シャンプーの種類を徹底比較!特徴を知って髪の悩みに合うものを選ぼう!

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世の中にはさまざまな種類のシャンプーが出回っていますが、それぞれ何が違ってどう選べばいいか考えたことはありますか?

成分や価格など、結局のところ選ぶ人が何を求めるかの価値観によって良し悪しが決まってくるのではないでしょうか。

そこで、シャンプーの基本や種類について、それぞれまとめてみました。あなたの価値観に合うシャンプー選びの参考にしてみてください。

1 シャンプーは化粧品と医薬部外品に分類できる

分類

出典:PIXTA

ほとんどのシャンプーは化粧品に属しています。パッケージに化粧品と書かれているものや何も書かれていないものは、全てこの分類です。

ですから、基本的に人体に影響が少ないもの(副作用が少ないもの)を成分としており、その成分は全て容器に表示するよう義務付けられています。

一方、「薬用シャンプー」とあるものは、フケやかゆみを防ぐ、育毛を助けるなどの効果・効能に有効な成分が一定の濃度で配合されており、医薬部外品に分類されます。効果・効能がある反面、それらの成分には人体への影響(かぶれやアレルギーなど)も少なからず出る可能性があります。

 

2 シャンプーの成分

水

出典:PIXTA

シャンプーの成分の大半は、界面活性剤(洗浄成分)で構成されています。その内訳は、一般的に以下のような割合になっていると考えられます。*割合はあくまで目安です。

:60~90%

界面活性剤(洗浄成分):10~20%→さまざまな界面活性剤があり、ひとつの商品に何種類もの界面活性剤が入っていることが多い。

コンディショニング成分:1%以下→髪の状態を整えてくれるが、シャンプーに配合しにくい(例えば、界面活性剤との相性があまりよくないなどの理由がある)ので、あまり多く入れることができない。

増粘剤:0.1~5%以下→シャンプーがサラサラしているかドロッとしているかは、この増粘剤の配合率も影響する。

防腐剤:1%以下→雑菌を繁殖させないためにほとんどのシャンプーに入っている。防腐剤フリーという表記があっても、防腐力もあわせてもつ成分が入っていることもある。

香料:1%以下

その他:適量

実は、2番目に配合率が多い界面活性剤に何を使っているかが、シャンプーの価格に大きく影響しているのです。

 

3 洗浄成分によってシャンプーは3つに分類できる

たくさん出回っているシャンプーですが、配合されている界面活性剤の種類で大きく3つに分類することができます。

ここで注意してほしいのが、成分表示は1%より配合量が多いものから順に明記するようになっています。
ですから、●●配合シャンプーとうたった商品でも、成分表を見るとその成分は最後の方にしか書かれていないというのであれば、配合率はごくわずかであるという証拠です。

シャンプーの配合成分は、しっかりと成分表示で確認するようにしましょう。

3-1 アミノ酸系シャンプー

アミノ酸

出典:PIXTA

界面活性剤にアミノ酸を使っているシャンプーはアミノ酸系シャンプーと呼ばれています。

成分表で水の次にアミノ酸が成分名の一部に書かれていれば、界面活性剤にアミノ酸を使っているシャンプーであるといえるでしょう。

代表的なアミノ酸成分は、ココイルグルタミン酸TEAココイルアラニンTEAラウロイルメチルアラニンNaなどがあります(頭にココイル~、ラウロイル~とある場合、アミノ酸系界面活性剤であることが多いです)。

*アミノ酸系シャンプーについて詳しくはこちら
→アミノ酸シャンプーが選ばれる理由とおすすめ市販シャンプー18選

3-1-1 アミノ酸系シャンプーのメリット

子供

出典:PIXTA

アミノ酸は人の体をつくっているたんぱく質の主成分なので、低刺激で髪や頭皮に優しいというのが一番のメリットでしょう。ですから、大人だけでなく、小さな子供にも使ってあげられますね。

また、刺激が少ないということから、抜け毛や薄毛で悩む人にもおすすめです。

アミノ酸系シャンプーは皮脂を落としすぎることがなく、洗い上がりがしっとりします。髪がごわついたり乾燥する人の髪にもぴったりです。

さらにヘアカラーや白髪染めをしている人なら、色落ちを防ぐためにもアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

3-1-2 アミノ酸系シャンプーのデメリット

価格

出典:PIXTA

一般的なシャンプーと比べると、泡立ちや洗浄力が弱めになっています。皮脂が多い人や汚れをしっかり落としたいという人には向いていないかもしれません。

アミノ酸系界面活性剤は原価が高くつきます。そのため、比例して商品の価格も高くなってしまいがちです。

逆にいうと、すごく安いのにアミノ酸系シャンプーとうたっている商品は、アミノ酸系界面活性剤以外の成分の方を多く配合しているのではと疑ってもいいかもしれませんね。

3-2 石鹸系シャンプー

石鹸

出典:PIXTA

界面活性剤に石鹸成分を使っているシャンプーを石鹸系シャンプーといいます。

代表的な成分は、カリ石けん素地石けん素地脂肪酸ナトリウム脂肪酸カリウムなどがあります。

*石鹸シャンプーについて詳しくはこちら
→石鹸シャンプーの効果は?おすすめの商品と良い口コミ・悪い口コミまとめ

3-2-1 石鹸系シャンプーのメリット

泡立ち

出典:PIXTA

泡立ちがよくて洗浄力も強めなので、汚れや皮脂をしっかり落としてくれ、洗い上りがさっぱりとします。

天然成分を原料としているので分解性が高く、環境に優しいのも特徴ですね。

3-2-2 石鹸系シャンプーのデメリット

洗浄力が強く毛穴の汚れをしっかり落としてくれますが、その反面、必要な皮脂まで落とし過ぎてしまう可能性もあります。頭皮が乾燥しがちな人は、向いていないかもしれませんね。

また、石鹸成分はアルカリ性なので、洗い上がりがキシキシしたり、ごわついたりすることもあります。

3-3 高級アルコール系シャンプー

高級アルコール系

出典:PIXTA

界面活性剤に高級アルコールを使っているシャンプーを高級アルコール系シャンプーといいます。

よく使われている成分は、ラウリル硫酸Naラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naパレス硫酸Naなどがあり、これらが成分表示の最初に書かれていれば、間違いなく高級アルコール系シャンプーと言えるでしょう。

3-3-1 高級アルコール系シャンプーのメリット

泡立ちがよく洗浄力も強いので、整髪剤などもしっかりと落としてくれ洗い上がりがすっきりします。

界面活性剤の成分の原価が比較的安いので、商品も安価で購入することができるのも嬉しい点ですね。

さらに、ドラッグストアやスーパーなど、どこでも入手できるのも便利な点です。

3-3-2 高級アルコール系シャンプーのデメリット

刺激

出典:PIXTA

洗浄力が強いので、髪や頭皮に対する刺激が強いのが一番のデメリットです。

乾燥肌やアトピー性皮膚炎など、敏感肌の人にとっては、皮膚炎やフケの発生、抜け毛の原因になる可能性もあります。

3-4 アミノ酸・石鹸・高級アルコール系シャンプーの比較表

洗浄成分によって分類される3種類のシャンプーを表でまとめると以下のようになります。

アミノ酸系シャンプー 石鹸シャンプー 高級アルコール系シャンプー
髪・頭皮への作用 優しい 強い 強い
洗浄力 弱い 強い 強い
泡立ち 弱い 強い 強い
洗い上り しっとり さっぱり、きしみやすい すっきり
界面活性剤(洗浄成分) ココイルグルタミン酸TEAココイルアラニンTEAラウロイルメチルアラニンNaなど カリ石けん素地石けん素地脂肪酸ナトリウム脂肪酸カリウムなど ラウリル硫酸Naラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)(C14-16)スルホン酸Naパレス硫酸Naなど
価格 高い 安い 安い

 

4 配合成分や用途によってシャンプーを分類

上記の3つの種類のシャンプーを基本とし、さらに配合成分や目的によってシャンプーの種類は細かく分けられます。
よく目にする代表的な種類のシャンプーを紹介します。

4-1 ボタニカルシャンプーとは

ボタニカル

出典:PIXTA

ボタニカル=植物のという意味で、植物由来の成分を配合したシャンプーがボタニカルシャンプーといわれています。

洗浄力が優しく余分な皮脂や汚れだけを落としてくれます。つまり、髪や頭皮にも優しいといえ、小さな子供などのデリケートな肌にも使えます

アミノ酸系シャンプーも植物由来成分なので、ボタニカルシャンプーと言えますね。

成分の配合量はメーカーによって異なるので、植物由来の成分を少し配合しただけでボタニカルシャンプーとうたっている商品もあるので、何度も言いますが成分表でしっかりと確認するのがおすすめです。

界面活性剤に石油系成分を主に使いながら、植物由来成分も少量配合し、ボタニカルシャンプーといって販売されている商品もあるということです。

*ボタニカルシャンプーについて詳しくはこちら
→【2017年最新】ボタニカルシャンプーおすすめランキング12選

4-2 オーガニックシャンプーとは

オーガニック

出典:PIXTA

オーガニックは一般的には化学合成農薬や化学肥料を使っていない栽培地で育てられた遺伝子組み換えでない植物(作物)のことをいいます。厳密には、それぞれのオーガニック認定機関によって定義は異なります。
それらの植物原料を配合して作られたシャンプーがオーガニックシャンプーといわれています。

ただし、日本には化粧品に関してオーガニックと名乗るための配合率などの明確な基準がありません。ですから、オーガニック成分がわずかで他に化学成分が配合されている場合でも、オーガニックシャンプーといっているものもあるので、しっかりチェックしましょう。

*オーガニックシャンプーについて詳しくはこちら
→そのシャンプー、本当にオーガニック?有名オーガニックブランドの配合比率を調べてみました

→おすすめはこれ!オーガニックシャンプー20選

4-3 ノンシリコンシャンプーとは

ノンシリコンシャンプー

出典:PIXTA

髪をコーティングしてくれ、艶を出して指通りをよくしてくれるのがシリコンです。
シリコンは人口化合物で、ジメチコンやシロメチコンなどの成分がそれにあたり、多くのシャンプーに配合されています。

このシリコンが入っていないのがノンシリコンシャンプーになりますが、コーティング剤が配合されていないので、髪本来の力を取り戻し、健康的な髪へと導いてくれます

ちなみに、シリコンが良くないという噂もありますが、実際にはシリコンは人体に影響を与えるものではありません。

ノンシリコンだとサラサラになったりボリュームのある仕上がりになるというメリットがありますが、人によっては髪がキシんだり艶やかさはあまり期待できません

>>ノンシリコンシャンプーについて詳しく知りたい方はこちらを参照

4-4 スカルプシャンプーとは

スカルプ

出典:PIXTA

従来のシャンプーは髪を美しくすることに重点をおいたものですが、髪だけでなく頭皮のケアを考えたものがスカルプシャンプーと呼ばれています。ちなみに、「スカルプ」とは頭皮という意味です。

髪のトラブルを抱える人の中には、実は頭皮に原因があるという場合があります。スカルプシャンプーは、頭皮を健康にするために、適度な洗浄成分で余分な皮脂だけを洗い流し、必要な皮脂は取り過ぎないように、アミノ酸系の洗浄成分が配合されていることが多いです。

頭皮をきれいにするほかに、保湿成分血行促進作用がある成分が入っているスカルプシャンプーもあります。

>>スカルプシャンプーについて詳しく知りたい方はこちらを参照

 

5 【悩み別】おすすめシャンプーの種類・一覧表

髪や頭皮のお悩み 原因や対策 おすすめシャンプーの種類
敏感肌 外的刺激に弱いので、低刺激のシャンプーがおすすめ アミノ酸系シャンプー、スカルプシャンプー
アレルギー体質 植物や石油由来成分はアレルギーの原因にもなりかねない 石鹸シャンプー
皮脂や汗、汚れが気になる 皮脂や汗のほか、整髪料をたくさんつける人は、しっかりとした洗浄成分が必要 高級アルコール系シャンプー、石鹸シャンプー
薄毛、抜け毛が気になる 頭皮環境をよくして、髪の成長を妨げないようにする アミノ酸系シャンプー、ノンシリコンシャンプー、スカルプシャンプー
ボリュームが欲しい コーティング剤や保湿成分が少ない方がふんわりとする 高級アルコール系シャンプー、ノンシリコンシャンプー、スカルプシャンプー
フケやかゆみが気になる 乾燥が原因 アミノ酸系シャンプー、スカルプシャンプー
ヘアカラーや白髪染めをしている人 色落ちがしないようなシャンプーが好ましい アミノ酸系シャンプー

 

6 まとめ

ひとくちにシャンプーといっても、その成分によって分類され、それぞれ特徴があることがお分かりいただけたでしょうか。

価格や広告でうたわれている文句などだけで判断せず、きちんと成分を把握し、そして自分の髪質や体質、求める効果を考えたうえでシャンプーを選ぶようにしてみてください。

あなたにとって良いシャンプーとは?おすすめシャンプー20選

 

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