
私たち女性にとって「美しい髪」は永遠のテーマともいえます。しかし、どんなに丁寧なケアをしていても、歳を重ねるごとに髪が傷んだり艶がなくなったりと日々悩みは増えていくもの。
ですが、仕方がないと諦めていたダメージヘアがUVケアをするだけで印象が変わる!と聞いたら、試さずにはいられませんよね。
今回は、髪や頭皮の健康を守るために欠かせない紫外線対策やケア方法について一緒に見ていきましょう。
1 UVケアを怠ると光老化を引き起こします
出典:Pixta
紫外線は、髪色の素となるメラニン色素にダメージを与えます。日焼けをすると髪色が抜けて赤茶色になってしまうのは、紫外線が原因だったのです。また、髪だけではなく、肌に紫外線をあて続けるとシミ・シワ・たるみを引き起こす原因にもなります。
これらの現象は「光老化」と呼ばれており、受けるダメージは浴びた紫外線の強さや時間などと比例します。髪や頭皮は、身体の中で最も太陽に近い部分。常に日光にさらされているため、一説では顔の5倍以上もの紫外線を浴びているともいわれています。
髪や頭皮の健康を守るために、日焼け対策は絶対に欠かせないのです。
2 髪と頭皮に出来るUVケア4選
髪は死んだ細胞の集まりなので、自ら補修する能力がなく、生えたそのときから劣化し続けるものです。艶のある健康的な髪を守るためには、日よけグッズと日焼け防止用品とをうまく組み合わせて、ケアを怠らないようにしましょう。
2-1 日傘を使いましょう
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日傘はUVカット加工がされているものを選びましょう。ただし3~5年ほどで紫外線防止効果がなくなってしまうので、定期的に新しいものに買い換えることをおすすめします。
また、生地の色は黒系のものを選んだ方がベター。特に内側の色が明るいと地面からの照り返しを反射してしまい、逆に紫外線を浴びてしまう恐れがあります。
2-1-1 ショートパラソル 日傘
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シンプルなデザインの日傘です。遮光率100%の生地ですが、雨にも対応できる優れものです。
販売価格:¥2,580 ※2017年7月 Amazon調べ
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2-2 つばの広い帽子をかぶりましょう
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ツバの広さが7cm以上あり、紫外線防止加工を施された帽子もUVケアには有効です。また、熱中症対策もかねて被るなら綿や麻などの自然素材がおすすめ。通気性にも優れているため、頭皮の蒸れも防ぐことができます。
2-2-1 S&CLive UVカット遮光ハット
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つばが広いため、首辺りまでガードしてくれます。手洗いで洗濯できるのも、心強いですね。
販売価格:¥2,266 ※2017年7月 Amazon調べ
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2-3 髪にも使える日焼け止めでUVケアをしましょう
髪の毛用の日焼け止めミルクなどは、ベタついたり均一に塗れないのがデメリットでしたが、スプレータイプならそんな煩わしさも一切ありません。子どもの送り迎えや家事などで忙しい朝を過ごすママにもおすすめの優秀なUVケア用品です。
手も汚れず、綺麗にセットした髪型も崩さずに使えるので、お出かけ前だけでなく外出先でも簡単に紫外線対策をすることができます。
2-3-1 ロレッタ おひさまなかよし UVケアシュー SPF50+ PA+++
出典:Amazon
可愛いパッケージのUVスプレーです。髪にも身体にも使用できます。
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2-3-2 ママバター UV ケアミスト アロマイン
出典:Amazon
ミストタイプのUVスプレー。普段使いに向いているスプレーです。
販売価格:¥1,537 ※2017年7月 Amazon調べ
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2-4 紫外線にあたる部分を少なく!髪型を工夫しましょう
忙しい朝でもサッとできるほど簡単なのに、お呼ばれのときにしていても目を引くこと間違いなしのおすすめアレンジです。
さらに、髪の表面積を減らすことも紫外線対策につながります。帽子やヘアアクセサリーが映えるヘアアレンジなのでこれからの季節にぴったりです。
2-4-1 シニヨンヘアにアレンジ
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頭の低い位置で髪を丸くまとめたシニヨンヘアは、ボブ~ロングヘアのおすすめアレンジ。
後頭部で髪の毛をお団子にすることで、日焼けにより傷んでしまった毛先を内側に入れ込み隠すことができます。忙しい朝にも5分ほどでサッとできるにも関わらず、ほぐし方次第でカジュアルからエレガントな装いまで、どんなスタイルにも合う万能アレンジです。
なお、逆毛を立てると髪がさらに傷むので、三つ編みを作ってからお団子にするなど工夫するとよいでしょう。
2-5 日焼け防止アイテム、選ぶなら白色と黒色どっち?
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ところで、あなたは日傘や帽子を購入するときに、白色と黒色、どちらがよりUVカットをしてくれるか悩んだことはありませんか?
結論からいうと、黒色の方が有効です。
一見、白色の方が日光を反射する働きがあるため良さそうに思えますが、黒色と比べて紫外線を透過させてしまう割合が多いといわれています。
3 日焼けをしてしまった髪と頭皮に有効なケア3選
本格的なレジャーシーズンを迎えるこれからの季節。子どもの準備に気を取られて、うっかり紫外線対策を忘れてしまうこともありますよね。そんなときは、これから紹介する方法で日焼け後のケアをしっかり行いましょう。
3-1 髪と頭皮をしっかり保湿しましょう
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紫外線を浴びた髪と頭皮はとにかく乾燥しています。日焼けをしてしまったら、ダメージヘア用のシャンプーや洗い流さないトリートメントを使って、保湿を心がけましょう。
3-1-1 髪の保湿におすすめな商品
●イオマスク
出典:https://www.amazon.co.jp
内面から輝きで満たされる髪へ導くヘアトリートメントです。疎水化しながら、ごわつきがちな髪をやわらかくつややかに仕上げ、カラードヘアを集中ケアします。ディープローズグリーンの香り。
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● シュワルツコフ BCクアカラースペシフィークヘアマスク
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アミノケラチンコンプレックスとC+プロテイン配合の集中ヘアトリートメントです。ハイダメージヘアを補修、さらにキューティクルを補強しながら、しなやかな髪に導きます。週1、2回のスペシャルケアとしてお使いください。
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販売価格:¥6,780 ※2017年7月 Amazon調べ
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もっと詳しく知りたい方はこちらもおすすめ>>市販のトリートメントでプロも驚きのツヤ!おすすめランキング37選
3-1-2 頭皮の保湿におすすめ!自宅で出来るスペシャルケア
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また、お休みの日のスペシャルケアとして、オイルマッサージもおすすめです。
入浴前に、ホホバオイルやオリーブオイルで頭皮をマッサージし、湯船に浸かりながら頭皮を蒸しタオルで集中保湿します。10分ほど蒸したら、優しくシャンプーをしましょう。お風呂上がりには髪に洗い流さないトリートメントをつけ、ドライヤーでしっかり乾かしてくださいね。
詳しいマッサージ方法は、こちらの記事でもご紹介しています。>>頭皮ケアはオイルで決まり!おすすめオイル5選&マッサージ法
3-2 頭皮が赤いときはアイシングをしましょう
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長時間日光にさらされ頭皮が赤くなっているときは、まずアイシングしましょう。ただし、そのときは氷ではなくビニール袋に冷たい水を入れたものを使い、優しく冷やしてくださいね。頭皮がヒリヒリする場合は、ブラッシングやシャンプーも控えめに、刺激を与えないように行いましょう。
万が一、水ぶくれや炎症が起きているときは、迷わず皮膚科を受診してください。
3-3 海水浴のあとは、しっかり洗浄・保湿しましょう
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夏のレジャーといえば海水浴。しかし、せっかく楽しんだのに、帰宅して鏡を見てみたら髪がバサバサ・・・なんて経験、あなたにもありませんか?
その原因は、海水に含まれる塩分や不純物にあります。髪の毛は、塩分による浸透圧で内部の水分を奪われ、代わりに不純物を取り込んでしまいます。そこに紫外線を浴びることで、髪や頭皮のダメージは目も当てられない状態に・・・。
もし海水で髪が濡れてしまったら、水で洗い流したりこまめにタオルで拭くように心がけ、塩分や不純物が髪の表面に残ったまま乾いてしまわないよう気をつけましょう。
4 まとめ
髪や頭皮の紫外線対策は、大切だとわかっていても後回しになりがちですよね。でもまだ大丈夫です!
最近は日焼け防止グッズもケア用品も、優秀なものばかりです。まずはスプレータイプのヘア用の日焼け止めなど、簡単にできる紫外線対策から取り入れて、今年の夏も思いきりレジャーを満喫してくださいね!