頭皮のかゆみの原因と改善に効果的なおすすめシャンプー5選

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「毎日シャンプーをして清潔にしているのに頭皮がかゆくて、我慢できずに掻いてしまう」というお悩みを抱えていませんか?
頭皮がかゆいと物事に集中できなくなったり、さらにひどい状況になると掻きすぎによって頭皮に傷がついて出血してしまうなどの危険もあります。

今回は悩ましい頭皮のかゆみの原因と、その対策方法をご紹介します。

1 頭皮がかゆくなる原因

清潔にしているはずなのに、頭皮がかゆくなってしまうのはなぜなのでしょうか?
その原因はいくつかあるので、ひとつずつ見ていきましょう。

1-1 皮脂や汚れが頭皮に残っている

汚れ出典:https://unsplash.com/

間違ったシャンプー方法を行っていたり、髪だけを洗っていて頭皮がしっかり洗えていないと、頭皮に皮脂や汚れが残ってしまいます。
頭皮に余分な皮脂や汚れがあると、そこで菌が繁殖し、嫌な匂いやかゆみを引き起こす原因になってしまいます

1-2 シャンプーのすすぎ残し

シャンプー出典:https://unsplash.com/

洗髪時にすすぎ残しがあると、シャンプーが頭皮に残った状態になります。
その残ったシャンプーが毛穴につまったり、蓄積することで炎症などの頭皮トラブルにつながってしまうのです。

1-3 乾燥

乾燥出典:https://unsplash.com/

頭皮を健康な状態で保つためには、ある程度の皮脂が必要です。
洗浄力の強いシャンプーで頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまうと頭皮が乾燥し、かゆみの原因になったり、フケが出ることもあります。
また、空気の乾燥する季節も頭皮が乾燥しやすいです。

1-4 皮脂の過剰分泌

皮脂出典:https://unsplash.com/

頭皮の乾燥がかゆみの原因になるとお伝えしましたが、皮脂の分泌量が多いこともかゆみの原因になります。
皮脂の過剰分泌は、もともと肌が脂っぽい脂性肌の方だけに起こると思われがちですが、頭皮が乾燥しすぎることでバリア機能が働き、皮脂が過剰に分泌されてしまうため、注意が必要です。
頭皮を健康な状態で保つために必要な皮脂も、量が多くなるとその皮脂をエサにしている菌が繁殖してしまい、かゆみや炎症を引き起こしてしまうのです。

1-5 頭皮へのダメージ

ダメージ出典:https://unsplash.com/

カラーやパーマで使用する薬剤が頭皮にダメージを与え、それが炎症となってしまう場合があります。
年々、薬剤の刺激は弱くなってきていますが、それでももともと肌が弱い方や肌が敏感になっているとき、体調によっては健康な頭皮に比べて大きなダメージを受けてしまいます。

また、紫外線も頭皮へのダメージのひとつ。頭皮は体の中で1番紫外線を浴び、影響を受けている部分なので注意しましょう。

1-6 頭皮に傷がある

傷出典:https://unsplash.com/

頭皮に傷がある場合も、注意が必要です。
シャンプーをする際に爪を立てたり、力強くゴシゴシ洗ったりしていると頭皮に傷がついてしまいます。そしてその傷に雑菌が繁殖することによって傷が悪化し、かゆみとなるのです。

頭皮の傷はなかなか見えないので気付かない方も多いのですが、シャワーのお湯やシャンプーなどがしみるかもと感じる場合は、頭皮に傷ができている可能性があります。

1-7 病気

病気出典:https://unsplash.com/

頭皮のかゆみは病気が原因になっている場合もあります。
頭皮のかゆみが症状として表れる病気には以下のようなものがありますので気になる場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。

1-7-1 乾癬(かんせん)

乾癬は皮膚に赤い発疹ができ、さらにフケなどが出てくる症状の病気です。皮膚に炎症が起きている状態なのでかゆみが生じます。

1-7-2 白癬(はくせん)

白癬菌と呼ばれる人の垢や体毛を好む細菌が足や手、頭に繁殖することで発症します。特に足にできる白癬を水虫と呼んでいるため、頭にできる水虫と呼ばれる場合もあります。
皮膚が乾燥してかゆみやフケが出たり、抜け毛が発生することも多いです。症状が悪化するとかさぶたから膿や血が出ることもあります。

白癬菌はカビの一種で、じめじめとした湿度が高い環境が好みなため、汗をかきやすく、帽子などによってさらに蒸れた状態になりやすい頭皮は菌にとって絶好の環境になります。
帽子やタオルの共用や、菌が感染した場所に触れた手でさらに頭皮や髪に触れることで人から人に感染していきます。

1-7-3 シラミ

シラミは子供だけでなく誰にでも感染し、皮膚から吸血してかゆみや湿疹を引き起こします。

 

2 頭皮のかゆみを改善するためにできること

2-1 まずはシャンプー方法の見直しを

間違ったシャンプー方法を続けることで皮脂や汚れが頭皮に残ってしまったり、傷をつける原因になってしまいます。
頭皮のかゆみを改善させるために、まずはシャンプー方法を見直してみましょう。

2-1-1 ブラッシングをする

ブラッシング出典:https://pixta.jp/

髪を濡らす前にブラッシングをします。
これによって、毛穴に詰まった汚れや皮脂が取りやすくなり、すっきりと洗うことができます。また、その後のシャンプーの泡立ちもよくなります

2-1-2 予洗いをする

予洗い出典:https://pixta.jp/

お湯だけで髪と頭皮を洗う予洗いを行うことで髪や頭皮の汚れのほとんどを洗い落とすことができます。(事前にブラッシングをした場合)

予洗いをするときのお湯の温度は「少しぬるいかな」と感じる約38℃前後がベストです。
熱すぎるお湯で行うと、皮脂が洗い落とされすぎてしまって頭皮の乾燥を招き、皮脂の過剰分泌にもつながってしまうので注意が必要です。

2-1-3 シャンプーを泡立てる

泡出典:https://pixta.jp/

シャンプーを直接頭皮につけてしまうと、すすぎの際に十分に洗い落とせず、かゆみをはじめとする頭皮トラブルにつながってしまうことも。シャンプーを手のひらにとったら軽く泡立ててから使うようにしましょう。

また、使用するシャンプーの目安の量はショートヘアで100円玉大、ロングヘアでその3倍程度です。
シャンプーは頭皮を洗うもの。頭皮全体に泡が届くよう、目安の量から増減させて自分に合う量を見つけましょう。

2-1-4 頭皮を中心に洗う

洗う出典:https://pixta.jp/

爪を立てずに指の腹を使って、まずは頭皮を洗いましょう。
このとき、シャンプーをしながら頭皮マッサージをすることをおすすめします。
洗髪時に毎回、頭皮マッサージを取り入れることで頭皮の血行が良くなり、抜け毛や薄毛予防にも効果があります。また、毛穴に詰まった汚れをマッサージによってさらにしっかりと取り除くことができます。

その後、残った泡で髪を洗っていきますが、なでるように洗うことでダメージなく洗うことができます。
ゴシゴシこするように洗うと摩擦によってキューティクルが剥がれ、枝毛や切れ毛、パサつきの原因になってしまうため注意しましょう。

2-1-5 念入りにすすぐ

すすぐ出典:https://pixta.jp/

シャンプーのすすぎは念入りに行いましょう。

すすぎ不足は頭皮のかゆみや毛穴詰まり、嫌な匂いなどのトラブルを引き起こす原因になることも。
シャンプーのぬるつきがとれたと感じてから約3~5分はすすぐようにしましょう。
また、トリートメント(コンディショナー)も同様にしっかりすすぐことが大切です。

2-1-6 濡れた髪はすぐに乾かす

ドライヤー出典:https://pixta.jp/

お風呂から上がったらタオルドライをし、髪の水分をタオルに移します。

髪を濡らしたまま放置していると、頭皮に雑菌が繁殖し、嫌な匂いやかゆみを引き起こします。
また、髪もキューティクルが開いたとてもデリケート状態になるため、タオルドライ後はすぐにドライヤーで髪と頭皮を乾かすようにしましょう。

▶ 現役美容師も実践する髪の乾かし方はこちら >> 【髪悩み別】現役美容師が教える正しい髪の乾かし方とは?

2-2 頭皮のかゆみに効果的なシャンプー5選

シャンプー出典:https://pixta.jp/

また、正しいシャンプー方法と並行して、シャンプー自体を変えてみることも頭皮のかゆみには効果的な場合があります。

シャンプーには、大きく分けて高級アルコール系、石鹸系、アミノ酸系の3種類があり、それぞれ配合成分や洗浄力が異なります。

頭皮のかゆみに悩む方におすすめしたいのが「アミノ酸系シャンプー」の使用です。
アミノ酸系シャンプーはアミノ酸由来の洗浄成分を使用し、髪と頭皮を優しく洗うシャンプーです。洗浄力が穏やかなので頭皮に必要な皮脂を残しつつ、洗髪することができます
また、アミノ酸系シャンプーはその他にもヘアカラーの持ちが良くなったり、しっとりまとまる髪に洗い上げることもできます。

ただ、もともと肌が脂っぽい脂性肌の方はアミノ酸系シャンプーでは皮脂が落としきれない場合も。
そういう場合は、洗浄力が強めの高級アルコール系シャンプーを使うことをおすすめします。

ここでは頭皮のかゆみ対策におすすめしたいアミノ酸系シャンプーを3商品、高級アルコール系シャンプーを2商品紹介します。

▶ 3タイプのシャンプーの違いはこちら >> シャンプーの種類を徹底比較!特徴を知って髪の悩みに合うものを選ぼう!

2-2-1 【アミノ酸系】haru(ハル) / 黒髪スカルプ・プロ

haru出典:https://www.amazon.co.jp/

公式サイトはこちら

100%天然由来の洗浄成分が頭皮の汚れをすっきり洗い流し、同時に栄養やミネラルを頭皮に補給。頭皮状態を健やかに保ちます。
また、洗うたびにダメージを補修し、サラサラで毛先まで潤いのあるまとまった髪に仕上げます。
リンス・コンディショナー不要で時短ヘアケアが叶うシャンプーです。

販売価格:¥3,888(税込) ※2018年2月 公式サイト調べ
内容量 :400ml

抜け毛と白髪が気になって来たので使ってみました。まだ、3週間くらいですが抜け毛が無くなりました!前は白髪がはえる時は頭皮がかゆくなっていたのですがそれも無くなり、徐々にではありますが、黒くなっている毛がありました。洗い方も頭皮マッサージしながら洗い、数分置いてから洗い流すととても良いです!乾かしたあとの髪がツルツルでまとまります。
引用:https://www.amazon.co.jp/

2-2-2 【アミノ酸系】BELLUGA(ベルーガ) / アミノダメージケア シャンプー

ベルーガ出典:https://www.amazon.co.jp/

amazonはこちら

髪を構成しているアミノ酸をベースに18種のアミノ酸美容成分と浸透アミノ酸成分に加え、リペア効果の高い生ケラチン・生コラーゲンを配合したアミノ酸シャンプーです。
ダメージによって傷んだ部分を集中補修し、パサつきやうねりを抑えます。また、髪の内側まで補修し、一本一本にハリ・コシを与えます。

販売価格:¥1,800(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
内容量 :400ml

年齢とともに地肌も変化しており、これまで感じて来なかった「かゆみ」や「ふけ」も気になるようになっていました。ノンシリコンは地肌には良いのは分かっていても、髪がきしむのが嫌で色々試してきました。髪がきしまないと地肌がかゆくなったり、と1歩進んで2歩下がるみたいな。
このシャンプーはモチっとした泡で洗いシャンプーの泡で1分くらい待ってからすすぐと髪のしっとり感がより効果があるように感じました。また、まだ2回しか使っていませんが、地肌が青白く綺麗になって来た事を実感しています。こんな地肌になったのは初めてなので嬉しいです。かゆみも出ていませんので、しばらく使っていこうと思います。
引用:https://www.amazon.co.jp/

2-2-3 【アミノ酸系】FIOLE(フィヨーレ) / Fプロテクト シャンプー リッチ

フィヨーレ出典:https://www.amazon.co.jp/

amazonはこちら

髪や頭皮はもちろん、肌にもやさしい洗浄&スキンケア成分を配合。
ダメージによって失われがちな毛髪内部をヒアルロン酸の290倍の吸着力で髪を外側から保湿し、乾燥による広がりを緩和し、まとまり感をサポートします。
確かなダメージケア効果で、カラー・パーマのフォルムを長時間キープする効果も。

販売価格:¥987(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
内容量 :300ml

素晴らしいシャンプーです。
リピート決定で詰め替えも購入しました。

・ノンシリコンですが、洗い心地が良い
・ノンシリコンなのに安い、安いのに他の高いノンシリコンと比べて含有成分が安心
・ほのかに香るゆずの香りがよい
・今まで色々なシャンプーを使用してましたが、頭皮の赤腫れが無くなったのは初めてで驚いてます
・洗い上がりは普通ですが、ドライヤーをかけると髪と地肌が驚くほど良くなる(ツヤツヤ&痒くない
・男性なら多少髪の毛長めでもリンス不要

1ヶ月使用していますが、スキがございません。
引用:https://www.amazon.co.jp/

2-2-4 【高級アルコール系】Curel(キュレル) / シャンプー

キュレル出典:https://www.amazon.co.jp/

amazonはこちら

植物由来の消炎剤(有効成分)を配合しており、かゆみやフケ、乾燥などの頭皮トラブルを防ぎます。
泡立ちが良く、髪もからまずスムーズな洗い心地で皮脂や汚れをすっきりと洗い落とします。低刺激なので赤ちゃんにも使うことができます。

販売価格:¥1,080(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
内容量 :420ml

いろんなリンスを試してきましたが、キュレルの頭皮保湿ローションで超絶効果を実感できたので、このシリーズを揃えてかいました。
変な香料が入っていないからでしょうか、それとも、他に何か薬効成分でも入っているのでしょうか、何も調べずに使いましたが、全く刺激がないので嬉しいです。
乾燥と痒みで傷だらけの頭皮に全く滲みない、痛くない。この「何ともない」という事実がとてもありがたいです。
他のシリーズも愛用中です。当分ボディケア、ヘアケアはキュレルさんのお世話になりそうです。
いい商品を作ってくれた花王さんに感謝します。
引用:https://www.amazon.co.jp/

2-2-5 【高級アルコール系】h&s(エイチアンドエス) / シャンプー モイスチャー

h&s出典:https://www.amazon.co.jp/

amazonはこちら

頭皮のライフサイクルを整え、根元から髪の美しさを育むフケ・かゆみ用の薬用シャンプーです。
高純度のアクアミネラル処方(ジンクピリチオン液)。ストレスなどのさまざまな原因で乱れがちな頭皮のライフサイクルを整えて健やかにすることで、髪本来の持つ美しさを引き出します。朝露に輝く可憐な花々の香り。

販売価格:¥1,139(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
内容量 :530ml

フケとかゆみに悩まされてきました。低刺激で地肌によいとされるシャンプーを使っても全く改善されませんでした。たまたまアマゾンの広告でこちらのシャンプー&コンディショナーのレビューを読み、値段も安かったので試しに使ってみました。使い始めて数週間ですが、かなり効果がありました。フケが少なくなり、かゆみも弱まりました。髪もサラサラで、良い感じです。この値段にしてはパフォーマンス高すぎです。P&Gさんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
引用:https://www.amazon.co.jp/

2-3 頭皮の乾燥対策

ローション出典:https://pixta.jp/

頭皮の乾燥対策として、頭皮専用のローションや美容液を使って、顔の肌と同じような保湿ケアを行うことでかゆみの改善につながります。
手元に頭皮専用のものがなく、すぐに購入できないという方は顔に使う化粧水で代用することも可能です。

▶ 関連記事:頭皮の保湿で乾燥対策!おすすめの保湿ケア対策7選!

2-4 頭皮ダメージを避ける

休み出典:https://unsplash.com/

頭皮にかゆみを感じている間は、カラーやパーマをお休みすることも大切です。
また、薬剤が肌に合っていない場合もあるので、美容師さんにかゆみの症状を相談した上での施術を検討しましょう。

日常生活では、紫外線対策も怠らないように。
紫外線は夏や晴れた日だけでなく、1年中、曇りや雨の日も地上に届いています。日頃から、特にかゆみが気になるときには、日傘を使用したり帽子をかぶるなどの紫外線対策を意識しましょう。

2-5 それでも改善しない場合は病院へ

病院出典:https://pixta.jp/

これまでにご紹介した方法を実践しても頭皮のかゆみが改善しない場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。
病気の場合は原因を見つけ、それに対する治療を行うことが大切です。病気が原因でない場合も医師の診断・処置によって早く症状を改善することができる場合もあります。

 

3 まとめ

頭皮にかゆみを感じたら、まずはシャンプー方法を見直し、それと並行してシャンプー自体の見直しを行いましょう。
正しい方法でシャンプーをしたり、自分に合うシャンプーを使うことは、健やかで丈夫な頭皮や髪を育てるためにも効果的です。

今回ご紹介したシャンプーや対策方法を実践して、頭皮のかゆみに悩まされる毎日から卒業しましょう!

 

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