必読!肌荒れを招く7つの原因と今日からできる9つの対策

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私たち女性にとって、ツヤのある美しい肌は永遠の憧れ。しかし、健やかな状態を保つのは、案外難しいですよね。
鏡に映る自分の顔に、乾燥や赤み、吹き出物ができて落ち込んだ経験があなたにもあるのではないでしょうか?

この記事では、肌荒れを招いてしまう7つの原因と生活習慣を改善することでできるスキンケアや対策について9つ、ご紹介します。

1 肌荒れを招く7つの原因

どんなに気をつけていても肌トラブルが起きてしまうとき、私たちはどのように対処すれば良いのでしょうか?

まずは、肌が荒れてしまう主な原因から見ていきましょう。

1-1 誤ったスキンケア方法

良かれと思ってしていた日々のスキンケアが、肌荒れの原因となっている恐れがあります。

原因

出典:Pixta

1-1-1 過剰な洗顔

洗顔をし過ぎると、細胞間脂質やNMF成分、皮脂などの肌を守る役割をもった成分を過剰に落としてしまいます。

その結果、水分量と皮脂量のバランスが崩れてしまい、乾燥やテカりなどの肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

1-1-2 ミスマッチな化粧品を使用している

口コミの評価が高いものや誰かに勧められた化粧品が、必ずしも自分の肌にも合うとは限りません。

また、パラベンや着色料などの刺激が強い成分が配合されている商品を使っている場合も、肌荒れを引き起こすことがあります。

化粧品

出典:Pixta

1-2 ホルモンバランスの乱れ

肌の調子は、ストレスや生理によるホルモンバランスの乱れによって大きく変わります。

ホルモンバランスが崩れるとバリア機能が低下し、乾燥や吹き出物ができてしまいます。

また、過剰なダイエットや過労などが続くことでストレスホルモンが分泌され、ハリのある健康的な肌に欠かせないコラーゲンの生成を阻害します。

1-3 乾燥

肌が乾燥することで、表皮にある角質細胞がめくれ上がってしまいます。

結果として、ますます乾燥したり、有害な細菌やメイク用品の成分などによる影響を受けて炎症を起こしやすくなったりします。

乾燥

出典:Pixta

1-3-1 紫外線

長時間にわたって紫外線を浴びてしまうと、肌の乾燥や、酷いときにはヤケドのような炎症を引き起こしてしまうことがあります。

また、特に色白の人の場合は、紫外線アレルギーによって、赤みを帯びた湿疹ができてしまう恐れもあります。

1-4 化粧品などの刺激

化粧をしたまま寝てしまったり、しっかり落としきれていなかったりすると、化粧品に含まれている油分などが酸化し、肌が炎症を起こしてしまいます。

また、長時間化粧をしたままでいると、粒子が毛穴に詰まり、吹き出物や毛穴詰まりの原因にもなります。

刺激

出典:Pixta

1-4-1 花粉や癖

顔の皮膚はとても薄いため、頬杖をついたり顔を掻いてしまったりなどの些細な摩擦でも、ダメージを受けてしまいます。

また、手に付着しているウイルスや花粉が顔に付着することで、肌荒れを引き起こす可能性もあります。

1-5 生活の乱れ

育児や家事に追われるママは、家族のことばかりに気を取られて、自分のケアを疎かにしてしまっています。

しかし、以下のような乱れた生活を続けてしまうと、慢性的な肌荒れを引き起こしてしまう恐れがあります。

肌荒れ

出典:Pixta

1-5-1 食生活

化粧品や薬などを使っても改善が見られない肌荒れは、食生活の乱れが影響していることを疑いましょう。

私たちの身体は食べた物から成り立っているため、食事が悪ければ肌も荒れてしまうのは自然なことだと言えます。

1-5-1-1 栄養素の不足

ビタミンやミネラル、鉄分や亜鉛が欠乏すると、汗腺や皮脂の機能が低下し、角質の保湿効果が弱まってしまいます。

その結果、乾燥や吹き出物、酷いときには毛穴の開きやたるみなどの原因となるのです。

荒れ

出典:Pixta

1-5-1-2 偏食や暴飲暴食

質の悪い糖分や塩分、脂質やカフェインの摂り過ぎも肌荒れの原因になります。

ジャンクフードやコンビニ弁当などの食べ過ぎにも要注意。しかし、だからといって美容に良いといわれる野菜や果物しか食べないなど、偏った食べ方をするのも良くありません。どんなに優れた栄養素を持つ食材でも、バランス良く食べなければ有益ではありません。

また、暴飲暴食をして胃腸に負担をかけるのも、肌には良くありません。

1-5-2 夜更かし

人間の身体は、深い眠りについたときに訪れる副交感神経優位のときでなければ、美肌に欠かせない成長ホルモンを分泌しません。

また、皮膚の修復機能やターンオーバーが活発になるのも、眠っている間だけ。

しっかりと良質な睡眠を取らなければ、肌荒れの原因になるだけでなく、改善するにも時間がかかってしまう恐れがあるのです。

夜更かし

出典:Pixta

1-6 便秘

多くの女性が悩んでいる便秘も、肌荒れの元です。便が腸内に留まることで、アンモニアや硫化水素などを発生させる悪玉菌が善玉菌よりも優位になります。

その結果、行き場をなくした有害物質が血液や体内の水分に混ざってしまい、肌から排出を行うことになります。

1-7 冷え症

冷え性も女性に多くみられる症状の1つ。自律神経の乱れにより、身体のすみずみまで血液が供給できないことで起こります。それにより、老廃物のデトックス能力が衰え、新しい健康な皮膚が作られることを阻害されてしまいます。

また、血流も悪くなるため肌の弾力が落ち、透明感もなくなります。

冷え性

出典:Pixta

 

2 肌荒れを治すためにすべきこと

私たち女性の肌は、少しの刺激や不摂生でもすぐに荒れてしまいます。

しかし、皮膚のバリア機能を向上させることで、たとえ肌荒れに繋がりやすい状況下におかれても、刺激などに耐えることができます。

そのためには、生活習慣の見直し、身体の内側と外側、両方からのケアを心がけることが大切です。

まずは日ごろの生活を振り返り、肌の負担になるような行為をしていないか、しっかり考えてみましょう。

生活

出典:Pixta

 

3 今日からできる5つのケア方法

健やかで美しい肌を取り戻すためには、日々のお手入れが欠かせません。肌は内臓の鏡だといわれるほど、体調の影響を受けやすい場所です。

吹き出物や乾燥、テカりや毛穴の開きなどが気になりだしたときは、生活を整えるサインだと捉え、普段の生活に以下のケア方法を取り入れ、なるべく早く肌トラブルを解決できるよう努めましょう。

肌

出典:Pixta

3-1 自分に合うスキンケア用品を使う

肌荒れを治すためにも、自分の肌に合った化粧品を使い、正しいスキンケアを行うよう心がけましょう。

スキンケア

出典:Pixta

3-1-1 クレンジング剤

化粧をした日の夜には、たとえ疲れていても必ずメイクを落としましょう。

クレンジング剤を選ぶとき、拭き取りシートやミルクタイプのものは、肌への負担や落とし残しを考えるとおすすめできません。

濃いメイクにはオイルやリキッド、普段使いにはクリームやジェルなど、メイクの濃さによって使い分けるのが理想的です。

3-2 洗顔料

固形石鹸タイプやフォーム、リキッドタイプなどいろいろな種類がありますが、基本的には泡立ちの良いものを選ぶのがおすすめ。

また、肌タイプによっても合う商品は異なります。乾燥しがちな場合は、洗い上がりがマイルドな弱酸性のものや、保湿成分を配合した洗顔料を使ってみましょう。

反対にテカりや吹き出物が気になるときは、泡タイプの洗顔料を使用してみてください。

洗顔

出典:Pixta

3-2-1 洗顔のしすぎに注意

健やかな状態を取り戻すには日々の洗顔は欠かせないものですが、やりすぎると皮脂が過剰分泌し、バリア機能が低下してしまいます。

どんなに良い洗顔料を使っていたとしても、朝と夜の2回までに留め、ベタつきなどが気になるときは、収れん化粧水などでパッティングをして対処しましょう。

3-3 保湿

化粧水には、肌の保水目的で使う一般的な柔軟化粧水、肌を引き締めて皮脂分泌を抑える収れん化粧水、古い角質や角栓を取り除くふき取り化粧水などがあります。乾燥が気になる場合は、保湿有効成分が配合された柔軟化粧水と乳液でケアをしましょう。

ニキビやテカり、毛穴詰まりなどがある場合は、ふき取り化粧水や収れん化粧水を取り入れると、改善に効果が期待できます。

化粧水

出典:Pixta

3-4 UVケア

紫外線は、季節や天候などに関わらず1年中降り注いでいます。日焼け止めをこまめに塗り直したり日傘などを用いたりして、紫外線による乾燥や湿疹から肌を守りましょう。

UVケア

出典:Pixta

3-5 リンパマッサージ

肌のバリア機能を高め、ターンオーバーを正常な状態にするには、リンパマッサージを取り入れるのがおすすめです。軽くさするようなマッサージをすることで、リンパの流れが良くなり、老廃物の排出がスムーズに行われます。血流も良くなるため、肌荒れだけでなく、冷え症の改善や予防にもつながります。

3-5-1 肌荒れ時のリンパマッサージ方法

肌荒れ解消のために行う場合は、乳液を少量つけて滑りやすくした状態で、皮膚に負担がかからないよう心がけましょう。スキンケアの後や寝る前に以下の工程を数回行うと効果的です。

リンパマッサージ

出典:Pixta

①鎖骨のリンパを流す

右の鎖骨から左の胸元まで、またその反対も、指で優しくさするようにリンパを流します。しばらく続けると顔がポカポカしてきます。

②耳下腺(耳の下あたり)をほぐす

薬指と中指を使って、耳下腺の皮膚をくるくると揺するようにマッサージしましょう。

③耳下腺から鎖骨までリンパを流す

指を耳下腺からそのまま下へ滑らせ、鎖骨までリンパを流していきます。

 

4 生活習慣4つの対策

肌荒れを根本から良くするためには、生活習慣の改善も欠かせません。以下の対策を取り入れ、悩みのない健やかな肌を取り戻しましょう。

生活

出典:Pixta

4-1 早寝早起き

ホルモンバランスを整えるため、なるべく早寝早起きを心がけましょう。

理想は、夜22時~翌朝7時までの9時間睡眠。遅くても23時までにはベッドに入って寝るようにしたいものです。

なかなか寝つけない場合は、ラベンダーやカモミールローマンなど、不眠症の改善効果が期待できるアロマオイルの香りを、アロマポットなどを使って部屋に拡散するのがおすすめです。

4-2 身体を温める

冷え症を改善し、身体を冷やさない暮らしを意識することで、ターンオーバーの乱れを整え、修復スピードを速めることができます。また、便秘解消効果も期待できます。生姜や葛湯を積極的に摂取したり、冷え取り靴下や腹巻きなどのアイテムを取り入れたりしてみましょう。お風呂上がりにストレッチを行い、筋力をつけるのも効果的です。

冷え症

出典:Pixta

4-3 栄養バランスのとれた食事

キメの細かい健康的な肌を作るためには、栄養バランスのとれた食生活を送ることも大切です。特にビタミンやミネラル、鉄分や亜鉛などの栄養素を積極的に摂り、身体の内側から整えていきましょう。

食事

出典:Pixta

4-3-1 肌荒れに効果的な食材

肌荒れに良いとされる食材は、以下の通りです。

4-3-1-1 ビタミンA

ビタミンAは皮膚を強くしてくれる働きがあり、コラーゲンの生成にも欠かせない栄養素の1つです。

食材例:レバー、うなぎ、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ

ほうれん草

出典:Pixta

 

4-3-1-2 ビタミンB群

ビタミンB群は細胞の再生を補助し、皮膚病を予防、改善してくれます。また、PMS(月経前症候群)の改善にも効果が期待できます。

食材例:納豆、卵黄、モロヘイヤ、海苔、にんにく、マグロ、ごま、唐辛子、ささみ

 

マグロ

出典:Pixta

 

4-3-1-3 ビタミンC

コラーゲンの分泌を高め、色素沈着や毛穴開きを改善する働きがあります。また、抗酸化作用があるため、吹き出物や赤ら顔などの改善にもつながります。

食材例:レモン、ケール、キウイ、いちご、ブロッコリー、小松菜、パプリカ

キウイ

出典:Pixta

 

4-3-1-4 ビタミンE

ビタミンEには血行促進効果や抗酸化作用があり、アンチエイジングには欠かせない栄養素です。摂取することで、肌のバリア機能を高める効果も期待できます。

食材例:ナッツ類、いくら、モロヘイヤ、かぼちゃ

ナッツ

出典:Pixta

 

4-3-1-5 鉄分

鉄分は、人間には欠かせないミネラルの1種。ターンオーバーの正常化やコラーゲンの合成を手助けしてくれます。

食材例:レバー、ハツ、青のり、ごま、松の実、牛肉、マグロやカツオ、貝類

青のり

出典:Pixta

 

4-3-1-6 亜鉛

亜鉛もミネラルの1種です。タンパク質の合成や細胞分裂を促してくれる栄養素で、皮膚の炎症や傷を修復し、ターンオーバーを正常化してくれます。

食材例:牡蠣、カニ、卵黄、牛肉、レバー

牡蠣

出典:Pixta

4-4 摩擦や刺激を避ける

頬杖や顔を触るクセがある場合は、なるべくしないよう心がけてください。無意識に行ってしまうクセを直すのは大変ですが、家族など周囲の人間に協力してもらうと少しずつ改善できるはずです。また、うつ伏せで寝るのをやめたり、洗顔後にタオルで顔をゴシゴシ拭いたりするのもやめましょう。

刺激

出典:Pixta

 

5 まとめ

肌が荒れると、治るまでの間ずっと憂鬱な気持ちになってしまいますよね。しかし、生活習慣を改善することで、荒れた状態を改善してくれるだけでなく、予防することにもつながります。

ここでご紹介したケアや対策を取り入れ、あなたも健やかな美肌を手に入れましょう。

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