毎朝のスタイリング、広がる髪のせいで時間がかかり過ぎてしまった経験はありませんか?
広がる髪を抑えるためのポイントやスタイリングの方法を知って、余裕ある朝の準備を始めましょう!
Contents
1 髪が広がる仕組み
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1-1 髪はなぜ広がるのか?
髪の広がりは髪へのダメージが原因で起こります。
髪が毎日のブラッシングやドライヤーなどでダメージを受けることにより、髪の表面のキューティクルも傷んだ状態になります。それに伴い、髪内部の水分やタンパク質が外に出てしまうことで髪が乾燥し、パサつくようになります。
パサついた髪は湿気など外からの水分を吸収することで、髪内部の水分バランスを崩し、髪が膨張し広がるだけではなく、うねりなども起こります。
2 髪の広がりを抑えるポイント2つ
2-1 乾燥させない&パサつかせないヘアケア
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毎日のヘアケアを見直していきましょう。日々のケアが髪のキューティクルを守り、乾燥を遠ざけてくれます。
まずは、いつも使っているシャンプーやコンディショナーをチェックしてみましょう。
シャンプーを選ぶなら、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーがおすすめです。洗浄力がそれほど強くないので、髪や頭皮に必要な皮脂を残したまま、汚れを落としてくれます。
洗浄力の強いシャンプーだと汚れや皮脂をしっかり落としてくれますが、皮脂を取りすぎることで乾燥の原因になったり、逆に過剰な皮脂の分泌を促し、べたつくこともあります。
リンスやコンディショナーの代わりにトリートメントを毎日取り入れてみましょう。
いつもリンスやコンディショナーを使っても髪が広がる人は、髪がすでにダメージを受けている状態かもしれません。トリートメントが栄養を補給し、まとまる髪に近づけてくれます。
「市販のトリートメントでプロも驚きのツヤ!おすすめランキング37選」
また、ヘアオイルで髪表面をコーティングして、水分で膨張しないように抑えてあげるのも効果的です。
2-2 日々のダメージを蓄積させない
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髪は摩擦や熱などに弱いため、無理にブラッシングをしたり、高温のドライヤーやヘアアイロンを使用するたびにダメージが溜まっていきます。髪が絡まないようトリートメントをしたり、一ヶ所に長時間熱を当てないようにしましょう。
いつもの習慣で知らないうちにダメージを受けていないかチェックしていきましょう。
- シャンプーを泡立てずに髪につけて洗う
→ シャンプーは頭皮の汚れを落とすためのものです。髪の毛を使って泡立てることは、髪の摩擦の原因になります。シャンプーは泡立ててから頭皮を洗いましょう。
- 髪を濡らしたままの状態で放置する
→ 濡れた髪は乾いた状態に比べ、とても傷つきやすい状態になります。また頭皮にも雑菌が繁殖しやすくなるため、濡れたまま放置せずにすぐに乾かしてあげましょう。
- タオルでゴシゴシ拭く
→ ゴシゴシと拭く行為は濡れた髪同士をこすり合わせてダメージを与えている状態です。タオルドライの際はポンポンと髪からタオルに水分を移していくように乾かしましょう。
- ドライヤーで長時間乾かす
→ 髪は、ほぼタンパク質でできているため、高温になると変化してしまいます。そのためドライヤーなどの熱を長時間当て続けることは髪のダメージに繋がります。ドライヤーをかける際には、その前のタオルドライをしっかり行い、時間を短くしてあげましょう。
- 無理なブラッシング
→ 無理にブラッシングをすることで摩擦が起き、キューティクルがダメージを受けます。無理に引っ張っている状態と同じため、抜け毛の原因にもなります。絡まっている部分は丁寧にほぐしてブラッシングしてあげましょう。
3 髪の広がりを誤魔化すヘアスタイル
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髪の広がりはストレートにした状態だと髪自体に目がいくため目立ってしまいます。
ヘアアレンジでまとめることにより誤魔化すことができます。
ここでは簡単にできると有名な「くるりんぱ」の作り方を詳しく紹介いたします。
3-1 くるりんぱの作り方
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1 ゆるく一つ結びをします。
2 結び目の上、中央部分を分けて穴を作ります。
3 穴の部分に毛先の束を入れていきます。
4 通した毛先を下から引っ張り整えます。
5 くるりんぱの完成です。
結んだ上の部分を崩したり、パーマなどのカールがあるとふんわりとしたイメージに仕上げることもできます。
3-2 ギブソンタックの作り方
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くるりんぱを使ったヘアアレンジです。
くるりんぱの下から出ている毛先を上の結び目に入れ、ヘアピンを使って留めます。
くるりんぱより、キッチリしたイメージを作りたい人は、ひと手間加えてチャレンジしてみてください!
他にも、髪のパサつきや広がりを隠してくれるアレンジをこちらで紹介しています!
4 夜の準備や対策
スタイリングは前日の夜から始まっています。夜にしっかりと髪をセットしてあげることで、翌日のセットのしやすさに影響していきます。
4-1 シャンプー
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シャンプー前にブラシで梳かしましょう。ブラッシングすることで頭皮と髪の汚れを浮かして落としやすくするだけではなく、髪の毛が絡まりにくくなり、シャンプーするときの髪の摩擦も抑えることができます。
予洗いで汚れを落とした後、泡立てたシャンプーで頭皮をマッサージするように洗っていきます。
シャンプー後はすすぎ残しがないよう、しっかりすすぎます。
4-2 トリートメント
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トリートメントをすることで、髪の補修やダメージを防いでくれる効果があります。特に毛先はダメージを受けてキューティクルが整っていないことが多いため、揉みこむようにトリートメントをつけましょう。
4-3 ドライ&ブロー
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髪を乾かすドライとブローで、髪の形が決まっていきます。
髪は濡れた状態から乾かすときや、温かい状態から冷たくなるときに髪の形が決まっていきます。そのため、ドライヤーを使うときに自分のイメージする髪型になるよう整えておきます。
ドライヤーの高熱は髪のダメージの原因となるので、濡れた髪はタオルドライでしっかりと水分を切り、ドライヤーから約15~20cmほど離した状態で、頭皮から毛先に向けて乾かします。
5 朝のスタイリング方法
朝のセットはかける時間によって仕上がりに差がでます。余裕をもって準備できるよう早めに起きることをおすすめします。
5-1 朝のブラッシング&ブロー
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朝、時間に余裕がある人は濡らしてからセットするのがおすすめです。寝ている間の広がりやクセをリセットしてから形を決めることができます。ミストなどのスタイリング剤で濡らし、ドライヤーで乾かしながら形を整えていきます。時間がない人は濡らさず、ブラシで髪を梳いて整えていきます。
5-2 仕上げのスタイリング剤
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髪質や自分のセットしたい髪型によって使用するスタイリング剤が違ってきます。種類によって、仕上げた髪型を崩さないようキープしたり、髪の艶や潤いを出すことができます。
6 スタイリング剤の種類
種類ごとのスタイリング剤の主な特徴をご紹介します。仕上げたい髪に合わせて使い分けしましょう。
6-1 ムース
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パーマをかけている方におすすめなのはムースタイプです。パーマは水分を含むことでカールしやすいのでウェーブを戻すのにピッタリです。
しかしデジタルパーマの場合は乾いた状態でウェーブが出やすいので次のワックスを使用しましょう。
6-2 ワックス
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ワックスはしっかり固めるタイプではないので後からでも整え直すこともでき、毛先の動きなどを表現しやすいのが特徴です。また、様々な種類があるためキープ力が高いものや、伸びが良いものなど自分好みの商品を選ぶことができます。
6-3 スプレー
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細かい薬剤が均一に髪に付着し、すぐに乾くのが特徴です。ヘアセットの最後の仕上げの艶出しや、崩れないようにキープすることに優れています。
6-4 ジェル
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キープ力が高くツヤ感があり、キッチリと仕上げるのに向いているのがジェルタイプです。しっかり固まるのでふんわりと仕上げたい方は他のスタイリング剤を使用しましょう。
6-5 ミルク&クリーム
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髪の保湿に効果があります。ヘアオイルよりも、さらっとしつつ、潤いやまとまり感が欲しい人におすすめです。
6-6 オイル
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毛先の傷みが気になる人や、髪にツヤ感を出したい人におすすめです。少しの量でも効果があるので、つけ過ぎないように気を付けましょう。
6-7 ミスト
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ミストタイプは朝起きたときの寝癖をリセットするのに効果的です。他のスタイリング剤のベースとして使用することもでき、サラサラの髪に仕上げたい人におすすめです。
7 まとめ
髪のダメージの軽減や、スタイリングの仕方を見直すことで、時間に余裕をもって準備してお出掛けを楽しみましょう!