
髪は日々さまざまなダメージにさらされているので、しっかりケアをしてあげないとパサパサ、キシキシでまとまりのない状態になってしまいます。そんなヘアケアアイテムの中で多くの髪質の方におすすめなのがヘアクリームです。ヘアクリームは髪を補修&保湿しながらダメージから守ってくれ、傷んで広がった髪やくせ毛もスタイリングしやすい髪に整えてくれます。
今回はプチプラからちょっと贅沢なヘアクリームまで、口コミ評価を参考におすすめ商品を厳選してみました。
◆ 最終更新日:2020年6月8日
Contents
1 ヘアクリームを含めたヘアケアアイテムのおさらい
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使う場所や用途によって、さまざまな種類のヘアケアアイテムがあります。ヘアクリームもそのうちのひとつ。まずは、どのようなヘアケアアイテムがあるのか見てみましょう。
1-1 アウトバストリートメント
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アウトバストリートメントとはお風呂の外で使うもの。つまりは、洗い流さなくても良いヘアケアアイテムです。お風呂上がりの濡れた髪につけて乾かすだけなので、手軽に毎日ヘアケアをすることができます。ただし、つけすぎると髪がべたついてしまうので、根元を避けて少量を毛先を中心になじませるようにしましょう。
1-1-1 ヘアクリーム
やわらかいクリーム状になっていて、伸ばしやすくつけやすいタイプです。保湿力が高く、パサついた髪をしっとりさせたり、髪の広がり防止にも効果があります。また、お風呂上がりの髪が濡れた状態でヘアクリームをつけると、髪の内部まで浸透して毛髪の補修もしてくれます。
1-1-2 ヘアオイル
ヘアクリームほどの補修効果はありませんが、パサつく&広がる髪にうるおいを与えるにはこのオイルタイプも効果的です。オイルなのでうるおいを与えつつ、ツヤのある髪に導いてくれます。また、ドライヤーなどの熱や紫外線から髪を守ってくれる効果もあります。
1-1-3 ヘアミスト
髪が細い方や少ない方、ふんわり髪にしたい方にはミストタイプがおすすめです。成分には美容液やたんぱく質が多く含まれているため、髪の補修が主な役割になります。熱から髪を守ってくれるという働きが弱いため、オイルタイプとの併用がおすすめです。
1-2 インバストリートメント
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インバストリートメントとはアウトバストリートメントの逆で、お風呂の中で使うものです。シャンプーで髪の汚れを落としてからつけ、髪に栄養を浸透させ、最後に洗い流すタイプのヘアケアアイテムです。髪のダメージが大きい方、カラーやパーマを繰り返している方は、お風呂でゆっくり時間をかけてヘアケアをすることをおすすめします。
1-2-1 トリートメント
髪に栄養を補給するヘアケアアイテムです。
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1-2-2 ヘアパック
髪をパックし、補修・栄養補給するヘアケアアイテムです。上記のトリートメントとほぼ同じものです。
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1-2-3 ヘアマスク
通常のトリートメントの何倍もの補修&うるおい効果が期待できるヘアケアアイテムです。平均的に価格は高めですが、トリートメントでは効果がないほどひどく傷んでしまった髪には大きな効果を発揮します。
2 ヘアクリームの3つの使い方
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2-1 洗い流さないトリートメントとしてお風呂上がりに使う
前述したように、シャンプー後のタオルドライした髪に使うことで、髪の広がり防止やパサついた髪の保湿などのヘアケアはもちろん、ドライヤーの熱によるダメージから髪を守ってくれる効果も期待できます。
2-2 ナイトケアとして寝る前に使う
ドライヤーの前につけるだけでも良いのですが、さらにしっかりとケアするのであれば、ドライヤーの後、就寝前にもう一度つけると、寝ている間の枕との摩擦によるダメージケアにもなります。特に髪の広がりやパサつきがひどくてまとまらない方やダメージのひどい方は、このナイトケアとしてのヘアクリームの使用をおすすめします。就寝前にヘアクリームを馴染ませておくだけで、翌朝の髪の状態に差が出てきますよ。
2-3 スタイリング剤として朝のヘアセット時に使う
朝のスタイリング時にヘアクリームを使うことで、髪がまとまりやすくなります。また、昼間の紫外線やほこりなどのダメージから髪を守ってくれたり、ニオイなどがつきにくくなるのもうれしい効果ですね。
3 ヘアクリームを選ぶポイント
3-1 配合オイルの種類
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ヘアクリームには何かしらオイル成分が配合されていますが、それがどんなオイルなのかをチェックしましょう。特にアルガンオイル、ホホバ油、マカダミアナッツ油などは保湿成分が高く、髪のダメージや広がりが気になる方にはおすすめです。
3-2 美容成分は入っているか
ヒアルロン酸、コラーゲンなど、傷んだ髪の補修も期待できる美容成分が入っているとより効果を実感できます。美容成分がたくさん入っているとそれだけ価格にも反映されるので、お財布と相談して選んでみてください。
3-3 自分の髪質に合ったつけ心地か
ヘアクリームにも、重めのテクスチャーや軽めでさらっとした仕上がりなど、いろいろあります。髪が細くて少なめの方は、軽めでさらっとした仕上がりのヘアクリームの方がべたつかず適しているでしょう。自分の髪質に合うかどうかも、選ぶ基準として検討しましょう。