
髪の表面に短い髪が浮いていたり、頭頂部にピンと立った髪がありませんか?その髪、実は”切れ毛“かもしれません。髪のダメージサインと言われる切れ毛の対策をして、美しいまとまりのある髪を手に入れましょう!
◆ 最終更新日:2020年7月13日
1 切れ毛とは?
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切れ毛とは、髪が途中部分から切れてしまう状態のことです。切れ毛になってしまった髪は毛先が不揃いになるため、毛束がなくなり、きれいに見えません。ひどい状態になると後ろ髪の毛先だけではなく、前髪でも切れ毛になってしまいます。
1-1 枝毛との違いは?
切れ毛と枝毛の違いは、その状態にあります。切れ毛は髪の途中部分から切れてしまう状態のことですが、枝毛は途中部分から裂けてしまっている状態のことを言います。先端から裂けているものもあれば、髪の途中から裂けているものもあります。
2 切れ毛になってしまう2つの原因
切れ毛になってしまう原因は大きく2つあります。
2-1 髪にダメージが蓄積している
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切れ毛の原因で多いのは、髪へのダメージの蓄積です。髪がダメージを受ける要因には主に以下のようなものがあります。
・ドライヤーやヘアアイロンなどの熱ダメージ
・濡れた状態での髪の摩擦
・無理なブラッシング
髪がダメージを受けると髪表面を覆っているキューティクルが剥がれ、そこから水分や栄養が流れ出してしまいます。その結果、髪の内部がスカスカになり、分断されてしまうことで切れ毛になってしまうのです。
2-2 髪に栄養が足りていない
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髪の栄養が不足する要因には、以下のような生活習慣の乱れが挙げられます。
・栄養バランスの偏った食生活
・睡眠不足
・運動不足
・ストレス
・喫煙や過度の飲酒
頭皮までしっかりと栄養が行き届くことで健康的な髪を育てることができます。しかし、生活習慣が乱れることで栄養が不足したり、血行不良が起きてしまいます。そうすると頭皮まで栄養が行き届かなくなってしまい、髪がもろくなり、切れやすくなってしまうのです。
3 切れ毛を治す方法はあるの?
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残念ながらできてしまった切れ毛を元通りの髪に修復することは不可能です。
今ある切れ毛への対応としては、カットをするしかありません。切れ毛を自分でカットする場合は、切れてしまった部分から2~3cm上のところを、髪に対して断面が直角になるようにカットします。髪をななめに切ってしまうと切り口が大きくなり、切り口が大きくなった分だけ髪は乾燥し、ダメージになってしまうので注意が必要です。切れ毛があまりにも多い場合は美容師さんに相談して、カットをしてもらう方が良いでしょう。
また、切れ毛があるときはダメージが蓄積している切れ毛予備軍も必ず存在します。新たな切れ毛を作らないよう、しっかりとケアをすることが大切です。
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