カラートリートメントって聞くけど何だかわからない。トリートメントなんかでホントに白髪の対策なんて出来るの?出来ないの?そんな疑問だらけのカラートリートメントについてご説明。ノーダメージで白髪とサヨナラする方法をおすすめの商品と一緒に紹介していきます。
Contents
1 カラートリートメントは染まりにくい?
ヘアカラーではないので物足りなさを感じられることもあるかもしれません。そもそもヘアカラートリートメントとヘアカラーはまったく別のスタンスの商品ですし、もしダメージを考えず「どちらが染まるか」でジャッジするのであれば、脱色してカラーを入れるヘアカラーが一番染まります。ただし、頭皮や髪にかける負担が大きいので永く使い続けることを考えるならば、ダメージがなく髪の補修をしながら白髪も隠してくれるカラートリートメントをオススメします。どちらにも優れたところとそうでないところがあるので「染まる」「染まらない」短絡的にならず、ダメージや髪の補修など、多角度から考えてみましょう。
1-1 ヘアカラーとの違い
別のスタンスとは髪や頭皮へのダメージ。そもそも白髪が生えるということは頭皮が弱っている訳でもあり、そこに脱色し、強いカラー剤を使う訳ですから、頭皮からすると弱り目に祟り目状態。強い薬剤やカラー剤を塗れば、白髪は染まり一時的には隠せますが、その代償があとからやってきてしまいます。一方のカラートリートメントはダメージどころか傷んだ個所をケアが最優先。それに加えて髪表面をヘアマニキュア同様にコーティング着色し、白髪を目立たなくさせるのですから、健康な髪や頭皮を取り戻すという意味では、とても良い商品ですし、染まり方のスピード感はヘアカラーに劣るもののヘアケアとして毎日継続して使用することでゆっくり自然に染まってきます。髪にノーダメージどころか、ダメージ補修しながらカラーリングできるので人気があります。
出典:http://s.eximg.jp/
1-2 ヘアマニキュアとも違う?
使用するカラー染料や使い方がまったく異なりますが、髪の表面をコーティングし色付けるという共通点やダメージが少ない点は似ています。カラートリートメントをヘアマ二キュアや無添加ヘアマニキュアとして呼ぶ事もあるので親戚といったところでしょうか。色持ちはヘアマニキュアが勝り、根元、生え際までケアできるという面ではトリートメントが優れています。
2 メリット・デメリットを知ろう
カラートリートメントは、全体を染めるというよりもチラホラ生えてしまった白髪ケアに向いていますし、本格的に白髪が増えてくるとトリートメントではなくヘアカラーや白髪染めの方が向いています。白髪の量や目的がずれてしまうと不満足な結果になってしまいますから、きちんとトリートメントの優れるところ、弱いところを把握しましょう。
2-1 メリット
- 頭皮や髪にダメージがない
- 通常のトリートメント効果に加え、白髪のケアが同時にできる
- 日常に取り込みやすい
- 徐々に色づくので、周囲に気付かれることがなく自然に染まる
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2-2 デメリット
- 継続使用が必要
- 放置時間が必要
- 一度で染まったと実感できない
- 色持ちが1~2週間程度
3 オススメする人 しない人
3-1 カラートリートメントをオススメする人は?
- 髪や頭皮へのダメージが気になる方、傷めたくない方
- 通常のトリートメントと同じ感覚で使えるため、敏感肌やアレルギー体質の方、髪の傷みが激しい方
- 美容室にこまめに通えない忙しい方
- 職場や友人、周囲に気付かれたくない方
- 白髪は生えているが、まだ殆どが黒髪の方
出典:http://www.boyermanagement.com/
3-2 カラートリートメントをオススメしない人は?
- 傷み < 染まり つまり「染めること」が第一目的の方
- 一度でバッチリと染めたい方
- トリートメントを頻繁にする習慣がない方
- 持続する事が苦手な方
- 髪全体が白髪である
出典:https://legionathletics.com
4 上手に染められるコツ教えちゃいます。
初めて白髪トリートメントを使う方のために、トリートメントで上手に白髪を染めるためのポイントをわかりやすくまとめました。
出典:http://en.prothom-alo.com/
4-1 この5点を準備しておこう!
失敗せずにキレイに染めるために用意しておきたいモノは、下記の5点です。
1.白髪染めトリートメント
2.ビニールの手袋
3.コーム
4.シャワーキャップ
5.汚れてもいいタオル
素手でも大丈夫なものや、コームや専用チューブにより直接髪に付けられるものもありますので、購入時にそれらの内容物もチェックしておきましょう!もし足りなければ、どれも100円ショップ等でも手軽に入手できますので、揃えておくことをオススメします。
出典:http://makespain.com/
4-2 染め方
カラートリートメントには、シャンプー前の乾いた髪に塗るものと、シャンプー後に使用するものと2タイプあったり、「染まらない」「バスタオルが汚れた」という声に耳を傾けてみると使用方法をよく読まず、間違った使い方をされている事もとても多いです。説明書はしっかり読み、使用方法を誤らず使いましょう!
4-2-1 6ステップでキレイに染める[シャンプー後に使うタイプ]
- シャンプーします。ここでの注意は普段よりしっかりすすぎましょう。
- タオルで水分を丁寧に拭き取ります。
- 手袋やコームを駆使して、ムラなく揉み込むように手早く、ちょっと多いかなと思うくらいたっぷりと塗っていきます。
- 髪の毛にタオルを巻いて、その上からシャワーキャップをかぶります。
- 記載されている時間、そのまま放置します。
- 十分にすすぎ流します。
4-2-2 5ステップでキレイに染める[シャンプー前に使うタイプ]
- 乾いた状態の髪にやはり手袋やコームを駆使しつつムラのないように揉み込みながらたっぷりと塗っていきます。
- 髪の毛にタオルを巻いて、その上からシャワーキャップをかぶります。
- 記載されている時間、そのまま放置し浸透させていきます。
- 十分にすすぎ流します。
- いつも通りにシャンプーなどを行います。
すすぎ足りない状態だと、湯上りのバスタオルや汗をかいた時に服を汚してしまう事もあるので、初めて使用される時には「こんなに洗わなきゃいけないの?」と思われるかもしれませんが、あとから後悔しない為にも十分に洗い流してください。
<放置時間>まずは説明書きに従ってご使用いただき、ご自身の髪への浸透状態に合わせて、次回から放置時間を調節してみてください。
4-3 カラートリートメントの効果UPさせるポイント
染めをよくするポイントが温度、トリートメントするバスルームの室温です。染料にとってベストは24℃前後といわれており、浴室温度が調整できるものであれば調整を、そうでない場合は、トリートメントを塗ってシャワーキャップを被った状態でドライヤーの温風で5分前後 温めるのもオススメです。ちょっとひと手間掛ける事で、色の入りやトリートメント効果も変わってきます。
出典:http://www.thegloss.com/
5 どれにしよう?購入に悩んだら
どれを見ても良さそうなことばかり羅列されていますし、初めてのカラートリートメントですから、どれを買ったらいいか迷って当然です。髪の毛質との相性だったり、サッパリ・しっとりだったり、ここからは好みによるのですが、もしも迷ったらこの3つのポイントをチェックしてみてはいかがですか?
出典:http://blogs.c.yimg.jp/
5-1 原料・配合成分を見よう!
何から抽出されたかは違っても使用感にはあまり影響がありません。それよりもトリートメント成分や頭皮ケアや髪表面の補修、血行促進などのサポート成分や配合成分、品質保持にあたっての保存料に何が使われているのかをチェックしてみましょう。例えばジアミン染料は、染毛力や色の定着はいいのですが、妊婦さんは控えるようにいわれている刺激の強い薬剤ですので、ヘナなど植物由来染料やアレルギーリスクが低いHC染料のものを。トリートメント効果もポリマーや合成香料などの添加物を多く含むものはなるべく避け、植物由来の成分を贅沢に含む、自然派の商品を選ぶなど、購入前に商品裏面シールのチェックをしてみてください。
出典:http://www.motherearthnews.com/
5-2 コストパフォーマンス
ヘアカラーは一定周期で単発的に使用するものですが、カラートリートメントは持続的かつ継続的な付き合いが必要になりますから、原料や配合成分、品質とともに重要視して欲しいのが価格です。価格といっても廉価なものの多くは粗悪であったり容量が少なかったりするので、裏の説明を読み、原料などが満足出来るモノであれば、1回使用するにあたって幾らくらいなのか比較するといいと思います。
出典:http://cache1.asset-cache.net/
5-3 定期購入・まとめ売りを活用しよう
良い素材が使われていてちょっと高めでも、何本かまとめて購入したり定期便の申込によって割引設定されるものもあります。カラートリートメントは継続が効果的ですから、割引される上 都度買いに行く、その手間も省けますし一石二鳥です。定期購入やまとめ売りも活用しましょう。
6 勝手にオススメランキング
原料や配合成分が確かでコストパフォーマンスも良く、定期購入やまとめ売りの設定があるという、この3つの要素を満たした中から特にオススメしたいカラートリートメントをご紹介します。
6-1 フラガールリッチ カラートリートメント
出典:http://www.hula-cosme.jp/
特徴的なチューブ先端で使いやすく、生え際や白髪部分に手を使わないのに直接塗れる上にスタンドが付いていて便利と評判。ココナッツやマカダミアナッツ、黒真珠由来のハワイアン成分で白髪、ダメージを同時ケア。また、美容やリフレッシュ成分配合で頭皮を健やかに保ってくれると話題です。
内容量:170g
色:5色(ブラウン/ダークブラウン/ブラック/ディープアッシュ/ディープブラウン)
<Point>
①専用コーム、スタンドホルダー付
②定期購入で2回目以降500円OFF
③まとめ売[割引あり]
価格:税込3,456円(平成28年7月11日調べ)
6-2 利尻ヘアカラートリートメント
出典:http://www.sastty.com/
天然利尻昆布から生まれた、香料や防腐剤が含有されない無添加ヘアカラートリートメントです。ミネラルによる潤い、フコイダンによる保水、アルギン酸のもつ保湿、など利尻昆布由来の成分が髪を艶やかにしてくれると人気の商品です。また[初回 1,000円OFF]で購入できるのも魅力です。
内容:200g
色:3色(ライトブラウン/ダークブラウン/ブラック)
<Point>
①初回のみ1,000円OFF
②2本以上購入で送料無料 + 頭皮もみブラシプレゼント
価格:税込3,240円(平成28年7月11日調べ)
6-3 スカルプD ボーテ ヘアカラートリートメント
出典:http://www.angfa-store.jp/
浸透型コラーゲンを配合する事で、毛髪内部にしっかりカラーが行き届かせる上に3種類の天然由来色素をブレンドして、深い色味を表現。ヒアルロン酸やアルガンオイルを配合し、外側からしっかりコーティング。艶やかで美しい髪に導いてくれます。
内容:200g
色:4色(マロンブラウン/ローズブラウン/ダークブラウン/ナチュラルブラック)
<Point>
①手袋2枚付
②定期購入で[15%OFF][送料無料]
価格:税込2,800円(平成28年7月11日調べ)
7 どこで買ったらいいの?
ドラッグセンターや大型ホームセンターで充実したラインナップを揃えるお店もありますが、使い方を解説する動画や口コミなども見られる上に期間限定ポイントやセール企画もあるのでインターネットでの購入がオススメです。
出典:http://tippytricks.com/
8 まとめ
商品特性を理解されず、へアカラーと染まり具合を比較され「染まりにくい」とジャッジされていた時期もありますが、ここ数年でダメージがない点や、日常生活への導入のしやすさが見直され、多くのメーカーから販売されています。
ここで書いた特徴や注意点、メリット・デメリットや使い方をよくお読みになった上で、ご自身の好みに一番合ったトリートメントを選び、傷んだ髪を補修しながら、コンプレックスになっている白髪のケア。今すぐやってみましょう。「なんでもっと早くやらなかったんだろう?」きっと、そう思うはずですよ。