
産毛のお手入れはきちんとしていますか?脇や腕の脱毛は完璧という人でも、意外と見落としがちなのが背中や襟足の毛の処理です。特に半袖やノースリーブを着る機会が多くなる夏は、背中や襟足の産毛が目立ってしまうことも。
産毛の処理は、脱毛よりもシェービングがおすすめです。シェービングは産毛を除去してくれるだけでなく、肌にさまざまな効果をもたらします。そこで今回は、レディースシェービングの効果とやり方を解説します。また、自宅でのシェービング方法やおすすめのシェービングジェルもピックアップしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1 レディースシェービングの効果
シェービングは、顔や体の毛を除去する施術ですが、実はそれだけではありません。まずは、シェービングで得られる効果を解説したいと思います。
1-1 脱毛より肌へのダメージが少ない
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シェービングは脱毛に比べ、肌への負担が少ないのが特徴です。シェービング後に赤みやヒリヒリ感が出る人もいますが、しっかりと保湿すれば改善するケースがほとんどです。そのため、敏感肌の方には脱毛よりもシェービングをおすすめします。
1-2 ニキビ予防になる
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産毛に絡まった皮脂が毛穴に詰まり、ニキビの原因になることも。シェービングで産毛とともに皮脂を除去することによって、ニキビを防ぐことができます。
1-3 化粧ノリが良くなる
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シェービングは、くすみの原因となる古い角質も取り除いてくれます。そのため、シェービングを繰り返すことによって、肌の透明感はみるみるアップしていきます。さらに化粧水も浸透しやすくなり、うるおいもプラスされ、化粧ノリが良くなるのです。
2 シェービングをサロンで行う場合
顔や体のシェービングは、専用のサロンで行うか、自宅で行うかのどちらかになります。まずは、サロンで行う場合の一般的な流れと特徴を見ていきましょう。
2-1 施術の流れ
2-1-1 カウンセリング
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まずはカウンセリングで肌の状態を診断します。さらにお客様の希望を聞き、ベストな施術方法を計画します。
2-1-2 クレンジング
続いて、クレンジングオイルやスチームなどでメイクや皮脂の汚れを除去します。
2-1-3 トリートメントやパック
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施術を行う前に産毛や角質が取り除きやすくなるよう、トリートメントや保湿パックで肌をやわらかくします。
2-1-4 シェービング
いよいよシェービングに入ります。小鼻や口の周りなど、剃り残しがないよう隅々まで丁寧に産毛を除去していきます。
2-1-5 保湿ケア
シェービング後はダメージを受けた肌にパックや保湿剤で保湿をします。ニキビやアンチエイジングなど、お客様の要望に応じたスペシャルパックを行うお店もあります。
2-2 特徴
2-2-1 安心してプロに任せられる
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肌を傷つけずに美しく産毛をシェービングするにはテクニックが大切です。サロンでは高い技術を習得したプロが施術するので、剃り残しがなく、襟足や背中など自分ではシェービングが難しい箇所もきれいに仕上げてくれます。
2-2-2 さまざまなメニューがある
結婚式前には欠かせないブライダルシェービングをはじめ、サロンにはさまざまなシェービングメニューがあります。顔・襟足・背中など部位ごとだけでなく、眉毛カットやマッサージとセットになったメニューもあるサロンがほとんどです。自分にピッタリなメニューを選べるのもサロンならではのポイントです。
2-2-3 リラクゼーション効果がある
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サロンで行うシェービングは、エステのような仕様になっているところがほとんどです。マッサージをしてくれたり、パックをしてくれたりと至れり尽くせり。最高の癒しの時間を提供してくれます。あまりの心地よさに、眠ってしまう人も多いようです。
3 シェービングを自宅で行う場合
シェービングは、サロンだけでなく自宅でも手軽にできます。ここからは、自宅でシェービングを行う場合のやり方と特徴をご紹介します。
3-1 やり方
3-1-1 クリームかジェルを塗る
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カミソリの滑りを良くし、肌へのダメージを軽減させるためにまずはシェービングフォームを塗りましょう。シェービングフォームには、クリームタイプとジェルタイプがあります。クリームタイプは拭きとりやすく、べたつかないのが特徴です。一方、透明なジェルタイプは産毛を見ながら剃れるので初心者におすすめです。電気シェーバーは、製品によってはジェルとの併用ができないので、あらかじめ説明書をよく読んでおきましょう。
3-1-2 シェービングをする
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毛の流れに沿ってシェービングしていきます。肌を軽く引っ張り、しっかりと根元から産毛を剃るのがポイントです。腕・足・脇などはT字型カミソリ、顔はL字型カミソリの使用が一般的です。
3-1-3 保湿をする
シェービングが終わったら、まずは濡れたタオルなどで剃った産毛を取り除きます。その後は、顔の場合はいつものスキンケア、体の場合はボディクリームやボディ用化粧水でしっかりと肌を保湿しましょう。
3-2 特徴
3-2-1 料金がかからない
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サロンで行う場合は料金がかかりますが、自宅で行う場合はカミソリとシェービングクリームかジェルがあれば良いので、安く済みます。電動シェーバーの中にはそれなりの料金がするものもありますが、繰り返し使うものなので結果としてコストは抑えられます。
3-2-2 好きな時間に自宅でできる
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サロンを利用すると決められた日時にお店まで足を運ばないといけませんが、自宅の場合は時間の制約がありません。自分の都合の良い時間に、すぐにシェービングをすることができます。
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4 おすすめのシェービングジェル3選
セルフシェービング時に使用するシェービングフォーム。ここでは初心者でも使いやすいシェービングジェルのおすすめ商品を3つご紹介します。
4-1 Schick ハイドロシルク / シェービングジェル
2種類のヒアルロン酸が肌をしっとり保湿し、シェービングによるダメージを軽減してくれます。また、柔らかなジェルがカミソリの動きをスムーズにし、美しい仕上がりへと導いてくれます。肌がカミソリ負けしなくなったと、口コミでの評判も上々です。
販売価格:¥526(税込)
内容量 :150g
※2019年9月 Amazon調べ
4-2 クアトロ4 / フォーウーマンシェービングジェル
シルク成分とアロエエキスを配合したレディース用のシェービングジェル。カミソリの動きを滑らかにすると同時に、肌に蓄積した汚れを除去。うるおいもプラスして、まるでシルクのような美しい仕上がり。
販売価格:¥790(税込)
内容量 :100g
※2019年9月 Amazon調べ
4-3 サンタマルシェ / モイスチャーシェービング
京都宇治茶を使用したシェービングジェル。なめらかなジェルが肌にうるおいを補給しながらシェービングをサポート。美容成分もたっぷり配合しており、シェービング後は肌の透明感がアップして、化粧ノリが良くなります。使いやすいポンプタイプで、拭き取り・洗い流しどちらにも対応しています。
販売価格:¥1,404(税込)
内容量 :290g
※2019年9月 公式サイト調べ
5 レディースシェービングの頻度は?
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一般的にシェービングは肌のターンオーバーに合わせて行います。肌のターンオーバーは28日周期とされていますので、1ヶ月に1回を目安にしましょう。敏感肌の人は、肌のダメージを抑えるために、2ヶ月に1回程度でも大丈夫です。
6 まとめ
産毛を除去するだけでなく、古い角質を取り除くことで美肌へと導くシェービングは、まさに一石二鳥。夏場やパーティーなど、肌見せのためだけでなく、できれば日頃からスキンケアを兼ねて行うことをおすすめします。サロンでするか自宅でするかは、生活スタイルを考え、ストレスのない方を選んでくださいね。あなたに合ったシェービング方法で、ひと皮抜けたような肌の生まれ変わりを実感ください。