あなたの使っているシャンプーはどうやって選びましたか?香りの良いもの、手触りの良いもの、お手頃価格なもの。選ぶ基準はたくさんありますよね。
数あるシャンプーの中でも、今回は「石鹸シャンプー」について、紐解いていきたいと思います。髪に優しいだけでなく、自然にも優しいのが石鹸シャンプーの特徴です。これを読めば、あなたも明日から石鹸シャンプーが使いたくなるかも!?
◆ 最終更新日:2018年5月2日
Contents
1 石鹸シャンプーってどういうシャンプー?
1-1 シャンプーの種類
出典:https://pixta.jp/
シャンプーは、洗浄成分の違いによって分類されています。私たちが普段使っているものでは、「石油系」「アミノ酸系」「石鹸系」が一般的です。
石油系シャンプーは石油を原料とした洗浄成分が配合されていて、「ラウリル」「ラウレス」「硫酸」といった名前の成分が含まれているのが特徴です。比較的安価なため、手に取りやすく、洗浄力に長けています。
アミノ酸系シャンプーには「メチルアラニン」「グルタミン酸」などのアミノ酸系の洗浄成分が含まれています。髪や頭皮に優しいのが特徴ですが、洗浄成分が洗浄力でやや劣る点と、値段が少々張るのが難点です。また、アミノ酸系と謳っていても、その含有量が少ない商品もあるので、選ぶ際には注意が必要です。
そして石鹸系シャンプーは主成分が石鹸で、「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」が石鹸系の洗浄成分です。天然成分であることが最大の特徴で、化学物質によるアレルギーなどを持っている人には嬉しいシャンプーです。価格帯としては、石油系とアミノ酸系の中間くらいになります。
1-2 石鹸シャンプーの歴史
出典:https://pixta.jp/
髪が結われていた時代は、1ヶ月に1度、米ぬかや小麦粉で髪の油分を取り除くようにしていたようで、日本人にとって「髪を洗う」という習慣は明治時代以降にできたと言われています。
石鹼シャンプーは1920年頃から、始めは粉石鹸として日本人に根付いていきました。1930年頃には液体シャンプーが発売され、その後の1950年代に石油系シャンプーが出回り始めるまでは、石鹸シャンプーが主流でした。
2 石鹸シャンプーのメリット&デメリット
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2-1 メリット
石鹸シャンプーは天然成分を原料としているので、分解性が高く環境に優しいシャンプーと言えます。さらに、石油系シャンプーに含まれるような添加物も入っていないので、低刺激でアレルギーを引き起こす可能性も低いです。
その上、洗浄力が石油系のシャンプーに比べて優しいので、頭皮を綺麗にしつつ頭皮を健康な状態に保つために必要な皮脂を残して、肌トラブルを防ぐことができます。
2-2 デメリット
石鹸シャンプーは、洗浄力が高く、毛穴の汚れをしっかり除去してくれますが、必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性があります。頭皮が乾燥しがちな人はその洗浄力を理解した上で使用した方が良いでしょう。
また、石鹸はアルカリ性なので髪の組織を傷めてしまいます。キシキシ、ゴワゴワと髪の手触りに難ありのようです。石鹼シャンプーを使用する場合には、酸性のリンスを使用するなどして髪と頭皮のpHバランスを調整する必要があります。
3 石鹸シャンプーって良いの?悪いの?
出典:https://pixta.jp/
石鹸シャンプーを実際に使用した人の口コミを集めてみました。※それぞれの髪質などによって感想や効果には個人差があります。
3-1 石鹸シャンプーの「高評価」口コミ
かなりいい。初めてしばらくはキシキシとの戦い…。しばらく我慢してたら慣れました。髪にツヤが出る。普通のシャンプーはボリュームを抑えるのが大変だったが、これに変えてからは落ち着いてるからスタイリング剤が少なくて済む♪ 30代・女性
引用:http://www.cosme.net/
石鹸シャンプーだから評価は低くて当たり前かな…?と思ってクチコミ見ていますが、やっぱりすごくいいシャンプーリンスだと思います!一番の魅力はとにかくシンプルすぎる配合成分。石鹸以外入ってない。リンスなんてクエン酸とかで手作りできるレベル!って感じです。妊娠をきっかけにこの子たちに変えました。石鹸シャンプーだからきしむの当たり前!旦那は断念!笑でも泡立ちもよくて洗い上がりのヌルッと感やベタッと感はゼロ◎髪を乾かす時にちゃんとヘアオイルをつけてあげさえすればさらさらふんわりな髪に仕上がります!これを使ってから枝毛とは本当に無縁の関係に(^^)子供生まれてからも使い続けたいな(^^) 20代・女性
引用:http://www.cosme.net/
かなり信頼しています。ほとんどのシャンプーコンディショナーで頭が痒くなってしまうので、石鹸シャンプーじゃないと健やかに生活できません。3年前から石鹸シャンプー生活してます。たまに合成シャンプーのいい香りとかツヤ具合が恋しくなりサンプル使ったりしますが、乗り換える気にはなりません。頭皮の匂いもマシになったし、流すとき背中に付いても心配ないし、洗い上がりのスッキリサッパリサラサラ感はやっぱりこれです。私にしては珍しく長くお付き合いしたいと思う製品です。 30代・女性
引用:http://www.cosme.net/
3-2 石鹸シャンプーの「低評価」口コミ
アマゾンでのレビューが良かったのと、家族で使えるかなぁと思って試してみましたが、かなりキシキシします・・・。リンスなしじゃとてもじゃないけど、櫛が通らなそう。悪いものは入ってなさそうですが、かと言って、ずっと使うかはどうかな・・という感じです。けど、皮膚病とか、肌荒れしてしまう人にはいいのかもしれません。 40代・女性
引用:http://www.cosme.net/
自分の髪のことを思い石鹸シャンプーがいいと知りました。初日に使ったときは使い心地の悪さにびっくりしました。キシキシするのはもちろん、翌日に髪の毛がテカテカになってしまい失敗したなと感じました。ですが、色々調べてみるとコツがあるようで今度は二度洗いしてみることに。そしてすすぎはこれでもか!というくらいやるのがいいみたいです。最初の一週間くらい大変ですが慣れればマシかなと。でも私は個人的にはダメでした。 30代・女性
引用:http://www.cosme.net/
アマゾンでのレビューが良かったのと、家族で使えるかなぁと思って試してみましたが、かなりキシキシします・・・。リンスなしじゃとてもじゃないけど、櫛が通らなそう。悪いものは入ってなさそうですが、かと言って、ずっと使うかはどうかな・・という感じです。けど、皮膚病とか、肌荒れしてしまう人にはいいのかもしれません。 40代・女性
引用:http://www.cosme.net/
4 人気のおすすめ石鹸シャンプーランキング7選
では実際にどの石鹸シャンプーが人気なのでしょうか?特におすすめしたい石鹸シャンプーをランキング形式で7商品ご紹介します。
4-1 第1位:ミヨシ石鹸 / 無添加せっけんシャンプー
地肌のケアを第一に考えてつくられた、無添加の植物性石けんシャンプーです。香料・着色料・防腐剤等すべて無添加で余計なものを入れないことで、限りなく地肌に優しい作りになっています。浸透が穏やかな石鹸は頭皮の汚れをしっかり落とすだけでなく、必要な皮脂をちゃんと残してくれます。
販売価格:¥478(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :350ml
4-2 第2位:シャボン玉せっけん / 無添加せっけんシャンプー
頭皮に負担をかけることなく洗えるので、健康なコシ・ハリのある髪を育てることができます。椿オイルなどの天然成分を原料にしており、シリコンや着色料、酸化防止剤なども入っていません。
販売価格:¥2,380(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :520ml
4-3 第3位:ヱスケー石鹸 / せっけんシャンプー
泡立ちがきめ細かく、キューティクルを傷めずに自然な仕上がりになります。さっぱりとした洗い上がりが高評価で、泡ポンプ式で使いやすい商品です。無香料。
販売価格:¥1,080(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :500ml
4-4 第4位:パックスナチュロン / パックスナチュロンシャンプー
ひまわりオイルを主原料にしていて、ビタミンEや天然ハーブエキスを配合したシャンプーです。髪に潤いを残しつつ、さらっと軽い仕上がりが高評価です。
販売価格:¥1,540(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :500ml
4-5 第5位:パックスオリー / シャンプー
天然のオリーブ油を主原料とし、じっくり熟成した石鹸シャンプーです。きめの細かい泡で髪をしっとりと優しく洗います。オリーブスクワランや髪に優しい天然成分配合。洗髪中のきしみ感を和らげます。合成界面活性剤、合成酸化防止剤、防腐剤、着色料は不使用。マンダリンオレンジ果皮油、オニサルビア油、ニュウコウジュ油の爽やかな香り。
販売価格:¥1,010(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :550ml
4-6 第6位:M-mark / アミノ酸せっけんシャンプー
豊かな泡立ちの液体石鹸をベースに、刺激の少ないアミノ酸石鹸ときめの細かい泡を作る石けん素地を配合。持続性のあるクリーミーな泡が、汚れや余分な皮脂を包みこみ、地肌をすっきりと洗い上げます。すすいだ後は、肌刺激の原因となる洗浄成分が残らず、髪と地肌を健やかに保ちます。無香料タイプの石けんシャンプーです。
販売価格:¥1,134(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :600ml
4-7 第7位:アラウ / 泡せっけんシャンプー
きしみ感を和らげる植物性のセルロースを配合。刺激の少ない石鹸成分で髪と地肌を化学物質のストレスから解放し、艶やかな髪に導きます。泡なので髪全体に均一に広がりやすく、また、泡立てる必要がないので摩擦による髪の傷みも軽減します。
販売価格:¥440(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :500ml
5 セットで買いたい!石鹸シャンプー用リンス&コンディショナー7選
先ほどもご説明しましたが、石鹸シャンプーは髪の手触りがキシキシしたり、ごわついたりすることが多いため、リンスやトリートメントを使用する必要があります。4章のシャンプーランキングでご紹介したシャンプーとセットで買えるリンス&コンディショナーもここでご紹介しますので是非セットで使ってみてください。
5-1 ミヨシ石鹸 / 無添加せっけん専用リンス
弱酸性の天然成分クエン酸がシャンプーでアルカリ性に傾いた髪を中和し、シャンプー後の髪のギシギシ感をやわらげます。合成リンスや添加物が苦手な方も、天然成分で食品添加物でもあるクエン酸なら安心してお使いいただけます。
販売価格:¥382(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :350ml
5-2 シャボン玉せっけん / 無添加せっけんシャンプー専用リンス
無添加せっけんシャンプー専用のリンスです。シャンプーでキューティクルが開いた髪を保護してさらさらな髪にします。シリコン、合成ポリマー、香料、着色料、防腐剤不使用。頭皮に刺激が少ない弱酸性リンスです。
販売価格:¥883(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :520ml
5-3 ヱスケー石鹸 / せっけんリンス
石鹸シャンプーで洗った髪のpHバランスを整え、仕上がりを良くする石鹸シャンプー用リンスです。
販売価格:¥1,080(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :500ml
5-4 パックスナチュロン / パックスナチュロンポンプ式 リンス
石鹸シャンプーを使用した後の髪を弱酸性に戻し、艶やかに保つ石鹸シャンプー専用のリンスです。合成界面活性剤、合成酸化防止剤、防腐剤、着色料は不使用。ローズマリー、ラベンダー、ユーカリ、オレンジなどの精油を原料にしたシトラスフローラルの香りです。
販売価格:¥888(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :500ml
5-5 パックスオリー / リンス
合成界面活性剤、合成酸化防止剤、防腐剤、着色料は使用していない石鹸シャンプー専用リンスです。オリーブスクワラン、ホホバ油、精油を配合し、きしみ感のないしなやかな髪にまとまります。髪に優しい天然成分(カミツレエキス、シソエキス、ボタンエキス)により髪の健康を保ちます。シャンプー同様にマンダリンオレンジ果皮油、オニサルビア油、ニュウコウジュ油の爽やかな香り。
販売価格:¥1,010(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :550ml
5-6 M-mark / PH調整コンディショナー
石鹸シャンプー使用後の髪のきしみやごわつきをやわらげ、指通りをなめらかに仕上げます。乳酸の働きで弱アルカリ性に傾いた髪を中和し、開いたキューティクルを引き締めます。さらに植物性エモリエント成分の米ぬか油とツバキ油が髪に自然なツヤを与え、健やかな状態に整えます。無香料タイプのコンディショナーです。
販売価格:¥1,134(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :600ml
5-7 アラウ / 泡コンディショナー
石鹸シャンプーで弱アルカリ性になりがちな髪と頭皮を弱酸性に調節する専用コンディショナーです。植物性セルロース成分が髪の表面の傷んだところに吸着して、しなやかできれいな髪に仕上げます。
販売価格:¥440(税込) ※2018年5月 Amazon調べ
内容量 :500ml
6 まとめ
いかがでしたか?
髪と頭皮の健康を考えた時、石鹸シャンプーという選択もアリです!メリットとデメリットを理解した上でシャンプー選びの参考にしてみてください。