こまめな手入れが必要な白髪ケアですが、自宅で簡単にできたらいいですよね。
今回はホームケアの白髪染めでキレイを手に入れる方法をご紹介します。
1 白髪染めの種類
白髪染めには大きく分けて4つのタイプがあり、それぞれ使い方や染まり方などの特徴が異なります。
出典:https://pixta.jp/
1-1 トリートメントタイプ
繰り返し使うことで、徐々に色素が髪に浸透して染まっていくタイプです。
強い薬剤を使用しないので、髪や頭皮にあまり負担をかけることなく染めることができます。
即効性はないので使い続ける必要がありますが、徐々に染まっていくので、周囲にあまり気づかれることなく白髪をカバーできます。
1-2 ヘアカラータイプ(永久染毛剤)
薬品で髪のキューティクルを開き、髪の中に染料を浸透させるタイプです。
染める時に髪の内側にあるメラニン色素を分解するため、明るい髪色にすることも可能です。
そのためカラーバリエーションが豊富で思い通りの色に染めることが出来ます。
しかし強い薬剤を使用するので、髪の内部までダメージを与えてしまうというデメリットがあります。
1-3 マニキュアタイプ(半永久染毛料)
キューティクルに染料を吸着させて、髪を染めてくれるタイプです。
髪の表面がコーティングされるので、ハリとツヤを与えることが出来ます。
また強い薬剤を使わないので、ヘアカラーに比べると髪への負担は少ないですが、色持ちはヘアカラーの方が良いです。
1-4 一時染毛料
髪の表面に一時的に色をつけてくれるタイプです。
気になった部分をすぐ染めることが出来、とても便利ですが、シャンプーで落ちてしまうので毎回塗りなおす必要があります。
スプレーやムース、パウダーなどいろいろなタイプの製品があります。
2 お悩み別 白髪染めの選び方
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白髪に関してはみなさん様々なお悩みがあると思います。
そこで特に代表的なお悩みについて、その解決の手助けになる商品をご紹介します。
2-1 生え際をキレイに染めたい
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生え際は白髪染めが塗りにくい部分なので、お悩みの方も多いと思います。
そんな方におすすめしたいのはクリームタイプや、トリートメントタイプの商品です。
生え際も比較的塗りやすく、くしを使うとさらにキレイに染めることが出来ます。
そして染める時に重要になるのが、染まりずらい部分から白髪染めを塗っていくということです。
白髪染めは塗ってから時間が経つほど薬剤が髪に浸透していくので、特に染めたい部分から薬剤を塗っていくことが大切です。
また、生え際がうまく染められなかった時や、すぐに隠したい時は一時染毛料を使うという方法もあります。
筆タイプの商品は特に生え際を隠しやすいので、揃えておけばとっさの場合に焦らずに済みますね。
2-2 髪のダメージが気になる
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白髪は染めたいけれど、髪へのダメージが気になる方におすすめしたいのは、トリートメントタイプの白髪染めです。
トリートメントタイプの白髪染めには染料だけでなく、その名前の通りトリートメント成分が配合されているので、髪を染めながらダメージをケアすることもできます。
白髪染めとトリートメントが同時に出来るなんてお得ですね!
またヘアカラーのように強い薬剤を使用していないので、安心して使うことが出来ます。
2-3 お出かけ前に今すぐ隠したい
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お出かけの前にさっと手早く白髪を隠したい方には一時染毛料がおすすめです。
あくまで髪の表面に染料がのっているだけなので、シャンプーで色は落ちてしまうのですが、お急ぎの時のために是非揃えておきたいですね。
様々なタイプの商品があるので、どんな方におすすめなのかも併せてご紹介します。
〇スティックタイプ(筆、ブラシタイプ)
髪の根元に使いやすいので、分け目が気になる方におすすめです。
〇マスカラタイプ
数本の白髪が見え隠れしてしまうのが気になる方におすすめです。
〇ファンデーションタイプ
広範囲に白髪があり、全体的にカバーしたい方におすすめです。
2-4 アレルギーが怖い
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頭皮の痛み、かぶれ、湿疹、かゆみがおさまらない、顔が腫れるなどの症状が出た方はジアミン系と呼ばれる成分が原因の可能性があります。
一度ジアミン系の成分でアレルギーの症状が出てしまったら、もうその白髪染めを使うことはできないので、非ジアミン系の白髪染めを選ぶ必要があります。
非ジアミン系(ジアミンが含まれない白髪染め)には、ヘアカラートリートメントやヘアマニキュアがあります。
特におすすめしたいのはヘアカラートリートメントです。
普段のトリートメントと置き換るだけという手軽さだけでなく、トリートメント成分も配合されているので、優しく髪を染めることが出来るのもポイントです。
3 おすすめカラートリートメント5選
髪をいたわりながら染めたい方におすすめしたいのが、カラートリートメントです。
その中でもさらにおすすめの商品を5つご紹介します。
3-1 フラガール リッチ カラートリートメント
ハワイアンボタニカル成分とオーガニック植物成分が、髪をより美しくしてくれるカラートリートメントです。
チューブの口部分が細いので、生え際や耳の周りも塗りやすく、染めやすいように工夫されています。
専用のコームを使うことで、手を汚すことなく、髪全体をムラなく染めることが出来ます。
出典:http://www.hula-cosme.jp/
カラー:全5色
内容量:170g
価格:3,200円(税込)
3-2 ルプルプカラートリートメント
染料も植物由来にこだわった、髪と頭皮に優しいカラートリートメントです。
函館近海に生息している希少なガゴメ昆布を使用することで髪と頭皮を守りながら、しっかりと染めることが出来ます。
出典:http://www.626214.com
カラー:全4色
内容量:200g
価格:3,240円(税込)
3-3 利尻ヘアカラートリートメント
天然由来の植物色素を配合するなど無添加にこだわった、髪と頭皮に優しい処方のヘアカラートリートメントです。
製品名にもなっている天然利尻昆布エキスが髪を補修して、パサつきを抑えてくれます。
出典:http://www.sastty.com
カラー:全4色
内容量:200g
価格:3,240円(税込)
3-4 ラサーナ白髪染めトリートメント
髪の内側と外側のそれぞれを同時に染めてくれる、2種の染色成分を配合したカラートリートメントです。
白髪が染まりやすいだけでなく、天然由来の美髪成分もしっかり配合し、ツヤのある美しい髪へ導きます。
出典:https://www.amazon.co.jp/
カラー:全1色
内容量:180g
価格:3,024円 2,850円(税込)(2017年6月 Amazon調べ)
3-5 レフィーネ ヘッドスパ トリートメントカラー
白髪染めとヘッドスパが同時に行える、頭皮ケアに力を入れたカラートリートメントです。
10種の天然アロマのフルーティな香りで、リラックスしながら白髪を染めることが出来ます。
出典:https://www.amazon.co.jp/
カラー:全5色
内容量:300g
価格:3,601円(税込)(2017年6月 Amazon調べ)
4 カラートリートメントの使い方と上手に染めるポイント
出典:https://pixta.jp/
カラートリートメントには、商品によってシャンプーの前に使用するタイプとシャンプーの後に使用するタイプがあります。
商品を購入したら説明書をよく確認してから使用しましょう。
4-1 シャンプーの後に使うタイプの場合
出典:https://pixta.jp/
まずは普段通りシャンプーをして、タオルで水分をしっかりふき取っておきましょう。
髪にしっかり色を入れるためは、このタオルドライが重要になります。
次にカラートリートメントをたっぷりと塗布し、しっかりと揉みこんで髪に馴染ませます。
説明書に記載された時間放置して、洗い流します。
すすぎはお湯の色が透明になるまで、しっかり行いましょう。
4-2 シャンプーの前に使うタイプの場合
乾いた髪にカラートリートメントを馴染ませて、説明書に記載された時間放置します。
放置時間が長いほど髪に色が入りやすくなりますが、規定の時間を超えないよう注意しましょう。
シャワーでしっかり洗いながしたら、いつも通りシャンプーします。
4-3 上手に染めるポイント
出典:https://pixta.jp/
徐々に染まっていくことが特徴のカラートリートメントですが、白髪は早くケアしたいですよね。
そこでポイントになるのが、使用量と時間です!
カラートリートメントを使うときは、たっぷりを髪に塗ることが大切です。
気になる部分を中心に、しっかりと馴染ませましょう。
次に放置時間する時間です。
せっかくたっぷりと髪に馴染ませても、すぐに洗い流してしまうと中々染まりません。
放置時間は十分に取りましょう。
しかし、あまりにも長く放置すると、今度は髪と頭皮に負担をかけてしまいます!
説明書に記載されてた時間を守ることが、ベストな染めあがりへの近道です!
5 まとめ
自宅でキレイになれる白髪ケアについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自分に合う白髪染めを見つけて、ただ染めるだけでなく、さらなるキレイを目指しましょう!