
ママ友トラブルに巻き込まれたことはありますか?
いじめやトラブルの原因は、些細なことばかり。知らず知らずのうちに巻き込まれてしまうこともよくあります。
今回は、ママ友トラブルの中から特に報告が多い、3つのトラブルに遭ってしまった時の賢い対処法とママ友トラブルに遭わないためのポイントについてお話します。
Contents
1 ママ友トラブルの特徴
ママ友間に起こるトラブルの特徴は、どれもトラブルの原因がとても些細なこと、また陰湿であること。
女性は数名で寄り添うことで安心したいという本能が働くので群れて行動します。そのため、個人対個人ではじまったトラブルがママ友グループに派生し、グループ対個人となってしまうのも特徴です。
出典:PIXTA
2 3大トラブルとは
最近はSNSなどのネットを使ったいじめがあるなど、トラブルの事例はさまざまですが、今回は特に報告の多い、以下の3大トラブルについて取り上げてみましょう。
1. 無視、仲間はずれ
2. 悪口や根も葉もない噂、デマを流される
3. 利用される
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3 トラブルの対処法
では、この3大トラブルについての事例、対処方法についてお話しましょう。
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3-1 無視、仲間はずれ
まるで子供のいじめのようですが、ママ友トラブルで最も多いと言えるのがこの無視や仲間はずれです。
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3-1-1 事例
特定のママや自分が属しているグループから1人だけ孤立させられてしまうことで、幼稚園の送迎時や公園、近所でたまたま遭遇した時など、こちらから挨拶しても無視されたり、急によそよそしくなったり、グループのみんなでご飯や遊びに行く時にも誘わないなど、とにかく孤立させようとします。
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3-1-2 対処法
自分に非があることや思い当たることがあるならば、傷を大きくしないうちに早めに謝ることが大切です。ただし、全く原因が思い当たらなかったり、謝っても言いがかりや逆ギレをしてきたりして、謝罪を受け入れてもらえないことがあります。そういう場合は無理に動かない方が良いでしょう。
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3-1-2-1 理由の追及はNG
関係がよりギクシャクしてしまうので、どうしても非が思い当たらない時は周囲にそれとなく聞き、原因は分かるまでは相手とは波風を立てないようにしましょう。
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3-1-2-2 距離を置こう
些細なことが原因になる場合が多いママ友の怒りは、そう長く続くものではありません。それであれば相手が怒っているタイミングで無理して話しかけたり、追及したりすることが呼び水となりかねません。ほとぼりが冷めるまでは無理に関わろうとせず、少し距離を置くようにしましょう。
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3-2 悪口や根も葉もない噂、デマを流される
女性はおしゃべりが好きですよね。だからこそ怖いのが噂や陰口です。それが根も葉もない嘘、または本当のことであっても人伝えに尾びれ、背びれがついて、どんどん違う内容で伝わってしまいます。
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3-2-1 事例
仲が良かった時に話した夫の職業、旅行の話、私生活の話をあることないこと口外されたり、嫉妬によって贅沢だの、金遣いが荒いなどと周囲に吹き込まれたり、また別のママ友が言ったママ友同士の悪口に相槌を入れただけなのにあの人も悪口を言っていたとデマを流されるなど、憎悪による嘘話やデマですから、憎まれた時が運の尽きといった自身では予防が難しいトラブルかもしれません。
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3-2-2 対処法
流れてしまった噂をあとから否定しても効果はありません。人の噂も75日と言います。嘘の噂などはそのうちなくなっていきますし、誠実に対応していると聞いていた噂と違うなと認識を改めてもらえるでしょう。また、噂や陰口ばかり言っている人はどこへ行っても同様のことを言っているはずで、他のママから見ても「また言ってる」程度で実のところは信頼されていませんから、そこまでナーバスになる必要はありません。いちいち反論せず、放っておきましょう。
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3-3 利用される
ママ友には相手の都合を考えずに自分勝手な行動をする人もいます。お互いに助け合いながら、持ちつ持たれつの関係であればいいのですが、一方的だったり、図々しい要求をされたりするといい気はしないですね。
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3-3-1 事例
シッターでもないのに子供を預けにきたり、家に遊びに来てはその度に夕飯まで食べて帰ったり、PTAの役員決めの際に「〇〇さん、お兄ちゃんがいて行事のこと詳しいから~」などと理由をつけて役を押し付けてくるなど、3大トラブルの中で考え方によっては1番直接的な被害を及ぼしてくるのが、これかもしれません。
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3-3-2 対処法
日本人はなかなかハッキリと断ることが苦手ですが、NO!と意思表示をしないと相手はエスカレートするばかりですので、負担を感じた場合、ハッキリと断るようにしましょう。ただし断り方も上手にしないと別のトラブルの火種になりますので注意が必要です。また、ちょっとずつ距離を取るようにしましょう。
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4 気をつけるべき4つのポイント
上記に挙げた事例を見るだけでもママ友トラブルは恐ろしいですし、巻き込まれたくないですよね。そのために日頃からの付き合い方で気を付けておきたい4つのポイントをご紹介しましょう。
4-1 笑顔で挨拶する
人付き合いの最低限のマナーともいえる挨拶はとても大切です。まったく親しくない間柄とはいえ、幼稚園で顔を合わせたのに挨拶もなく素通りされると嫌な印象を受けますよね。笑顔で挨拶をして最低限のコミュニケーションは取るようにしましょう。
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4-2 悪口は言わない
人の悪口を言ってもいいことはありません。おしゃべり好きのママたちの間では、あの人は人の悪口を言っていると広まってしまうこともあります。トラブルの火種になるようなことは口にしないのが一番です。また他のママから言ってきた悪口に相槌を打つのも人によっては同意、同情していたと捉えられてしまうので、相槌も避け、話題を変えるよう努めましょう。
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4-3 プライベートの話は控える
ママ友はとても間柄が難しいので、夫の職業や年収、家庭内の事情のことなどプライベートの話題は避けた方がよいでしょう。勝手に比較して嫉妬したり、自分より下にみて馬鹿にしたりトラブルに繋がる可能性があるので、余計な詮索を生まぬよう、根掘り葉掘り聞かれても上手にはぐらかしましょう。自慢というのは嫉妬や妬みを生むことがあります。嬉しいことがあると人に話したくなるものですが、あまりに得意げに話していると反感を買ったり、自慢ばかりで鬱陶しいと思われたりします。必要以上に自慢する話はしないようにしましょう。
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4-4 子供の教育方針は控える
私立?公立?といった子供の進路の話題や塾、お稽古の話題も、ママによっては私立か公立かによってあからさまに妬んできたり、方針が違うママとの間では溝を深めたりする恐れがあります。学力、身体能力、性格、運動神経、その子その子で個性がありますから、比べること自体がナンセンスですし、自分のこと以上に大事な子供の評価や教育方針に関する話題は、想像以上にどの親御さんにとっても敏感な話題なので、そういった話題はできる限り、控えるようにしましょう。
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5 まとめ
ママにとって、避けては通れないママ友との交流。でもママ友は決してデメリットばかりではありません。せっかく付き合う新たな友達ですから、トラブルを招かないように十分注意して、友好なママ友関係を育みましょう。デリケートな付き合いをするのは最初だけですから、徐々に信頼を築き、子供のお付き合いと思って付き合っていたのにいつの間にか、親友と呼べる存在になっているかもしれませんよ。