せっかく染めたばかりなのに、もう白髪が目立ってきた・・・というあなた!
白髪染めが色落ちするのには、いくつもの原因があるのです。そして、色味を長持ちさせるコツもあるのです。
鏡で白髪を見つけて落ち込まないためにも、是非この記事を参考に対策をしてみてください。
Contents
1 色落ちの原因
1-1 シャンプーの種類や方法
出典:PIXTA
毎日使うシャンプーがどんな種類かで、色の落ちやすさも変わってきます。
なかでも強力な洗浄成分である高級アルコール系の界面活性剤(ラウレス硫酸Naなど)は、白髪染めのカラー成分まで洗い流してしまい、せっかく染めた色が長持ちしません。洗浄成分が石鹸系のシャンプーも洗浄力が強いので、色落ちに影響してきます。
1-2 紫外線による影響
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顔や体に比べると、忘れがちな髪のUVケア。紫外線によりダメージを受けた髪はキューティクルが開いた状態になり、せっかく白髪染めをしてもカラー成分が流出しやすく、定着しにくくなってしまいます。
そのため、染めてもすぐに色落ちするようになります。
1-3 髪が傷んでいる
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髪を乾かさずに寝ている、乾かす時のドライヤーの距離が近い、毎日コテやアイロンでヘアアレンジする、シャンプーの時髪を擦っているなど、当てはまる習慣はありませんか?
これらは全て髪のダメージにつながります。紫外線によるダメージと同じでキューティクルが傷ついて開いてしまい、カラー成分が定着せず、すぐに流れ出てしまう原因になります。
1-4 明るい色で染めている
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白髪を明るい色で染めている場合、暗い色で染めているよりも色落ちが早くなります。
いずれにせよ、色味は少しずつ抜けていくのですが、暗い色味で染めた場合、黒に近い濃い色味で染まっているので、色落ちも徐々に抜けていく感じになります。
一方、明るめの色味で染めた場合、元々色素がない白髪に明るめの色味をつけたのですから、色落ちすると白髪に戻りやすくなります。
そのため同じ染め方をしていても、明るい色味で染めると色落ちが気になりやすくなるのです。
1-5 しっかり染まっていない
セルフで染める場合、しっかり髪の毛に浸透していない場合があります。
いつものことだからと、パッケージや説明書を読まずに塗ってしまうことはありませんか?使うメーカーや髪の量、太さ、長さによって塗り方や放置時間は変わります。
しっかり使用方法を理解した上で髪に塗っていきましょう。正しい使い方をするのは、過剰なダメージを防ぐ上でも大切です。
2 白髪染めを長持ちさせる方法
2-1 シャンプーの見直しをする
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染めた色味を長持ちさせるには、洗浄力が穏やかなアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。髪へのダメージも少なく、カラー成分が過度に流れ出る心配もありません。
また、シャンプーは泡立ててから使う、しっかりと洗い流すなど、洗い方にも注意しましょう。
2-2 紫外線対策をする
手軽にできる紫外線対策は、髪に日焼け止めスプレーを使うことです。体にも髪にも全身に使えるUVスプレーを1本持っておくと便利ですね。
ほかには、UVカットの帽子や日傘を利用するのも効果的です。
2-3 ダメージケアをする
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傷んだ髪は元には戻らないため、ひどいダメージを受けている髪なら、傷んでいる毛先を切ってしまうのも良いでしょう。
また、トリートメントで潤いを補給し、傷んだキューティクルを補修してあげるのもおすすめです。
ダメージを進行させないためにも、髪はしっかり乾かす、ドライヤーは15~20cm程度離して使う、ヘアアイロンやコテを使用する際は、ヘアオイルなどを塗布して熱のダメージを減らすなどの工夫をしましょう。
2-4 染める色を変えてみる
今まで明るい色に染めていた方も、暗い色に染めることを検討してみましょう。
黒に近い濃い色はしっかり染まりやすいので、色落ちも気になりにくくなります。
それでも明るい色に染めたい場合は、染めた後に白髪染めシャンプーやカラートリートメントを併用することで、色味が長持ちするようになります。
2-5 染め方を確認する
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自宅で染める場合は、自己流で塗らずに説明書をもう一度確認しましょう。
塗る順番や放置時間で染まり具合が変わります。塗るときは少し面倒に感じるかもしれませんが、一度でしっかり染まって長持ちすれば、その後はしばらく染めずに済むので楽になりますよ。
2-6 白髪染めの種類を変える
白髪を染めるものにもいくつか種類があるのはご存知ですか?
大きく分けると4種類あり、どれを使うかによって色の落ちやすさや染まり方が変わってきます。
自分はどのタイプを使っているのかチェックし、それぞれのメリットやデメリットを知った上で白髪染めの種類を選んでいきましょう。
3 白髪染めの種類
3-1 ヘアカラー
一般的に白髪染めと言われているものです。2剤を混ぜて使う染毛剤で、医薬部外品にあたります。
髪の内部からしっかりと染まり、色持ちも約2、3カ月と長いのがメリットです。
また、色味も豊富なので好きな色味を選べて楽しめます。
デメリットとしては、医薬部外品なので人によっては皮膚や頭皮がかぶれる場合があり、髪へのダメージも大きくなります。
3-2 ヘアマニキュア
髪の表面を染める染毛料で、化粧品に分類されます。
人体に影響が少ない成分を使っているので、髪や頭皮へのダメージが少ないのが特徴で、コーティング効果があるので髪にツヤが出ます。
髪のダメージが気になる方や、ヘアカラーで刺激を感じる方にはおすすめです。
デメリットとしては、髪の毛の表面を着色しているため、タオルや枕への色移りが起こりやすく、ヘアカラーよりも色落ちしやすい点です。
3-3 ヘアマスカラ
こちらも染毛料で化粧品に分類され、髪や頭皮へのダメージもほとんどありません。
色を定着させるものではなく、一時的に色を塗って白髪を隠すイメージです。
放置したり洗い流す必要がなく、生え際が気になる時や出先で白髪を見つけて気になった時にサッと塗って隠せるのが便利な点です。
デメリットとしては、白髪の量が増えると塗るのが大変なこと、またシャンプーはもちろん、汗や水がかかると落ちてしまうことです。
3-4 カラートリートメント
同じく化粧品の分類になります。
一度にしっかりと染まらず、使い続けるうちに徐々に染まっていくのが特徴で、自然と白髪を目立たなくしたい人にはおススメです。
手軽に染められて髪の毛や頭皮へのダメージが少ないこと、ツヤが出ることもメリットです。
デメリットとしては、色落ちや色移りの可能性が高く、カラーバリエーションが少ないことが挙げられます。
4 美容室とセルフ染めとの色落ちの違い
出典:PIXTA
4-1 白髪染め(ヘアカラー)は美容室がおすすめ
美容室で染めた場合、髪がしっかり染まっているか確認しながら施術してくれるので安心です。セルフの場合はなかなか自分では判断できず、しっかり染まっていない場合もありますからね。
やはり、白髪染めの色持ちはサロンの方が良いと言えます。
4-2 染め残しがないのは美容室
自宅で染めると色ムラが出やすく、後頭部などの見えない部分が染まっていなかったという経験をしたことのある人も少なくないでしょう。
美容室でプロに丁寧に施術してもらうのが、染め残しや色ムラがなくきれいに染める近道だと思います。
ただ、最近はセルフにも泡タイプなど、比較的ムラになりにくい商品も出ているので、どうしても自分でやりたい方はチェックしてみてください。
4-3 髪への負担
髪への負担が大きくかかると、色落ちの原因になります。美容室で染めてもダメージはありますが、髪の状態を見ながら染めてもらえるので、最小限に抑えられます。
また、美容室のカラー剤は市販のものよりトリートメント効果が多く入っているので、髪への負担も多少は軽減されます。
一方、市販のカラー剤はどんな髪質でも染まるように作られているので、強い薬剤で作られています。そのため、どうしても頭皮や髪にダメージを与えやすくなってしまいます。
5 自宅でする白髪染めおすすめ商品12選
美容室へ行く時間がない方やお金をかけたくない方におすすめの、自宅でできる白髪染めをご紹介します。
5-1 ヘアカラータイプ
5-1-1 ウエラトーン2+1 白髪染め クリームタイプ
出典:Amazon
植物成分配合のエッセンス付きで、ツヤのある仕上がりに。液だれしにくいクリームタイプで使いやすいのもポイント。
価格:¥1,256 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全24色
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5-1-2 サイオス オレオクリームヘアカラー
出典:Amazon
白髪も黒髪もムラなく染め上げます。ピュアオイル配合で、指通りなめらかな仕上がりに。
価格:¥878 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全11色
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5-1-3 シュワルツコフ カラースペシャリスト
出典:Amazon
3ステップのカラーで、艶やかで深みのある色味に。染料を髪の深くまで浸透させるコハク酸配合で色味が長持ちします。
価格:¥1,576 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全8色
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5-2 マニキュアタイプ
5-2-1 ブローネ ヘアマニキュア
出典:Amazon
髪の毛を色付けると同時に、ダメージによる表面の凹凸をなめらかにコーティング。天然海藻エキス配合で、ツヤを与えながら綺麗な色に仕上げます。
価格:¥700 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全8色
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5-2-2 シエロ オイルインヘアマニキュア
出典:Amazon
ジェルが髪の毛に浸透し、しっかり染め上げます。3種類のオイルと潤い成分配合で、髪の毛のダメージも軽減。
価格:¥1,080 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全6色
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5-2-3 サロンドプロ ヘアマニキュア スピーディー
出典:Amazon
椿オイル配合で、髪に優しい使い心地。放置時間は5分とかなり短いのも特徴。残ったら次にとっておけるのも便利です。
価格:¥711 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全4色
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5-3 ヘアマスカラなどの一時染め
5-3-1 マイサロン ヘアカラーティント
出典:Amazon
白髪を隠しながら徐々に染めていくヘアマスカラです。バナナ型ブラシで細かいところにも塗りやすくなっています。天然植物成分配合で、優しい使い心地です。
価格:¥1,404 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:ダークブラウン
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5-3-2 プリオール ヘアファンデーション
出典:Amazon
化粧ポーチにも入れやすいコンパクトタイプ。ふんわりと仕上がります。汗や水に強いのに、シャンプーでサッと落とせるのも嬉しいですよね。
価格:¥1,620 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全3色
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5-3-3 スティーブンノル ハイドロシャイニング ヘアマスカラ
出典:Amazon
髪の毛が絡みにくい、オリジナルタイプのくしを採用。細かい部分の白髪もしっかり隠せます。汗、水に強くお湯で落ちるフィルムタイプ。
価格:¥1,344 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全3色
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5-4 カラートリートメント
5-4-1 ラボモ スカルプアロマ ヘアカラートリートメント
出典:Amazon
シャンプー後、髪になじませて3分待つだけで自然に染まります。美容保湿成分も配合されており、使うほどツヤがでて、指通りが良くなります。
価格:¥3,350 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全3色
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5-4-2 DHC クイックカラートリートメント
出典:Amazon
カラーをしながら、髪をしっかり補修。潤いやハリ、コシ、ボリュームケアする美容液成分配合。使うほど色濃く染まります。
価格:¥2,620 (2017年11月 Amazon調べ)
色味:全3色
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5-4-3 フラガールリッチ カラートリートメント
出典:http://www.hula-cosme.jp/
生え際にも塗りやすいチューブ型。コームもついているので、手の汚れが気になりにくいのもポイント。染めるだけでなく、ツヤと滑らかさを与えます。
価格:¥3,456 (2017年11月 公式サイト調べ)
色味:全5色
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6 まとめ
いかがでしたか?色落ちの原因や対策に加え、種類や特徴についてご紹介しました。今までなんとなく染めていた方も、これからはセルフか美容室か、またセルフでもどのタイプで白髪染めをするか、希望に合ったものを選びやすくなったかと思います。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、ぜひ自分にぴったり合うものを見つけてくださいね。