【永久保存版】白髪染めの頻度でお困りのすべての人へ

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4-1 50代以降

年齢を重ねていくごとに毛髪の量や伸びる量も変わってきます。それに伴い、新たに部分染めをする機会や回数は減少してくると思います。

50代以降の人は2,3ヶ月に1回の全体染め、3週間または1ヶ月に1回の部分染めで十分です。これまでの経験と自分に合ったやり方を考えて行えばより良い自分に合った頻度が見つかると思います。

4-2 40代

一般的には白髪が増えてくると言われている年代です。髪は1ヶ月に約1cm伸びるので、3週間もすればおでこの生え際やもみあげ部分、頭頂部などに新しく伸びてきた部分が気になる人も多いのではないでしょうか。

まさにこの年代からは『2ヶ月に1回』という頻度がベストです。毎月染めると髪を傷めてしまいますし、3ヶ月も間隔を空けると白髪が目立ってしまう、といった理由からです。頻度が多いと出費もかさみます。どうしても白髪が気になる人は、美容室での『リタッチ』か部分染めを自分で行うことをおすすめします。

4-3 20~30代

比較的若い年代で白髪が気になり始める人も多くいらっしゃると思います。若い年代での白髪染めに関する注意点は以下の2点です。

◆むやみやたらに白髪染めに依存することは絶対に控える
◆品質の悪い白髪染めを使うことは控える

若い年代の人の場合は白髪が気になりすぎて、頻度を上げて染色剤を使ってしまう、というケースがよくあります。しかし、白髪染めの染色剤の中には少なからず髪や人体に対して有害な物質が入っています。年間12回の白髪染めを行うと考えると、10年で120回、20年で240回も髪に染色剤を塗ることになります。それで必ず被害が出るというわけではありませんが、とてつもない回数になるというのは想像ができます。

ではどのように対処すればいいのかという疑問に対する回答は、

『できる限り髪と肌に優しい白髪染めを使う』
『白髪染めトリートメントを活用する』

ことです。

加齢による白髪を物理的に止めることは難しいですが、若い年代であれば環境整備(生活習慣の改善、ストレス軽減、禁煙、紫外線を避けるなど)によって白髪の状態が良い方向に変わる可能性もありますので、できる対処はしていくと良いでしょう。お洒落のためのカラーリングなどもあると思いますが、頻度に関しては「全体染めは2ヶ月に1回、部分染めは3週間に1回」を目安に行ってください。比較的ダメージの少ない「ヘアカラートリートメント」は美容室と美容室のつなぎにもおすすめできますよ。

実際に現役美容師さんがモデルさんにヘアカラートリートメントを使用したこちらの記事もご覧ください。

平井さんフラガールリッチを BiBi international トップスタイリストの平井 敬美さんに試していただきました!

 

5 白髪染めの頻度に関するマメ知識

マメ知識出典:https://pixta.jp/

5-1 白髪染めに関する時間

白髪染めをする上で気になるポイントの1つが『どれぐらい塗布時間』を置くか、という点ではないでしょうか。これは個人の髪質にも左右されます。

5-1-1 放置する時間

一般的には、室温20~30℃の空間で15~20分程度放置をすると綺麗に染まると言われています。しかしこの時間はあくまで目安で髪質、髪のダメージ状態、白髪の量などで変わってきます。

5-1-2 個人の髪質など

2パターンに分けて考えると分かりやすいです。

塗布時間

5-2 平均的な予算や年間に発生する費用

こちらは白髪染めを『自宅で行う』のか『美容室で行う』という2つの方法で大きく変わってきます。

5-2-1 自宅で行う

自宅で行う場合に発生する費用は『染色剤の購入』のみです。一般的に市販されている染色剤は600~1,200円程度です。これを全体染めでは2ヶ月に1回、部分染めでは3週間に1回行います。

市販の染色剤を口コミやコスパを組み合わせてランキングした記事はこちら>>

ランキングした記事【美容師が教える】白髪染め市販品のおすすめランキング18選|選び方・染め方

 

 5-2-2 美容室で行う

美容室で白髪染めを行うと1回で約6,000~10,000円程度がかかります。2ヶ月に1回行くと考えると、年間の費用は以下になります。

1回6,000円×年間6回(2ヶ月に1回) = 36,000円

この価格に美容室までの移動費などもかかります。

5-3 白髪染めとヘアカラーの違い

「白髪染め」と「ヘアカラー」の違いをご存知ですか?簡単に説明すると、白髪染めは『色素のない髪の毛に色味を入れる染め方』で、ヘアカラーは『黒髪の色を脱色させて色味を入れる染め方』です。そのため、「染めるだけ」なのか「色を抜いて染める」のかという違いになります。

その証拠に白髪染めでは『黒髪』の部分は全く染まらず、白い髪だけが黒く染まります。※白髪染めでも明るい色に染められるという商品もあります。

白髪染めでも明るい色に染められる【美容師に聞く】白髪を明るい色に染める方法&市販の明るい白髪染めおすすめ7選

 

また、昨今では白髪染めをする方の気持ちを考慮し、市販の白髪染めアイテムを『グレイカラー』と呼んでいることも多くなっています。

自宅で白髪染め

市販の「白髪染め」ランキング記事はこちら>>自宅で白髪染めオススメ[ヘアカラートリートメント7選編]


市販のヘアカラー市販の「ヘアカラー」ランキング記事はこちら>>市販のヘアカラーで髪を傷めない方法!おすすめのヘアカラー7選

 

5-4 白髪が染まるメカニズム

1剤2剤式のヘアカラーは次のような仕組みで髪を染めます。

5-4-1 キューティクルを開き混合液を浸透

1剤と2剤を混ぜて混合液を作った後、時間を置かずに髪に塗ります。アルカリ剤の作用で髪の表面を覆っているキューティクルを開きます。その開いた部分から1剤と2剤の混合液が髪の内部に入り込みます

5-4-2 メラニン色素を脱色

黒髪の色の元となっているメラニン色素が2剤の過酸化水素水の作用によって脱色されます

5-4-3 発色

髪の内部で発色した染料によって明るい色になります。

5-5 ”1剤と2剤”の役割

白髪染めもヘアカラーも1剤と2剤の2つに分かれています。

・1剤:色の元となる色素がメインで配合されており、アルカリ剤と言われます。
・2剤:脱色効果がある過酸化水素水です。

混ぜた後は保存ができません。1剤と2剤を混ぜることで染料の塊同士がくっつき大きくなります。(これにより髪内部から外部に流出しなくなるため、色が定着します。)染料の塊が小さいうちに髪内部に浸透させないと、色素同士の結合がどんどん進行し、キューティクルの隙間から入れないくらいの大きさになってしまうからです。

 

6 まとめ

いかがでしたでしょうか?まずは白髪になるメカニズムを理解し、自分の髪質と生活環境に向き合うことが非常に重要です。

白髪染めの頻度については髪質や年代などによって変わってきますが、やはり目安は『2ヶ月に1回の全体染め、3週間に1回の部分染め』となります。ぜひ自分に合うやり方を見つけて実践してみてください!

 

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