縮毛矯正専門美容室に聞いた!くせ毛から理想のストレートへ

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くせ毛で悩んでいる方は、一度は“縮毛矯正”に興味を持ったことがあると思います。

「気になるくせ毛をまっすぐにしてくれるのが縮毛矯正」と、なんとなく知ってはいるものの、実際はどういったもので、ストレートパーマとはどう違うのかなど、わからないことが多くてなかなか足を踏み込めない方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は縮毛矯正の専門美容室で、縮毛矯正の基本からみんなが思う疑問まで、詳しく教えてもらいました。


縮毛矯正について教えてくれたのは・・・

A・One青山店
店長 熊本 泰知さん

熊本 泰知さん

美容師歴:15年
出身校:国際理容美容専門学校
「くせ毛や髪質に関する悩みや相談など、カウンセリングだけの対応も行っているので、気軽に問い合わせてみてください。」


1 縮毛矯正とストレートパーマの違い

1-1 縮毛矯正とは

縮毛矯正

 

髪のくせやうねりを“薬剤の力”“熱の力”でストレートにし、固定することを縮毛矯正といいます。

熱の力には、アイロンを使う場合ドライヤーを使ったブローで行う2通りがあります。
アイロンは熱量が高く、金属でプレスして伸ばすために髪にかかる負担は大きくなります。また、プレスすることで、毛の断面の丸みもなくなってしまう恐れもあります。

一方、ドライヤーとブラシによるブロー矯正は、熱の作用が弱く、髪の丸みを残したまま生えぐせや細かい部分のくせを取り除くことができます。
その分薬剤を髪にしっかりと浸透させないといけないので、美容師の技術がはっきりと現れるところです。

1-2 ストレートパーマとは

髪のくせやうねりをストレートにするのは縮毛矯正と同じですが、その過程で熱処理を加えず、“薬剤の力”のみでコーミングして伸ばしていくのがストレートパーマになります。

くせやうねりを少しだけ落ち着かせたい、パーマをかけた髪をストレートに戻したいという方は、ストレートパーマで十分でしょう。

 

2 縮毛矯正のメリット

メリット

 

熱と薬剤によって頑固なくせやうねりでもまっすぐなストレートヘアに導いてくれます。
縮毛矯正をかけることで、今までくせ毛で諦めていたヘアスタイルができるようになり、扱いやすい髪質になってきます。

また、縮毛矯正をかけた髪は湿気に強くなるので、梅雨や雨の多い時期にもヘアスタイルがくずれたり、ふわついて膨張したりすることがありません。元々ストレートの髪でも、湿気を吸ってふわつくのが気になるからと、縮毛矯正をかけに来店される方もいるくらいです。

ストレートパーマは、かけた部分でもしばらくすると元に戻ることがありますが、縮毛矯正はダメージがない髪の状態でしっかりとかけると、半永久的にまっすぐの状態がキープされます。

 

3 縮毛矯正のデメリット

デメリット

出典:PIXTA

 

美容室で行う施術の中でも、縮毛矯正は髪への負担が大きいものだと思います。
ダメージが大きくなる原因は、やはり高温の熱と縮毛矯正の薬剤にあります。
万が一、施術で失敗すると、髪が傷み、ロングヘアの方だと1~2年くらいはずっとダメージを受けた状態が続いてしまうというリスクがあります。ですから、縮毛矯正をする前には毛髪診断やその時の髪の状態をしっかり見た上で、その人の髪にあった薬剤の選定をしていかなければいけません。ここで、美容師の技術力と経験値が必要になってくるのです。

 

4 縮毛矯正やストレートパーマは美容室で行うのがおすすめ

施術

出典:PIXTA

 

縮毛矯正もストレートパーマも髪にダメージがかかる薬剤を使用します。

市販のものは、誰がやっても同じ結果がでるよう、それぞれに置き時間(髪に塗って放置する時間)が設定されています。
しかし、人によって髪のダメージは異なりますし、同じ人でも髪の場所(生え際や毛先)によって傷み具合は変わってきます
ですから、そのまま髪全体に薬剤を塗ってしまうと傷みがより激しくなってしまう部分が出てきてしまいます。

また、縮毛矯正のセルフケアキットには、髪を伸ばすときの器具がついているものも売っていますが、基本的に家庭用のドライヤーでは熱量が足りませんし、素人が使いこなすのも難しいです。

きれいなストレートヘアを手に入れるため、また髪へのダメージを考えると、やはり美容室で施術をしてもらった方が髪のためにもいいと思います。

 

5 縮毛矯正とカラーや白髪染めは同時にできる?

カラーや白髪染め

出典:PIXTA

基本的にはできますが、髪のダメージ状態やお客様の仕上がりのイメージを共有した上で、別々に行う場合もあります

例えば、縮毛矯正をすると多少色が抜けたりもするので、しっかりとカラーの色味を入れたいという方は、縮毛矯正とは別のタイミングでカラーリングをする方がいいでしょう。

また、カラーと縮毛矯正の施術の順番も、お客様によって異なります。
しばらくカラーや白髪染めをやっていない髪は、毛先は傷んでいるけれど生え際付近は健康な状態です。
そのような状態の髪に縮毛矯正をかける場合、どちらかの髪の状態に薬を合わせることになるので、先にカラーや白髪染めをしてから縮毛矯正をかけた方が、全体的にきれいな仕上がりになります。

 

6 縮毛矯正に向かない髪質や長さ

くせの種類によっては、理想通りのストレートや髪質にならないこともあります。人によって毛の断面の形は違うので、その形によっても仕上がりが変わってきたりもします。また、カラーやブリーチ、パーマを繰り返してダメージがひどい髪だと、縮毛矯正をかけてもストレートにはなるけれど、理想の仕上がりにならない場合もあります。

ただ、最近は酸性矯正(髪へのダメージが少ない薬剤)というものが出てきて、通常だとかけられないようなダメージのある髪質にも幅広く対応できるようになってきました。

長さに関しては、熱を加えるときにアイロンやブラシで挟める長さがあれば基本的に縮毛矯正をかけるのは大丈夫です。目安としては、3cm以上の長さはあった方がいいかもしれませんね。

 

7 縮毛矯正をかける時期や頻度

前述の通り、縮毛矯正は湿気に強い髪にしてくれます。
ですから、梅雨前や雨・雪などが多くなる時期の前にかけておくと、ふわついてまとまりづらい髪に悩まされることが少なくなると思います。

また、縮毛矯正をかけた部分は半永久的にまっすぐの状態がキープされるので、髪が伸びて根元のくせやうねりが気になったら部分的に縮毛矯正をかけると、髪全体へのダメージが少なくストレートヘアをキープすることができます。

 

8 縮毛矯正の値段が店によって違う理由

縮毛矯正の値段

出典:PIXTA

 

値段の差の大きな違いは、美容師の技術力と経験値の差によるものが圧倒的だと思います。

髪質やダメージ、髪の長さなどはその時々で変わってきます。
理想のヘアスタイルも流行りによって違いますから、それらに合わせた薬剤の選定、施術後のトリートメントの種類、アフターケア、仕上がりの形など、さまざまな技術がそろってこそ、お客様が満足していただける施術になると思います。
そのためには、とにかく施術例がたくさんあるお店の方が、信頼して任せられると思います。

どんなに技術力があっても、1ヶ月に20人しか縮毛矯正を担当しないスタイリストと、100人のくせ毛に対応しているスタイリストでは圧倒的に経験値が違います。

施術前のしっかりしたカウンセリング、人それぞれの髪に対応できる豊富な薬剤、そしてさまざまな状況に対応できる経験値、それらを総合した結果が値段に比例しているのではないでしょうか。

 

9 縮毛矯正をかけるまでの流れ

今回取材にご協力いただいたA・One青山店での流れをご紹介します。

9-1 事前の電話予約

電話予約

出典:PIXTA

フリーダイヤルで予約のお電話を受け付けています。

予約の時点で、今の髪の状態や長さ、最近のカラーなどの髪に関する履歴、希望のヘアスタイルなど基本的なことをお伺いしたいので少しお時間を取らせてしまいます。ですので、お客様の負担にならないようにフリーダイヤルを用意させていただいています。

お客様の髪の状態やご希望をある程度知った上で、ご来店いただきます。

9-2 当日のカウンセリング

来店後に、問診カルテというものである程度の質問事項に答えてもらいます。

予約のお電話の時に伺った情報と問診カルテをもとに、実際にスタイリストが髪の状態をしっかりとチェック。その後、お客様の希望に添えるようにするには施術をどうするのがいいかという説明をしていきます。

9-3 施術にかかる時間

 

カウンセリングは、お客様の髪の状態や悩みにもよりますが、かなり詳しく要望をお話しいただき、それに対する説明をさせていただきます。長い方だと1時間くらいかかることもあります。

縮毛矯正の施術自体は、髪の長さや量にもよりますが、だいたい1時間~1時間半くらいで終了します。
また、その後カットやスタイリングの仕上げも行いますので、3時間くらいはみておいていただけるといいかと思います。

9-4 施術当日のヘアケア

施術後何日間かはシャンプーをしないでくださいというお店もありますが、それも間違いではありません。
縮毛矯正の施術の最後には、髪をストレートにキープするための固定剤をつけるのですが、それは空気にたくさん触れさせることで髪が固まっていくのです。

最近では薬も進化しているのでシャンプーをしても大きな問題はありませんが、念のため施術をしたその日はシャンプーをしない方が、きれいなストレートをキープするのに安心ですね。

 

10 縮毛矯正をかけた後に気をつけたいこと

トリートメント

出典:PIXTA

 

きれいなストレートを長持ちさせるには、ダメージを与えないようにすることが一番です。
なるべく髪が傷まないように、定期的にトリートメントを行うことをおすすめします。これからの季節、海などに行く機会も増えると思いますが、そんな日もしっかりトリートメントをしてください。

また、髪は濡れた状態で長くいるとダメージにつながってしまうのでお風呂から上がった後も、すぐにドライヤーで髪を乾かしてください

施術後も、毎日のヘアアイロンやブローなどの使用は問題ありません。


今回ご協力いただいたのは・・・
『A・One青山店』

日本で初めて縮毛矯正専門店として表参道にOPEN。
ドライヤーとブラシで伸ばす手法の縮毛矯正で、ナチュラルな仕上がりのスタイルを提供してくれます。

A・One青山店

◆ 住所 ◆
東京都港区南青山3-15-7 クワジマビル1F

◆ 予約受付番号 ◆
0120-06-1600(10:00~19:00)

◆ 営業時間 ◆
平日  /11:00~21:00
土日祝日/10:00~20:00

◆ 定休日 ◆
水曜日(8月30日は営業)

◆ HP ◆
http://onenext.co.jp/aoyama/

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