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4 簡単にできるアホ毛の治し方
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ピンと立った短い毛やチリチリしたアホ毛は、以下の方法を取り入れることで周囲の髪と馴染むようにスタイリングすることができます。
4-1 分け目を変える
いつも同じところで髪を分けていると、そこからアホ毛が目立ってしまうことがあります。分け目を変えれば、気になっていたアホ毛を周囲の髪の重みによって抑えることができるでしょう。
4-2 ドライヤーのかけ方を工夫する
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ドライヤーを使用するとき、アホ毛を抑えるように上から下へ風を当てましょう。その際、温風と冷風を交互に繰り返し当てることで、まとまりのある髪を長時間キープできます。なお、髪へのダメージを軽減するためにも、必ず頭部から15~20cmほど離れた場所からドライヤーを当ててください。
4-3 スタイリング剤で寝かせる
プラスチック製で目の細かいコームにスプレータイプの整髪料をかけ、アホ毛のある部分の髪をとかしてみましょう。髪に直接スプレーをして押さえつけるよりも、ナチュラルに治すことができます。また、最近販売されているまとめ髪用のスティック式ワックスも、髪表面をサッと滑らせるだけでアホ毛を抑えられるためおすすめです。
4-3-1 ルシードエル / #マルチアレンジスティック
ポイント使用も髪全体にも使用しやすい楕円形状のスタイリングスティックです。髪のパサつきを抑え、うるおって髪をまとめるシアバター配合。ベタつきやギラつきを抑えた自然な仕上がりです。
販売価格:¥611(税込)
内容量 :13g
※2020年5月 Amazon調べ
4-4 縮毛矯正やパーマをかける
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美容室で縮毛矯正やパーマをかけることで、アホ毛を落ち着かせたり、トップのボリュームを出して誤魔化すことができます。また、美容師さんに相談することで、アホ毛が目立たないように工夫してくれる場合もあります。
5 髪の表面のアホ毛を改善する6つのケア
ヘアスタイルの邪魔になるアホ毛は、スタイリングで誤魔化しつつ、正しいケアを行って丈夫な髪を育むことで改善することができます。あなたも以下の方法を日々の生活に取り入れ、まとまりのある美しい髪を手に入れましょう。
5-1 食生活の見直し
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健康な髪の成長を促すためにも、日々の食生活を見直してみましょう。油っこい食べ物や甘い物を控え、髪や頭皮に良いとされる栄養素をバランス良く摂取することで、アホ毛をより早く改善することができます。
5-1-1 アホ毛対策に欠かせない栄養素
髪に栄養を与え、ヘアサイクルの改善や育毛効果が期待できると言われている栄養素は、以下の通りです。
5-1-1-1 たんぱく質
髪の主成分であるたんぱく質は、頭皮を健康な状態に導き、ハリやコシのある髪を作り出すために欠かせない栄養素です。
◆たんぱく質が豊富な食材:肉、魚、卵、大豆製品、乳製品
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5-1-1-2 ビタミンC
抗酸化作用があり、コラーゲンの分泌や鉄分の吸収を促す作用があります。
◆ビタミンCが豊富な食材:柑橘類、ブロッコリー、トマト、ケール、ゴーヤ、緑茶
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5-1-1-3 ビタミンE
血行促進効果や抗酸化作用、女性ホルモンの分泌作用などがあり、弱った髪を丈夫にする効果が期待できます。
◆ビタミンEが豊富な食材:ナッツ類、いくら、モロヘイヤ、かぼちゃ
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5-1-1-4 鉄
ビタミンCと一緒に摂取することで、髪の健やかな発育に欠かせない良質な血液を作ることができます。
◆鉄分が豊富な食材:レバー、ハツ、青のり、ごま、松の実、牛肉、まぐろ、かつお、貝類
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5-1-1-5 亜鉛
新陳代謝や細胞分裂に欠かせない核酸の合成を促進します。不足するとたんぱく質の合成も行われなくなるため、意識して摂取しましょう。
◆亜鉛が豊富な食材:牡蠣、かに、卵黄、牛肉、レバー
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5-2 十分な睡眠時間をとる
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成長ホルモンの分泌を促すために、夜22時から2時の間はしっかり睡眠をとりましょう。この時間帯に熟睡していることで細胞分裂が活性化し、なかなか伸びない若い毛や切れ毛の発育を促すことができます。
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5-3 頭皮に使えるトリートメントを取り入れる
シリコンなどの化学成分が配合されているトリートメントは頭皮にはつけることができませんが、ケミカルフリーのものであれば頭皮に使うことができます。それらのトリートメントを使って頭皮にうるおいを与えることで、さまざまな原因によってできてしまったアホ毛を抑え、しっとりと落ち着いた状態に導きましょう。
5-3-1 アホ毛を抑えるおすすめ頭皮ケアトリートメント5選
頭皮にも使えるアホ毛対策におすすめのトリートメントは、以下の通りです。
5-3-1-1 レコル / ノンシリコン スカルプトリートメント ブラック
ハリのある健康な髪を育てる無添加ノンシリコンスカルプトリートメントです。頭皮トラブルやニオイを取りながら、必要な成分を補給し健康でうるおいある頭皮と艶髪に仕上げます。頭皮と髪のことを考えた成分、炭多孔質体・淡水海苔・紫根・海洋植物プラセンタ・ザクロエキス・ヘスぺリチン含有チンピエキスを配合。シリコン・鉱物油・石油系界面活性剤・合成着色料・合成香料・パラベンは使用していません。アロマティックハーブの香り。
販売価格:¥1,500(税込)
内容量 :500mL
香り :シトラスピールアロマ
※2020年5月 Amazon調べ
5-3-1-2 ピュアナチュラル / トリートメントL
ローマカミツレやセージ、マロニエという3種類のハーブと植物性天然アミノ酸を配合した無添加ヘアトリートメントです。髪と頭皮の乾燥や荒れを防ぎ、うるおいをキープすることでアホ毛ケアができます。
販売価格:¥990(税込)
内容量 :180g
香り :天然ハーブ
※2020年5月 公式サイト調べ
5-3-1-3 ハーバルプラス / すっぴん艶髪 ナチュラルケラチントリートメント
トリートメントによって髪の構成成分そのものであるケラチンを補給してあげることで、艶のあるしなやかな髪を実現します。 また、ケラチンは髪だけでなく皮膚の角質層を形成する成分でもあり、地肌をすこやかに保つことも期待できます。ナチュラルケラチントリートメントは、頭皮にやさしい成分にこだわって作られているため、敏感肌の方も安心して使うことができます。
販売価格:¥3,278(税込)
内容量 :150mL
香り :天然由来グレープフルーツ
※2020年5月 Amazon調べ
5-3-1-4 メリカ / 薬用スキントリートメントS
頭皮だけでなく、顔や身体にも使えるトリートメントです。お風呂上がりの濡れた頭皮に馴染ませた後、余分な水分をタオルでふき取ることで、配合された植物性エキスの栄養素と水分を浸透させることができます。
販売価格:¥6,380(税込)
内容量 :500mL
香り :ラベンダー
※2020年5月 公式サイト調べ
5-3-1-5 ナンバースリー / ミュリアム 薬用スカルプトリートメントR
マカデミアナッツオイルが配合された、頭皮と髪を労わるスカルプトリートメントです。髪のダメージを補修するケラチン由来成分も使われており、切れ毛や枝毛が原因となったアホ毛の改善効果も期待できます。
販売価格:¥2,147(税込)
内容量 :200g
香り :4種のハーブ
※2020年5月 Amazon調べ
5-4 紫外線対策
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切れ毛や枝毛を防ぐために紫外線対策をしっかり行いましょう。つばの広い帽子や日傘、髪用の日焼け止めスプレーなどを使用すると安心です。
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5-5 ブラッシングを見直す
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髪のためを思って行っていたブラッシングも、やり方が間違っていると根元の髪を傷め、アホ毛を作ってしまう原因になりかねません。しかし、正しくブラッシングを行えば、血行促進効果によってアホ毛を改善できる可能性があります。
5-5-1 正しいブラッシング方法
ブラッシングは1日3回、朝と入浴前、寝る前だけ行いましょう。また、ブラシは動物毛や木製のもの、もしくは静電気防止加工が施されている目の粗いものをおすすめします。
5-5-1-1 毛先からほどいていく
いきなり髪の根元からブラシをかけてしまうと、髪の絡まりに引っかかって切れ毛や抜け毛が生じる可能性があります。それを防ぐために、まずは毛先の絡まったところを優しくほどいていきましょう。
5-5-1-2 上にずらす
毛先のブラッシングがスムーズにできるようになったら、次は髪の真ん中辺り、根元と少しずつ位置を上にずらしていきましょう。この時、抜け毛や切れ毛を最小限に留めるために、ブラシをゆっくり動かすのがポイントです。
5-5-1-3 仕上げブラッシング
最後に、髪の根元から毛先に向かって全体をゆっくりブラッシングします。何度か繰り返すことで、頭部の血の巡りが良くなるだけでなく、頭皮の皮脂膜が髪全体に馴染んで、アホ毛のもととなるダメージを保護してくれます。
5-5-2 アホ毛対策におすすめのヘアブラシ2選
5-5-2-1 BMK / マイナスイオンブラシ
ブラシの下部から放出されるマイナスイオンが、静電気によるヘアダメージを防いでくれます。
販売価格:¥2,550(税込)
材質 :ABS、シリコン
※2020年5月 Amazon調べ
5-5-2-2 やわらかブロースタイリングブラシ
静電気除去機能がついた、頭皮への負担がないヘアブラシです。耐熱設計のため、ブローにも使うことができます。
販売価格:¥1,050(税込)
材質 :ABS樹脂、ポリエステル、シリコン、銅イオン含浸アクリル繊維
※2020年5月 Amazon調べ
5-6 シャンプーの仕方を見直す
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シャンプーの仕方が間違っていると、頭皮の毛穴に皮脂や汚れが溜まり、チリチリしたアホ毛が発生する可能性があります。頭皮環境を整えて丈夫な髪の成長を促すためにも、正しくシャンプーを行いましょう。
5-6-1 正しいシャンプー方法
正しいシャンプーの手順は以下の通りです。
5-6-1-1 ブラッシング
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洗髪する前は絡まった髪をブラシで優しくほどいて、表面についたほこりや汚れを払い落としましょう。
5-6-1-2 予洗い
シャンプーの前に、38℃前後のぬるま湯で頭皮や髪をよく流しましょう。この予洗いによって、汚れの8割程度を落とすことができます。
5-6-1-3 シャンプー
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シャンプーを手にとったら、両手でしっかり泡立てましょう。シャンプーは直塗りでなく泡状にしておくことによって、髪同士が摩擦により切れてしまうことを防げます。
5-6-1-4 洗う
キューティクルの向きに沿って、頭皮から髪にかけ、指の腹を使って頭皮マッサージをする感覚で優しく洗髪しましょう。
5-6-1-5 すすぎ
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シャンプーをすすぎ残してしまうとそこから雑菌が繁殖し、結果的に新たなアホ毛の原因になる恐れがあります。洗髪した後は、生え際や襟足まで洗い残しがないよう、しっかりすすぎましょう。
6 まとめ
髪の表面でピンと立った短い毛やチリチリしているアホ毛は、生活習慣の見直しやヘアケアなどを地道に行うことで、軽減させることができます。あなたもこの記事を参考に、スタイリングを工夫してアホ毛を隠しつつ、トリートメントなどによる頭皮環境や髪質の改善によって、まとまりのある髪を手に入れましょう。
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