美容室帰りのようなツヤツヤ髪を自宅で簡単に作る10の方法

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ツヤツヤで健康的な髪は女性だけでなく老若男女みんなの憧れですよね。でも実際の自分の髪はパサつきや枝毛があったり、ごわごわしていてツヤツヤな髪とは程遠い・・・。

そんな髪にお悩みがあるあなたに、今回は美容室帰りのようなツヤツヤ髪を手に入れることができる方法をお教えします!

◆ 最終更新日:2019年1月10日

1 髪がツヤツヤでなくなる原因

ツヤツヤな髪に憧れるけど、自分の髪にはダメージが・・・。では、髪がツヤを失ってしまう原因にはどういったものがあるのでしょうか?その原因を把握し、理解することであなたの髪をツヤツヤにする改善策が見えてくるはずです。

1-1 力任せに髪を梳かしている

ブラシ出典:Pixta

髪を力任せに梳かしていませんか?髪はとてもデリケートなので無理に力を加えることでダメージを受け、傷んでしまいます。髪が絡まってブラシが通らなくなってしまったとき、無理矢理ブラシを通すことで切れ毛や枝毛の原因になります。

1-2 間違った方法でシャンプーをしている

シャンプー出典:Pixta

間違ったシャンプー方法で髪と頭皮を洗い続けることでダメージが蓄積し、髪のツヤが失われていく場合があります。シャンプーを原液のまま頭に乗せて髪で泡立てたり、爪を立ててゴシゴシ頭皮を洗ったりしていませんか?「この方がすっきり綺麗に洗えるから!」と間違った方法でシャンプーをしている人は多いです。

また、間違ったシャンプー方法はダメージを与えるだけでなく抜け毛や薄毛などのトラブルにつながってしまうこともあるので、正しい方法でシャンプーをすることが大切なのです。

1-3 タオルでゴシゴシ髪を拭いている

タオル出典:Pixta

お風呂上がりなどで濡れている髪はキューティクルが開いた状態になっており、乾いている髪よりもデリケートな状態と言えます。その状態でタオルでゴシゴシと力強く拭いてしまうと髪に摩擦が生じて大きなダメージを与えてしまいます。

1-4 髪を濡れた状態で放置している

濡れている髪出典:Pixta

上記でもお伝えしましたが、濡れている髪はキューティクルが開いた状態になっており、とてもデリケートです。そんな濡れた状態の髪を放置することで、開いたキューティクルから水分が流れ出て乾燥してしまったり、外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。

また、髪が濡れた状態のまま寝てしまうという方はさらに注意が必要です。濡れた髪と枕が摩擦を起こしてよりダメージが大きくなってしまうほか、頭皮に雑菌が繁殖し、かゆみや嫌なにおいなどの頭皮トラブルにつながる可能性もあります。

1-5 間違ったドライヤーの使い方をしている

ドライヤー出典:Pixta

ドライヤーの吹き出し口の温度は約100~120℃にもなります。髪は熱によるダメージに弱いので間違ったドライヤー方法で髪に高温を当て続けてしまうことでダメージを与えてしまいます。その上、乾かし方にも少しコツが必要です。

また、スタイリング時にヘアアイロンやコテを使うという方も、長時間髪に当て続けることで髪が傷む原因になります。

1-6 カラーやパーマを繰り返している

パーマ出典:Pixta

カラーやパーマも間隔を空けて行えばダメージを最小限に抑えることができますが、頻繁に繰り返すことで髪を傷ませる原因になってしまいます。

また、カラーに関しては美容室で使用する薬剤についてはダメージが抑えられたものが多くなってきています。それと同時にホームカラーの商品も同様に年々薬剤が改良され、ダメージが少なくなってきてはいますが、それでもまだ美容室に比べると受けるダメージが大きいのが事実です。

1-7 紫外線対策を怠っている

紫外線出典:Pixta

髪が紫外線を浴びることで、髪内部の水分が奪われ、乾燥してしまいます。また、髪のたんぱく質を構成する成分も紫外線によってダメージを受けてしまい、切れ毛や枝毛になってしまいます。

その上、カラーの退色も早くなってしまうため、肌だけでなく髪の紫外線対策も重要なのです。

1-8 生活習慣が乱れている

生活習慣出典:Pixta

生活習慣の乱れによっても髪のツヤは失われます。健やかな髪や頭皮は、血液から運ばれてくる栄養をもとに作られています。栄養は生命維持に必要な部分から優先的に運ばれるため、髪や頭皮は必然的に最後に運ばれる部分と言えます。

栄養バランスの偏った食事を続けていると髪や頭皮にまで運ぶ分の栄養が摂取できず、また、ストレスが蓄積したり、睡眠や運動不足が続くと血行が悪くなるため、結果として髪や頭皮に栄養が届かずにツヤ髪から遠のいてしまいます。

 

2 髪をツヤツヤにするためのヘアケア方法6選

髪をツヤツヤにするためには、毎日のヘアケアを見直すことが1番の近道です。いつも行っていることを少し見直すだけで、誰でも簡単に髪をツヤツヤな状態に近づけることができます。

2-1 髪は優しく梳かすのが基本

ブラッシング出典:Pixta

髪は絡まりやすい毛先から梳かし、その後頭皮から毛先に向かってキューティクルの流れに沿ってブラッシングをします。また、髪を梳かすときは優しく動かすようにしましょう。

使用するブラシは動物の毛で作られたものがおすすめです。動物の毛で作られたブラシは毛質が柔らかく、髪や頭皮へのダメージを少なくすることができるので、髪に自然なツヤを与えることができます。

2-2 正しい方法でシャンプーをする

シャンプー出典:Pixta

正しい方法でシャンプーをすることで、髪と頭皮にダメージを与えずに汚れだけをしっかり洗い落とすことができます。その結果、ツヤのある健康的な髪が育つようになります。

2-2-1 ブラッシングをする

髪を濡らす前にブラッシングをします。ブラッシングをすることによって、毛穴に詰まった汚れや皮脂を髪表面に浮かせて洗い落としやすくなります。また、その後のシャンプーの泡立ちも良くなります

2-2-2 予洗いをする

お湯だけで髪と頭皮を洗うことを予洗いと言います。この予洗いを行うことで髪や頭皮の汚れのほとんどを洗い落とすことができます。(事前にブラッシングをした場合)

予洗いをするときのお湯の温度は約38℃前後のぬるま湯がベストです。熱すぎるお湯で行うと、皮脂が洗い落とされすぎてしまって頭皮の乾燥を招き、皮脂の過剰分泌につながってしまうので注意が必要です。

2-2-3 シャンプーを泡立てる

泡出典:Pixta

シャンプーを直接頭皮につけてしまうと、すすぎの際に十分に洗い落とせず、頭皮トラブルにつながってしまうことがあります。シャンプーを手のひらにとったら軽く泡立ててから使うようにしましょう。

また、使用するシャンプーの目安の量はショートヘアで100円玉大、ロングヘアでその3倍程度です。シャンプーは頭皮を洗うものなので頭皮全体に泡が届くよう、目安の量から増減させて自分に合う量を見つけましょう。

2-2-4 頭皮を中心に洗う

爪を立てずに指の腹を使って、まずは頭皮を洗いましょう。このとき、シャンプーをしながら頭皮マッサージをすることをおすすめします。洗髪時に頭皮マッサージを取り入れることで頭皮の血行が良くなり、健やかな髪の成長にも効果があります。また、毛穴に詰まった汚れをマッサージによってさらにしっかりと取り除くことができます。

その後、残った泡で髪を洗っていきますが、なでるように洗うことでダメージなく洗うことができます。ゴシゴシこするように洗うと摩擦によってキューティクルが剥がれ、枝毛や切れ毛、パサつきの原因になり、ツヤツヤな髪からは遠のいてしまいます。

2-2-5 念入りにすすぐ

すすぎ出典:Pixta

シャンプーのすすぎは念入りに行いましょう。すすぎ不足は頭皮の状態を悪化させ、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。シャンプーのぬるつきがとれたと感じてから約3~5分はすすぐようにしましょう。また、トリートメント(コンディショナー)も同様にしっかりすすぐことが大切です。

2-3 タオルドライは優しく!自然乾燥もNGです!

タオルドライ出典:Pixta

お風呂上がりに行うタオルドライは、力を入れずに優しくすることを意識しましょう。頭にタオルをかぶせ、指の腹を使ってマッサージをするように頭皮や髪の根元の水分をタオルに移します。毛先もタオルで包み、優しくぎゅっと握って水分を取ります。

また、その後は濡れた髪を放置せず、なるべく早くドライヤーで髪を乾かしましょう。

2-4 ドライヤーやヘアアイロンの使い方を見直す

ドライヤー出典:Pixta

熱ダメージから髪を守るため、ドライヤーの吹き出し口は頭から約15~20cmほど離して温風を当てるようにしましょう。まずは根元から乾かし、その後は髪の中央部分、毛先と乾かしていきます。風をキューティクルに沿って下向きに当てると乾いた髪がツヤツヤになります。また、8割ほど乾いたら冷風に切り替え、同じようにキューティクルに沿って風を当てることでよりツヤツヤな仕上がりになります。

スタイリング時にヘアアイロンを使うという方はその温度や使用時間に注意しましょう。
ストレートアイロンの場合は、170℃以下の温度での使用が適しています。一ヶ所に熱を当てる時間の目安は170℃度であれば2~3秒が理想的です。カールアイロンの場合は、140℃以下の温度での使用が適しています。カールアイロンを髪に巻きつけて熱を当てる時間の目安は140℃であれば5秒前後が理想的です。

2-5 カラーやパーマは適度な頻度で行う

カラー出典:Pixta

カラーやパーマは頻繁に繰り返すことで髪に大きなダメージを与えます。
個人差はありますが、カラーは約2ヶ月以上間隔を空け、毎回髪全体を染めるのではなく、伸びてきた根元部分だけを染めるなどして(リタッチ)ダメージを軽減させることができます。また、できることなら自宅で染めるセルフカラーではなく、美容室で染めることをおすすめします。美容室ではそれぞれの髪の状態に合わせて薬剤を調整してもらえるので、少ないダメージで色ムラもない理想のカラーに染めることができます。

パーマについては、美容室にて美容師さんに髪の状態を見てもらいながら、頻度や施術方法を決めましょう。

2-6 アウトバストリートメントを使う

アウトバストリートメント出典:Pixta

さらにツヤツヤな髪を手に入れるためには、アウトバストリートメントの使用をおすすめします。

アウトバストリートメントにはさまざまなタイプがあるのですが、そのなかでも特にオイルタイプのトリートメントがおすすめです。オイルタイプは、髪をコーティングして外部刺激から髪を守ったり、髪の内部を保湿する役割があります。

2-6-1 おすすめのヘアオイル3選

2-6-1-1 ロレアル パリ / エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル エクラアンぺリアル 艶髪オイル

ロレアル パリ出典:Amazon

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ダメージを受けて広がりやすくなった髪にうるおいを与えてまとまりやすくし、なめらかな仕上がりに導くヘアオイルです。オイルなのに重くならず、1日中艶やかな髪をキープします。ローズの香り。

販売価格:¥2,052(税込)
内容量 :100ml
※2019年1月 Amazon調べ

2-6-1-2 ルベル / イオ エッセンス スリーク

ルベル出典:Amazon

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手触りを良くするだけでなく、浸透効果のある保湿ヘアオイルです。内側から均一に整えることで、ひっかかりやうねりをケアします。リラックス効果を感じるローズの香りです。

販売価格:¥1,313(税込)
内容量 :100ml
※2019年1月 Amazon調べ

2-6-1-3 ラサーナ / 海藻ヘアエッセンス

ラサーナ出典:Amazon

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枝毛・切れ毛を防ぎ、しなやかで落ち着いた髪に仕上げるヘアオイルです。べたつかず、さらっとした使い心地で、髪になめかな手触りとツヤを与えます。

販売価格:¥3,480(税込)
内容量 :120ml
※2019年1月 Amazon調べ

【関連記事】
>>タイプ別で紹介!市販でおすすめの洗い流さないトリートメント10選!
>>洗い流さないトリートメントおすすめランキング9選!ダメージケアで潤う髪に

 

3 日常生活の見直しで髪をツヤツヤにする方法4選

毎日のヘアケアを見直すことで、髪をツヤツヤにする方法をご紹介してきました。そしてここからはそれと並行して日常生活の見直しを行うことでさらに髪ツヤツヤにする方法をご紹介します。日常生活を見直すことは丈夫な髪を作るだけでなく、健康的な身体作りにもつながりますので意識して実践してみてください。

3-1 紫外線対策をする

紫外線出典:Unsplash

紫外線対策は肌だけでなく、髪や頭皮にも必要です。紫外線は髪のダメージや頭皮環境の悪化の原因になります。髪や頭皮専用のUVスプレー、日傘、帽子などさまざまな対策グッズがありますので、お出掛けの際は肌と同じように髪・頭皮の紫外線対策も行うようにしましょう。

【関連記事】
>>髪や頭皮の紫外線ケアにおすすめの対策8選!髪や頭皮を日焼けから守る

3-2 栄養バランスの整った食事を意識する

食事出典:Unsplash

栄養バランスの整った食事をとることで、髪や頭皮にまでしっかり行き渡る分の栄養を確保することができ、健康的な髪を作ることができます。また、健康的な髪を作るために重要なたんぱく質・ビタミン・亜鉛の3つの栄養素を積極的に食事に取り入れることも大切です。

【関連記事】
>>美髪に必要な栄養素6つとおすすめの食べ物12品で薄毛&抜け毛対策!

3-3 良質な睡眠を十分な時間とる

睡眠出典:Unsplash

睡眠時には髪を健やかな状態にする成長ホルモンが分泌されるのですが、その分泌量が多いのが夜22時から翌2時までの4時間で、その時間は髪のゴールデンタイムと呼ばれています。夜22時から翌2時までの間に睡眠をとることで、髪が丈夫になり、ツヤも出て、美髪に導くことができます。

また、睡眠の質も重要です。睡眠の質が悪いと、寝ても寝ても寝足りなかったり、身体がしっかりと休まらず、髪はもちろんさまざまな身体の不調の原因になります。質の良い睡眠のために、最後の食事から3時間以上空ける、ストレッチをする、就寝前にはPC・スマホの画面を見ない、部屋の電気を消すなどの行動が有効です。

【関連記事】
>>健康な髪を手に入れる“良質な睡眠”とは

3-4 適度な運動を行う

運動出典:Unsplash

運動不足が続くと血行が悪化し、髪や頭皮への栄養の巡りも悪くなってしまいます。適度な運動を行うことで血行が良くなり、健やかな髪が育ちやすい状態に整えることができます。また、ストレスを受けると血管が収縮してしまうのですが、運動をすることでストレスの解消にもなり、一石二鳥と言えます。

運動はウォーキングやストレッチなどの軽めのもので構いません。無理のない程度に毎日継続して行うことが理想です。

 

4 まとめ

ツヤツヤな髪は自分のモチベーションが上がるのはもちろん、相手への印象アップにもつながります。今回ご紹介した方法を実践して、あなたもツヤツヤな髪を手に入れてみてください。

 

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