健康的な唇は口紅の持ちがよく、1日中表情が明るく見えますよね。逆に、唇が乾燥してガサガサだったり縦ジワが目立っていたりすると、口紅がすぐにはがれてせっかくのメイクが台無しになってしまいます。そこで今回は、憧れのぷるぷる唇になれる唇パックのやり方をご紹介します。
いつ、どのくらいの時間行うのかなど、唇パックの効果を引き出すポイントもわかりやすく解説しています。また、話題のchoosyや大容量のもの、日本製から韓国コスメまで、おすすめのアイテムをピックアップしています。さらに、はちみつと砂糖など、家にあるものでできるパック方法も必見です。
Contents
1 唇パックとは?
出典:123RF
唇パックとは、パックで唇をじっくり保湿する特別なリップケアのことで、コスメストアやバラエティショップによく並んでいます。紫外線やエアコンで唇が乾燥しやすい時期は、こまめにリップクリームを塗っていても、すぐに唇がカサカサになってしまいます。そんなときは定期的に唇パックをすることで、見違えるほどうるおいのあるふっくらとした唇に生まれ変わることができます。
2 唇パックの種類
唇パックには、「塗るタイプ」「ラップを使うタイプ」「貼るタイプ」の3タイプがあります。まずは、それぞれのタイプについて解説していきます。
2-1 塗るタイプ
出典:123RF
ジェルやクリームを唇に塗って、一定の時間置いた後に流すタイプです。最近は、ジェルを塗り込めば泡になるタイプが人気を集めています。リップクリームを塗る感覚で、手軽にスペシャルケアができるのがポイントです。また、保湿をするだけでなく古い角質を取り除いてくれるので、唇の色味が気になっている人にもおすすめです。泡タイプは感触もよく、リラックス効果も期待できます。
2-2 ラップを使うタイプ
出典:123RF
家にあるラップを使って唇パックをする方法です。お好みのリップクリームやリップバームと併用して使いましょう。家にあるラップでできるので、コストがあまりかからないのがポイント。思い立ったときにいつでもできるので、思いがけない日焼けの後にも便利です。
2-3 貼るタイプ
シートやパッチを貼って、一定時間置くタイプです。パック自体に保湿液が含まれているタイプと含まれていないタイプがあります。唇に密着するので、より保湿効果が期待できます。また、パック後に洗い流す必要がないので、部屋でくつろぎながら気軽にパックできます。唇用にできているため扱いやすく、ラップではパックしにくいという人にもおすすめです。
3 唇パックはいつ行うのがベスト?
出典:123RF
唇パックはどれくらいの時間、日中のどのタイミング、どのくらいの頻度でするのがよいのでしょうか?次に、唇パックの時間についての疑問にお答えしたいと思います。
3-1 唇パックの時間
唇パックは、長時間すればするほどよいというわけではありません。やり過ぎると皮膚呼吸の妨げになり、逆に唇が荒れてしまう恐れがあります。そのため、パック時間は5~10分を目安にしましょう。唇の状態には個人差がありますので、様子を見て時間を短くしたり長くしたりして、自分にベストな時間を見つけてください。
3-2 唇パックのタイミング
水分が蒸発しやすいお風呂上がりにするのがベストとされています。肌のお手入れを終えた後、仕上げとしてするのがおすすめです。また、唇パックをしたまま寝るのはやめましょう。寝ているうちにパックがはがれて口に入る恐れや、前述したように長時間パックし過ぎると逆に唇が荒れることがあるからです。
3-3 唇パックの頻度
唇パックは、週に1~2回の頻度で行えば十分に効果が出るとされています。効果が実感できないときは、もう少し回数を増やしても大丈夫です。あまりやり過ぎると、唇の負担になることもあるので気をつけましょう。
4 唇パックのやり方
それでは、唇パックのやり方をタイプ別に見ていきましょう。なお、これからご紹介するのはあくまでも一般的なやり方ですので、商品に具体的な用法が書いてある場合はそちらに従ってください。
4-1 唇パックの前準備
出典:123RF
唇パックをする前は、パックのタイプに関わらず、汚れやカサカサになった皮を取り除く必要があります。タオルかコットンを38~40℃のお湯に浸し、唇に3分ほど当ててふやかしましょう。除去されなかった皮はハサミで丁寧にカットしてください。
4-2 塗るタイプ
唇全体に適量を塗ります。そのまま5~10分時間を置いた後で、パックをお湯で落とします。薄膜になるピーリングタイプは、唇の端からゆっくりとはがしましょう。
4-3 ラップを使うタイプ
まず、唇の大きさに合わせ、ラップを2枚カットします。ラップは1枚でもパックできますが、上唇と下唇に分けた方が息苦しくなく、リラックスして行うことができます。次に、リップクリームを唇の中心から左右に広げるように塗り、ラップで密封して5~10分放置します。時間経過後、ラップをはがせば完了です。
4-4 貼るタイプ
保湿液が含まれているタイプのものは、そのままシートを唇に貼るだけです。保湿液が含まれていないタイプのものは、お好みのリップクリームを唇に塗った後でシートで密封しましょう。5~10分経過後、シートをはがせばパック完了です。
5 唇パックをした後のケアは?
出典:123RF
乾燥が気になるときは唇パックをした後、さらにリップクリームを重ねて保湿成分を閉じ込めましょう。ここで大切なのは、リップクリームをトントンと優しく塗ること。リップクリームを伸ばして塗ると、パックで得られた成分が取れてしまう恐れがあるからです。
6 【タイプ別】おすすめの唇パック10選
おすすめの唇パックをタイプ別にご紹介したいと思います。
6-1 塗るタイプ
6-1-1 チューシー / リップバブルパック
PLAZAなどで買える、唇専用ブランドCHOOSY(チューシー)の商品。唇ジェルを唇に塗れば、モコモコの炭酸泡に変化するタイプのリップパックです。濃密泡が唇の古い角質を浮かせ、もっちりなめらかな唇へと導いてくれます。爽快感のあるミントの香りでリラックス効果も期待できます。気軽に買えるプチプラも魅力です。
販売価格:¥448(税込)
内容量 :2ml×5袋
※2019年9月 Amazon調べ
6-1-2 シェモア / プルリップパック
19種類の保湿美容成分が配合された日本製の唇パックです。塗って、乾いたらはがすピールオフタイプ。乾燥でガサガサになった唇も、みるみる間にふっくらツヤツヤになります。
販売価格:¥1,598(税込)
内容量 :20g
※2019年9月 公式サイト調べ
6-1-3 unpa. / ブビブビリップ
テレビで紹介され、話題となった韓国製の唇パックです。ジェルを唇の上で泡立たせ、古い角質をポロポロと除去。あっという間に唇がスベスベになります。爽やかなピーチの香りには、癒し効果もあります。パックと同時にクレンジングもできる便利なアイテムです。
販売価格:¥1,296(税込)
内容量 :12ml
※2019年9月 Amazon調べ
6-2 貼るタイプ
6-2-1 チューシー / リップパック ハニー
ローヤルゼリーエキスをはじめとした、7つの美容成分を配合した唇パックシート。クレンジング後、唇に密着させてはがすだけで、乾燥した唇にうるおいをたっぷりプラスしてくれます。唇がぷるぷるになると口コミでも高評価です。
販売価格:¥130(税込)
内容量 :3ml(1シート)
※2019年9月 公式サイト調べ
6-2-2 エチュードハウス / チェリー ゼリー リップス パッチ
韓国製の唇パックです。チェリー、ヒアルロン酸、コラーゲンの3種類の美容成分が、乾いた唇にうるおいを供給。密着力の高いパッチタイプなので保湿力が抜群です。大きめの作りなので、荒れがちな唇周りのケアにもおすすめです。
販売価格:¥1,479(税込)
内容量 :10ml×5枚
※2019年9月 Amazon調べ
6-2-3 アストレアヴィルゴ / リップラップシート
手持ちのリップと併用して使うタイプの日本製のラップシートです。ラップとは違ってひっついたりせず、扱いやすいと口コミで大好評。密着力も抜群で、コンパクトなので持ち運びにも便利です。プチプラなのに40枚という大容量が嬉しいポイント。
販売価格:¥324(税込)
内容量 :40枚
※2019年9月 公式サイト調べ
6-3 ラップを使うタイプ
6-3-1 スパヒノキ / オーガニック シアバター
保湿力の高い高品質なシアバタークリーム。オーガニックなので、敏感肌の人にもおすすめです。ラップを使って唇パックをするときは、はちみつを少し混ぜればシアバター独特の匂いが気になりません。手やかかとなどにも使えるので、1つ持っておくと何かと役に立ちます。
販売価格:¥1,600(税込)
内容量 :75g
※2019年9月 公式サイト調べ
6-3-2 dプログラム / リップモイストエッセンス N
荒れやすく、敏感な唇のために長時間うるおい続け、ふっくら柔らかな唇に導く、薬用唇用美容液です。 デリケートな唇でも使える、厳選された成分を使用しています。
販売価格:¥1,620(税込)
内容量 :10g
※2019年9月 公式サイト調べ
6-3-3 ヴァセリン / リップ オリジナル
薬局などで気軽に買える、ワセリンタイプのプチプラリップクリームです。普段使いにもおすすめですが、唇パックで集中保湿すると、より唇がふっくらぷるぷるに。ローズの香りで癒し効果も期待できます。コロコロとしたかわいらしい容器で持ち運びにも便利です。
販売価格:¥551(税込)
内容量 :7g
※2019年9月 Amazon調べ
6-3-4 メンターム / 薬用メディカルリップバーム
ロングセラー、メンタームのリップバームです。薬局などですぐに買える手軽さと安さが魅力の商品です。アラントイン、ビタミンB6、ビタミンE、dl-メントール、グリチルレチン酸の5つの成分が唇荒れを改善。定期的にパックをすることで、より効果が期待できるでしょう。
販売価格:¥972(税込)
内容量 :8.5g
※2019年9月 公式サイト調べ
7 家にあるもので唇パックをする方法
家にあるもので手軽に唇パックをしたいという人には、はちみつと砂糖を使った唇パックがおすすめです。砂糖が古い角質を除去し、はちみつが栄養を与えてぷるぷるの唇へと導いてくれます。
7-1 はちみつと砂糖を混ぜる
出典:123RF
はちみつと砂糖をそれぞれティースプーンすり切り1杯ずつ取り、皿の上で混ぜ合わせます。
7-2 混ぜ合わせたものを唇に塗る
混ぜ合わせたものを指先に乗せ、唇の中心部からトントンと左右に広げていきましょう。このとき、決してゴシゴシと塗り込まないでください。
7-3 ラップでパックする
唇の大きさに合わせてカットしたラップを2枚用意し、上唇と下唇に貼ります。5~10分放置したら、ぬるま湯でオフしましょう。
7-4 さらにリップクリームを重ねる
仕上げにリップクリームを塗って保湿をします。
8 まとめ
唇パックは、家にあるものでもできる手軽さが魅力のスキンケアです。週に数回の簡単ケアで、見違えるほどきれいな唇に生まれ変わることができます。うるおいのある唇は、見た目を良くしてくれるだけでなく、気分もリフレッシュさせてくれます。あなたも唇パックをして、憧れのぷるぷる唇を手に入れてくださいね!