
唇が荒れてカサカサしたりかゆかったりすると1日中ブルーになりますよね。そんなときはリップクリームを塗れば大丈夫と思いがちですが、実はそうとも限りません。きちんとした対策をして適したリップクリームを使わないと、改善しないどころか悪化する可能性もあるのです。ひび割れやただれで痛い思いをする前に、正しいケア方法を学びましょう。
そこで今回は、唇が荒れる原因と正しい対策法について詳しく解説します。症状に合ったおすすめのリップクリームや、唇の荒れを一晩で治すスペシャルケアもご紹介しました。ぜひ参考にして、うるおいたっぷりのぷるぷるな唇を目指してくださいね。
◆ 最終更新日:2020年10月29日
1 唇が荒れやすいのはなぜ?
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カサカサ、かゆみ、ひび割れなど、誰しも一度は唇の荒れに悩んだことがあるのではないのでしょうか?実は、唇は体の中で最もトラブルが多い部位なのです。まずは、唇が荒れやすい理由について知りましょう。
1-1 外部刺激を受けやすいから
肌には紫外線などの外部刺激を防ぐバリア機能が備わっています。そのため、ケアがおろそかでもある程度の刺激には耐えることができます。しかし、肌と同じように露出しているにも関わらず、唇にはバリア機能がほとんどありません。そのため、肌に比べてダメージを受けやすいのです。
1-2 皮膚が薄いから
唇が赤いのは、薄い角層越しに毛細血管の赤色が透けて見えるからです。唇の皮膚はそれほど薄くできているため、ダメージを受けると症状を悪化させやすいのです。
2 唇が荒れる原因
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唇がデリケートな部位であることは分かりました。今度は、唇が荒れる原因について見ていきましょう。
2-1 乾燥
唇が荒れる1番の原因は乾燥です。空気が乾燥する冬場に唇がカサカサするのはそのためです。また、乾燥は紫外線によっても起こるので、夏場も注意が必要です。室内の乾燥を招くクーラーや暖房にも気をつけましょう。
2-2 内臓の冷え
体の内側、つまり内臓が冷えていると代謝に悪影響を及ぼし、血の巡りが悪くなります。血行不良はすぐに唇に現れます。唇の色が悪くなったり、荒れやすくなったりするので、体は冷やさないようにしましょう。
2-3 加齢
歳を取るにつれ、唇内のコラーゲンや水分の量は減ります。そのためカサカサしたり、縦ジワが増えたりして、より外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。また、血流も悪くなり、唇の色もくすみがちになります。
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