
ずっと伸ばしてきた髪をおもいっきりショートにイメチェンしてみようかな?などと思っている方にこの機会に検討して欲しいのが、ベッキーのバッサリ ショートカットで最近 話題になったばかりのヘアドネーションです。
そんなヘアドネーションについて、みなさんもこの機会に一緒に勉強してみましょう。
Contents
1 ヘアドネーションとは?
直訳すると“髪の寄付”で、病気やケガにより髪の毛を失ってしまった子供に人毛100%ウィッグを無償寄付し、サポートしているNPO法人JHDAC(Japan Hair Donation& Charity)団体に自身の髪を寄付する事です。
出典:http://forum.imageslove.net/
1-1 背景
子供用サイズのウィッグとなると既成品がなく、フルオーダーとなってしまいますが、髪を失ってしまった子供の多くは高度医療など高額な治療を受けている上、フルオーダーウィッグは安くても5万円~50万円と、とても高額なので簡単に手にできるものでもありません。
そんな中で、病気やケガなどの理由で髪を失った18歳未満の子供に、髪を寄付して医療用ウィッグを贈るヘアドネーション活動が2009年NPO法人JHDACによりスタートしました。JHDACは寄付で集められた人毛をもとに、オーダーメイドでウィッグを作り、無償で子供たちに贈っています。
出典:http://www.examiner.co.uk/
1-2 日本でも関心が急上昇!
アメリカやヨーロッパでは既に根付いている文化ながら、日本では認知度が低かったヘアドネーションですが、柴咲コウさんやベッキーさん、その他にも芸能人や有名人の賛同者によって、メディアなどを通じて、日本でも広く知られるようになっており、それを機にヘアドネーションについて知り、賛同、参加する方も徐々に増えてきました。
出典:http://kotetsu.whdnews.com/
2 ヘアドネーションするメリット
2-1 カットした髪が無駄にならない
通常ならば美容室でカットしても、その髪はただ捨てられちゃうんですよね。そんな捨てられる運命だった髪を提供することによって、病気やケガと戦っている子供たちにエールや元気、希望が送れて、子供たちを笑顔に出来るのです。
2-2 資金が要らない寄付が出来る
気持ちはあるけどお金がないので、ボランティアや寄付を見送ってきたなんて方も少なくないのではないでしょうか。でも、ヘアドネーションは費用もかからず、髪を切って送るだけで貢献ができるのです。
どうでしょう、これなら私にも出来そうじゃないですか?
出典:http://assets3.heart.co.uk/
3 ヘアドネーションで髪を寄付する手順
私にもできそう!頑張っている子供にエールや元気を送りたい!そう思われた方にヘアドネーションに参加される方法をご説明します。
出典:https://www.kango-roo.com
3-1 美容室でカットする場合
1番いいのはカット方法も熟知しているヘアドネーション賛同 美容室に行くのが良いでしょう。また、行きつけの美容室で切る場合は、ヘアドネーションの説明書をプリントアウトし、持参するとスムーズです。
3-2 自身でカットする場合
美容室同様ヘアドネーションの説明書を参照の上、自分でカットし、規定に沿って、毛束の根本を輪ゴム等でしっかりと括り、同じく毛束中央部と毛先の3か所くらい結びましょう。
出典:http://www.instyle.com/
3-3 JHDACに郵送しよう!
切って束ねたら、郵送封筒やレターパックに髪の毛を入れて、あとはJHDACに送るだけ!
〒531−0072
大阪府 大阪市 北区 豊崎3−8−18 NPO法人 JHDAC事務局 |
ね!とっても簡単じゃないですか?
出典:https://www.beautylish.com
4 髪を寄付する際の4つの条件
下記の4つが守られていないと、せっかく送っても残念ながらウィッグを作ることができず、無駄になってしまいます。この4点に注意してください。
- 髪の毛の長さが31cm以上あること(ロングヘアのウィッグ希望の子も多く、長ければ長いほど良い)
- 髪が完全に乾いていること
- 切り口を輪ゴムでしっかりまとめること
- 髪束は同一人物ごとにまとめること
出典:http://fuelrunning.com/
5 無事に届いたか確認も出来ます
不安な場合は、送付用チェックシートにメールアドレスを書いておくと、こんな素敵なお返事メールを貰うこともできます。
6 まとめ
これら提供される髪 約20~30人分で1人分のウィッグが作られ、今日(平成28年10月)現在でも約100人がこのウィッグを待っています。
とっても簡単な上に提供する側の負担が非常に少ないドネーションだと思います。髪をバッサリ切るなら、寄付するという選択肢を入れてみませんか?
“世界中にカワイイ笑顔を増やしましょう!”お友達にも紹介して貰えたら嬉しいです。