
ちらほら白髪が目立ってくると、なんとなく老化現象が起きているようで気持ちが沈んでしまいますよね。それが20代や30代ならなおさらです。白髪染めをするにもどこか抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、白髪が目立つと見た目的にも周囲に老けた印象を与えてしまいます。そこで今回は、白髪染めデビューの方にもおすすめの白髪染めの色選びのコツをご紹介します。
◆ 最終更新日:2020年7月31日
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1 白髪染めとおしゃれ染めの違い
出典:PIXTA
白髪染めもおしゃれ染めも、髪を脱色して染色するという基本的なメカニズムは変わりません。2つの大きな違いは染毛剤の配合量です。おしゃれ染めはもともと黒髪を染めるものなので、脱色力が強く、染毛力が弱めになっています。黒髪を明るくするので、茶色~黒色の暗めの色素が入っていないのもおしゃれ染めの特徴です。
一方、白髪染めは色素のない髪に着色させるものなので、脱色力は弱め、染毛力が強めになっています。そのため、白髪をおしゃれ染めで染めても、明るい色だとしっかり染まらずに、白髪だけが浮いて見えてしまうのです。
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2 白髪染めデビューは何歳から?
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美容業界では白髪が髪全体の15~20%ほどの割合になってきたらと白髪染めを勧める、という目安があるようです。
白髪の本数が少なくて、よく見ると何本か混じっているという程度ならおしゃれ染めでもごまかせますし、気になる部分だけ白髪隠しを使うという手もありますが、全体的に目立ってきたら白髪染めデビューを考えましょう。
3 白髪を目立たなくするための色は?
3-1 明るい色で黒髪を白髪に近づける
白髪が目立つというのは、地毛との色の差があるからです。白髪が目立ってきたから染めるのも良いですが、黒髪を白髪に近い色にする、つまり明るめの色にすることで白髪を目立ちにくくするという考え方もあります。
全体を明るい髪色にすることで、白髪も目立ちにくくなります。ハイライトを入れるとより白髪が目立たず、今っぽいおしゃれな色の髪にすることができます!
3-2 日本人の髪はブラウン系の色が染まりやすい
無難な感じで白髪を染めたいのであれば、ナチュラルブラウンやベージュブラウンなどがおすすめです。
白髪も染まりやすい色ですし、日本人の黒髪に馴染みやすいのが理由です。また、ブラウン系の色は髪にツヤを与えてくれるので、より若々しさを取り戻してくれます。
4 白髪を染められる明るい色とはどれくらい?
では白髪を染めることができる明るい色とは、どの程度なのでしょうか?
出典:http://ks.c.yimg.jp/
日本人の地毛の色はこちらの画像の一番左、レベル5が多く、少し明るめの人はレベル6程度になります。仕事上の制約がない人や一般的な学生が希望するヘアカラーのレベルの多くは8~9です。
美容室に行き、明るい色での白髪染めを希望するとレベル7が限度と言われることが多いので、これまでおしゃれ染めでレベル9以上に染めていた人にとっては、かなりのイメージチェンジとなりそうですね。
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