白髪が多い人がやるべき9つのこと！若い人の白髪ほど改善の余地あり！

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白髪があると一気に老けた印象になりますよね。自分の気持ちも落ち込みますし、20代や30代の若い人ならなおさらです。若くても歳をとっていても白髪が多い人と少ない人がいるのはどうしてなのでしょうか？

実は白髪には老化以外にもさまざまな原因があるのです。逆を言うと、白髪の原因を解消していけば、今より白髪が減ったり進行を遅らせたりすることができるのです。

若い人の白髪ほど老化以外の原因が考えられるので、今日からその原因を改善していきましょう！

Contents

1 黒髪が生えるメカニズム
2 白髪が多い人と少ない人がいるのはなぜ？
3 白髪の改善＆増やさないためにやるべき9つのこと
4 白髪が多い方におすすめのカラートリートメント5選
5 まとめ

1 黒髪が生えるメカニズム

出典：PIXTA

髪の毛は毛根にある毛母細胞によって作られるのですが、生まれたての髪の毛は色素のない状態、つまり白髪状態にあります。

毛母細胞と隣り合って存在しているのがメラノサイトという細胞です。このメラノサイトで髪の毛の色となるメラニン色素が作られ、髪に着色されることにより黒髪として生えてくるのです。

2 白髪が多い人と少ない人がいるのはなぜ？

では、若くても白髪が多かったり、逆に年配の方でも白髪が少ない方など、人によって白髪の多い少ないがあるのはなぜなのでしょうか。

白髪の原因から、その理由を見ていきましょう。

2-1 加齢によるメラノサイトの機能低下

体や肌の老化と同じく、細胞であるメラノサイトも年齢と共に老化し、機能が低下していきます。メラノサイトが働かなくなればメラニン色素が作られないので白髪になってしまうのです。

このメラノサイトの機能低下ですが、みんながみんな同じように老化するわけではないので、個人差が出てくるのは当然ですよね。早く衰えてしまう人もいれば、60歳を過ぎてもメラノサイトがきちんと機能してメラニン色素を作る人もいるということです。

2-2 遺伝による白髪

出典：PIXTA

親が白髪が多かったり若白髪だったりすると、その子供も同じように白髪が多くなると言いますが、遺伝による白髪も原因のひとつに挙げられます。

白髪の多さが遺伝するというよりは、髪を着色する働きにおいてメラニン色素が着色しにくいなどの体質が遺伝すると考えられています。

白髪になりやすい遺伝子を持っているか持っていないかによっても、白髪が多い人少ない人ができる原因と言えます。

2-3 白髪になりやすい環境・生活習慣を送っている

最初に説明したように、白髪はメラノサイトの機能低下によるものですが、そのメラノサイトの働きを弱くするような状況を作り出す生活習慣を送っているか送っていないかによっても、白髪の多い少ないが決まってきます。

食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスなど、要因はさまざまあります。特に20代や30代で白髪に悩んでいる人は、老化という可能性より、この生活習慣の乱れによってメラノサイトの機能を低下させたり休止させたりしていることも考えた方が良いかもしれません。

3 白髪の改善＆増やさないためにやるべき9つのこと

白髪は加齢や遺伝、生活習慣におけるさまざまな原因からできることがわかりました。

加齢や遺伝だからと諦めるのではなく、白髪になりにくいように努力することが、この先の白髪の進行を遅らせたり、さらには減らすことにつながります。

そのためには、白髪にならないような対策をしなければなりません。若白髪で悩んでいる方は、加齢が原因とは考えにくいので、これからご紹介する対策法を実行すれば、白髪改善につながる確率が高いかもしれません。

3-1 食生活を改善して白髪予防になる栄養を摂取する

出典：PIXTA

メラノサイトがしっかりと働くために、まずは髪に十分な栄養が届くようにバランスのとれた食事を摂ることが大切です。脂っこい食事や偏った食事ばかりしていると栄養不足になり、メラノサイトの働きに影響してしまいます。

また、栄養は臓器など生命にとって重要な部分から運ばれていくので、髪はどうしても後回しになってしまいます。そのため、十分な栄養を摂っていないと、髪にまで栄養が回ってこないということです。

メラノサイトがしっかり働くために、特に意識して摂った方が良い栄養素をご紹介します。

3-1-1 チロシン

メラニン色素のもととなる栄養素のひとつです。
抗ストレス作用もあり、非常に消費しやすい栄養素でもあります。

【チロシンを含む食材】
チーズ、牛乳、大豆、豆腐、きな粉、バナナ、リンゴ、たらこなど・・・

3-1-2 ヨード

細胞分裂や新陳代謝を促進し、髪の成長やメラノサイトの活性化につながるものでミネラルの一種です。

【ヨードを含む食材】
昆布、ひじき、いわし、さば、卵など・・・

3-1-3 銅

チロシンをメラニン色素に変換するのに必要な酵素であるチロシナーゼの合成や働きを活発にしてくれます。メラニン色素がしっかり働く環境を作ってくれるのが銅なのです。

【銅を含む食材】
ごぼう、にんじん、そば、さつまいも、いか、えびなど・・・

3-2 規則正しい睡眠時間を確保する

出典：PIXTA

人は日中活動している時は常に「交感神経」が働き、リラックスしている就寝中は「副交感神経」が働きます。身体や細胞を回復させるためには、副交感神経が働くことが大切で、髪の成長にも必要になってきます。

また、成長ホルモンが最も分泌されるのが、22時～深夜2時頃と言われています。そのため、この時間にしっかりと睡眠をとらないと、メラノサイトの働きが悪くなってしまうのです。

毎日規則正しく質の良い睡眠を確保するように心がけましょう。

3-3 適度な運動を心がける

出典：PIXTA

運動不足になると血行が悪くなり、頭皮に栄養を届ける力が弱くなります。適度な運動をすることで血流が良くなり、頭皮にまでしっかりと栄養を届けてくれるようになります。

また、成長ホルモンは睡眠時だけでなく、運動時にも分泌されます。少しきついかなというくらいが最も分泌されやすいのですが、やりすぎると活性酸素を生み出しメラノサイトが老化しやすくなるので注意しましょう。

運動をする時間が取れないという人は、毎日の入浴後などにストレッチをするだけでも良いです。体を動かして血行を良くし、ストレス発散になることが大切です。

3-4 ストレス発散をする

日々生活していると知らず知らずにストレスを感じていたり溜め込んでいたりするものですよね。そんなストレスも白髪の原因になっているのです。

人はストレスを感じると血管が収縮して、血行が悪くなってしまいます。

また、老化現象でもある活性酸素を生み出すのもストレスです。ホルモンバランスを崩す原因にもなり、メラノサイトの働きを弱めてしまいます。

そのため、適度にストレスを発散することが大切なのです。ストレスの原因を取り除くのはなかなか難しいかもしれませんが、少しでもリラックスした時間を確保したり、好きな音楽を聴いたり、ゆっくりとお風呂に入ったり、大きく深呼吸してみるのもストレスが緩和される方法のひとつです。

3-5 過度の飲酒や喫煙を控える

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喫煙は血管を収縮させてしまい血行を悪くしてしまいます。肌の老化にもつながり、良いことは何ひとつありません。

過度な飲酒もアルコールを分解するのにアミノ酸が使われることにより、髪の生成に必要なアミノ酸が回ってこなくなってしまいます。

適度な量の飲酒であればそんなに影響はないのですが、飲み過ぎると悪影響ばかりになってしまうので注意しましょう。

3-6 マッサージなどで頭皮の血行を良くする

頭皮は体のほかの部分に比べてほとんど動かないため凝り固まりやすくなっています。頭皮が固まると血行を悪くしてしまい、栄養が届きにくくなってしまいます。

そのため、仕事の合間やちょっとした時間に頭皮をマッサージをし、血行を良くしてあげる必要があります。

頭皮だけでなく、眼精疲労や肩こりから頭皮が凝り固まることもあります。1日中デスクワークやパソコン作業をしている方は特に注意です。

頭皮はもちろん、眼や肩の疲れもとってあげることが、頭皮の血行を良くしてあげることにつながります。

＞＞頭皮マッサージについて詳しく知りたい方はこちらを参照ください

3-7 パーマやヘアカラーを控える

白髪になるということは頭皮環境が悪化していることが原因です。その悪化させている原因のひとつに、パーマやカラー剤があります。

パーマやカラー剤が毛根に浸透して、メラノサイトの働きを休止させてしまっていることもあるのです。そのため、頭皮に影響を与えるパーマやヘアカラー剤を一度やめてみるのもひとつの手です。

3-8 頭皮環境を整えるシャンプーを使う

出典：PIXTA

頭皮環境を悪化させている原因が、毎日使っているシャンプーにある場合があります。
市販されているシャンプーにはさまざまな種類がありますが、その洗浄成分によっては頭皮への刺激が強すぎるものがあります。あなたの使っているシャンプーの洗浄成分を一度チェックしてみてください。

成分表の最初の方にラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、オレフィン（C14-16）スルホン酸Naといった成分名が書かれているのは、高級アルコール系という洗浄成分になり、洗浄力が強いので頭皮への刺激も強い物になります。ドラッグストアなどで市販されている安価なものは、ほとんどが高級アルコール系のシャンプーと言えるでしょう。

頭皮への刺激が少ないものは、洗浄成分がアミノ酸系のものになるので、成分表にココイルグルタミン酸TEA、ココイルアラニンTEA、ラウロイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタインなどと書かれたシャンプーを選んでみてください。

＞＞アミノ酸シャンプーについて詳しく知りたい方はこちらを参照ください

3-9 頭皮に紫外線を当てないようにする

肌と同じように頭皮も紫外線の影響を受けています。そして紫外線によって頭皮環境を悪化させているケースもあります。

肌に日焼け止めを塗って予防するように、頭皮もなるべく紫外線に当たらないよう、帽子やUVスプレーなどで対処するようにしましょう。

＞＞頭皮の紫外線ダメージについて詳しく知りたい方はこちらを参照ください

4 白髪が多い方におすすめのカラートリートメント5選

白髪が多い原因や対処法は分かっても、実際にある白髪を何とかしたいですよね。でも白髪染めヘアカラーは頭皮にダメージを与えて白髪を増やす原因にもなるので避けたい・・・でも染めたい・・・。

そんな方におすすめなのが、ヘアカラートリートメントです。これは、いつものトリートメントの代わりに使うことで、白髪を徐々に染めてくれるものです。ヘアカラーほどの即効性はありませんが、徐々に染まっていき、使い続けることで白髪が目立たなくなります。それになによりも頭皮へのダメージの心配がないのが1番のメリットです。

おすすめの市販ヘアカラートリートメントをいくつかご紹介します。