4-1 ノンシリコンシャンプーに変える
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普段、シリコンやポリマーなどが配合されているシャンプーを使っていると、常に髪がコーティングされた状態になります。そんな髪にカラートリートメントを使用しても、染料が髪に定着することができず、十分な染毛効果を得ることができません。
そこで、それらの潤滑油が含まれていないシャンプーに思い切って変えてみましょう。数日間その商品で洗髪した上で改めてカラートリートメントを使用すると、染料がしっかり定着するようになります。
4-2 ビニール手袋やブラシを使って丁寧に塗る
カラートリートメントは、髪1本1本の間まで均等に塗り広げなければ、ムラができてしまう可能性があります。塗り残しを防いできれいに染めるために、使い捨てのビニール手袋や目の粗いブラシを準備しておくと安心です。指先とブラシの両方を使うことで、染め上がりがより美しくなりますよ。
4-3 塗布した後に温める
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塗布した後に温めることで、染料の定着率を向上させることができます。髪にまんべんなく塗った後は、シャワーキャップを用いて頭全体を包んだ上から、ドライヤーや蒸しタオルなどを使って温めたり、室温を上げたりしてみましょう。
4-4 シャンプー前の乾いた髪に使う
カラートリートメントは、シャンプー後の濡れた髪に使用するのが基本ですが、場合によっては水分のせいで染料が浸透しづらくなることがあります。そのため、もしも効果が実感できなかったときは、乾いた状態の髪に塗ってみることをおすすめします。
ただし、色ムラの原因になるので、皮脂のべたつきや整髪料などが残っている状態では使わないよう注意してください。直前にシャンプーをして、ドライヤーで乾かした髪に塗布するのが一番確実な方法です。
4-5 放置時間を長くする
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特に太くて硬い髪質の場合は、放置時間を少し長めにとってみてください。カラートリートメントにはジアミンやアルカリ剤など刺激の強い薬剤が入っていないため、長時間置いても頭皮や髪への負担はほぼありません。
5 しっかり染まるおすすめのカラートリートメント5選
最後にセルフカラーに慣れていない人でも使いやすい、おすすめのカラートリートメントをご紹介していきます。以下の商品はどれも濡れた髪と乾いた髪のどちらともに使用できるものです。ご自分の髪質に合わせて使い方を工夫してみてくださいね。
5-1 フラガール / カラートリートメント
マカダミアナッツオイルやココヤシ果実エキスなどを配合していて保湿力が高く、髪にうるおいを与えて傷みにくくしてくれます。さらに豊富なオーガニック成分配合で、頭皮の皮脂を調整し、髪だけでなく頭皮環境も整えます。
販売価格:¥2,200(税込)
内容量 :250g
カラー :全6色(ローズブラウン、グレーベージュ、アッシュブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ナチュラルブラック)
※2020年4月 公式サイト調べ
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5-2 アンナドンナ / エブリ カラートリートメント
傷んだ髪のダメージをケアしながらやさしくカラーリングができるトリートメントです。カラーバリエーションが豊富で定番のブラウン系から個性的な色まで試せるのが魅力です。基本的には濡れた髪に5分使用する方法を推奨していますが、太くて硬い髪質の場合は、乾いた髪に塗布して15分ほど放置してみることをおすすめします。
販売価格:¥1,540(税込)
内容量 :160g
カラー :全12色(レッド、ブルー、ブラウン、グリーン、グレー、オレンジ、パープル、ピンク、ワインレッド、カーキ、ベージュ、ブラック)
※2020年4月 公式サイト調べ
5-3 利尻 / ヘアカラートリートメント
利尻昆布エキスなど28種類の植物由来成分が配合されており、染めながら頭皮や髪にうるおいを与えてくれるカラートリートメントです。初めて使用するときは、10分より長めの放置時間をとるか、乾いた髪に30分ほどつけておくと染まりが良くなります。
販売価格:¥3,300(税込)
内容量 :200g
カラー :全4色(ライトブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ブラック)
※2020年4月 公式サイト調べ
5-4 ルプルプ / ヘアカラートリートメント
保湿力に優れているガゴメフコイダンエキスやヒアルロン酸などの美容成分が贅沢に配合されたヘアカラートリートメントです。最初の数回はシャンプー前の乾いた髪に使用し、髪色に変化が見られてからは洗髪後に使う方法を推奨しています。
販売価格:¥3,300(税込)
内容量 :200g
カラー :全6色(ブラウン、ベージュブラウン、モカブラウン、ダークブラウン、ソフトブラック、ナチュラルブラック)
※2020年4月 公式サイト調べ
5-5 ナチュリア / クラシック カラートリートメント
髪の内側と外側の両方から染める2種類の染色成分を配合し、使用回数を重ねるごとに色をしっかり定着させます。髪と地肌をいたわる6つの植物エキスで、頭皮をイキイキと活性させ、髪にうるおいとツヤをもたらすトリートメント効果があります。カラー剤の独特なツンとしたニオイはなく、フラワー&フルーツのホワイトフローラルのやさしい香りがします。パラベン・ジアミン・無鉱物油・法定色素フリー。
販売価格:¥3,000(税込)
内容量 :200g
カラー :全3色(ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ナチュラルブラック)
※2020年4月 公式サイト調べ
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6 カラートリートメントで黒髪を染めることはできる?
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髪を傷めず、自然に染められるのが魅力のカラートリートメント。黒髪にも使えたら嬉しいですよね。しかし残念ながら、黒やダークブラウンなど暗い色の髪には、使ってもあまり効果がないのです。
6-1 黒髪を染めるにはヘアブリーチが必要不可欠
例えば、黒髪が黒い色画用紙、ヘアブリーチしている明るい髪がベージュの色画用紙だとします。その2枚を、それぞれ黒や茶色、ピンクなどのペンで塗っていくと、ベージュの画用紙は色が変わりますが、黒い画用紙には何も変化がありませんよね。
これと同様に、カラートリートメントで行う染毛は、たとえ髪表面に染料が定着していたとしても、ベースの髪色が濃いほど変化を実感することができません。黒髪の色味を変えるにはやはり脱色剤が必要不可欠なため、脱色効果がないカラートリートメントによるヘアカラーは難しいと考えた方が良いでしょう。
6-2 カラートリートメントはどんな髪に向いている?
カラートリートメントは、髪質によっても染まりやすさに違いがあります。パーマや紫外線などによるダメージを受けて傷んでいる髪や、細くて柔らかい髪質の場合は、比較的染料が定着しやすいです。
反対にコシ・ハリのある太くて硬い髪質だと、少し染まりにくい傾向があります。とはいえ、どんなタイプの人でもベースとなる髪色が明るければある程度は染まるため、そこまで心配する必要はないでしょう。
7 まとめ
初心者にはなかなか手が出しづらいカラートリートメントですが、基本的な使い方やしっかり染まる裏技などを押さえておけば、失敗することはまずありません。あなたもこの機会にチャレンジし、これまでより美しい髪を手に入れましょう。
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