今更聞けない!トリートメント・コンディショナー・リンスの違いに迫る

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いつも使っているトリートメント、コンディショナー、リンスの違いを知っていますか?

あなたの髪に合ったものを選ぶことで、ダメージがケアされたり仕上がりが良くなると頭ではわかっていても、それがどのように違うのかが理解できなくては、自分に合うものだって見つけられるはずがありません。

そこで、今回はそれぞれの髪質やダメージに合うヘアケア商品の選び方についてお話しします。

Contents

トリートメントとは

トリートメントは、髪の内部に栄養や潤い成分を浸透させ、髪の傷みを内側から補修します。

ヘアカラーや紫外線、乾燥などの刺激によって髪がダメージを受けると、表面のキューティクルが徐々に剥がれていき、そこから潤いや栄養が外へ出てしまいます。

その不足した潤いや栄養を内部に浸透させて補修することで、健康的な髪に近づけてくれるのがトリートメントです。

トリートメント出典:PIXTA

1-1 効果

トリートメントは潤いや栄養を補修するため、パサパサで傷んだ髪を潤いのある髪に仕上げます。

しっかりと栄養を吸収した髪は、太くハリのある髪に育ちます。しっかりとした髪が生えることで、髪のボリュームが出ます。

また、リンスやコンディショナーの表面をなめらかにしてくれる機能も兼ね備えたものが多く、キューティクルを整え、まとまりや艶を出します。

髪出典:PIXTA

1-2 向いている人

枝毛や切れ毛など、髪のダメージを感じている人や髪にダメージを与える生活習慣がある人は、内部に潤いを浸透させるトリートメントが最も向いています。

髪にダメージを与える生活習慣とは、お風呂上がりにきちんと髪を乾かさない、ヘアカラーやパーマを定期的に行っている、ヘアアイロンを日常的に使う、冷暖房が効いた室内に長時間いることが多いなどが挙げられます。

また、細くやわらかい髪は、太く硬い髪に比べ、キューティクルの層が薄いと言われています。キューティクルの層が薄いと、外からのダメージを受けやすく、傷みやすいです。その上、髪へ栄養が十分に届いていないため、髪が痩せて細くなっているということも考えられます。

細くやわらかい髪質の人は、トリートメントでしっかりと栄養を浸透させ、ダメージを予防していくと良いでしょう。

髪質出典:PIXTA

トリートメントについてもっとよく知りたい方はこちら!

▶ 【美容師に聞いた】髪のお悩み別!トリートメントの選び方

 

2 コンディショナーとは

コンディショナーは、髪の表面を油分でコーティングするため、キューティクルを守り、潤いが逃げていくのを防ぎます。

また、コンディショナーは表面だけでなく、内部補修の機能を兼ね備えたものもあります。ただ、トリートメントより内部補修の成分は少なくなります。

表面のコーティング力は、リンスよりも強いという特徴があります。

コンディショナー出典:PIXTA

2-1 効果

髪の表面をコーティングすることで、潤いが逃げるのを防いで、艶を出し、指通りを良くします。

また、キューティクルが開いたままだとカラーの染料が抜けやすくなるのですが、キューティクルを保護することでカラーの色持ちも良くなります。

その上、内部に栄養や潤いを与える成分を配合したものは、保湿効果が期待でき、乾燥によるうねりを防ぎます。そしてその栄養によって、コシやハリのある健康的な髪に導きます。

キューティクル出典:PIXTA

2-2 向いている人

髪がうねってまとまりにくい、絡まりやすいなどの髪の質感に不満を持っている場合はコンディショナーが向いています。

コンディショナーは、3つの中で最も髪の表面のコーティング力が強いので、指通りの良いまとまりやすい髪になります。

また、定期的にヘアカラーをする人は、髪の表面をしっかりと保護してくれるコンディショナーを使いましょう。表面をコーティングすることで、カラーの染料が外に逃げにくくなり、色の持ちが良くなります。

カラー出典:PIXTA

コンディショナーについてもっとよく知りたい方はこちら!

コンディショナーの効果や美髪に導く正しい使い方を解説!

 

3 リンスとは

リンスは、シャンプーで開いたキューティクルを保護するために、髪の表面を油分でコーティングします。

それによってきしみが無くなり、なめらかで手触りが良くなります。コンディショナーと同じような働きをします。

また、シャンプーでアルカリ性になった髪を本来の弱酸性に戻す働きも持っています。

リンス出典:PIXTA

3-1 効果

油分で髪をコーティングすることで、ドライヤーの熱やほこりなどから髪を守る効果があります。

また、しっかりと表面を保護するため、潤いが外に逃げていくのを防ぎます。髪に十分な潤いがあると、静電気が起きにくくなります。

ドライヤー出典:PIXTA

3-2 向いている人

髪のべたつきを感じている人は、リンスを選びましょう。

ダメージを感じていないなら、トリートメントの栄養や潤いは必要がないですし、コンディショナーとリンスで比べた場合、コンディショナーの方が表面を覆う油分が多く、べたつきやすいのでリンスの方がおすすめです。

向いている出典:PIXTA

 

4 併用する場合

トリートメント、コンディショナー、リンスを併用することは可能です。

今使っているヘアケア商品では仕上がりに満足できない場合や、ダメージケアできていない時などに併用してみましょう。

トリートメント出典:PIXTA

4-1 メリット

トリートメントは内部に浸透し、ダメージをケアしてくれますが、表面をコーティングする効果は弱いです。

反対に、コンディショナーとリンスは、表面をコーティングする働きを持っています。

それぞれを組み合わせて使うことで、内部からダメージをケアしつつ、表面を保護することで、必要な潤いや栄養を逃がさず、外部の刺激から髪を守ることができます。

コーティング出典:PIXTA

4-2 注意点

トリートメントも弱いながら表面を油分でコーティングする働きを持っています

コンディショナーやリンスと併用する場合、髪の表面に油分が過剰につきすぎないよう、しっかりとすすぐことが大切です。すすぎ残しがあると、髪がべたつく原因になってしまいます。

すすぎ出典:PIXTA

4-3 組み合わせ

コンディショナーとリンスは表面を油分でコーティングするという同じ働きを持っているので、どちらか片方の使用で十分です。

ただし、トリートメントとコンディショナー、トリートメントとリンスという組み合わせであれば両方を混ぜるのも良いでしょう。

組み合わせ出典:PIXTA

4-4 順番

内部に浸透させてから表面をコーティングするというのが正しい順番になります。間違った順番でつけてしまうと、せっかくの栄養や潤いが髪の内部に浸透せずに流れてしまいます。

シャンプーの後は、トリートメントをつけ、その後にコンディショナー、またはリンスという順番で使用しましょう。

順番出典:PIXTA

 

5 おすすめトリートメント10

日常的にヘアカラーやパーマ、ヘアアイロンなどによって髪にダメージを与えている人や乾燥などによるパサつきなどに悩む人におすすめなのがトリートメントです。

今回はトリートメントが刺激になり、更にダメージを与えることがないよう、髪への負担が少ないものを基準に選びました。

5-1 ケラスターゼ / NUマスク オレオリラックス

ケラスターゼ出典:Amazon

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オイル成分が乾燥のひどい髪やくせのある髪もしっとりと落ち着かせ、スタイリングしやすい髪へ仕上げてくれます。

ケラスターゼの商品は元々美容室専売品でしたが、最近はバラエティショップでも購入できるようになりました。

販売価格:¥4,000(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :200g

5-2 ロレッタ / うるうるしたい日のトリートメント

ロレッタ出典:Amazon

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シアバター由来の優しい界面活性剤とビタミンCが豊富なカムカム果実を配合。頭皮をマッサージしながらトリートメントすれば、うるうるの美髪が完成します。

販売価格:¥2,518(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :500g

5-3 ラサーナ / 海藻海泥ヘアマスク

ラサーナ出典:Amazon

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パーマやカラーでひどく傷んだ髪を浸透補修するトリートメントです。しっとりなめらかな美髪に導きます。
高浸透ブースター処方。コルケアコンプレックスを配合し、ダメージヘアの芯まで浸透します。ローズヒップの甘ずっぱい、さわやかな香り。無着色・無鉱物油。

販売価格:¥1,727(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :210g

5-4 プレディア / リラックスヘッドスパ

プレディア出典:Amazon

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毛穴の汚れをさっぱりとって、スパのような心地良さが気軽に楽しめる頭皮・毛髪用のトリートメントです。清涼感があって、頭皮がひんやりするのがやみつきになります。

販売価格:¥2,590(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :310g

5-5 ボタニスト / ボタニカルヘアマスク

ボタニスト出典:Amazon

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ダメージを防ぎ、しなやかな髪に導く、特別な日のスペシャルヘアマスクです。週1~2回、毛先中心になじませて5分ほど放置し、その後しっかりとすすぎます。

販売価格:¥1,750(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :120g

5-6 凛恋 / レメディアル ヘアトリートメントパック(ローズ&ツバキ)

凛恋出典:Amazon

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週2回のスペシャルケアトリートメントです。
国産ローズとツバキをはじめ12種類の国産植物が、ハリとツヤのなくなった髪を内部から修復し、乾燥やダメージから守ります。

販売価格:¥2,484(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :220g

5-7 ルベル / イオ ディープマスク

ルベル イオ ディープマスク出典:Amazon

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サロン向けヘアケアブランドのルベルから発売されているホームケアヘアマスクです。持続性があるため週1~2回の集中ケアとしての利用がおすすめです。

販売価格:¥1,850(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :170g

5-8 アロマキフィ / ダメージケア プレミアムヘアマスク(ローズ&ジャスミン)

アロマキフィ出典:Amazon

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天然のエッセンシャルオイルだけで作ったノンシリコンヘアケアシリーズ『AROMAKIFI』のダメージケアライン。
シリコン配合のような質感が味わえるプレミアムヘアマスクは、髪の内側に栄養を補強することで、失われた髪のハリ、コシ、ツヤを与え、毎朝スタイリングしやすいハリとコシを生み出す集中トリートメントです。有効成分の濃度が多く配合されているため、特に傷んだ髪の方におすすめです。

販売価格:¥1,296(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :180g

5-9 TSUBAKI / プレミアムリペアマスク

TSUBAKI プレミアムリペアマスク出典:Amazon

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補修や保湿効果に優れた濃密美容成分と、ダメージで狭くなった髪内部の通り道を広げて深く浸透させられる浸透テクノロジーで、美容成分が瞬時にたっぷり浸透。しかも髪内部にとどめて密封するため、毛先まで極上のなめらかさに。
すぐ洗い流せて手間要らずなのに、サロン帰りのような髪の仕上がりに導きます。

販売価格:¥988(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :180g

5-10 フィーノ / プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク

フィーノ出典:Amazon

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2006年から毎年、アットコスメのベストコスメ大賞に選ばれていて、2009年には殿堂入りを果たしたトリートメントです。7つの美容液成分が髪の隅々にまで行き渡ります。

販売価格:¥1,300(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :230g

 

6 おすすめコンディショナー6

毎日使うものだからこそ、無添加やオーガニック成分配合などの頭皮に優しい6ブランド選びました。

頭皮トラブルがある人や敏感肌の人も安心して使用できます。オイルやシアバターなどが配合されているので、コンディショナーの役割であるキューティクルを保護する力が強いです。

6-1 U-MA / コンディショナー スカルプケア

U-MA出典:Amazon

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ノンシリコン、無香料、無着色で頭皮についても安心な低刺激のコンディショナーです。

天然のオイルである「こうね馬油」がしっかりと浸透し、艶めく髪に導きます。また、トウモロコシ由来の成分が髪のボリュームアップに効果を与えます。

販売価格:¥3,280(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :300ml

6-2 ハーブガーデン / オーガニックコンディショナー

ハーブガーデン出典:Amazon

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無添加で、43種類の植物エキスや保湿成分がダメージをケアしつつ、表面を保護します。短時間で髪に潤いを与え、しなやかで美しい髪を作ります。

販売価格:¥3,000(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :300ml

6-3 ロクシタン / ファイブハーブス リペアリング コンディショナー

ロクシタン出典:Amazon

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アンジェリカ、ラベンダー、ゼラニウム、イランイラン、スウィートオレンジの5つのエッセンシャルオイルが髪に潤いを与え、乾燥によるダメージを補修し、サラッとまとまる髪に仕上げてくれます。

販売価格:¥2,484(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :250ml

6-4 バイタリズム / スカルプケア コンディショナー ノンシリコン for WOMEN (女性用)

バイタリズム出典:Amazon

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ノンシリコン、着色料不使用、植物由来で頭皮に優しく、安心して使用できます。8種のアミノ酸成分によりダメージを補修し、シアバターやツバキ油で表面をしっかりコーティングするため、しっとりとした潤いのある髪に仕上がります。

販売価格:¥2,008(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :280ml

6-5 ディアボーテ / ヒマワリ オイルインコンディショナー

ディアボーテ出典:Amazon

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ヒマワリオイルが髪の脂質と水分のバランスを整え、うねりやくせを抑えてパサつかない、まとまる髪へと仕上げてくれます。

販売価格:¥883(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :500g

6-6 熊野油脂 / 馬油コンディショナー

馬油出典:Amazon

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人間の皮脂に近い馬油配合のコンディショナーです。馬油の保湿効果でツヤのある髪に仕上げてくれます。

販売価格:¥535(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :600ml

 

7 おすすめリンス3

無添加、低刺激のもので、かつ洗い上がりがしっとりし、指通りが良くなる3ブランドを選びました。

低刺激だからといって、仕上がりを妥協せず、どちらも満足のいくものを見つけてください。

7-1 アンティアンティ / ローズリンス

ローズ出典:Amazon

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オーガニック成分でできているので、頭皮や髪に優しいです。さらにカカオバターやココナッツ油などが髪の表面をしっかりとコーティングすることで潤いをキープし、艶のある髪を作ります。

販売価格:¥3,780(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :260ml

7-2 アトレージュ / マイルドヘアリンス

アトレージュ出典:Amazon

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アミノ酸系のコンディショニング成分で作られているため低刺激です。髪をしっかりコーティングし、しっとりした洗い上がりにします。

販売価格:¥2,500(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :390ml

7-3 モリンガボタニカルズ / ヘアリンス

モリリンガ出典:Amazon

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100%無添加で作られており、自然の力でしなやかでまとまりのある美しい髪に仕上げます。
このリンスは、オーガニック&ボタニカル100%の無添加石鹸シャンプーとセットで使用しましょう。

販売価格:¥2,500(税込) ※2017年12月 Amazon調べ
内容量 :300ml

 

まとめ

髪の状態によって、トリートメント、コンディショナー、リンスを使い分けることが大切です。

今の髪の不満や悩みに合わせて、内部から補修する効果を持つトリートメントか、髪の表面をコーティングするコンディショナー、またはリンスにするのかを選びましょう。

上手に選択し、正しい使い方をしてその効果を十分に引き出すことで、潤いのあるしなやかで美しい髪を手に入れることができますよ。

 

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