
指先をきれいに見せるためにも、爪のケアはちゃんとしていますか?育児、家事を考えると凝ったネイルはできないし・・・。そう思っているあなた、自爪がきれいだとネイルをしていなくても女性らしい美しい指先になることができます。
今回は爪をきれいに整えるための正しい切り方とケア方法をご紹介します。簡単なことばかりですので、ぜひ日頃のケアに取り入れてみてください。
◆ 最終更新日:2020年4月9日
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1 爪の役割
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あまり意識することはないと思いますが、爪にもちゃんとした役割があります。指で物をつかむ時や力を入れる時に支えとなっているのが爪です。指の骨は先の方までないので、硬い爪がないとうまく力を入れることができないのです。
また、指先は神経が集中している箇所でもあり、その指先を保護する働きもしています。そのため、爪は丈夫で健康に保つことが必要なのです。
2 爪に関するよくあるトラブルや悩み
指先は非常によく使うパーツなので、問題があると機能的にも不便が生じますし、見た目も気になってしまいますよね。爪には具体的にどのようなトラブルや悩みがあるのかをみていきましょう。
2-1 二枚爪、割れ
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爪の先端が薄く剥がれてしまう二枚爪や縦や横に割れてしまうというのはよくあるトラブルです。痛みはもちろんのこと、見た目もよくありません。爪が伸びている時にぶつけたり、引っ掛けたりすると二枚爪や割れが起こってしまいます。
また、栄養不足など爪が健康な状態ではない時にも起こりやすくなります。
2-2 巻き爪
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両端の先端が内側に湾曲した爪のことを巻き爪と言います。ひどい場合には曲がった爪が肉の部分に食い込んでいき、激しい痛みが出てきます。
深爪や先の尖った靴でつま先を圧迫していると巻き爪になりやすいと言われています。
2-3 化膿性爪囲炎
爪の周囲のささくれや切り傷、巻き爪などで皮膚が傷つき、カビや細菌に感染すると化膿性爪囲炎を引き起こすことがあります。
2-4 爪の老化
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歳を重ねるとともに爪の吸湿機能や水分保持機能が低下するため、健康な爪の状態を保ちにくくなります。
具体的には、伸びる速度が遅くなる、爪に縦ジワが増えてツヤがなくなる、強度が落ちて割れやすくなるなどの症状が現れます。
2-5 爪の形
爪の形は人それぞれですが、爪が小さいと子供っぽく見えたりネイルが映えなかったりとコンプレックスに感じている方も多いのではないでしょうか。爪の形は遺伝によるところが大きいのですが、深爪をしてしまうことで小さくなってしまうこともあります。
3 間違った爪の切り方
爪が伸びてきたらなんとなく切っていませんか?実は間違った爪の切り方は、先に挙げたトラブルや悩みを引き起してしまうことがあります。
3-1 深爪
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爪を短くしようとするとやってしまいがちなのが爪と肉が接する部分がむき出しになるほど切ってしまう深爪です。これほど短くしてしまうと爪が肉に食い込む巻き爪に似た症状を引き起こします。
また、指先を保護することができなくなり、ダメージや傷を受けてしまいます。そうすると細菌などが入って感染症のリスクも高くなります。
3-2 バイヤス切り
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これは丸みをつけるために両端を深い部分まで切ってしまう切り方です。爪は角がなくなると強度が落ち、傷みやすくなります。また、両端が内側に曲がりやすくなり巻き爪になってしまいます。
3-3 白い部分に沿って切る
爪はこの白い部分に沿って切るものと思っている人も少なくないと思います。この白い部分には個人差があり、人によっては深い位置まであります。そのため、この白い部分を目安に切ってしまうと自然と深爪やバイヤス切りになってしまいます。
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