【美容師に聞く】白髪を明るい色に染める方法&市販の明るい白髪染めおすすめ10選

白髪染め
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いつもはしっかり白髪を隠したいから暗めに染めているけれど、イメチェンの意味でも明るい色にしたい!今までおしゃれ染めで明るい髪にしていたので、白髪が目立つようになっても明るい髪はキープしたい。

そんなお悩みをお持ちのあなたに朗報です!白髪染めでも明るい色に染めることができます!この記事では実際に美容師さんから、白髪染めでも明るい色にする方法を聞いてみました。白髪を明るく染めて、自分の思い通りのおしゃれを楽しんでみませんか。

◆ 最終更新日:2020年5月11日

1 おしゃれ染めと白髪染めの違い

おしゃれ染め出典:PIXTA

白髪を黒や茶などの暗い色に染めるイメージの白髪染めと、黒髪をさまざまな色に染めるイメージのおしゃれ染め。両者はいったい何が違うのでしょう。

酸化染料が毛髪の内部に浸透し、脱色したのちに髪を染色するという仕組みやその成分は基本的に同じで、どちらも染毛剤に分類されます。しかし、おしゃれ染めと白髪染めのカラー剤では、脱色力と染毛力のバランス染料成分に違いがあるのです。

おしゃれ染めは基本的に黒髪に使うので、メラニン色素を抜くために脱色力が強く染毛力は弱めになっています。また、茶~黒色の色素が配合されていないのも特徴のひとつです。一方で、白髪染めはもともとメラニン色素がない無色の白髪を染めるのですから、脱色力はそこまで必要なく、その代わり染毛力が高い成分を使用しているのです。そのため、白髪をおしゃれ染めで染めても染毛力が弱いために染まりにくいのです。明るい色になればなるほど染毛力は弱くなるので、明るいおしゃれ染めだけで白髪を染めようとしても、うまく染まりません。

>>ヘアカラー剤の種類や違いについてさらに詳しく知りたい方はこちらを参照

しかし、今は白髪を明るいトーンに染められる薬剤を各メーカーが開発し、販売されています。ただし、トーンが明るくなるほど白髪を染めるのは難しくなるので、しっかり隠したいという方は少し低めのトーン(7レベル以下くらい)がおすすめです。

>>ヘアカラーの色味やトーンについて詳しく知りたい方はこちらを参照

 

2 白髪染めで明るい色に染める方法4選

2-1 白髪染めでおすすめの色味

色出典:PIXTA

白髪を明るくしたいけど、派手過ぎるのは気後れしてしまいますよね。でも暗い色は嫌・・・。では、どんな色だと、歳を重ねてもおしゃれに見えるのでしょうか。

すばり、白髪染めにおすすめなのは「オレンジブラウン系」の色味です。この色味だと白髪への馴染みも良く、顔の肌色が明るく見える効果もあります。

2-2 白髪染めとおしゃれ染めを混ぜる

前述したように、白髪染めとおしゃれ染めでは染料成分などに違いがあるので、その両者を混ぜることで白髪も染まり、かつ全体的に明るい色味にすることができます。

2-3 白髪と黒髪それぞれを染めて明るくする

まずは、全体をおしゃれ染めで明るく染めます。明るいおしゃれ染めだと、根元の白髪が染まりにくく、目立つことも。そこで、根元の白髪には、再度明るめの白髪染めで染めることで、毛先にいくにつれて自然な明るさになるグラデーションのように仕上がります。

2-4 ハイライトを入れて白髪を紛らわす

全体にちらほらと白髪がある人におすすめなのが、ハイライトを使って白髪を目立たなくさせる方法です。細かなハイライトは自然な仕上がりになる上、ヘアスタイル自体に立体感も出て、今っぽくおしゃれで明るい髪色が維持できます。

教えて頂いたのは・・・「BiBi international店」店長/トップスタイリスト・平井敬美さん

平井敬美>>【美容師が教える】グレイカラーで白髪を明るく染める方法と気になる価格

 

 

3 白髪の量や髪質によって色味の選び方も変わる

髪出典:PIXTA

明るい白髪染めで染めた場合、白髪の量が少ない人に比べて量が多い人は仕上がりイメージが明るく感じるでしょう。

また、一般的に柔らかくて細い髪質の方が明るい色に染まりやすく、硬くて太い髪質は染まりにくいので、希望の色よりワントーン上(明るめ)の色を選択した方が良いです。

 

4 黒く染めた白髪を明るくすることはできるのか?

一度白髪染めで黒くしてしまった髪色を明るくするには、まず色を抜く(ブリーチ)作業をする必要があります。ただ、ブリーチは髪にとって大きな負担になるので、髪のダメージを進行させるというデメリットがついてきます。

 

5 明るい色の白髪染めは美容院とホームカラーどちらがおすすめ?

5-1 美容院で染める場合

美容院出典:PIXTA

5-1-1 美容院で白髪を染めるメリット

美容院で明るい色の白髪染めをすると、プロの技術と知識を持ったスタイリストが、自分の希望と髪質に合った薬剤を選び、適切なテクニックで施術してもらえるので安心です。明るい髪色に染めるということは、髪や頭皮への負担も大きくなりますから、ダメージを最小限に抑えるよう考えてくれます。

また、根元の白髪に対する薬剤と、表面の白髪でない部分に対する薬剤を分けて塗ったりメッシュを入れて全体を自然な色味にするなどの技術で、白髪を目立たせず明るい色の髪に仕上げてくれます。要は、色ムラが起こらずきれいな明るい色に染まるということですね。

5-1-2 美容院で白髪を染めるデメリット

美容院で白髪染めを行うと、市販の白髪染めで行うより費用がかかってしまいます。また、美容院に行くための時間を作ったり、美容院までの行き帰りの時間も要しますから、忙しい方だとなかなかその時間がとれないという可能性もあります。

5-2 ホームカラーで染める場合

ホームカラー出典:PIXTA

5-2-1 ホームカラーで白髪を染めるメリット

自分でホームカラーをするメリットは、なんといっても「リーズナブル」であること「美容院まで行く手間をなくせる」ことではないでしょうか。忙しくて美容院に行けず、気になる白髪がそのままなんていうことも、ホームカラーがあれば自分の好きな時間にさっと染めることができます。価格も1000円前後で買えるので、家計にもほとんど響かないでしょう。

5-2-2 ホームカラーで白髪を染めるデメリット

市販で明るい色の白髪染めが出ていますが、やはり自分でやるとなると、塗布できるところとできないところがあり、仕上がりに色ムラができやすくなります。また、塗布量が多すぎたり、放置時間が長すぎたりすると、髪や頭皮にダメージを与えてしまいます

次のページ >> 自宅で簡単に明るい白髪染めができるヘアカラーはこちら!

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