
毎日髪や頭皮を洗っているのに、かゆみや痛みを感じたり、頭皮に赤みが出てしまっているなんてことはありませんか?実は約70%の方が何らかの頭皮トラブルを抱えていると言われており、甘く見ているとあとで痛い目にあうかもしれません!かゆみや赤みの原因を早期に発見し、健やかな頭皮をキープして、いつまでも健康な美髪を保ちましょう。
Contents
1 一般的な頭皮の赤みの4つの原因
頭皮の赤みやかゆみの原因は様々あります。
ここではよく耳にする4つの原因をご紹介します。
1-1 パーマ液、ヘアカラー剤
パーマ液やヘアカラー剤の中には、肌に刺激が強いものも多く、人によってはその刺激が原因で頭皮が赤くなってしまいます。皮膚が元々弱い体質の方はもちろんのこと、長年カラーリングやパーマをしていたことによって頭皮や毛根がダメージを受け、頭皮が赤くなったり、抜け毛が増えたり、髪の毛が細くなったりしてしまいます。このようなことを感じたらカラーリングやパーマをすることは控えるようにしましょう。
1-2 紫外線
紫外線は、お肌にも髪にも大敵です。髪と髪の隙間にも紫外線は降り注ぐため、頭皮も日焼けしてしまいます。頭皮が日焼けしたり、乾燥したりするなどの症状がかゆみや赤みを発生させてしまう原因となります。
1-3 脂漏性皮膚炎
日常生活のバランスが崩れ、皮脂が大量に分泌されることで毛穴を塞いでしまい、その皮脂が酸化して頭皮が赤みを帯びて炎症を起こしてしまうのが脂漏性皮膚炎です。かゆみ以外にもフケが出る等の症状がある場合は、日常生活で改善するのは難しいため、医師に相談することが大切です。
1-4 紅斑
紅斑の症状は頭皮近くの毛細血管が拡張し、頭皮の下が透けて赤く見えるというものです。指で軽く押してみると赤みが消えるため、自己診断も簡単です。いつの間にかに消えてしまうことも多いのですが、長期にわたった場合、かみゆや痛み、化膿などの原因を引き起こすこともあるので早期発見と適切な治療がおすすめです。
2 皮膚トラブルを回避する対処法3選
1章でご紹介した頭皮トラブルの対処法を伝授します。これで、頭皮トラブルから解放されましょう!
2-1 日焼け止めスプレーや帽子
紫外線はお肌同様、髪や頭皮にも乾燥やかゆみなどの影響を及ぼします。スプレータイプの日焼け止めや帽子を利用し、1年中降り注ぐ紫外線をからしっかりと頭皮と髪をガードしましょう。
2-2 シャンプーやリンスはきちんと洗い落とす
低刺激のアミノ酸系シャンプーの使用をおすすめします。また、シャンプーやリンスをしっかりすすぎ、洗い流すことが大切です。すすぎ残しがあると、その成分に頭皮が反応し、赤みやかゆみにつながります。
2-3 血行促進
血行不良が原因で頭皮に赤みが帯びてしまうこともあります。最近ではパソコンやスマホの使用による肩こりや目の疲れが原因で頭皮の血行が悪くなってしまうケースが増えています。頭皮の血行を良くすることで、頭皮の赤みを抑えることができます。
《頭皮マッサージの方法》
1、こめかみから耳の上方にかけて両手の親指以外の四本の指をあてます。
2、耳を包み込むように親指を後頭部において固定します。
3、そのまま親指を固定した状態で、残りの4本の指で円を描くようにマッサージします。
頭皮の血行は下から上へ流れていますので、マッサージも血流に沿って下から上へと行うのが効果的です。
※運動をした直後や入浴後などに一時的に頭皮が赤くなることもありますが、これは血行がよくなって起こっていることなので大きな心配はいりません。
3 放置すると起こること
頭皮の赤みの原因は、ほとんどがシャンプーなどの日常的な生活習慣が原因です。赤みを放置すると抜け毛や薄毛を引き起こしますので、治らなければ皮膚科で診断して、早めに原因を知り、対処しましょう!
4 まとめ
普段自分の頭皮を見ることってなかなかありませんよね。でも、少しの異変に気付くことはとっても大切です。手遅れになる前に、頭皮に赤みが出ていないか、かゆみや痛みがないかを意識的にチェックすることで、将来の抜け毛や薄毛のお悩みを少しでも解決できるかもしれません。