
染めたばかりなのにすぐに白髪が目立ってきてしまう・・・そんな悩みはありませんか?
見た目の印象にも大きく影響する白髪はしっかりケアしたいですよね。そんな時にはカラーリング方法を工夫してみましょう。
今回ご紹介する方法は白髪を隠すだけではなく、上手に付き合いながらおしゃれに楽しむための方法です。ぜひ今日から白髪ケアに取り入れ、実践してみましょう!
Contents
- 1 なぜ白髪が目立つのか
- 2 頻繁な白髪染めは危険
- 3 セルフカラーにはどんなものがある?
- 4 失敗の少ない泡タイプのおすすめヘアカラー3選
- 5 白髪が目立たない染め方
- 6 美容室で染めるという選択肢も
- 7 リタッチでメンテナンスする
- 7-1 カラートリートメント
- 7-2 おすすめのカラートリートメント11選
- 7-2-1 フラガール / カラートリートメントリッチ
- 7-2-2 スカルプDボーテ / ヘアカラートリートメント
- 7-2-3 利尻 / ヘアカラートリートメント
- 7-2-4 ポーラ / グローイングショット カラートリートメント
- 7-2-5 レフィーネ / ヘッドスパ トリートメントカラー
- 7-2-6 ラサーナ / ヘアカラートリートメント
- 7-2-7 ルプルプ / ヘアカラートリートメント
- 7-2-8 DHC / Q10 クイックカラートリートメント
- 7-2-9 ラボモ / スカルプアロマ ヘアカラートリートメント
- 7-2-10 ルートヴァニッシュ / ヘアカラートリートメント
- 7-2-11 ドクターシーラボ / ヘアカラートリートメント スピード3
- 7-3 綺麗にリタッチする5つのポイント
- 8 白髪を隠せるスタイリング
- 9 まとめ
1 なぜ白髪が目立つのか
主張せずに隠れていてほしいところですが、白髪はすぐに目についてしまいます。それは髪色の差が大きく影響しています。日本人の多くは黒やこげ茶といった濃い髪色をしています。カラーをしているという方でも落ち着いた色味が多いのではないでしょうか。
そうした濃い髪色の中で真っ白な髪があるのですから、髪色の差が大きく目立ってしまうのです。また、白は膨張色ですので実際よりも太く主張して見えてしまいます。
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2 頻繁な白髪染めは危険
白髪が目立つ前に染めれば良いのでしょうが、あまり頻繁に白髪を染めるのは危険なのですぐに止めましょう。
白髪染めも普通のヘアカラーと同様にアルカリ剤でキューティクルを分解して、開いてから染料を髪に浸透させています。開いたキューティクルはすぐには元に戻ることができないので、髪の水分は蒸発しやすくなり、パサついて傷んでしまうのです。
これを頻繁に繰り返すとなると、髪がボロボロになってしまうのが想像できますね。白髪と同様に髪のダメージも見た目に大きく影響してきます。美しい髪を保ち、若々しくいるためには、頻繁な白髪染めは避けましょう。
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3 セルフカラーにはどんなものがある?
白髪染めを自宅で行いたいという時にはどのようなものを選んだら良いのでしょうか。
白髪染めにもさまざまな種類がありますので、タイプ別の特徴をご紹介します。
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3-1 失敗が少ない泡タイプ
泡タイプは自分で1剤と2剤を混ぜる必要がないので手軽に使うことができます。
ブラシなどで塗布するのではなく、シャンプーをするように手で直接揉み込んでいきます。
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3-2 しっかり染まるクリームタイプ
こちらは1剤と2剤を混ぜて使用します。髪を細かく分けながら付属の櫛で薬剤を髪に塗っていきます。
薬剤がねっとりとして垂れにくく、白髪部分に密着してくれるのでしっかり染めることができます。
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3-3 慣れてきた人向けの液体・乳液タイプ
液体・乳液タイプも1剤と2剤の2つの液体を混ぜて使用します。
薬剤の入ったボトルにブラシがついている場合が多く、ブラッシングをする感覚でそのまま髪に塗布することができます。
伸びが良く、髪全体になじませやすい反面、液体で垂れやすいのでセルフケアに慣れた人におすすめです。
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4 失敗の少ない泡タイプのおすすめヘアカラー3選
白髪染めヘアカラーはドラッグストアなどで市販の商品を手軽に購入することができます。
ここでは慣れていない人でも失敗が少なく、白髪をケアしやすい泡タイプの白髪染めから3商品を選んでご紹介します。
4-1 ブローネ / 泡カラー
表面だけではなく内側の白髪が気になる方に、染めている間中、消えずに留まるパワフル密着泡に改良されました。
毛髪保護成分であるシルクエッセンスや潤い成分のロイヤルゼリーエキスを配合し、指通りのなめらかな、しっとりとした質感に染め上がります。
販売価格 :¥704(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
カラー展開:全22色
4-2 サロンドプロ / 泡のヘアカラーエクストラリッチ
混ぜる手間が要らないワンプッシュタイプ。
気になる分け目や見えない後ろの髪にも馴染みやすく、よく密着するので、ムラなく染めることができます。
販売価格 :¥756(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
カラー展開:全15色
4-3 シエロ / ムースカラー
5つのケア成分で髪の状態を整えながら染めるので、艶やかでなめらかな仕上がりになります。
きめ細やかなムース状泡が髪に密着し、ムラなく染めることができます。
販売価格 :¥759(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
カラー展開:全16色
5 白髪が目立たない染め方
何度も染めることなく上手に白髪を隠すには他の髪と上手く馴染ませることが重要です。新しく白髪が生えてきてもそれが目立たないカラーリングをすることで、白髪染めを行う回数はグッと減らすことができます。そのためにはポイントを覚えておきましょう。
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5-1 色味を工夫する
白髪はその他の髪と色味の差を小さくすることで目立ちにくくなります。
明るい茶色に染めるというのでも良いのですが、これはメラニン色素特有の赤みが強く出てしまうという難点があります。白髪染めもおしゃれ染めヘアカラーと同様にメラニン色素を抜くのですが、完全に脱色するものではありません。そのため、染めた直後は綺麗な茶色をしていても色が落ちてくるとメラニン色素の赤みが出てくるようになるのです。
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5-1-1 アッシュ系
白髪染めの際におすすめしたいのがアッシュ系のカラーです。
アッシュとは灰色がかったくすんだ色のことを言います。明るさを抑えたくすんだ色味は白髪をぼかして目立ちにくくすることができるのです。また、青や紫などの色味が入った灰色になるのですが、この寒色系の色味がメラニンの赤みを抑えてくれるので髪色が赤くなってしまうのを防ぐこともできるのです。
アッシュブラウンなどを選択すると明るさを抑えた落ち着いた印象で、大人の女性でも使いやすいのも良いですね。
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5-2 染め方を工夫する
髪全体を1色に染めると、一時的に白髪は隠れるのですが、新しく生えてきた時には目立ってしまいます。
また、明るい色に染めている場合には染めている部分と伸びてきた根元の色がはっきり分かれ、いわゆるプリン状態になってしまいます。
このような状態を避けるには、立体的に染める手法を取り入れましょう。
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5-2-1 ハイライト
ベースとなる全体の髪色より明るい色を筋状に入れるカラーリング方法です。
白髪の多い部分に入れることで、白髪を隠すことができるとともに伸びてきた時にも明るい色に紛れて目立ちにくくなります。
特に白髪が目立ちやすい顔回りはローライトと呼ばれる暗いカラーを入れるとより主張してしまうので、ハイライトで明るくする方が良いでしょう。
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5-2-2 グラデーション
根元から毛先にかけて徐々に色を明るく変化させていく方法です。
髪全体に陰影をもたらし、立体感が出るので白髪が目立ちにくくなります。ハイライトや次にご紹介するウィービングが明るい色を筋状に入れて華やかな見た目になるのに比べ、自然な色の変化ですので、落ち着いた印象にしたい方にもおすすめです。
また、根元部分は濃い色味なので、髪が伸びた時に地の髪と染めた部分との境目が目立たないのも良いですね。
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5-2-3 ウィービング
こちらも髪全体に明るい色と暗い色を筋状に入れるものですが、ハイライトよりも細い毛束になります。
明るい色と暗い色、白髪が混ざることで白髪が目立たなくなります。染めて隠すのではなく、残したまま混ぜ込み、濃淡の一部とすることができるので、白髪を生かしたカラーリング方法と言えます。
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6 美容室で染めるという選択肢も
染めムラや染め残しといった技術的な問題が解消されるのはもちろん、カラー剤の調合も個々の髪質やコンディション、希望色をもとに調合してくれて、施術、その後のダメージケアまでしっかりしてくれるので、言うまでもなく綺麗に染められますし、髪への負担も最小限で済みます。
普段使いは手軽なセルフカラーだったとしてもイベントごとや人前に出る「ここぞ」という時は、美容室でプロに染めてもらいましょう。
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7 リタッチでメンテナンスする
上手に白髪を隠すと言っても根元から伸びた白髪を放置しているとさすがに目立ってしまいます。
そんな生え際の白髪が増えてきたら、リタッチを行いましょう。美容室で染め、自分でリタッチなどのメンテナンスを行い、カラーリングを長持ちさせましょう。
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7-1 カラートリートメント
リタッチにはカラートリートメントがおすすめです。
シャンプー後のトリートメントの要領で白髪を目立たなく、ケアすることができます。
髪の表面に染料を浸透させるので、キューティクルを開いたり脱色したりすることがなく髪を傷めずに染めることができます。
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7-2 おすすめのカラートリートメント11選
カラートリートメントも種類が豊富になってきました。そんな中でおすすめしたい商品を11ブランド、紹介します。
7-2-1 フラガール / カラートリートメントリッチ
ハワイアンボタニカルとして、マカデミアナッツやココヤシ果実エキスが配合されています。
チューブの先端が細くなったとんがりチューブと、専用コームで手が汚れにくくなっているのが特徴です。
通常価格:¥3,456(税込) ※2018年2月 公式サイト調べ
内容量 :170g
カラー :5色(ブラウン・ダークブラウン・ブラック・ディープブラウン・ディープアッシュ)
7-2-2 スカルプDボーテ / ヘアカラートリートメント
浸透型コラーゲンを配合することで毛髪内部にしっかりカラーを行き届かせる上に、3種類の天然由来色素をブレンドして深い色味を表現。
ヒアルロン酸やアルガンオイルを配合し、外側からしっかりコーティング。艶やかで美しい髪に導いてくれます。
販売価格:¥2,800(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
内容 :200g
カラー :4色(ナチュラルブラック・ダークブラウン・マロンブラウン・ローズブラウン)
7-2-3 利尻 / ヘアカラートリートメント
無添加・ノンシリコンの利尻シリーズ。
潤い成分の天然利尻昆布エキスをはじめ、天然由来の植物由来成分配合で髪や頭皮に優しく染めることができます。
販売価格:¥3,240(税込) ※2018年2月 公式サイト調べ
内容量 :200g
カラー :4色(ライトブラウン・ナチュラルブラウン・ダークブラウン・ブラック)
7-2-4 ポーラ / グローイングショット カラートリートメント
髪のダメージを補修して、ハリとコシのある髪に整えてくれます。
毎日使用しなくても色づくので、コスパが良いという声が多数ある白髪染めトリートメントです。
販売価格:¥3,132(税込) ※2018年2月 公式サイト調べ
内容量 :200g
カラー :2色(ブラック、ブラウン)
7-2-5 レフィーネ / ヘッドスパ トリートメントカラー
白髪同様、年齢を重ねるにつれて増える髪悩みのひとつが「薄毛」です。
髪の毛は健康な頭皮があってこそなのでまずは頭皮をしっかりケアする習慣をつけることが大切です。
こちらの商品は育毛成分のパンテノールをはじめ、頭皮をケアするための成分が8種類配合されています。
販売価格:¥3,600(税込) ※2018年2月 公式サイト調べ
内容量 :300g
カラー :5色(ダークブラウン・ライトブラウン・マロンブラウン・ローズブラウン・ナチュラルブラック)
7-2-6 ラサーナ / ヘアカラートリートメント
髪の内側と外側をダブルで染める2種類の染色成分が配合されており、髪内部までしっかり浸透し、退色しにくくなっています。
販売価格:¥3,024(税込) ※2018年2月 公式サイト調べ
内容量 :180g
カラー :1色(ダークブラウン)
7-2-7 ルプルプ / ヘアカラートリートメント
髪の毛を染めるのと同時に頭皮ケアもできるカラートリートメントです。
昆布に含まれている保湿力と自己修復力がある「フコイダン」で健やかな髪の毛、頭皮を維持することができます。
販売価格:¥3,240(税込) ※2018年2月 公式サイト調べ
内容量 :200g
カラー :5色(モカブラウン・ブラウン・ダークブラウン・ソフトブラック・ナチュラルブラック)
7-2-8 DHC / Q10 クイックカラートリートメント
コエンザイムQ10配合。年齢を重ねた髪を艶やかな美髪にしつつ、白髪を染め上げてくれます。
販売価格:¥2,883(税込) ※2018年2月 公式サイト調べ
内容量 :235g
カラー :3色(ブラック・ダークブラウン・ライトブラウン)
7-2-9 ラボモ / スカルプアロマ ヘアカラートリートメント
美容保湿成分で髪のツヤ・指どおりをなめらかにし、アロマの香りで癒されながら白髪を染めることができます。
販売価格:¥2,916(税込) ※2018年2月 公式サイト調べ
内容量 :200g
カラー :3色(ナチュラルブラック・ダークブラウン・ブラウン)
7-2-10 ルートヴァニッシュ / ヘアカラートリートメント
世界的なマスターカラーリストKAZUMIがカラー監修を務める白髪染めトリートメントです。
販売価格:¥4,980(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
内容量 :150g
カラー :3色(ダークブラウン、ブラック、ライトブラウン)
7-2-11 ドクターシーラボ / ヘアカラートリートメント スピード3
皮膚の専門家がこだわった白髪ケアとして、髪や頭皮にやさしいことを特徴としています。
染毛時間が従来の10分から3分へと短縮され、3回ほどの使用で綺麗な色に染まったと実感することができます。
販売価格:¥3,456(税込) ※2018年2月 Amazon調べ
内容量 :235g
カラー :3色(ライトブラウン、ダークブラウン、ソフトブラック)
7-3 綺麗にリタッチする5つのポイント
カラートリートメントは髪を傷めずに、手軽に白髪ケアができるのですが、1度では色が入りきらないという点もあります。
上手に染めるコツをしっかり押さえておきましょう。
出典:PIXTA
7-3-1 乾いた髪に塗布する
濡れた髪よりも乾いた髪の方がしっかり染まります。
皮脂や整髪剤が髪に付着していると染料が浸透しませんので、染める直前にはシャンプーをしてドライヤーで乾かしてから使用しましょう。
入浴時に使用する場合には、シャンプー後にしっかりとタオルドライをして余分な水分を取り除いてから使用すると良いでしょう。
出典:PIXTA
7-3-2 たっぷり使用する
トリートメントの量が少ないと十分に浸透することができません。たっぷりと使用してしっかり染めましょう。
7-3-3 放置時間をしっかりとる
塗布後の放置時間が短いと十分に浸透しません。パッケージに記載されている時間は必ず放置しましょう。
1度は既定時間で使用して、かゆみやかぶれなどの異常が出なかった場合には好みに応じて記載時間よりも長めに置いても良いでしょう。
出典:PIXTA
7-3-4 温める
室温は20℃以上を保ち、温かい状態で使用しましょう。塗布後にはシャンプーキャップをかぶる、ラップを巻くなどするとより効果的です。
7-3-5 しっかり乾かす
髪を濡れた状態で放置すると髪についた染料がどんどん流れ出てしまいます。タオルドライ後にはドライヤーも使用してしっかり乾かしましょう。
出典:PIXTA
8 白髪を隠せるスタイリング
染めるだけでなく、工夫次第では髪型でも白髪を目立ちにくくすることができます。
カラーだけでなく、スタイリングも併せて工夫してみましょう。
出典:PIXTA
8-1 顔回りの髪はおろす
顔回りの髪をアップにすると生え際の白髪が目立ってしまいます。前髪は厚めに作り、まっすぐおろすことで生え際をカバーしましょう。
また、アップスタイルにする場合にも顔回りの髪はおろしたままにすると良いでしょう。
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8-2 分け目は作らない
分け目をしっかり作ってしまうと生え際の白髪が目立ちます。分け目は作らない、もしくはギザギザにしてぼかしておきましょう。
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8-3 ふんわり感を出す
ストレートの髪はサラサラと動きやすく、奥の白髪が出てきたり、頭頂部の分け目が開きやすくなったりします。
パーマをかけて髪をふんわりさせると全体的に動きが出て生え際を目立たなくさせることができます。
また、陰影が出るので伸びてきた白髪もカモフラージュすることができます。
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9 まとめ
しっかり染めて綺麗に隠してもいつの間にか増えて目立ってしまう白髪。女性にとって頭を悩ませるこの問題も比較的簡単に解消することができます。
白髪を染めるということにとらわれすぎずに、白髪を受け入れてなじませることで目立たせずに隠すことができるのです。
歳を重ねるとともに避けては通れないものだからこそ、おしゃれを楽しみながら白髪と上手に付き合っていきたいですね。