
髪を美しくしてくれるトリートメントには、お風呂で使って洗い流すインバストリートメントとお風呂上がりに使って洗い流さないアウトバストリートメントの2種類があります。今回は、髪の補修とともに外的ダメージからも守ってくれるアウトバストリートメントに注目してみました。
アウトバストリートメントと言っても、これまたさまざまなタイプがあり、それぞれ効果や髪質の向き不向きもあります。実際に買う時に何を基準にして選べば良いか、参考にしてみてください。
◆ 最終更新日:2018年5月23日
Contents
- 1 トリートメントの種類
- 2 洗い流さないトリートメントの役割
- 3 洗い流さないトリートメントは大きく分けて3タイプ
- 4 洗い流さないトリートメントの選び方
- 5 タイプ別・市販のアウトバストリートメントおすすめ10選
- 5-1 【オイルタイプ】モロッカンオイル / トリートメント
- 5-2 【オイルタイプ】ケラスターゼ / NUソワンオレオリラックス
- 5-3 【オイルタイプ】ロレアル パリ / エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル エクストラリッチ フィニッシュ
- 5-4 【オイルタイプ】大島椿 / ツバキ油
- 5-5 【ミルクタイプ】パンテーン / 洗い流さないトリートメント ディープリペアミルク 毛先まで傷んだ髪用
- 5-6 【ミルクタイプ】ルベル / イオエッセンス モイスト
- 5-7 【ミルクタイプ】ミルボン / ディーセス エルジューダ エマルジョン+
- 5-8 【ミストタイプ】megami no mist
- 5-9 【ミストタイプ】スティーブン ノル / プレミアムスリーク ハイドロリニュー ミスト リッチモイスト
- 5-10 【ミストタイプ】プロスタイル / マルカ パーフェクトケアウォーター
- 6 洗い流さないトリートメントの効果的な使い方
- 7 まとめ
1 トリートメントの種類
出典:https://pixta.jp/
1-1 インバストリートメント(洗い流すトリートメント)
シャンプー後の髪につけ、しばらく放置して洗い流すタイプのトリートメントです。通常お風呂の中で使うので、インバストリートメントと言います。
髪が濡れてキューティクルが開いた状態でつけるので、髪の内部に浸透してダメージを補修してくれます。
1-2 アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)
お風呂上がりにタオルドライをした髪につけ、そのまま洗い流さないタイプのトリートメントです。お風呂の外で使うので、アウトバストリートメントと言います。
髪の内部に浸透してダメージを補修するものもありますが、外的刺激から髪を守ることがメインの役割になっています。
2 洗い流さないトリートメントの役割
出典:https://pixta.jp/
インバストリートメントと比べて、洗い流さないタイプのアウトバストリートメントは、外的刺激から髪を守ってくれる役割が期待できます。
日常生活において、髪はさまざまな刺激からダメージを受けることになります。そのため、アウトバストリートメントをつけることで、少しでもそれらのダメージから髪を守るようにするのです。主な外的刺激には以下のようなものがあります。
・ドライヤーやヘアアイロンの熱
・紫外線
・摩擦や静電気
・乾燥
・空気中のほこりや汚れ
3 洗い流さないトリートメントは大きく分けて3タイプ
3-1 オイルタイプのアウトバストリートメント
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オイルタイプは髪の表面をコーティングすることにより、紫外線などの外的ダメージから髪を守り、乾燥を防いでくれます。また、髪にツヤを出すこともできます。
髪も肌と同じで、冬は特に乾燥します。普段はミルクタイプを使っている方でも、乾燥が気になる時はオイルタイプを使用するなどトリートメントも使い分けると良いでしょう。
3-2 ミルクタイプのアウトバストリートメント
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ミルクタイプは保湿性が高いのにオイルほどべたつくことがなく、またミストタイプよりしっとりとした使い心地です。
その上、水分と油分の補給が同時にできるので、オイルより髪の内部に浸透しやすくなります。
3-3 ミストタイプのアウトバストリートメント
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髪がべたっとすることなく軽く仕上がり、適度に落ち着かせることができます。
アウトバストリートメントとしてはもちろん、朝には寝癖直しとしても使えるヘアミストも多くあります。
4 洗い流さないトリートメントの選び方
4-1 髪質によって選ぶ
出典:https://pixta.jp/
どんなに良いアウトバストリートメントでも、髪質によって合う合わないがあります。自分の髪質にはどのタイプのアウトバストリートメントが合うのかを知ることが大切です。
4-1-1 オイルタイプのアウトバストリートメントが合う髪質
コーティング力のあるオイルタイプは、髪質が硬くて量が多い方におすすめです。また、くせ毛や髪が広がりやすい方もオイルタイプなら髪をしっとり落ち着かせてくれます。
4-1-2 ミルクタイプのアウトバストリートメントが合う髪質
保湿力の高いミルクタイプは、くせ毛や剛毛の方に向いています。オイル同様、くせ毛や髪が広がりやすい方にもおすすめです。
4-1-3 ミストタイプのアウトバストリートメントが合う髪質
軽い仕上がりのミストタイプは、髪が細く量が少ない方におすすめです。髪のボリュームがない方もミストタイプならしっとりしすぎないので、ボリュームダウンの心配もありません。
4-2 効果やタイミングによって選ぶ
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髪の状態や希望の仕上がりによっても、アウトバストリートメント選びの基準は変わってきます。また、使うタイミングによっても、最適なアウトバストリートメントのタイプは変わってくるので以下を参考にしてみてください。
4-2-1 ダメージがひどい髪にはミルクタイプがおすすめ
ヘアカラーやパーマなどで髪が傷んでいるなら、内部に浸透しやすくダメージを補修してくれるミルクタイプがおすすめです。髪がパサつきがちな方もミルクタイプで保湿してあげると、悩みが解消されるでしょう。
4-2-2 乾燥や髪の広がりにはオイルタイプがおすすめ
雨や梅雨時期に湿気で髪が広がる、乾燥して髪のうるおいがないという場合は、オイルタイプで表面をしっかりコーティングしてあげると良いでしょう。
髪が細くて量が少ない方でも、同様の悩みがあるのであれば、毛先だけにオイルのアウトバストリートメントをつけるとケアをしつつ、ボリュームダウンすることもありません。
4-2-3 ドライヤーやヘアアイロンの前はオイルがおすすめ
熱から髪を守ってくれるのに最適なのは、オイルタイプのアウトバストリートメントです。高温のドライヤーやヘアアイロンの前には、なるべくオイルタイプのアウトバストリートメントを毛先中心につけると、髪のダメージが最小限に抑えられます。
4-2-4 外出先での髪のケアにはミストタイプがおすすめ
外出先で髪の乾燥や広がりが気になったら、ミストタイプのアウトバストリートメントがおすすめです。ヘアスタイルを崩すことなく、さっと吹きつけるだけでOKなので、気になった時にいつでも使えるというメリットがあります。
5 タイプ別・市販のアウトバストリートメントおすすめ10選
5-1 【オイルタイプ】モロッカンオイル / トリートメント
モロッカンオイルトリートメントは、オイルタイプのアウトバストリートメントの先駆けです。オイルでありながら、べたつかずにしっとり仕上がります。独特の香りもいつの間にか虜になってしまう、という口コミが多数あります。
販売価格:¥4,500(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :100ml
▶ 関連記事: いまさら聞けない「モロッカンオイル」を徹底解説
5-2 【オイルタイプ】ケラスターゼ / NUソワンオレオリラックス
2004~2007年のアットコスメベスト大賞を受賞しており、根強い人気があります。特にくせ毛の方におすすめです。まとまりにくい髪にうるおいを与えてくれます。
販売価格:¥3,290(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :125ml
5-3 【オイルタイプ】ロレアル パリ / エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル エクストラリッチ フィニッシュ
ロレアルのオイルトリートメントの中でもしっとり度は最高レベル。べたつかず、まとまりが良くなります。また、香水のように甘く、オリエンタルな香りも人気の理由のひとつです。
販売価格:¥2,052(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :100ml
5-4 【オイルタイプ】大島椿 / ツバキ油
アットコスメ上位ランキングの定番商品で、なんといってもコスパが最強です。重めのテクスチャーなので少しの量でしっとりします。毛先のパサつきが気になる方には特におすすめです。
販売価格:¥1,730(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :60ml
5-5 【ミルクタイプ】パンテーン / 洗い流さないトリートメント ディープリペアミルク 毛先まで傷んだ髪用
べたつかず、髪にスッと浸透。内側に水分を閉じ込め、しっとりまとまります。翌朝もしっとり。オイルのべたつきが苦手な方におすすめです。
販売価格:¥621(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :100ml
5-6 【ミルクタイプ】ルベル / イオエッセンス モイスト
べたつかず、毛先までまとまるミルクタイプのトリートメント。みずみずしくやわらかな触感です。乾燥しやすい髪やウェーブスタイルの方におすすめです。
販売価格:¥1,407(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :100ml
5-7 【ミルクタイプ】ミルボン / ディーセス エルジューダ エマルジョン+
髪に水分を閉じ込め、やわらかく、扱いやすい状態にしてくれます。硬く太い髪質の方におすすめです。
販売価格:¥2,145(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :120g
5-8 【ミストタイプ】megami no mist
『あきらめていた髪に「女神のわっか」をつくる』というキャッチーなフレーズ。ミネラル、アミノ酸、酵素、ビタミンによる100%天然由来のアウトバストリートメントミストです。翌朝の髪がまとまり、朝のスタイリングがとても楽になります。寝癖直しにも使えます。
販売価格:¥1,728(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :150ml
5-9 【ミストタイプ】スティーブン ノル / プレミアムスリーク ハイドロリニュー ミスト リッチモイスト
ドライヤーの熱でダメージ補修効果を発揮するアウトバストリートメント。髪をコーティングしてくれ、扱いやすい素直な髪へ導きます。お風呂上がりはもちろん、乾いた髪にも使えます。「1回の使用で劇的変化!」という声も。
販売価格:¥1,720(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :250ml
5-10 【ミストタイプ】プロスタイル / マルカ パーフェクトケアウォーター
ノンシリコン処方。アウトバストリートメントとしてはもちろん、寝癖直しとしても人気の商品です。また、ヘアスタイリング剤としても使用できるオールインワンのミストでこれ1本で十分なケアができます。
販売価格:¥693(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :280ml
6 洗い流さないトリートメントの効果的な使い方
6-1 タオルドライに手を抜かない
出典:https://pixta.jp/
タオルドライはこすらず丁寧にが大前提です。まず、タオルで頭皮を手もみするようにして水分を取ります。その後、髪をタオルで包み込み、髪の根元から毛先の流れで両手で挟んで水分を取ってください。髪の水分がきちんと取れていないとトリートメント効果が薄まってしまいます。
6-2 髪につける適量を守る
出典:https://pixta.jp/
髪をサラサラにしたいからといってつけ過ぎてしまうとベタベタ、ギトギトになってしまいます。
髪の長さや量にもよりますが、まずは0.5プッシュ分をつけましょう。例えば同じオイルタイプのトリートメントでも、重めのテクスチャーものから比較的軽いさらっとしたテクスチャーのものまでさまざまです。足りなければ0.5プッシュずつ足し、自分の髪に合った量を使用しましょう。
6-3 頭皮につけないようにする
出典:https://pixta.jp/
アウトバストリートメントは、頭皮にはつけないようにしてください。洗い流さないトリートメントは髪に残りやすいため、頭皮につけることにより、頭皮の炎症やニキビ、べたつきの原因になってしまいます。毛先を中心に使用しましょう。
7 まとめ
「有名人が使っているから」「友人が使っているから」「高いからなんとなく良さそうだから」などの理由でアウトバストリートメントを選ばずに、まずはあなたの今の髪の状態を見てみてください。あなたの髪に合ったアウトバストリートメントを選ぶことがなにより大切です。この記事を参考に、あなたも美髪を手に入れましょう。