
暑い夏、せっかく綺麗にメイクをして出掛けても、外出先で「あれ?もうメイクが崩れてる・・・」なんてこと、多くないですか?
忙しいママにとって、メイク崩れは大敵!外出先でいちいちメイク直しをする余裕なんてありません。でも崩れたメイクで人前に出るのは恥ずかしい・・・そんなあなたのために、この時期おさえておきたい、メイク崩れを防ぐスキンケアやメイク方法をまとめました。
1 メイクが崩れる3つの原因
どのような原因でメイクが崩れやすくなるのかを知り、崩れにくいメイクを目指しましょう。
1-1 汗
出典:Pixta
夏は肌の代謝が上がり、汗が出やすくなります。その汗によってファンデーションが流れ、メイクが崩れる原因となります。子供を公園で遊ばせているだけで、汗が止まりませんよね。
1-2 乾燥
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汗をかく夏、肌は潤うと勘違いしていませんか?
実は肌は湿度が60%を下回ると乾燥しやすくなるのです。そのため冷房のかかった部屋で長時間過ごしていると、肌の乾燥も進んでしまうというわけです。
肌が乾燥するとファンデーションなどの化粧品の吸着力が下がり、メイクが崩れやすくなります。
1-3 皮脂
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肌の水分不足は皮脂を過剰に出す原因になります。肌が乾燥するとそれを防ごうとして、皮脂が過剰に分泌されます。顔のテカリは、皮脂の過剰な分泌が原因で起こるのです。顔のテカリを気にしているあなた、しっかりと顔に水分を与えましょう。
皮脂は油分なので、ファンデーションなどの化粧品の油分と混ざり合ってメイクが崩れる原因になります。
メイクが崩れる原因を理解したところで、次はどうすればメイクが崩れにくくなるのか、具体的な方法や対策を知って、メイク崩れを防ぎましょう。
2 土台を整え、メイク長持ち!スキンケア方法
メイクをする肌の状態が整っていないと、メイクは崩れやすくなりますし、メイクのノリも悪くなります。まずは土台となる肌を整えることが重要です。
2-1 潤いのある肌をつくりましょう
出典:Pixta
基本的なスキンケアをきちんと毎日行えば、それだけで肌はハリのある潤ったものになります。逆に言うと、基本をサボるとすぐに肌に乾燥、テカリなどの悪影響が出てきてしまいます。面倒くさがらず、毎日のスキンケアを正しい方法で行いましょう。
2-1-1 洗顔
洗顔は汗や皮脂の余分な汚れを落としてくれる重要なものです。毎日、朝と夜、洗顔をするようにしてください。朝は洗顔をしなくてもいいのではと思っているあなた、大間違いです。夜寝ている間にも肌は汗をかきますし、空気中のほこりも肌についています。しっかり朝も洗顔することで汚れが落ち、朝のメイクのノリも良くなりますよ。
●正しい洗顔方法
①手を洗う
手についている雑菌が顔につかないよう、手を洗ってから洗顔をするようにしてください。
②ぬるま湯を使う
熱いお湯や冷水で顔を洗っていませんか?熱いお湯は皮脂を落としすぎて乾燥する原因になりますし、冷水は急激に肌が冷えて毛穴が縮み、乾燥の原因となります。ぬるま湯(32~35℃)で毛穴を開き、汚れを落としやすくしましょう。
③洗顔料をしっかり泡立てる
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しっかりと泡を作ることで肌と手が直接触れ合わず、摩擦を軽減することが出来ます。
④皮脂の多い部分から洗う
皮脂の多いTゾーン、黒ずみやすい鼻のまわり、頬、目や口というように、汚れや皮脂の多い場所から順番に洗いましょう。この時、手で円を描くように動かしながら洗ってください。
⑤ぬるま湯でしっかりと流す
ぬるま湯を肌につけるようにして洗い流しましょう。泡が残らないよう、しっかりと洗い流すことが大切です。
⑥タオルで拭く
ゴシゴシとこすらずに、肌にポンポンと押し当てて水を吸収させるように拭きましょう。
洗顔前に蒸しタオルを顔に乗せて毛穴を開かせておくと、汚れが落ちやすくなります。余裕がある時にぜひやってみてください。
2-1-2 化粧水
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洗顔をして汚れを落とした後、肌は乾燥しやすくなっています。すぐに肌に水分を与えてあげましょう。化粧水は肌になじむまで、優しくパッティングしてください。肌が手に吸い付くようになれば、化粧水が浸透し、なじんだ状態です。肌に浸透する前に美容液や乳液をつけてしまうと、肌の表面に水分が残っているので密着せず、つけても意味がなくなってしまいます。
2-1-3 美容液
化粧水の後は乳液をつける人が多いですが、これは間違いです。水分の多いものから順番に使い、最後に油分の多いものを使うのが鉄則なので、化粧水をつけたら次は美容液をつけましょう。正しい順番でスキンケアをすることが大切です。
2-1-4 乳液
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最後に乳液をつけて、肌に蓋をしましょう。これで肌の水分が蒸発するのを防いで、しっとりとした潤いのある肌を作ることが出来ます。
3 汗や湿気に負けない!夏でも崩れにくいメイク方法
土台となる肌の状態が整ったら、次はメイクです。ファンデーションがよれて、アイメイクがにじんで、せっかくのメイクが台無しにならないよう、汗やテカリに負けないメイクを作りましょう。
3-1 メイクの際に注意する2つのポイント
3-1-1 スキンケアから時間をおきましょう
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スキンケアが終わってすぐにメイクを始めていませんか?スキンケアをしてすぐは水分が肌に充分になじんでいない状態です。そこでメイクを始めると、水分とメイクが混ざってしまいます。
スキンケアが終わって10分程度時間をおいてから、メイクを始めるようにしてください。もし、時間がなくてすぐにメイクをしたいという時は、ティッシュで肌をおさえて表面の水分を取ってからメイクを始めてください。
3-1-2 涼しい場所でメイクしましょう
顔に汗がある状態でメイクをすると、汗の水分で化粧下地やファンデーションが肌に密着せず、メイクが崩れる原因になります。汗をかいていない状態でメイクをすることが大切です。もちろん、メイク中も汗をかかない涼しい場所でメイクしてください。
3-2 夏でも崩れにくいメイク方法
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正しい方法でメイクをすると、メイク崩れもしにくくなります。メイクのノリひとつでその日の気分も変わってきますよね。正しいメイク方法で、一日中気分良く過ごせるようにしましょう。
3-2-1 ベースメイクを整えましょう
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《ステップ1》化粧下地
化粧下地を塗ることで、ファンデーションが肌に密着しやすくなります。そのためファンデーションが崩れにくく、持ちが良くなる効果があります。他にも余分な皮脂の分泌をコントロールしてくれたり、紫外線や乾燥などの刺激から肌を守ってくれるなどメリットがたくさんあります。
化粧下地にはさまざまな種類がありますが、顔の汗を抑える効果があるものを選ぶといいでしょう。
・花王 ソフィーナ プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地 SPF20 PA++ 25mL
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《ステップ2》ファンデーションでカバーしましょう
顔の数ヶ所にファンデーションを少量ずつのせて、薄く均一になるようにのばします。厚く塗るとファンデーションが密着せず、メイクが崩れる原因となります。肌のシミなどの気になる部分には、ファンデーションを厚塗りするのではなく、コンシーラーを使いましょう。
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3-2-2 アイメイクで目元の印象を上げましょう
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《ステップ3》アイシャドウは指塗りがおすすめ
アイシャドウはメイクチップを使うのではなく、指を使ってつけるようにしてください。指を使うと肌へ密着しやすく、アイシャドウの量も適度に調節することが出来ます。
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《ステップ4》マスカラは、まつげの水分をふき取ってからが◎
マスカラを塗る前には、化粧水などの水分がまつげに残っていないか確認してからつけるようにしましょう。もし水分がついていたらマスカラが落ちる原因となります。水分が残っている場合は、綿棒で水分を取ってからマスカラを塗るようにしてください。
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3-2-3 ポイントメイクで血行が良い印象に
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《ステップ5》チークは、クリームタイプがおすすめ
普段、パウダータイプを使用している方には、クリームチークの使用もおすすめします。じゅわっと血行の良い頬に仕上がります。
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《ステップ6》リップ
リップは普段通りでOKです。
長時間日に当たる場合は、紫外線対策の出来るリップもしくは下地を使用しましょう。
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4 メイクが崩れた時のメイク直し方法
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時にはメイクが崩れてしまうこともありますよね。そんな時のために、メイク直しの手順をまとめました。
4-1 時間があるときのメイク直し方法
①乳液をつけたコットンで直したい部分のメイクの崩れを取ります。
②化粧水などで保湿し、なじませます。
③ファンデーションを薄くのばして、まわりとなじむようにぼかします。
4-2 短時間で出来るメイク直し方法
①ティッシュでテカリをおさえ、余分な油分を取ります。
②フェイスパウダーやベビーパウダーを薄くつけます。
5 まとめ
メイクを綺麗に長持ちさせるには、毎日のスキンケアを怠らないこと、正しいメイク方法で肌に密着させることが大切です。暑さに負けないメイクで毎日を気分よく過ごしましょう。