な髪を生成するもとであるたんぱく質やミネラルなどの栄養が慢性的に欠如してしまうのです。栄養が足りないと身体の中で重要度の低い髪の毛への栄養供給が真っ先に滞ってしまいます。健やかな髪を育てるにはバランスの良い食事を摂り、毛根に十分な栄養を供給することが大切なのです。

3-2 ストレス

ストレス

出典:https://pixta.jp/

ストレスが蓄積すると自律神経が乱れ、交感神経が活発に働いてしまいます。交感神経が活発になると血管が縮んだり、血流の循環が悪くなったりして血液から十分な栄養が得られなくなり、健やかな髪が生成出来なくなります。また自律神経の乱れによって、髪が通常の太さに成長する前に抜けてしまったりと髪のサイクルが乱れるようになります。

3-3 シャンプーの影響

シャンプー

出典:https://pixta.jp/

使っているシャンプーをもう一度見直してみましょう。実はシャンプーに含まれる成分によって、頭皮や毛根にダメージが蓄積されてしまう場合があるのです。価格の安いシャンプーに多く入っている合成界面活性剤がその代表です。泡立ちや洗浄力はとても良いのですが、その洗浄力の強さが頭皮に必要な皮脂まで除去してしまい、頭皮を傷めたり、乾燥したりする恐れがあります。細毛の改善のためには頭皮に優しいアミノ酸シャンプーの使用をおすすめします

 

4 今すぐ細毛対策をしよう!

悩んでいても何も始まりません。太くしっかりとした健康な髪を取り戻すべく、今すぐ以下の7つのポイントを見直し、対策をしましょう。

4-1 頭皮マッサージをしよう

頭皮マッサージ

出典:https://pixta.jp/

頭皮の血行が滞ると、髪を生成する毛母細胞という細胞に十分な栄養が運ばれなくなり、栄養不足の状態で髪を生成することになってしまいます。血行促進に有効なのが頭皮マッサージです。指の腹を使い、特に血管が多い側頭部や後頭部を中心にゆっくりと指圧しましょう。

◆関連記事:頭皮マッサージは自宅で出来る!美容師が教える簡単なやり方やコツまとめ

4-2 やさしいシャンプーを使おう

シャンプー

出典:https://pixta.jp/

ドラッグストアなどで安価で販売されているシャンプーにも優れているところはあります。しかし、髪や頭皮に少しでも悩みがあるなら、今すぐ使用の中止をおすすめします。理由はその多くが石油系シャンプーであり、洗浄力が強すぎるからです。汚れもスッキリ取れるのですが、同時に髪や頭皮を守るために必要な皮脂まで洗い落としてしまい、髪や頭皮へのダメージが大きいです。この機会に界面活性剤が入っていない育毛シャンプーアミノ酸シャンプーに買い替え、指の腹を使って硬くなった頭皮をほぐすようにマッサージしながらシャンプーを行いましょう。また、シャンプーの泡残りも悪影響なので、すすぎも入念に行いましょう。

4-3 ゆったり入浴しよう

入浴

出典:www.photo-ac.com

20分以上の入浴により、身体が温められると筋肉がリラックス状態になり、全身の血流が良くなります。また、リラックス効果があり、ストレスの解消にも効果的です。お風呂の温度は40℃弱のぬるめがおすすめ。あまり熱いお湯だと交感神経が刺激され、逆効果となることもあります。

4-4 育毛剤やサプリメントを使ってみよう

すでに髪が細くなり過ぎてしまっていたり、薄くなっていたりする場合は頭皮を直接ケアする育毛剤や身体の内側から改善してくれるサプリメントを有効利用しましょう。育毛剤なのかサプリメントなのか、自分の生活に取り入れやすい物を選んで使いましょう。

しかし育毛剤も髪に良いサプリメントも、どれが良いのか分からないですよね。ここではインターネットで手軽に入手できる最近人気の育毛剤とサプリメントをご紹介します。ここでは1種類ずつしかご紹介できませんが、他にも選びきれないくらいに商品がありますのでインターネットなどで調べ、お気に入りを見つけてみましょう。

4-4-1 デルメッドヘアエッセンス<育毛剤>

女性ホルモンの減少と薄毛の関係に着目して開発された育毛剤で、育毛成分であるCTPが薄毛の原因にアプローチし、太く長く、しっかりとした髪へ導きます。

デルメッドヘアエッセンス

出典:https://www.amazon.co.jp/

通常販売価格:¥4,320(税込)

内容量:120ml

《商品情報の詳細・ご購入はこちら》

※メーカーによるキャンペーン等あり、詳細はHPをご覧ください。

4-4-2 BOSTON for Ladies<サプリメント>

髪の生成に良いとされるビタミンミネラル、亜鉛、ビオチン、アミノ酸といった栄養素を網羅し、さらに女性に嬉しい 大豆イソフラボン、プラセンタ、プエラリアを配合したサプリメントです。

BOSTON for Ladies

https://g-prj.com/product/226

通常販売価格:¥9,612(税込)

内容量:120粒

《商品情報の詳細・ご購入はこちら》

※メーカーによるキャンペーン等あり、詳細はHPをご覧ください。

◆関連記事:薄毛にサプリって本当に効くの?真相と厳選5サプリを紹介!

4-5 良質な睡眠をとろう

睡眠

出典:https://pixta.jp/

良質な睡眠も欠かせません。特に髪の生成を促す成長ホルモンは夜22時から夜中の2時までの4時間に多く分泌され、その時間はゴールデンタイムとも呼ばれるほど重要な時間です。夜22時に就寝するのはなかなか現実的ではないかもしれませんが、ゴールデンタイムに1分でも多く睡眠時間がとれるよう、早めにベッドに入るよう心掛けましょう。

4-6 適度な運動をしよう

運動

出典:https://pixta.jp/

適度な運動は代謝を良くしたり、血行を促進します。毛細血管の隅々にまでしっかりと血液が行き渡るようになることで栄養や酸素も運ばれ、しなやかで美しい髪を生成するのです。またストレスの発散良質な睡眠にも有効ですから、ウォーキングや水泳、サイクリングなど自分のライフスタイルに取り込みやすく、無理なく長続きしそうな運動を取り入れましょう

4-7 食生活を見直そう

食生活

健やかな髪を生成し成長させるには、ファーストフードや脂っこい食事を控え、肉や野菜、炭水化物、海藻など、バランスを意識した食生活をおすすめします。また髪の毛に良いと言われている栄養素や食品は意識的に摂るようにしましょう。

 

5 健康な髪を取り戻すために摂りたい食材10選

5-1 たまご

たまご

出典:https://pixta.jp/

髪の主成分であるたんぱく質を豊富に含んでおり、その上、亜鉛セレニウムといった栄養素も含んでいて、髪にとって好都合な食品です。1日1個を目安に摂りましょう。

5-2 青魚

サンマ

出典:https://pixta.jp/

DHAEPAオメガ3脂肪酸は、カツオ、マグロ、サンマ、サケ、サバ、イワシ、ブリといった青魚に多く含まれています。他に各種ビタミンミネラルも豊富です。

5-3 ナッツ類

ナッツ

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αリノレン酸(オメガ3脂肪酸)が豊富で、亜鉛により頭皮の健康を守ってコラーゲンの生成を促進するビオチンや美しい髪を保つなども豊富に含んでいます。ナッツの中でも特におすすめなのはクルミ、カシューナッツ、アーモンド、ピーカンナッツです

5-4 牡蠣

牡蠣

出典:https://pixta.jp/

牡蠣は亜鉛を多く含んでおり、髪質の向上に効果があります。脱毛を防ぐ、白髪を防ぐ、頭皮の乾燥を予防するといった効果があります。

5-5 緑黄色野菜

緑黄色野菜

出典:https://pixta.jp/

ほうれん草やカボチャなどの緑黄色野菜には、血行促進するビタミンEや細胞分裂を促進させるビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンEやB群は熱を加えても栄養素が壊れにくく、調理をしても壊れませんので、緑黄色野菜をたっぷり入れたシチューなどがおすすめです。

5-6 トマト

トマト

出典:https://pixta.jp/

アンチエイジング効果がよく着目されるリコピンが豊富に含まれています。実はリコピンはアンチエイジング効果の他にも美容成分として頭皮環境を整え、健やかな髪の生成にも有効です。またリコピンは調理や加工にも強く、フレッシュトマトに限らず、ケチャップやジュースなどの加工品からでも十分に摂取できるのもポイントです。

5-7 ブルーベリー

ブルーベリー

出典:https://pixta.jp/

野菜や果物の中で最強の抗酸化能力があるといわれているのが、ブルーベリーです。アントシアニンによる抗酸化作用により、髪や身体の老化を予防してくれます。その他にビタミンCビタミンEも豊富に含まれています。

5-8 チョコレート

チョコレート

出典:https://pixta.jp/

特にカカオの含有量が40~60%と高いダークチョコレート、ブラックチョコレートと呼ばれるものがおすすめです。カカオには髪に良いとされているたんぱく質ビタミンミネラルが含まれている上、カカオポリフェノールには抗酸化作用があり、老化防止にも有効です。

5-9 レバー

レバー

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牛や豚などのレバーは鉄分ナイアシンビタミンB群などが豊富で、それらが健康的な髪や身体を作る上で最高の食品と言えます。

5-10 ヨーグルト

ヨーグルト

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特に海外の専門家が推奨するのがヨーグルトです。ヨーグルトは髪を生成する上で重要な栄養素であるカルシウムが豊富であり、食事での摂りやすさも人気の秘密です。またストレスにも効果的と言われています。

これらの食品を意識的に摂ることをおすすめしますが、1番大切なのはバランスと継続です。食べて内側から改善することはとても重要ですが、これらを食べたからといってすぐに成果が出るものではありません。内側からの改善は長い目で取り組む必要があります

 

6 まとめ

細毛が抜け毛より危険な理由やその原因についておわかりいただけたでしょうか?毎朝洗面所の鏡に映るその姿を見てはナーバスな気持ちになってしまうかもしれませんが、だからといって誰も解決はしてくれません。ここで挙げた7つのポイントを再度見直し、自分のライフスタイルに取り入れられるものを1つでも多く、1日でも早く取り入れましょう。

それらを実践することで必ず、自信と健康な髪は取り戻せるはずです。

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