【必見!】白髪の部分染めで生え際のクッキリ段差を解消!

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美容室で白髪を染めてしばらくすると目立ってくる、あの「段差」。染めた部分と染めていない部分がクッキリして嫌ですよね。
そこで今回は「自宅でできる部分染め」をご紹介します。

定期的に美容室に行っているけど、美容室に行く間の期間に根元や生え際の白髪が気になっている、というあなたには部分染めがおすすめです。

1 部分染めに適した「染毛」とは

実は一言で「部分染め」と言っても、商品の特性などはさまざまです。
どんな方法、薬剤で行っても一部を染めれば部分染め、と言えるので、さまざまな場所、薬剤で部分染めをすることができます。

まずはじめに、ヘアカラーは「染毛剤」と「染毛」に分類されます。本記事では「染毛」をおすすめしますが、まずは2つの違いを簡単にご説明します。

1-1 「染毛剤」とは

染毛剤

出典:https://pixta.jp/

主に美容室で使われる薬剤で、1液と2液を混ぜるタイプのものです。ヘアカラーの中で一番良く染まり、長持ちします。その反面、髪へのダメージが強く、実施後のトリートメントが必要です。また、独特なアンモニア臭があるのも特徴です。
黒色よりも明るい色にすることができるので「おしゃれ染め」とも呼ばれます。
ドラッグストアではヘアカラーコーナーで一番多く陳列されている商品で、「医薬部外品」と記載されているものが該当します。

1-2 「染毛料」とは何か?

染毛料

出典:https://pixta.jp/

比較的ダメージが少ない方法で染めるので、「染毛」でかぶれた方や髪の傷みを気にする方に向いています。黒髪を明るく染める力は強くありませんが、白髪を黒く染めることには適しています。
ヘアマニキュアタイプ、トリートメントタイプ、ワンタッチタイプなどさまざまですが、商品の裏面に「化粧品」と記載されているものが該当します。

1-3 おすすめしたいのは「染毛

本記事でおすすめしたいのはこの「染毛」です。
次の美容室までのつなぎとして、という使い方をする方にとってメリットが多くあります。

 

2 自分で「部分染め」をしやすい2種類の「染毛」とは

「染毛」はさらに以下の2種類に分けられます。

・髪に塗って一定時間放置した後、洗い流すタイプ
・髪に塗るだけですぐに色がつくタイプ

それぞれの特徴と合わせておすすめ商品もご紹介します。

2-1 「塗って洗い流す」タイプの部分染め「染毛

洗い流す

出典:https://pixta.jp/

ヘアカラーシャンプー、ヘアカラーリンス、ヘアカラートリートメントという商品が該当します。

2-1-1 メリットとデメリット

2液式の「染毛剤」ヘアカラーと違い、ニオイがきつくありません。むしろいい香りがする商品も多いです。
皮膚や衣類、床、洗面台、家具などについてもすぐに洗い流せば色がつきません。ただ、気づかずに放置してしまうと落ちづらくなってしまいます。
また、汗や雨などでも色落ちし、衣服の襟の部分などを汚すことがあります。

2-1-2 商品の種類

2-1-2-1 ヘアカラートリートメント

フラガール リッチ

出典:http://www.hula-cosme.jp/

販売サイト:フラガール公式販売サイト
商品名:フラガール リッチ
販売会社:メロスコスメティックス
価格:¥3,200(税抜) ※2017年10月 公式サイト調べ
内容量:170g
色:全5色(ブラック、ダークブラウン、ブラウン、ディープブラウン、ディープアッシュ)

カラートリートメントには多くの商品がありますが、「フラガール リッチ」は直接塗れて手を汚さずにできるということが特徴です。
手で塗るタイプだと手袋をはめなければいけない商品が多いです。生え際や皮膚に近い部分は失敗することも多く、せっかく染めたつもりがムラになっていた、ということもありますが、この商品はそんな不満を受けて開発されています。
そのため、ノズル部分が細くなっており、生え際に直接塗ることができます。

付属しているコームにはプロ向け美容メーカーのこだわりが感じられます。
先がからまっているような特殊な形状なので、普通のコームと違い、ムラになりにくいよう工夫されています。

 

2-1-2-2 ヘアカラーシャンプー

利尻カラーシャンプー

出典:https://www.amazon.co.jp/

販売サイト:利尻ヘアカラーシャンプー公式販売サイト
商品名:利尻カラーシャンプー
販売会社:株式会社ピュール
価格:¥3,500(税抜) ※2017年10月 公式サイト調べ
内容量:200ml
色:全3色(ライトブラウン、ダークブラウン、ブラック)

「ヘアカラートリートメント」との違いですが、シャンプー時に染めるか、トリートメント時に染めるかの違いだけです。
普段トリートメントをしない方、トリートメントはいつものお気に入りのものを使いたい方にはシャンプーと同時に染められるので向いています。
さまざまな商品の口コミを見ていますが、一番ダメージが少ないように感じます。ただその反面、色持ちが良くないという意見もありました。

 

2-1-2-3 ヘアカラーリンス

メンズビゲン カラーリンス

出典:https://www.amazon.co.jp/

販売サイト:Amazon
商品名:メンズビゲン カラーリンス
販売会社:ホーユー株式会社
価格:¥1,201(税込) ※2017年10月 Amazon調べ
内容量:160ml
色:全3色(ナチュラルブラック、ダークブラウン、アッシュブラック)

「ヘアカラートリートメント」が髪の内部に浸透して着色するのに対し、「ヘアカラーリンス」は髪の表面につくものです。
そのため「ヘアカラートリートメント」より染毛力は弱いですが、手指の汚れは落ちやすいです。

2-1-3 メカニズム

メカニズム

出典:https://pixta.jp/

髪の表面についた色素がキューティクルの隙間から髪の内部に浸透して色がつきます。
2液式の染毛剤と比べて髪の内部に自然に入りやすい小さな染料「HC染料(エイチシーセンリョウ)」を染み込ませることで短時間で色がつけられる、というものです。

ただし染料が入りやすい分、出てもいきやすい性質があります。
使用していくうちに徐々に浸透していくため、数日間連続して実施することで色が徐々につくようになります。説明書に「連続して5日間程ご使用ください」とあるのはこのためです。

2-2 「塗るだけ」タイプの部分染め「染毛

スプレー

出典:https://pixta.jp/

ワンタッチでサッと塗れるタイプのもので、「白髪隠し」というキャッチコピーがよく使われます。
筆タイプ、スプレータイプ、粉タイプなど、さまざまな形状があります。

2-2-1 メリットとデメリット

簡単気軽に白髪を染めることができます。染める、というよりは色をつける、という感覚の方が近いかもしれません。
ポーチにも入れられる携帯サイズの商品も多いため、外出時にも気づいた時にサッと白髪を染めることができます。
簡単に着色できる分、1回のシャンプーで簡単に落ちますので一時的に着色したい場合に効果的です。
「塗って洗い流す」タイプよりも汗や雨などで色落ちする可能性が高いです。

2-2-2 商品の種類

2-2-2-1 ヘアマスカラ

フラガール ポイントカラー

出典:http://www.hula-cosme.jp/

販売サイト:フラガール公式サイト
商品名:フラガール ポイントカラー
販売会社:株式会社メロスコスメティックス
価格:¥1,500(税抜) ※2017年10月 公式サイト調べ
内容量:10ml
色:全2色(ブラウン、ダークブラウン)

クシ型マーカータイプで頭皮につきにくく、液ダレしないのが特徴です。地味なデザインの商品が多い中、女性らしい色使いの商品です。

フラガール ポイントカラー

出典:http://www.hula-cosme.jp/

 

2-2-2-2 ヘアファンデーション

アモロス ヘアファンデーション A

出典:https://www.amazon.co.jp/

販売サイト:Amazon
商品名:アモロス ヘアファンデーション A
販売会社:アモロス株式会社
価格:¥912(税込) ※2017年10月 Amazon調べ
内容量:32g

粉をパフで軽くたたくようにして白髪をぼかすものです。肌用のファンデーションと同じ使い方で簡単に使えるのが特徴です。

 

2-2-2-3 ヘアカラースプレー

メロス ヘアカバーファンデーション

出典:https://www.amazon.co.jp/

販売サイト:Amazon
商品名:メロス ヘアカバーファンデーション
価格:¥2,050(税込) ※2017年10月 Amazon調べ
内容量:150g
色:全3色(ブラウン、ダークブラウン、ブラック)

髪にスプレーを吹き付けるタイプです。髪にボリュームが足りない、薄毛で頭皮が見えるのが気になる方におすすめです。

2-2-3 メカニズム

メカニズム

出典:https://pixta.jp/

顔料などの着色剤を髪の表面に付着させることで、一時的に髪を着色します。
そのため、毛髪着色料とも呼ばれます。

 

3 美容室でのリタッチとの違いは?

リタッチ

出典:https://pixta.jp/

美容室は主に2液式の「染毛剤」を使うため、色持ちはいいです。美容室での「リタッチ」は染めた一部分に「永久」に色がつきます。
しかし、部分的に色を染めても、1ヶ月後にはまた根元部分から新しく生えた白髪が目立つようになります。黒と白の段差がハッキリ見えるのはこのためです。

一方、自宅で「ヘアカラートリートメント」などの染毛料を使う場合は、気になった時にすぐに自宅で使うことができるので美容室のタイミングを気にせずに染めることができます。
気になったら都度染められ、自然と色も落ちていくため、白黒がぼかされた状態になり、クッキリ段差にはなりません。

 

4 まとめ

・色持ちを優先する場合は「塗って洗い流す」タイプの「ヘアカラートリートメント」がおすすめです。
・すぐに対処したい場合は「塗るだけ」タイプの「ヘアマスカラ」がおすすめです。

次の美容室までのつなぎとしてヘアカラートリートメント、急な用事の備えとしてヘアマスカラを常備している場合が多いそうです。
根元の白髪に悩まされない、素敵な大人の女性を維持しましょう!

 

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