ちょっと前まで多過ぎるくらいの髪だったのに鏡の前の自分は頭頂部もペタンとしているし、他の部分もなんだか元気がなくて、、、髪にボリュームがないだけで老けた印象になってしまうし、まだ諦めきれるような年齢でもないからどうにかしたいですよね。
今回は普段の生活で“髪ボリュームを取り戻すための方法”をご紹介します。どれも簡単で導入しやすいものばかりですので、是非やってみてください。
Contents
1 生活習慣に潜む6つの原因
若いのに髪ボリュームがなくなってしまう原因としてこれからご紹介する6つが有力です。これらは生活習慣の見直しによって改善されますので、その改善案も一緒にご紹介していきましょう。
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1-1ダメージによるもの
カラーやパーマなど薬剤による髪や頭皮へのダメージのせいで、髪が傷んでいる事が考えられます。オシャレを犠牲にしてまでダメージを受けないようにする必要はありませんが、使用頻度を抑えたり、カラートリートメントやヘナなど髪や頭皮に優しい商品に切り替えてみるということも必要かもしれません。
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1-2 ホルモンバランスの乱れ
髪も肌と同じでホルモンの影響を受けやすいところです。ホルモンバランスが乱れることで髪が細くなったり、抜け毛が増えてしまうことがあります。
ホルモンバランスが乱れる原因としては主に過度なストレスや偏った食生活、睡眠・運動不足などです。その他では加齢や更年期によって乱れることもあります。ただ、加齢による乱れを改善するとなると民間療法や普段の生活で解消するというよりも医療領域ですので、是非、専門の医療機関での受診、相談をおすすめします。また前記した原因は、ホルモンバランスの乱れ以外のものと重複しますので別項で詳しくご説明します。
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1-3 ストレス
ストレスを溜め込んでいると、交感神経の緊張により筋肉が強張ってしまい、血管を収縮させ、その収縮によって血流が悪くなります。髪や頭皮に栄養を供給するのは血液ですから、栄養が十分に行き届かなくなり、栄養不足の状態となり、抜け毛が増えたり、髪が細くなってしまいます。かといって現代社会でストレスフリーは望めませんから、ライフスタイルに取り入れ易い、友人とのおしゃべりやカラオケ、読書、音楽鑑賞など自身がリフレッシュできる時間や方法を設けるようにしましょう。
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1-4 食生活の乱れ
これは自己流のダイエットや外食、コンビニ弁当やファーストフードのような栄養バランスを無視した食事を指します。髪だけではなく健康な体づくりの基本は食事ですから、栄養バランスがとれた食事を規則正しい時間に食べてくださいというものなのですが、実際はなかなか難しいですよね。
出典:http://muscles.zone/
そこで特に健康な髪を生成させる効果が高い食品を下記に挙げますので、毎日の食事に意識的に取り入れてみましょう。
髪や頭皮環境を良くする代表的な食品 |
・赤身のお肉
・豆腐や納豆など大豆加工食品 ・ミックスナッツ ・緑黄色野菜 ・卵 ・黒ゴマ ・牡蠣 ・(カカオ純度が高い)チョコレート |
1-5 睡眠不足
睡眠によって成長ホルモンが分泌され、その分泌量が多ければ多いほどダメージの修復や髪の発育を促進してくれます。そう言われても、仕事や家事、遊びに忙しくてそんなに睡眠時間ってとれませんよね?そこで成長ホルモンの分泌とそれを髪に送り込み、健康な髪を生成させる毛母細胞、この2つが活発になる時間に睡眠をとるよう心掛けましょう。そのゴールデンタイムと呼ばれるのがズバリ夜の22時から深夜2時までの4時間です。忙しいとなかなか22時に就寝するのは難しいでしょうが、そのゴールデンタイム内に1分でも多く良質な睡眠をとるようにしましょう。
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1-6 運動不足
血行促進やストレスの解消といった今まで挙げてきた問題に加え、抜け毛に繋がるテストステロンというホルモンを分泌させる元凶であるコレステロールを下げることが出来たり、汗をかいて代謝が上がることで新陳代謝が活発になります。新陳代謝が活発になることで細胞も新しく生まれ変わり、また毛周期も早くなるので健康な髪が生えやすい環境が作れるのです。
ご自身のライフスタイルに取り入れ易い方法で構いませんが、1週間に1度のペースでジムでガッツリ運動するよりも1日30分程度のウォーキングを行うだけでも毎日継続させる方が有効といわれています。
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2 シャンプーを見直そう!改善しよう!
健康な髪をつくるにはスペシャルケアを1回行うよりも、日々の継続が大切であることはお分かり頂けたと思います。これら内面的な改善をしつつ、ヘアケアも再度見直し、外側からも改善してみましょう。毎日のヘアケアで特に重要なのは、やはり入浴時のインバスケアです。半ばルーティーン化しているが故の間違えたシャンプー方法で洗髪されている方も多いようなので、健やかな髪をつくるためのシャンプー方法についてご紹介していきます。
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2-1 ブラッシング
乾いた髪の状態でブラッシングします。この工程で頭皮の汚れや角質、抜けた毛などを浮き上がらせておきます。他にも血行促進に効果があったり、シャンプーの泡立ちが良くなったりするのでシャンプーの使用量を減らす効果もあり、髪や頭皮への負担を軽減することが出来ます。
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2-2 予洗い
“予洗い”、なかなか聞き慣れない言葉かもしれませんが、抜け毛や切れ毛を減らすためにもいきなりシャンプーをするのではなく、まずは予洗いからを行いましょう。髪と頭皮を濡らし、ぬるめのお湯で十分にすすぎます。約3~5分、指の腹で頭皮を優しくもみこむようにするとスタイリング剤や汚れをある程度落とすことが出来ます。
2-3 シャンプー
予洗いで濡れた髪を手のひらで軽く水切りしたらシャンプーを手にとり、手のひらで軽く泡立ててからムラがないように頭の全体につけ、指の腹で頭皮をマッサージするように洗っていきましょう。頭皮に皮脂が残っていると、その油分によって頭頂部がペチャっと潰れてしまうのでしっかりと洗っていきましょう。
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2-4 すすぎ
意外な落とし穴がこの工程です。シャンプーのすすぎ残しが髪や頭皮、肌に残留すると抜け毛や肌荒れ、炎症を引き起こしてしまいます。すすぎ残しのないよう、片手で髪をかきあげるようにし、もう片手の指の腹ですすいでいきます。すすぎ残しをしやすい襟足や耳の周り、生え際は念入りにすすぐようにしましょう。
2-5 コンディショナー
コンディショナーだけに限らずリンスやトリートメントも同様、つける場所に注意しましょう。根元につけると根元がしなやかになり、余計にクタっとボリュームダウンしてしまいますので根元にはつけず、毛先だけにつけるようにしましょう。またこれらもシャンプー同様、すすぎ残しがないようにしましょう。
2-6 ドライヤーで髪を乾かす
シャンプー後、タオルで水分をとり、その後はドライヤーで乾かします。ここでワンポイント!ヘアウォーターや顔用の美容液でも構わないので1度髪を保護してから始めましょう。そしてダメージを受けないよう、ドライヤーは頭から15~20cm離し、同じところに集中して当たらないようにしましょう。また髪を濡れた状態のままにしておくと頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、皮脂が毛穴詰まりを起こし、抜け毛やダメージの原因に繋がります。一刻も早く頭皮や根元を乾かし、その後は毛先に向けて上から下へ乾かしていくようにしましょう。
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3 育毛剤を使ってみよう
今すぐ髪に元気を取り戻したい人は、育毛剤を使ってみましょう。「育毛剤かぁ~・・・」と抵抗があるのはわかります。でも人の身体ですから、生活習慣の見直しによって健康な髪に回復するのには時間を要します。ですので即効性を求める方はこれら生活習慣の見直しと併用して育毛剤を使用することをオススメします。育毛剤は頭皮に外側から栄養を補ったり、血行を促進したりして抜け毛を減らしていきます。頭皮を整え、しっかりした髪が生えやすい環境を作ってくれるのでボリュームアップにも効果的でオススメです。どうしても購入に抵抗があり、買い難いのであればネット通販などでも購入できます。
4 セット次第でボリューム感は出る
スタイリング剤は使用方法によりボリュームダウンの原因になってしまいます。ボリューム感を出すのにオススメなのはヘアワックスです。ヘアワックスを両手に取り、手のひらいっぱいに薄く広げ、手でふんわりと持ち上げるイメージでセットします。特に頭頂部と後頭部にボリュームを出すと髪全体にボリューム感が出ますので、セットする際は意識してみましょう。
出典:http://www.goodhousekeeping.com/
5 まとめ
髪にボリュームがなくなる原因と、毎日の生活習慣の見直しや改善によって解消できる事を挙げていきましたが、いかがでしたか?ご自身があてはまりそうな原因の対策や改善は今日から実行し、以前のようなボリュームのある髪を取り戻しましょう。