
白髪染めとヘアカラーの違いはなに?結局はどちらを使用すれば良いの?そんなあなたの疑問を解決します。
Contents
1 白髪染めとヘアカラーの違い
出典:https://locari.jp/posts/29551
白髪染めも普通のヘアカラーも、アルカリ剤でキューティクルを開いて、髪を脱色してから染毛する基本的な仕組みは同じです。白髪染めは白髪を、普通のヘアカラーは黒髪を染めやすいように染料の仕方や染料剤の配合濃度を変えています。
1-1 白髪染め
白髪を染めるためのカラー剤です。染料が多く配合されていて、髪の毛を明るくする成分(ブリーチ剤)の配合が少なく作られています。
元々、メラニン色素が抜けているところに染毛するので、ブリーチ剤は普通のヘアカラーより少なく配合されています。しかし、白髪だけではなく黒髪も均等に染めるために染料の配合が多く、染毛力が非常に高いです。普通のヘアカラーよりも白髪染めの方が色味が出やすいのですが、染色から時間が経過すると色が抜けやすいのが難点です。
白髪用に作られているので、通常のヘアカラーを使うよりも白髪がキレイに染まり、目立たなくなります。白髪だけでなく、黒い髪の毛も同じように染まるので違和感がなく自然な仕上がりになります。
出典:https://www.professional.co.jp
1-2 ヘアカラー
黒髪用のカラー剤です。髪の毛を明るくする成分(ブリーチ剤)が多く配合されていて、染料の配合が少なく作られています。
黒髪用なので白髪にはキレイに色が入りにくいです。明るい色を選ぶほど髪の毛の中のメラニン色素をブリーチ剤でたくさん脱色し、髪の毛を染色します。ブリーチ剤にはメラニン色素を除去するための過酸化水素水が配合されています。この過酸化水素水は髪の毛の色を抜くと同時に、キューティクルをはがしてしまうのが難点です。キューティクルを剥がしてしまうと髪の毛が傷んでしまい、ツヤが無くまとまりも無くなります。
出典:http://www.goodhousekeeping.com/
1-3 使い分け
普通のヘアカラーは白髪に使えないの?というわけではありません。
白髪の数が少なく、チラホラある程度なら普通のヘアカラーで染めても白髪は目立たなくなります。
白髪染めは髪の毛が傷まないの?というわけではありません。
メラニン色素の無い髪の毛に色を入れるだけなので髪の毛へのダメージが少ないように思われますが、白髪染めも普通のヘアカラーと同じように頭皮や髪の毛に負担はかかります。
白髪染め目的のカラーリングは白髪が生えてきたらまた染めるの繰り返しになり、染める頻度が短くなるので普通のヘアカラーよりも髪の毛が傷みやすくなることがあります。
出典:http://weirdscholarships.net/
2 美髪を保つコツ
2-1 リタッチ
リタッチとは、髪の毛が生えてきた部分だけのカラーリングをいいます。
白髪染めは使用回数が多くなりがちです。以前、染めた髪の毛はダメージを受けているので再度頻繁にカラーリングしてしまうと更にダメージ毛になってしまいます。
しかし、リタッチですと必要なところに必要なだけカラーリングするので安心してカラーリングができます。
ただ、リタッチばかりを繰り返しているのでは不十分です。白髪染めもヘアカラーも時間とともに色落ちをしていまうので、自分の髪の毛と美容師さんに相談し、白髪染めまたはヘアカラーとリタッチの頻度を調整しましょう。
2-2 シャンプー
頭皮の汚れを取り除くために洗浄力の強いシャンプーお使いですか?
確かに、頭皮の汚れは美しい髪の毛から遠ざけてしまうことですが、洗浄力が強いものを使うと髪の毛に刺激を与えてしまいます。洗浄力の強いシャンプーは髪の毛のキューティクルを剥がしたり、開かせたりします。
髪の毛のキューティクルが剥がれたり、開いたりすると、髪の毛の内部の保湿成分や脂質と共に染料も落ちてしまいます。
そこでオススメなのが、頭皮にも髪の毛にもやさしいアミノ酸シャンプーです。
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フラガールシャンプー
出典:http://www.hula-cosme.jp/
内容量 250mL
価格 2,000円+税
100%アミノ酸系界面活性剤を配合、白髪ケア成分配合のシャンプーです。低刺激で負担がかかりにくく、カラーの褪色を抑え、潤いを与えます。また髪の損傷も防ぎ、頭皮に優しく健康な頭皮環境へ導きます。シャンプー後は、ふわっと軽やかな仕上がりです。ハイビスカスの香りです。
2-3 ドライヤー
髪のキューティクルを傷まないようにする為には、ドライヤーを使って髪を乾かすことが大事です。しかし、髪の毛の保湿が無くなるまでドライヤーを使って乾かしていると、髪の毛にかなりの熱が当たるために髪の毛が乾燥してしまいます。それではせっかくのキューティクルが剥がれたり開いたりしてしまい退色の原因になってしまいます。
ドライヤーを温風で使った後に冷風を使うのをおすすめします。
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価格 24,300円+税
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2-4 ヘアオイル
髪の毛にとってヘアオイルは、スキンケアの乳液と同じような役割です。髪の毛はトリートメントなどで潤いを補給しても、オイルで蓋をしなければ蒸発して乾燥しやすくなります。
また、髪の毛をオイルでコーティングすることでドライヤーの熱から潤いを守る効果やブラッシングの摩擦から守る効果もあるので、髪の毛にかかるダメージが少なくなります。
髪の毛のツヤを出し、まとまりも良くなりますし、切れ毛や枝毛予防にもなります。
次の章ではおすすめヘアオイルをご紹介します。
3 おすすめヘアオイル3選
3-1 フラガールヘアオイル
出典:http://www.cosme.net/product/product_id/10105642/top
内容量 150mL
価格 2,300円+税
ハワイアンオイルをたっぷり配合し、サラッとした感触で髪をまとめ上げ、しなやかさと滑らかさを与えるヘアオイルです。 べとつかずに髪への馴染みがよく、乾燥を防いで艶やかな髪へと導きます。ハイビスカスの香りです。
3-2 モロッカンオイル
出典:http://item.rakuten.co.jp/marubi/10000000
内容量 100mL
価格 4,300円+税
髪を美しく整えるアルガンオイル(保湿成分)を始めとして、プロテイン(補修成分)や脂肪酸、オメガ3オイル(共に保湿成分)、ビタミン類(美容成分)を配合。幅広い髪質の方に、髪のベースをつくるトリートメントとして、またスタイリング剤や仕上げ剤としてもご使用出来ます。
別記事でもこのモロッカンオイルをご紹介しています。>>いまさら聞けない「モロッカンオイル」を徹底解説<<
3-3 ロレッタベースケアオイル
出典:https://www.amazon.co.jp
内容量 120mL
価格 2,600円+税
つけた瞬間、ローズの香りが広がるオイルトリートメントです。ベタついて重く仕上がるというオイルトリートメントの常識をくつがえし、思わず触れてみたくなるような、サラサラの髪に仕上げます。つけた後も手にベタつきを残しません。
4 まとめ
白髪染めはヘアカラーの1種です。髪の毛を染める仕組みは基本的には同じです。白髪の量で使い分けましょう。
白髪染めもヘアカラーも頻繁に行なうとダメージ毛が増えてしまいます。美髪を保つ為にシャンプー、ドライヤー、ヘアオイルなどでケアを大切にしましょう。